Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

姫路城 など 5月16日 2019年

2019-05-27 | Weblog
九州旅行の帰り道、姫路城に立ち寄るのは一つのルーティーンとなっています。

門司港のホテルを出発し姫路城までは約480Km 5時間ほどの走行です。



今回は「好古園」との共通入場券を購入しました。

共通券価格:大人 1,040円です。



それぞれ入場券を購入しますと…

姫路城→1000円

好古園→300円 となりますので、260円のお得となります。

このお値引きに釣られ、初めて好古園に入園しました。



錦鯉が泳ぐ日本庭園は外国人観光客に人気で、大勢の観光客で賑わっていました。



金沢の「武家屋敷通り」を思わせるような風情

外国人観光客の方々には、ただの「通路」と映るのでしょうか、人影も少なくひっそりとしていました。



「姫路城見学資料室」に立ち寄ります。

姫路城は「日本100名城」の一つに数えられています。*当然でしょうが…

その100名城を収録した書籍にスタンプラリー用スタンプ帳も収められています。

今回はせっかくなのでそのスタンプ帳に押印しようと、見学資料室に立ち寄ったわけです。

赤矢印で示されている「日本百名城スタンプ」と書かれた案内がそれです。



菱の門を通り抜け「三国堀」の手前から大天守を見ます。

多くの人々がスマートフォンで天守の威容をメモリーに納めています。

私もこの景観が好きで、毎年ここで撮影しています。

今更ですが…

日本には中世から数千~数万とも言われる城郭・城砦が存在したとされます。

その多くは、戦によって破壊されたり自然災害で消失したり…また廃城令などにより取り壊されたり、広島城や名古屋城のように昭和の戦火により倒壊してしまった城もあります。

そうした城の中で「姫路城」は別格…強運の城です。

闘わずして勝つ!そして存続・存在する…という最強の城であります。

現存12天守の筆頭であり国宝、世界遺産の輝かしいタイトル・ホルダーでもあるのは当然でありましょう。



姫路城の見所は多数あります。

その中で、現存する城郭の価値の一つに「瓦」があります。

説明にありますように、鬼瓦に十字架のように見える「十字紋」が見られます。

「キリシタンの名残」とか「魔除け」とか諸説あるようです。



ちょっと苦しい体勢で撮影してみました。

確かに「十字」に見えます。

縦横の比率が少し変ですし左に傾いているようにも見えます。



天守北側裏手にひっそりと展示?されている、歴代城主の紋瓦のタワー?

非常に興味深いものですが、最近はチェーンが張られていて近くで観賞できないようになってしまっているのが残念です。



「は」の門から「に」の門へいたる石垣。

姫路城は城主年代による石垣郡も見所の一つです。

特にこの石垣が素晴らしいです。

粗いざくざくとしたワイルドな石郡を無造作に積み上げた石垣。

美しく見せる石垣とははっきりと一線を画する「兵器としての石垣」

飾り気の無いすごく男らしい佇まいです。

そのワイルドな石垣の上に設えられた優美な上物(うわもの)

本来、不調和な印象になるはずですが、それぞれの良さを引き立てあって素晴らしい雰囲気を醸成しています。

お城ファンの方の多くは石垣ファンでもあると思います。

姫路城のように石垣も上物も素晴らしい状態・規模で残されている城は稀であります。

私は大分県竹田市の「岡城」の石垣がとても気に入っております。

兵庫県朝来市の竹田城と勘違いする方がいらっしゃるようですが、大分県の岡城は石垣の規模、保存状態、城跡の雰囲気、全てにおいて素晴らしいです。



大天守最上階からの眺めです。

正面に見えるのは JR姫路駅 です。

赤矢印の部分 展望デッキです。

この展望デッキからは夜間にライトアップされた姫路城を正面に見ることが出来ます。



最上階まで階段を上り、そして下りです。

急角度の階段を上りそして下るのはかなりハードな運動です。

年配の方には相当ハードル高いと思います。

私ですか?

まだまだ全然平気ですけれど…いつまでかは自信ありません。



「ぬの門」石垣の鏡石

城によってそれは様々ですが、たいていは大手門石垣に設置?されています。

辺りの石垣の石に比べて一際立派な不釣合いな石があればたいていそれが「鏡石」です。

邪気などが城内に入るのを監視し祓うための魔除けの意味があり、また登城客に権威と権力を誇示するためとも思われています。

最強?の「鏡石」といえば…大阪城本丸入口の桜門を入った場所の蛸石(たこいし)と呼ばれる鏡石が巨大という意味では筆頭でしょうか…

姫路城の鏡石は、とてつもない巨石を誇示するのではなく、人面に似せた配置にすることにより、邪気や外敵に睨みを効かせているというものでしょう。

なんとなくユーモラスな人面ではあります。*フォトショップにて赤くマーキングしているだけですので、実際には注意していないと見過ごしてしまいます。

その隣に見える「ハート」に見える石。

女性には人気がありそうですね。



こちらは「男山配水池公園」からの姫路城遠望です。

ちょっと変わったアングルから姫路城を俯瞰することが出来ます。

男山配水池公園には急傾斜の階段を上らなくてはならず、大天守に上るのと同じくらいの体力を求められます。

そしてその代償がこの景観であります。

*実はこの写真、2017年に撮影したものであります。

さすがに本年は男山配水池公園にまで足を伸ばす気力はありませんでした。



順番が前後しますが…門司港から姫路城に向かう途中に立ち寄った 福山SA です。

SA でローズガーデンが設置されているなんて初めて見ました。

なかなか立派な本気のローズガーデンです。



「福山城」などという名前のバラがあるのですね…ビックリです。

ならば…「姫路城」というバラもあっても良さそうな気がします。



オデ君のときは、燃費が 約11Km/L でしたので給油する SAもたいがいいつも同じ SA となります。

ハチ君の燃費 約15Km/L は、 これまで立ち寄ることの無かった SA で給油することとなり、初めて福山SA のローズガーデンを観賞することが出来ました。

燃費、航続距離の変化で思わぬものを見ることが出来ました。


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門司港駅舎 夜景観賞 5月15日 2019年

2019-05-23 | Weblog
保存修理工事が終了し2019年3月10日にグランド・オープンした門司港駅

その晴れ姿をこの目で見るのが今回のミッションの一つであります。

本年のゴールデン・ウィークは「10連休」という大イベントとなり、その後一週間ほどでまた九州旅行に10日間も出掛けるのはさすがに心苦しく、日程を縮小?しました。

例年なら鹿児島まで九州を一回りしていくところですが、明日は早々に姫路へと引き返します。



明るい時間帯(午後3時頃~)にホテルから徒歩で門司港駅に向かいます。*約15~20分くらいの距離です。

ホテルからシャトル・バスが運行されていますが、(それは4時45分が始発だったように記憶しています)それを待っているのでは時間がもったいないので早目の出発です。

ライトアップされた門司港駅を観賞するには早すぎるのですがそれには訳があります。

まず明るい時間帯に「ロケハン」を済ませておこうという魂胆です。

夜釣りなどでもそうですが、足場の明るいうちにポイントを確認するのがセオリーと聞きます。

夜釣りは危険が一杯ですからなおさらです。

ホテルから「大連通り」を歩きます。

途中に写真のような「ボラード《繋船柱“けいせんちゅう”》)*船を繋留するためのロープを掛けるフックのようなもの」が草叢に残されているのに気が付きます。

*オレンジ色の木魚みたいに見える物体です。

これを見ると昔の岸壁はここまであったのだと理解できます。



駅に到着し、まず夜間撮影の為の撮影位置とレンズの焦点距離とかを確認します。

「三脚を立てる位置はこの辺でよいかなぁ~」とぼ~っと考えます。

まだ「噴水」は運用されていないので、それとの位置関係はその時にアレンジすることにします。



こちらの写真は2011年9月13日に撮影した門司港駅です。

外壁は「ピンク色」です。

「なんでこの色なの?」と思いました。

ファサードには車寄せのための庇が取り付けられています。*赤矢印

屋根には飾りの手摺りのようなものは見当たりません。

大正時代に創設された駅舎とは趣が異なっているのが分かります。

2011年の旅行は…東京→北海道 宗谷岬→東京→九州 佐多岬 を一気に走ってみようという旅行でした。

日本の端から端まで一気に走ったらどんな感じなんだろう?という好奇心でした。

今から8年前ですから、まだそんなことをする気力も体力もあったのでしょうね。*もう無理です。

総走行距離は8000Kmを超えました。

オデ君と、がむしゃらに走っていた頃が懐かしいです。

8年前の写真も今回も、快晴の空に恵まれています。

お天気オジサンですからね…



こんなアングルもどうかなぁ~なんて見ています。

実際、夜景撮影では何箇所も撮影位置を変える余裕はありませんでした。

ライトアップされたら結構、荘厳な雰囲気が出せたかも知れませんね。

今度チャンスがあったらトライしてみます。



コンコースも観賞します。

ずいぶんとスッキリした印象を受けます。

左は「みどりの窓口」

正面はホーム改札口です。

「あれ?」と思いました。

以前、あった「柱」が見当たりません。



これです!

2011年撮影の写真には、コンコースにしっかりと設置されている円柱が写っています。

真鍮製板張りの円柱です。*ピカピカです!

「ずいぶん立派な装飾だなぁ」と強く印象に残っています。

戦時中、金属類の供出を免れる為、駅員が黒ペンキを塗布し難を逃れたそうです。

のちに、偶然ペンキが剥がれた箇所から金色に輝く地肌が現れその存在が知られることとなったそうです。

こんな大事なヒストリーを持つ円柱を撤去してしまったのでしょうか?



念のために夜間にもう一度、コンコースを撮影した写真です。

どう見ても、「あの円柱」は写っていません。

どうなってしまったのでしょうか?



こちらはファサード前に設置されていた上屋を撤去した際の鉄骨が場所を変え展示されています。



設置されたのが「昭和4年」と記されています。

90年ちかくも門司港駅の一部であったのだから、もう「オリジナル」と呼んでも良さそうですが…



関門連絡線連絡通路入口が今も残されています。

地下道を通って桟橋に向かったのですね。



この「監視窓」から怪しい人物を監視していた係員がいたということです。

今も空港などで運用されている「顔認証」を人の目が行っていた時代の遺物です。





みどりの窓口に残されているマントルピース

その両隣には黒漆喰を石膏で縁取った飾り壁が…

鉄道運行に関する告知文などを添付するものなのでしょうか?

黒漆喰にそんなものは貼らないか…単なる飾り壁なのでしょうか?

よく分かりません。



貴賓室への階段

先のみどりの窓口の真裏に位置します。

通路はまだ改装工事中で東口へは通り抜け出来ません。



2階の「旧次室」

貴賓室のVIPに随行する方の控えの間…です。



天井の装飾など格調高い仕上がりです。

格天井となっています。

鏡のようにピカピカに磨き上げられています。

シャンデリアはシンプルなデザインですが、非常に高いデザイン性が感じられます。

ベース部は機関車の動輪を思わせるようなデザインです。



本日は休業で中を見ることは出来なかった「みかど食堂」

店舗看板は動輪とレールがモチーフとなっています。



こちらが「貴賓室」

入口マットが「みかど食堂」となっているのは…

みかど食堂の利用客が「個室利用」する際にこちらのスペースが提供されるそうです。

竣工当時のみかど食堂の絵葉書が残されていて、この度の保存修理工事の参考資料として利用されたそうです。

この度の保存修理工事にあたり、当時の設計製図図面の存在が各方面に問い合わせられたそうですが、発掘は難航したそうです。

そうした中、意外なところから当時の設計図面が発見されました。

それはなんと!宮内庁公文書館だそうです。

大正天皇が門司港に行啓された際の警備用資料として使われた設計図が保存されていたものでした!



いかにも「貴賓室」を思わせる華やかさと重厚さがバランスする素晴らしい仕上がり。

格天井も高い格式のデザインです。

ローズ色の壁紙に真紅のカーペット

庶民の色彩感覚とは大きな乖離がありますが、これがVIPワールドなのでしょう。

当時工事を請け負った方が壁紙の余りを保存していて、今回の保存修理工事に際しその資料提供を受け、オリジナルの壁紙が判明したそうです。

テーブル周りに並べられた椅子は、ドイツ「トーネット社」製 曲げ木椅子だそうです。

トーネット社は 1819年に設立された 曲げ木技術を生かした家具製造の会社で 「曲げ木椅子」イコール トーネットを代名するほどの存在のようです。

今回の工事では、現地 THONET社から製品を取り寄せているそうです。

ネット・ショップでも貴賓室と同じデザインの座面がアイボリー革張りの製品が販売されています。

価格は カタログ価格(税抜): ¥123,000~¥148,000 となっています。

ダイニング・チェアーでこの価格はさすがに簡単には購入できない価格帯ですね。



真鍮製のドアノブ

シンプルなデザインですが格調の高さが伺えます。



同じくドアノブですが、こちらはクローム・メッキ仕上げのようなピカピカな外観となっています。



みかど食堂の来歴を説明するパネル



そしてメニュー

価格から推測すると、現在の営業メニューのようです。



駅舎2階の観賞を終えて記念入場券を購入しホームに出ます。

まずは「昼間バージョン」の入場券です。

門司港駅記念入場券は「昼間バージョン」と「夜バージョン」の2種類が販売されています。

夜間ライトアップ時にも使用するので2種類の入場券を購入しました。



「幸福の泉」と「旅立ちの鐘」

その向こうに見える石板は「ゼロ哩標」

ここでは、「ゼロキロ・ポスト」ではなく「ゼロ・マイル」です。



3.4番線ホームから、旅立ちの鐘方向を見ます。

動輪は 8620形 28627号機のものです。

蒸機に興味の無い方には何のことか分からないと思いますが…

8620形は蒸機の形式です。

28627は製造順を示す数字です。

付け番の計算方法は…万の位の数字×80 +(下二桁の数字-20)+ 1 が製造順番号となります。

28627号機は… 2 x 80 + (27 - 20) + 1 = 168

168 番目に製造された 8620形蒸気機関車 となります。

8620形は面倒臭いですが、D形やC形 など 昭和の蒸機はもっと簡単です。

D51200号機 は D51形蒸気機関車の200番目に製造された蒸機となります。

ちなみに C型蒸機は動輪が3つ 旅客輸送に適した高速走行が得意な機関車、D形は動輪を4つもち貨物輸送に適した力持ち機関車とされていました。



1番線ホームに設置された「鹿児島本線 ゼロキロ・ポスト」

門司港 - 八代間 営業キロ数 232.3 km は、ここから起算されます。



ホームに設置されている水道蛇口

ちゃんと稼動します。

ただ…前回も思ったのですが、ちゃんと固定すれば良いのに…プラプラしています。

以前は真鍮の地肌が露出していたと記憶していますが、なぜかブラウンのペンキが塗られています。

何か意味があるのかな?



さて…日中のロケハンが終了し、一旦ホテルに撤収。

温泉に浸かってからビール・タイムです。

お風呂上りにキンキンに冷やされたビールはたまりませんね!

良い感じです…注ぎ方も泡の立ち方も合格!です。

大丈夫ですよ! 今日は運転はしませんから…

夜はホテルのシャトル・バスで門司港駅まで送っていただきます。



さて…夜景撮影のゴールデン・タイム

ブルー・モーメントを撮影にやってきました。

昼間に購入しておいた「夜バージョン」の記念入場券

下見しておいた場所に三脚を立てます。



そして撮影した一枚がこちらです。

噴水はライトアップ中、何度も運用されます。

空色の変化を気にしつつ、利用客が途切れた瞬間に撮影します。

列車が到着すると、駅舎から利用客が大勢出てきますから、その間は撮影は中断です。

「空色」「噴水の形」「人影のない瞬間」 この三つのファクターがリンクする瞬間がシャッターチャンスです。

それと噴水ですが、あえてオフセットとしてみました。

北九州市などのホームページでも、噴水と駅舎ファサードがセンタリングした写真を多く見ます。

ちょっと表現が下品かも知れませんが、私は何となくセンタリングの構成が「ウォシュレット」を連想してしまうので、敢えてオフセットとしてみました。

それと大時計の文字盤がしっかり見えるようにセットしています。

大正3年 創建当時はこの大時計は無かったようです。

記録に残っているのは、昭和2年に撮影された「初代」 そして昭和30年に撮影された「2代目」 さらに昭和56年撮影「3代目」の写真が観光経済新聞に掲載されています。

初代大時計の文字盤にはメーカー名がぼんやりと写っています。

大正時代にこうした大時計を製造できるメーカーは限られていたでしょう。

九州鉄道の生い立ちからすると、ドイツのメーカーか…鉄道時計といえばスイスのメーカーか…想像は広がります。

3代目大時計のメーカーはシチズン(CITIZEN)です。



上の写真をクローズアップすると…時計の文字盤はインデックスまではっきりと写っています。

*ワンショットではなく、編集と合成はしていますが…

これをワンショットで撮影できる人はすごいと思います。

興味の無い方には全く無意味な話ですが…創建当時のオリジナルではないにしても、今は門司港駅のシンボルといっても良い大時計に最大限の敬意を払って撮影してみました。



こちらは同じ場所から iPhone で撮影したもの。

文字盤のインデックスは完全に飛んでしまっています。

撮影位置から見た両者の写真には大差は無いのですが、この大時計の姿をしっかり撮影したくて大嫌いな三脚を使用しました。

今回の記事は、以下のホームページの記事を参考に書かせていただきました。


九州旅客鉄道株式会社 建設工事部 施設課 門司港駅 修理工事について

「門司港駅」を3月10日にグランドオープン


現役の駅舎である重要文化財の工事とは





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マツダ Cx-8 レビュー 実走燃費検証編 5月15日~19日 2019年

2019-05-21 | Weblog
毎年5月は九州旅行に出かける月ですが…本年は10連休というイベントがあったばかりです。

さすがにその後一週間も経たず、九州に10日間のお出掛けは気が引けます。

そこで本年は、2019年3月10日に保存修理工事が終えたばかりの門司港駅を観賞し、我慢?することにしました。

2011年 保存修理工事前の門司港駅観賞の記事はこちらから。

早朝3時に起床し4時前には高速に乗り走り始めます。

*九州までの約980Km の走行、平日早朝割引があると無いとではかなりの差額ですからね。

門司港駅まではおよそ12時間ほどの走行になります。

門司港駅観賞も大切な目的ですが、新相棒ハチ君の実走燃費性能の検証も目的の一つであります。

ハチ君に装備された「平均燃費計」と満タン法による計測とでどれほどの差異が生じるものか?

ハチ君の「平均燃費計」は結構適当なのでは?と疑いつつ、トリップメーターをリセットし、燃料は満タンにしていざ出発です!

まだ暗い東名を走ります。

新東名→伊勢湾岸→新名神→山陽道→中国自動車道 と通いなれた道を順調に距離を稼ぎます。



壇ノ浦SA で休憩…するほどでもないのですが、ホッとして風景を楽しみます。

関門橋を渡れば門司港はすぐそこです。

右手に見える街並みが門司港レトロ



ナビが示す目的地(ホテル)までの距離は わずか5.7Km です。

トリップメータの 974.9 Km に 5.7 Km を加えると 980.6 Km となります。

*ハチ君のこのメーター(マルチインフォメーションディスプレイ)は光ってしまって見難いですね。

到着予定時刻は 14:26 を示しています。

途中、買い物や給油をしながらのんびり走っても3時過ぎには到着できます。



いきなりの軽油価格のレシートです。

都内のGSで給油した際の単価は @117 となっています。

今回の最安値であります。



高速道路上SAでの給油価格です。

@131 は平均的価格で、この位の価格が多かったようです。



最高値は静岡SAでの価格で @141 でありました。

さすがに「高いな!」と思いました。

都内レギュラーガソリン価格と変わらないか、むしろ高いくらいです。

最安値と最高値との価格差は 何と! ¥24 もありました。



ホテルにチェックイン後に門司港駅まで徒歩で出掛けます。

約20分ほどの距離です。

港の風景などを見ながらの散歩です。

本日の観賞メインは門司港駅夜景です。

その前の明るいうちにロケーションのチェックと門司港駅貴賓室などの観賞をします。

そしてまた徒歩でホテルに引き返します。

最上階に設置された人工温泉に浸かりながら関門海峡を眺めます。

このホテル・チェーン(ホテル・ルートイン門司港)は、「温泉付き」という点と「平置き駐車場の充実」という点が大変気に入っておりまして北海道でも多く利用させて頂いております。*特別な場所を除いて価格が安いのも嬉しい点であります。

夕食は幾つかのプランから選ぶことが出来ます。

選んだのは門司港名物「焼きカレー」です。

もちろん、よく冷えたビールも忘れません。

*お風呂後に部屋ですでに缶ビール飲んでますけれど…

ここでいつも失敗するのは…ビールを飲んでよい気持ちになり夜景撮影が面倒になって飲み続けてしまうことです。

しかし…ライトアップされた保存修理工事後の美しい姿を見なければ…という使命感が勝りました。



夕方からはホテルのシャトル・バスの運行が始まります。

そのバスに乗せていただき(乗客は私一人だけです)門司港駅に再び出掛けます。

7時過ぎには日が沈み空が青みを増してきます。

間もなく“ブルーモーメント”の始まりです。

あらかじめ選んでおいた場所に三脚をセットします。

脚をセットして夜景撮影のお目当ての方は2名でした。

自分に勝って出掛けてきた甲斐がありました。

2012年から6年の歳月を費やした工事です。

素晴らしい出来栄えです。

鉄道駅舎で重要文化財に指定されているのは門司港駅と東京駅だけだそうです。

30分ほど駅舎夜景を堪能します。

迎えのシャトルバスに乗せていただきホテルへ引き返します。



さて…ハチ君の燃費性能の話です。

今回の総走行距離は…2249.6Km

ハチ君の平均燃費計は…15.1Km/ℓ を示しています。

一方レシートの集計です。

給油量は 143.07リットルとなりました。

走行距離に対する1リットルあたりの走行距離は…15.72Km/ℓ となりました。

結果です。

ハチ君の高速道路主体 2249Km の走行で 平均燃費 15Km/ℓ 以上を記録し、ハチ君の平均燃費計と満タン法による数値の差は僅差でありました。

平均燃費計もそれなりに役に立つということが判明しました。

東京に戻り気が付いたことがあります。

以前オデ君と旅行に行くと数十枚はオデ君の写真を撮影していました。

しかし、今回の旅行では平均燃費計の写真は何枚もありますが、ハチ君本体?の写真は一枚もありませんでした。

今度はハチ君の写真も忘れずに撮ってあげなければ…




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Ztotop iPad mini 第5世代(5th Gen) 5月10日 2019年

2019-05-13 | Weblog
第5世代 iPad mini を購入しました。

これまで使ってきた mini は、なんと! 【mini 2】 であります。

全く不都合を感じませんし今でも十分に満足しているので mini 4 はパスして、ここまで来てしまいました。

この度、第5世代 iPad mini が発売され「そろそろ買い換えてみようかなぁ~」ぐらいの軽い気持ちで購入しました。

それに伴い、5th Gen 用のカバーを探しました。

Apple の iPad Smart Cover も検討しましたが…価格がちょっとお高めですし、背面は剥き出し状態です。

しかも、Pencil をホールドする機能が無さそうです。

「これはちょっと使いづらいかな…」とパスします。

結局、購入したのはこちらの製品です。

決め手は ①価格が安い ②ペンホルダーを内蔵している

…という点です。



こちらが製品です。



早速、取り出してみます。

大陸製ですが、質感も手触り、仕上がり精度も上々です。

純正品などと比較しても全く遜色はありません。



ケース本体です。

カバー部は Smart Cover と同様のデザインになっています。

ケース部は厚めのクッション材で構成され、底部は緩衝と放熱とを機能するハニカム構造となっています。

若干、サイズが大きくなり重量も増量しますが、本体を保護するという目的からは理にかなっていると感じます。



本体と Pencil をケースにジョイントしてみます。

ピッタリと収まり、フィット感は上々です。

Pencil の収納も良い感じです。



このペンホルダー部、最初「どうやって取り出すんだ?」と思いましたが…

このような仕掛けとなっています。



赤矢印の部分

このように穴が開いていて、ここから Pencil 本体を押し上げてケース本体から取り出すわけです。



愛用の iPad mini 2(左) と 新しく加わった iPad mini (第五世代)

mini 2 の方はキーボード機能を持つカバーを取り付けましたが…

iPad mini でキーボードを必要とするような作業はまず行わない…ということが判明しました。

ですので、今回の iPad mini は最初からキーボードはパスしました。



左は iPad Pro 9.7 inc です。

モニターが大きければそれだけ情報量も増え、さらに Pencil も使えるから便利だなぁ~と単純に考えて導入しました。

でも…私の使い方にはその大きさがあまりフィットしませんでした。

むしろ古い iPad mini 2 を好んで使いました。

これからも mini 2 は Wi-Fi 環境で使い続けることになります。



iPad Pro の Pencil 収納はこのようになります。

なかなかのアイディアだと最初は感心しましたが、実際に使ってみると本体が不安定になりあまり良い状態ではありませんでした。

やはりケース内部に Pencil が収納できる今回の製品のほうが実用的だと思いました。



iPad mini はこれが出来るのが魅力です。

北海道廃線巡りなど屋外で使用する際に、この「掴み持ち」が出来るのが最高です。

新しい iPad mini は、Pencil 収納部の分だけ幅広となりますが、何とか「掴み持ち」が出来ます。

¥1500 ほどの買い物でしたが、製品としての完成度も高く使い勝手も上々です。

比較的軽量な製品ですが、さらに軽量になれば完璧です。

良い買い物でした。

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わがまちご当地入場券 宗谷本線 天塩中川駅 8月30日 2018年

2019-05-08 | Weblog
美深駅を出発し天塩川に沿って延びる国道40号線を天塩中川駅に向けて走ります。

美深駅からおよそ60Km 程の距離に天塩中川駅はあります。



国道から「誉大橋」を渡り数百メートルほどのところに天塩中川駅はあります。

駅本屋は重厚な雰囲気を持つ建物です。

JR北海道から中川町が譲り受け、オリジナルに忠実にリニューアル工事が行われ、2014年 素晴らしい駅本屋となりました。

改修工事前の駅本屋もそれなりに存在感はありましたが、さすがにくたびれた感は隠せませんでした。



駅本屋入口には立派な木板駅名標が掲げられています。

旧駅本屋に掲げられていたものです。

ガラスにはオジサンの姿が写っています。



駅本屋内装はふんだんに地産の木材が使用されています。

これだけ立派な天塩中川駅ですが、無人駅であります。

待合室にはダルマ・ストーブが設置されていますが…

煙突などの排煙装置が見えません。

もしかしたら「オブジェ」として設置されているのかも知れません。

*壁際にファンヒーターが置かれています。

暖房はこちらを使用するのでしょうね。

この先のスペースは「交流プラザ」として地域の方々の利用スペースとなっています。



ホームに出ます。

こちらが名寄方面となります。

色とりどりの花が咲く花壇の向こうにオデ君が見えます。



こちらが稚内方面となります。



ホーム側駅本屋出入り口を見ます。

付け庇柱に取り付けられたホーロー製駅名標

黒色に白文字のそれは、見慣れた紺色に白文字の北海道オリジナルとは異なり「天塩中川オリジナル」のように見えます。



2番線ホームへの連絡には構内踏切を使います。

その踏切に立ち稚内方面を見ます。

1番線ホーム長に比べて2番線ホームは短めに見えます。

天塩中川駅には特急「宗谷」「サロベツ」が停車するそうですが、これでホーム長は足りるのでしょうか?



2番線ホームから駅本屋を見ます。

左側電柱に取り付けられたホーロー製駅名標。

サッポロビールとのコラボ企画の駅名標

やはりこちらのデザインを見慣れたせいでしょうか、見て安心します。



風格漂う駅本屋

これが無人駅とは思えない威容です。



天塩中川駅は無人駅です。

わがまちご当地入場券は近くのスーパー「西條 Qマート中川店」カウンターにて販売されています。



赤矢印、駅駐車スペースの向こうに見えるのが「SAIJO Qマート」です。

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気象神社 高円寺 氷川神社 4月29日 2019年

2019-05-01 | Weblog
高円寺の「気象神社」に行ってきました。

気象神社…なんて「ほんと?」と思えるような名前です。

お目当てはこのお守り

まんま「晴守」です。

デザインも最高!感動的です。

誰がどう見たって「晴れのお守り」です。



気象神社は「氷川神社」境内の一角にあります。



こちらが「気象神社」です。



鳥居横には銅板とステンレスとで気象神社由緒が記されています。



銅板の方はかなり年季が入っています。

といっても「平成七年一月吉日」とありますのでそれほど昔のことではありません。

ところどころ腐食によって読みづらいところがあります。



こちらのステンレス板の方が近代的で読みやすいですね。

旧陸軍気象部が気象予報の的中を祈願し造営されたとあります。

御祭神は【八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)】

「晴」「曇」「雨」「雪」「雷」「風」「霜」「霧」の八つの気象現象を司る神さまで、気象神社の御祭神にはぴったりですね。

詳しくはこちら…高円寺 氷川神社 気象神社 のホームページをご覧ください。




こちら氷川神社社務所

赤矢印のところ、「晴守」が販売?されています。

*宗教法人ではこうしたお札やお守りなどは「物販品」ではなく「授与品」というそうです。

つまり…神様にお供えをした時に授けられるものなのだそうです。

神様に¥500 をお供えした見返りとして、このお守りが授与される…という解釈です。

「販売」とか「購入」とかではありません。



社務所入口には…多分「てるてるぼうず」のディスプレーが…

なぜ「ろっくん」なのか意味不明です。



私は¥2500 をお供えしましたので、神様から相応の「授与品」を授けていただきました。



この「晴守」一番授けてあげたかったのが家内です。

旅行などに出かける際に太陽の陽射しに恵まれますように…と。


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