Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

長万部駅 函館本線 8月26日 2019年

2020-02-27 | Weblog
北海道旅行2日目は「長万部駅」からスタートです。

ホテルを7時頃にチェックアウト。

東室蘭から道央道を函館方面に引き返します。

非効率的ルートですが友達との「飲み」優先ですから仕方ありません。



「長万部駅」には8時頃に到着。

ハチ君を駐車スペースに停め駅本屋を鑑賞します。

まだ朝が早くて乗降客の姿はあまり見えません。



駅前ロータリーの様子です。

遠くに見える道路の突き当りが国道5号線です。



発車標の表示

函館行き普通列車の出発が近いようです。

駅構内の観賞はスルーします。

「長万部駅」にわざわざ立ち寄ったのは二大路線の重要な分岐点であるからです。

函館本線は「倶知安」を通り「小樽駅」へ向かい、室蘭本線は苫小牧駅を経て「岩見沢駅」へと向かう路線です。

本日は「函館本線」の観賞の続きで、各駅を鑑賞しながら「小樽駅」へ向かいます。



8月26日の走行軌跡です。



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黒岩駅 函館本線 8月25日 2019年

2020-02-25 | Weblog
「黒岩駅」というといかにもどこにでもありそうな普通の?駅名と思えます。

*実際には「黒岩駅」って名称は他には無さそうです。

いつもお世話になっている 北海道新聞社刊 「北海道 地名分類字典」 によりますと 「クンネkunne・シュマsuma = 黒い・岩石」のアイヌ語の音に漢字をあてたようです。

アイヌ語が源流だとは思いませんでした。



あれ? さっき見てきたような…

「野田生駅」によく似た駅待合所です。

多分基本構造は共通なのでしょうね。



駅前を見ます。

たっぷりとスペースが取られていてハチ君の駐車もとても楽です。

その先に見える一時停止の標識が国道5号線です。



待合所の中を見ます。

プラスティック・ベンチにはクッションが置かれています。



ホームの観賞をしていると1番線をDF-200型の機関車が轟音をあげて通過して行きます。

このDF-200型って北海道の貨物列車を牽引する姿を見ますが、あの クルーズトレイン「ななつ星in九州」の牽引機関車でもあります。

メタリックなロイヤルワインレッドに塗られ華燭された「ななつ星」と働く列車の代表格の機関車が同じ DF-200 形とはとても思えません。



2番線ホームから「山崎駅」方面を見ます。



こちらが「国縫駅」方面となります。

1番線、2番線ホームは構内踏切で連絡します。

駅構造は2面3線ですが 中線は撤去され2面2線構造となっています。

このところ跨線橋駅が無いので体が楽で助かります。



ホームを鑑賞していると今度は下り線を DF-200形機関車が貨物列車をけん引して通過します。

結構トラフィックが濃いです。



コンテナを積んだ貨物列車が通過するところを撮影するフリをしてさりげなく「自撮り」しています。

ミラー隅っこにオジサンが写っています。



時間はまだ3時ころですが…今日の観賞はここまでです。

普通、キリの良いところで「国縫駅」まで取材するのでしょうが、国縫駅は昨年も観賞していますし…

それに本日は室蘭の友人と「飲み」の約束があります。

ホテルにチェックインしシャワーくらいしてから飲みに出掛けたいのです。

黒岩駅から東室蘭までおよそ1時間半くらいの距離です。

気分はもうビールの方に傾いています。



函館から東室蘭まで、走行距離 274Km 平均燃費は 14.7Km となっています。

チマチマ走った割にはハチ君はよく走ってくれています。

*燃費の話です。

ようやく函館本線観賞第一日目の記事が書き終えました。

このペースだと本年も9月の出発までに全部の記事を書き終えることは絶望的ですね。




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山崎駅 函館本線 8月25日 2019年

2020-02-19 | Weblog
南雲駅次駅「山崎駅」にやってきました。

この駅名は「やまさき」と濁点のつかない読みです。

八雲駅と山崎駅の間には「鷲ノ巣駅」がありましたが2016年に廃止され「信号場」となりました。

2016年に「鷲ノ巣駅」を鑑賞に行きましたが…すでに駅待合所は撤去されていました。

2016年鷲ノ巣駅の記事はこちらから。



海が近いです。

海岸線までは150mほどでしょうか…



駅前から国道5号線を見ます。

駐車スペースは十分に取られています。



これはトイレ棟のようですが、あまり利用されているようには見えませんでした。



海抜を示すプレートには「海抜4m」の表示。



待合所内部です。

ちょっと雑多な雰囲気があります。

ブルーシート上の台には「雪かき」の用具が置かれています。

真夏でも「どうせ使うから…」と所定の場所に置かれたままになっているようです。



待合所からホームに出ます。

無人駅ですし、待合所を通らずに「フリーアクセス」でホームに出られます。



ホームから「八雲駅」方面を見ます。



こちらが「黒岩駅」方面となります。



1番線ホームに立つ駅名標。

2番線に立つ駅名標とはずいぶん雰囲気が異なります。



ホーロー製の駅名標

「これでもか!」ってくらいありったけ張り付けてあるみたいです。


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八雲駅 函館本線 8月25日 2019年

2020-02-19 | Weblog
昨年も「わがまちご当地入場券」の購入で立ち寄った八雲駅に到着です。



駅前には「顔はめパネル」とか「顔出しパネル」とか呼ばれている観光地などでよく見かける遊具?があります。

八雲駅に設置されているこのパネル…

尾張徳川家当主 徳川慶勝公 と 矩姫 です。

尾張徳川家第17代当主 徳川慶勝公は開拓のために八雲町発展の礎を築き、まさに「八雲町の顔」として親しまれている方です。

また、尾張徳川家第19代当主 徳川 義親(とくがわ よしちか)はスイス旅行で購入してきた木彫の熊を八雲町に送り、冬の道民の収入源として活用させたとあります。

全道で見かける「木彫り熊」は八雲町がルーツと語っているようです。

駅舎駅名標はホタテ貝をデザインしたものです。

八雲町は太平洋側、日本海側に面し漁業が盛んな町です。

太平洋側ではホタテ漁が盛んで、漁獲高の7割を「ホタテ漁」が占めるホタテの町だそうです。*八雲町ホームページより引用



たまたま一台分のスペースがありました。

主要駅駅前駐車スペースは結構倍率高いです。

たまの観光客的利用者としては「有料駐車場」の方が使いやすいのですが…



とても綺麗に整備されている待合スペースです。

北海道新幹線の新駅として「新八雲駅」が計画されています。

函館駅などと同様、現八雲駅から離れた別の地に新駅が開設される予定です。


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日本水準原点標庫 国会前庭園内 2月15日 2020年

2020-02-17 | Weblog
国会議事堂正門前の交差点を通ると、その向かい側の緑の広大な敷地(公園)が気になっていました。

「都会の超一等地の公園って何だろう…」と。

「彦根藩井伊家上屋敷」そして「参謀本部陸地測量部」などを経て、現在は「憲政記念公園」となった「永田町1丁目1番2 国会前庭園」に「日本水準原点標庫」があります。



最初に訪れた2020年2月9日は整備工事中で標庫を完全な姿で観賞することが出来ませんでした。



日を改め2月15日に再訪しその姿を正面から観賞することが出来ました。

非常に荘厳な佇まいです。

日本水準原点標庫は2019年12月 重要文化財に指定されました。



菊の紋 と右から左へ「大日本帝国」と刻まれた装飾。

今ある国内建築物で「大日本帝国」と堂々と表しているものはごく珍しいのではないでしょうか?



屋根上の装飾…なんとなく見たことのあるカタチです。

「菊水紋」のようにも見えますし、豊臣秀吉の「兜飾り」のようにも見えます。

水準点の標庫ですから海水面を表しているのかも知れません。



標庫の「扁額」には「水準原点」*読めませんが多分そう刻まれてあると想像します。



その下に銅製の立派な扉が設えられています。

赤矢印が「キーホール」となっていてこの扉を開くと奥に水晶板に刻まれた「水準原点」が格納されているそうです。

6月3日が「測量の日」と制定されていて、毎年5月の最終週に標庫が一般公開されるそうです。

今年チャンスがあればぜひ「水準原点」を見てみたいものです。



こちらは標庫の「バックドアー」です。

表の表情とは異なりとても「事務的」なドアーですが、この扉の中にさらにオリジナル?の扉があるようです。



さて水準原点ですが…東京湾平均海面をゼロ・メートルとしたときの「標高」を定めたものが「水準原点」とされているそうです。

以前、川巡りをしていた時には「A.P」という表示をよく見かけました。

これは「Arakawa・Peil」という基準面のことですが、東京湾平均海面を「T.P Tokyo Peil」と呼ぶそうです。

「Peil」 とはオランダ語で「基準面」ということです。

*川歩きの時に得た知識です。

標庫に保管されている水準原点は、東京湾平均海面から標高24.5000m に設置されたのですが…なんと!

「関東大震災」そして「東日本大震災」の2度の地震で水準原点の標高が変わってしまったそうです。

現時点での原点の標高は 24.3900m 何だそうです。*園内の石板の解説より引用



標庫の正面に設置されたコンクリート製の円柱

これは標庫の水準原点に刻まれた目盛りを観測する際に水準儀を設置する台座のようです。



円柱台座の中心には500円玉大の金属(多分銅製?)が埋め込まれています。

この位置に水準儀をセットするのでしょう。



この写真は2月9日に訪れた時のものです。

標庫と円柱の間にプレハブが設置されていて標庫正面を鑑賞することが出来ませんでした。



標準原点について記された石板。

磨き上げられた石板には周囲の景色や撮影者が映りこんでしまいカメラマン泣かせであります。

「沈下したため新たに、24.3900メートルに改正した 」と結ばれています。



もう一つ、鑑賞の目的があります。

それは「水準原点付属点」です。

もし何らかの理由で水準原点に異常をきたした場合、周囲に配置された付属点から水準原点を復元できるように配された装置です。

これは「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」の5つが配置されています。

まずは順番に「甲付属点」を見てみます。

「1等水準点」と記されています。



位置関係はこうです。

標庫正面で植え込みの間の通路上にあります。

ボーイスカウトの子供たちと引率の方々で賑わっています。



次に「乙一等水準点」



標庫との位置関係です。



「丙一等水準点」



標庫の右側通路上に位置します。



「丁一等水準点」は他の付属点より低い位置にあり、露出しています。



正面は「一等水準点」

地面に埋もれていて全部は読めませんが…



右側面です。

「基」と「本」のように見えますがよくわかりません。



裏面は「No 丁」と彫られているようです。



左側面

「地理調」とまでは読めますが…



頭部には丸い突起が彫られています。



位置関係です。

「櫻の井」の道路を挟んだ向かい側に位置します。



「櫻の井」の由来が記されたプレート。

加藤清正が掘った井戸と伝えられていると説明されています。



最後が「戊一等水準点」



これは標庫から一番離れた位置で、憲政記念館テラス前の植え込みの中にあります。



他に「四等三角点」



これは標庫から噴水?を挟んだ通路にありました。



「霞が関公園」と鋳造されたマンホール蓋…なぜでしょう?

先に「蓋」を作ってしまったってことでしょうか?



時計塔もあります。



憲政記念館建設と同時に作られたようです。

13時のチャイムは聞きましたが、22時のチャイムは現在も鳴らしているのでしょうか?

周囲に住宅地はありませんから、騒音苦情などの心配はなさそうです。

この塔のデザインは「三権分立」を象徴してるそうです。



時計塔の内側にはスイス時計工業会?から送られた時計であることを記す銅板があります。

*現在は国産のムーブメントに変えられているようです。



31.5メートルの時計塔を見上げるとこのような迫力です。



アースマークの標柱もあります。



「甲一等水準点」脇の植え込みの中にありました。

何のためのアースなのかは分かりませんでした。



一旦、公園から出て国会議事堂正面交差点を渡ります。



国会前庭園は道路によって二つに分かれています。

今、見てきた水準原点標庫などがあるのは「公園北地区」で、もう一方は「南地区」となっています。

都会の超一等地とは思えない静寂

素晴らしく気持ちの良い公園であります。



再び「公園北地区」に戻ります。

枯れ木の中に一点、ピンクの花を咲かせた木が見えます。

「河津櫻」です。

散歩で公園に入って来た人がスマートフォンのカメラを向けます。



こちらは9日に撮影した同じ河津櫻です。

やはり花は青空のバックが映えますね。



憲政記念館テラス前の木にボサボサ頭の鳥(ヒヨドリ?)が日向ぼっこをしています。


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山越駅 函館本線 8月25日 2019年

2020-02-12 | Weblog
非常に個性の強い駅本屋の山越駅です。

いつかは訪ねてみたいと思っていました。



理由はこの本です。

赤矢印のところ。

表紙に山越駅が掲載されています。

毎年の北海道旅行のお供に携えている信頼の書籍です。

北海道新聞社刊「北海道 鉄道駅 大図鑑」です。



これまでに何度も写真で見ていますから、初めて対面するような気がしません。

*写真で見て想像していたとおりであります。

駅本屋前には関所を表す冠木門が設えられています。

海抜を表示する看板も全体のイメージに合わせたデザインです。

駅に到着すると、芝刈り後の強い草の香りが漂っています。

年配のご夫婦?らしき方々が芝刈りの芝を集めて一輪車に乗せて始末していました。

業者の方なのかボランティアの方なのかわかりませんが、地域のシンボルとして駅が愛されているのが伝わります。



「山越駅」のすぐ近くに「山越内関所跡」があります。

江戸時代、和人とアイヌ民族が暮らす地の境に日本最北の「関所」が設けられました。

これが「山越内関所跡」史跡として残されています。

*リサーチ不足で当日はその存在を知らずにスルーしてしまいました。

勉強不足で残念です。



山越駅構内に設置された由来を説明する看板。

山越内関所跡について「これより函館方450m国道沿いの諏訪神社鳥居のある一帯」と説明されています。

最後まで読んでいませんでしたね。

人の話を最後まで聞かない性格が露呈しています。



山越駅前のスペースです。

国道すぐ脇でクルマを停めるにも十分なスペースが提供されています。



駅入り口にはこんな看板?が…

大きい方は「山越停車場」そして小さい方は「山越駅」と立派な毛筆で書かれています。



待合所前に立ち眺めます。

そうですね…予備知識なしにこれを見たら「駅」とは想像できません。



待合所内部

天井の照明器具のガードも雰囲気を合わせてデザインされています。



ホームに出ます。

山越駅も跨線橋はありません。

内心、ホッとしています。

こちらは「野田生駅」方面となります。



そして、次駅は「八雲駅」です。



ホーム側から見た「山越駅」

確かに「関所」っぽく見えますね。



北海道ローカルの代表的存在キハ40形がやってきました。

どんな背景にもすごく綺麗に馴染んで素晴らしいです。

大好きです。



八雲駅へゆっくりと走って行くキハ40形

乗降客はありませんでした。

2面3線の駅構造ですが、中線は撤去されています。

1番線 2番線は構内踏切で連絡しています。

ホーム終端は夏草が繁茂し覆いかぶさってくるような勢いです。



もう一棟、立派な建物があります。

「何だろう?」と観察すると、「トイレ棟」でした。

入り口照明器具には「厠」とプリントされています。

かなり気合の入ったトイレ棟であります。

さて…八雲駅へ向けて出発です。


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野田生駅 函館本線 8月25日 2019年

2020-02-07 | Weblog
あれ?どこかで見た覚えがあるな…

そうでした、「石倉駅」とそっくりですね。



野田生駅も海岸線から少し奥まったところにあります。

駅前からは直接海岸線を見ることはできません。



駅前ロータリーこそありませんが広々としたスペースが取られています。

広々スペースにはトラックまで駐車しています。

このトラック…ホタテ貝の貝殻を積んでいるように見えます。

*オホーツク海側の国道を走っているとこのホタテトラックをよく見かけます。



待合室内も先ほどの「石倉駅」とほぼ一緒です。



待合室を通り抜けてホームに出ます。



こちらが「落部駅」方面となります。



そしてこちらが「山越駅」方面となります。

ちょっと雲が厚くなってきて天気が心配です。



1番線 2番線は構内踏切で連絡します。

このところ「跨線橋」が無いので体力的にはホッとしています。

跨線橋の観賞はそれが連続するとちょっとしんどいですよ。



2番線ホームから1番線ホームと待合室を見ます。

北海道ローカル駅のゆったりとした良い雰囲気が感じられます。

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落部駅 函館本線 8月25日 2019年

2020-02-05 | Weblog
落部駅は初めて立ち寄ります。

「落部」という地名は道央道落部インターチェンジでお馴染みです。

落部インターチェンジが開業するまでは、国道5号線を長万部まで走っていたことを思い出します。

その頃の交通事情を思い出すと北海道の高速道路網も劇的に便利になったものです。

それが鉄道網の衰退の一因となったのも皮肉なものです。



ずっと海岸線沿いを走ってきた函館本線ですが、「落部駅」は海岸から少しだけ離れたところにあります。

落部インターチェンジが建設されるほどの集落ですから、駅舎もさぞ立派なものかと想像していました。

切妻屋根に入り口上部に飾り屋根が付いた建物は…地味です。

「そうか…これが落部駅かぁ」といった印象です。



駅前には小さなロータリー?があり、そこに一本植樹されています。

「ん?もしかして…」

近寄って観察してみました。



北海道の駅に好まれて植樹されたあの「いちいの木」か?

葉は細長く厚みがあり「ぽってり」としています。

さすがにこの特徴的な「イチイの木」は識別できるようになりました。

北海道では「イチイの木」→「一位の木」ということで好まれたようです。

また「おんこ」とも呼ばれ親しまれた木であります。



駅舎前のスペースにハチ君を停めます。

特に「駐車スペース」としては提供されてはいませんが…「この辺りなら邪魔にならないかな…」と停めさせていただきました。

取材中は誰も来ませんでした。



駅待合室です。

ベンチの多さから、利用客の多さが偲ばれます。

これだけ立派な駅施設の落部駅ですが、2019年10月1日より「無人駅」となります。



取材日は2019年8月25日でした。

この時点では「簡易委託駅」でありましたので、窓口業務も行われているようでしたが人の姿はありませんでした。

日曜日だったからでしょうか。



駅待合室を通りホームに出ます。

駅舎は表側の顔よりホーム側のこちらの顔の方が素敵です。



ホーム「石倉駅」方面を見ます。

一番線ホームの幅員はかなりたっぷりと取られています。



こちらが「野田生駅」方面となります。

落部駅は大きなカーブの中ほどに設置されたのが分かります。



1番線、2番線ホームは構内踏切で連絡しています。



ホームの観賞をしていたら、「特急スーパー北斗」が ガァァァ〰〰と轟音を立てて通過して行きました。

この281系とかいうそうですが、表情が“鉄仮面”みたいで好きになれません。

北海道の鉄道にはやっぱ、「キハ40形」ですね。

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石倉駅 函館本線 8月25日 2019日

2020-02-04 | Weblog
先の「本石倉駅」から営業キロ数 わずか2.1Km の距離にある「石倉駅」にやってきました。

「本石倉駅」がアレでしたから「石倉駅」も大きな期待は持たず「なるほどね…」と冷静に受け止められます。

駅前には遮蔽物が無く内浦湾の「夏の海」が広がります。

気持ち良いです。

遠く薄っすらと見える陸地は(*地図的に見ると)室蘭あたりではないでしょうか?



駅の所在地が「石倉町」ですからそれにちなんだ駅名なのでしょう。

「アイヌの音を漢字に当てた名称」とは明らかに異なります。



「北海道の駅 878ものがたり 駅名のルーツ探求」を見ますと…

「明治の初期、南部から来た榎本軍の従臣・石倉三左衛門の開墾の功績をたたえて、この名をつけたといわれている」と説明されています。

なかなかきっちりと作られた待合所。

「海抜7m」のプレートが貼られています。(*本石倉駅より1メートルほど高所です)

その待合所の前に立ち、振り返ると…



ど~んと内浦湾が広がります。

気持ちよくてしばらく景色に見惚れます。



待合所の中はこれまで見てきたそれとほとんど一緒のデザインです。

簡素でありますが綺麗にメンテナンスされています。



駅待合所を通り抜けホームに出ます。

駅構造は2面3線となっています。

1番線ホームと2番線ホームの連絡は構内踏切となっています。

こちらが「本石倉駅」方面となります。



こちらが「落部駅」方面となります。



構内踏切を渡り2番線ホームから駅待合所を見ます。



ホームを歩きます。

中線のレールは撤去されています。



特急列車も停車できるくらいの長いホームです。



駅構内施設は立派ですが、「石倉駅」は無人駅です。

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本石倉駅 函館本線 8月25日 2019年

2020-02-01 | Weblog
「本石倉駅」…石倉駅の本家みたいな印象の駅名ですから「さぞかし立派な駅なんだろう…」と勝手な期待を持っていました。



到着してびっくり!

「えっ!これが石倉駅の本家なの?」

ここが駅への入り口…というかホームへ続く「階段」であります。

駅前ロータリーどころか駐車スペースすらありません。

仕方なく道路の隅っこにハチ君を置かせてもらいました。

前方に見えているのがハチ君です。



階段を上りホームに出ます。

1番線ホームには「ホーム」以外に何もありません。

2番線ホームには写真のような待合所があります。

ホームの連絡には階段下の通路を使っているようです。

*今回は2番線に行くのが面倒でスルーしてしまいました。



ホームから「石谷駅」方面を見ます。

国道から高い位置にあるホームですので、「高架駅」に見えますが、一応地上駅となっています。



こちらが「石倉駅」方面となります。

果たして「石倉駅」はどんな駅なのか…楽しみに出発します。

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