Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

業務用冷蔵庫

2006-11-29 | Weblog
居酒屋なんかに置いてあるビールメーカーのロゴの入った冷蔵庫、ドアーがガラス製で中のビールが見えるやつ。自分専用のお酒だけ入れる冷蔵庫をガレージに置くのが夢でした。(ささやかな夢です)手に入れたのは写真の冷蔵庫、「KIRIN」ブランドです。出来れば「ASAHI」ブランドが良かったのですが…。
5,6年前に「テンポス・バスター」とか言う中古の厨房品を扱うショップのネットショップで購入しました。確か、はるばる九州の店舗から送られてきました。さすが業務用、ガレージに置いてあると、強烈に冷えますよ。もう「キンキン」です。
一日の作業が終わってガレージでクルマを愛でながら飲むビールは格別ですね。クルマで出掛けないときには昼間から飲んでますし…。夏はバーベキューコーナーに置いて夜中まで、友達とガンガン飲むんです。が、最近は歳のせいかすっかり酒量が減りました。

こんなことを書くと今時のだらしない「酔っ払いドライバー」かと思われるでしょうが、30年以上の運転歴の中でただの一度も飲酒運転などしたことはありません。昔は酒を飲んで車を運転することを「武勇伝」みたく賞賛する風潮がありました。クルマで田舎に行くと「良く来たなー」とかで必ず酒を勧められます。「クルマですから…」と断わると「少しくらいいいでしょ…」とか、タチの悪いのは「俺の酒が飲めないのか!」みたいなことを言うのもいました。それでも固辞すると「つまらん奴…」とも言われましたが、たかが「酒」ごときで自分の人生や他人の人生めちゃくちゃにするつもりはありません。
30年以上前は、シートベルトの装着義務もありませんでした。当時はシートベルトは一応付いてはいましたが確か2点式のものでした。そんな時代に自分のクルマにはフルハーネスのシートベルトを装着していました。たかが「クルマごとき」に自分の人生、狂わされてたまるものか…という意識がありました。仮に同乗者がいて万一の場合、最後まで自分がクルマをコントロールしなければならない責任があると思っていたのです。普段からいいかげんな性格が酒を飲むと更にいい加減になるのを自覚しています。ですからクルマに乗る時には絶対に酒は飲みません。その代わり、飲む時には浴びるほど飲みますよ。

毎年、北海道にクルマで旅行に行きますが一日のドライブが終わってホテルに無事に到着して「やれやれ」と飲むビールは最高に美味いです。そういう酒が大好きです。

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インテリア小物?

2006-11-28 | Weblog


エアコンのダクトの開閉をする「レバー」を交換してみました。交換前のパーツは爪の跡でしょうか、汚くて生活臭プンプンです。 3箇所あって全部同じパーツかと思い、ショップには「あそこのアレを3個お願いします」と口頭で注文しました。整備解説書にも[Lever]としか書かれていませんでした。



それで、送られてきたパーツです。



当たり前ですが、同じパーツが3個入っています。 3個で1600円でした。生産コストは30円くらいのものだと思います。「三角形」のレタリング…下手くそです。それぞれ皆形が違いますね。まるで「手書き」のようです。



交換は「外して嵌め込むだけ」ですので楽勝だと思っていました。ところが、センターは難なく作業できたのですが、左右は頑として嵌りません。「おかしいなー」と思って古いパーツと比べてみると差し込む部分の形状が全然違います。



結局、「センター用」と「左右用」とはパーツナンバーが違うのでした。しかし、いまさら「パーツが違います」とこんなしょぼいパーツを交換してもらうのも気が引けるので、「まっ、いっか」と作業を続行しました。「まっ、いっか」という時は、いわゆるやっつけ仕事…です。合わなければ合うように形状を変えれば良いのです。結局、リューターで穴を広げたのが上の写真です。センター用と左右用とをわざわざ形状を変えるのはMBなりの理由があるのでしょうが、んなもんいちいち付き合っていられません。この程度のことは全く気になりません。ちなみに、血液型は繊細で神経質と言われる「A型」です。たいがい自分の気に入らないと「切っちゃえ」ですし、オリジナルなんかあまり気にしません。見た目が綺麗でカッコ良ければそれでオーケーです。
それに、「ロードスター乗り」にはエアコンなんか関係ありませんから。


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ケルヒャー高圧洗浄機

2006-11-26 | Weblog
えー、言ってるそばから「ジャパネット」で買ってしまいました。掃除は嫌いなのにお掃除グッズは大好きみたいですね。テレショップ見ていると欲しくて我慢できなくなります。「Karcher]の高圧洗浄機です。今日は曇りの寒々しい天気ですが、商品が届くともう使ってみたくてなりません。本来は暖かな日にすべきですが。早速梱包を解いて組み立てます。少々面倒です。テレショップの実演でもやっているように、2階のテラスの掃除をしてみました。白い壁面のこびりついた緑色の苔やフロアーの黒色の汚れにジェットノズルから噴出される水流を当ててみます。「へぇー」テレショップで放映されているように苔や汚れが見る見る落ちていきます。いやー、意外に強力な洗浄力です。ちなみに、自身の手でブラシを使って汚れを擦ってみましたが、結構力を入れてみてもなかなか落ちませんでした。更に、水道の40倍の水力とはどれほどのものか、ノズルから出る水流を触ってみました。(この歳になっても好奇心は旺盛です)「って!」です。痛かったですね。そう言えば、水と言えども水圧を高めていくと金属も切断出来るそうですから…。 SLやNAに使うつもりはありませんがガレージのシャッターや壁面の掃除には良さそうです。組み立て、セッティングが少々面倒ですがこれは使えますね。無くても困らないけどあれば便利です。

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洗剤フェチ

2006-11-25 | Weblog
テレショップ見ていると洗剤ネタ、結構多いですよね。掃除は嫌いなのに見ていると「おぉー、これは使えそう…」と感動してしまいます。結局2週間くらい迷って買ってしまうんですね。洗剤に関しては「これは凄い、絶対にお勧め!」というものはありませんね。みんなソコソコです。よくスタジオ実演みたいなのをやっていますが、「だったら、ウチの換気扇、やってみな!」と言いたいです。(実家の家業が「天ぷら蕎麦屋」で厨房で使っている換気扇の油汚れの凄まじさといったら想像を絶する世界です。その油汚れの換気扇の掃除担当が私なんです。シクシク…。だから、楽して綺麗になる洗剤を捜し求めているのかも知れません)写真はガレージに常備している洗剤各種です。左から「工業用石鹸」主に油汚れの手洗いに使います。通常はダンボール箱入りで販売しています。指紋の中まで入り込んだ油汚れを見事に洗浄してくれます。隣のスプレー缶はオレンジパワーが売りの洗剤です。汚れを泡で包んで洗浄するはずなのですが、酷い汚れには1日ほど放置してからとか…そんな暇は無いんで無視しています。「マジックリン」洗剤界?のビックネームです。初めて遭遇した時にはその洗浄力に感動したものですが、「ウチの換気扇」の敵ではありませんでした。残念!水垢取の洗剤とオレンジパワーの台所洗剤。その隣は「クイックブライト」のペーストと最近は溶液のものが販売されています。これも洗浄力はどうってこと無く、素材を傷めないのが美点ですか。そのとなりのボトルは「OAクリーナ」です。これは意外なダークホースです。本来は名前の通り、事務機器、PCなどの清掃に使うものなのですが、プラスチックなどのタバコの煤や油汚れには抜群の洗浄力を発揮します。マジックリンやマイペットなどの住まいの洗剤で掃除した後からこのクリーナをかけてみると、まっ茶色の汚れが流れ出します。コンソールのスイッチ部分やステアリング等に使ってみるとその凄さに感動しますよ。これが、元は「水」で出来ているというのだから驚きです。左のボトルは「界面活性剤」は含まれていません。右のは少々含まれています。しかし、クルマのボディーの水垢には惜しくも無力です。真中は「洗剤革命」ですね。これは、ウチの「蕎麦屋」でも使っています。この洗剤をガレージで使うようになってからは、「雑巾」をあまり捨てなくなりました。以前は油汚れの雑巾など「使い捨て」だったのですが、この「洗剤革命」の水溶液をバケツに作っておき使った雑巾を放り込んでおきます。すると結構汚れが落ちてそれなりに綺麗になり、次回も使う気になるのです。隣は似たようなものですが「ココマジック」です。これもテレショップを見て欲しくなり購入しましたが、ガレージのヘビーな作業にはほとんど役には立ちません。「ポリラック」は洗剤ではありませんがクルマの塗装面に付着した異物や多少のスクラッチを修正するのに重宝しています。ペイントの薄め液はエンジンルームなどのヘビーな油汚れなどに使っています。色々な洗剤やケミカルを使いましたが、これ一つで何でもカバーできる…というような結構なものはありません。やはり使う場所と状況によって使い分ける必要があります。それと、洗浄力が「超強力」のものは、素材にも攻撃性が強く、素材をいたわるなら、マイルドな洗浄力のものを選ぶ必要があります。最後に右奥のスプレー缶ですが、いわゆる「ダストオフ」です。色々なブランドがありますがこれの美点は逆さまにしてスプレーしても液剤が出ない点です。特に電子回路やカメラのレンズに液剤がかかってしまうと最低ですから…。クルマのインテリアのメーター周りなどの清掃に使っています。ボディーにこんなの使ったら大変(お金が)ですので、外回りはコンプレッサーのエアーガンや電動のブロアーを使います。洗剤一つとっても、結構奥深いものがあります。多分これからも、テレショップ見て「おぉー!」と思って買ってしまうと思います。

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とりあえず最近の姿です。

2006-11-24 | Weblog
インテリアの掃除が終わって、コンパウンドをポリッシャーを使って軽く磨いてみました。多少はくすみが取れてすっきりしたようです。
ライト類も分解してレンズや反射鏡を磨きましたので「目」がシャキッとしたように見えます。
まだまだ、不満な所が沢山ありますが遠目ではキレイに見えるようになりました。
(9月の撮影です)

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SL のエンジンルーム

2006-11-24 | Weblog
お見せするには大変気が引けるのですが、写真がSLのエンジンルームの現状です。インテリアなどと同様に綺麗にする予定なのですが、現在ちょっと手に余らせています。これまでのクルマはシリンダーの数が最高で6個、V6か直6でして、V8を所有するのは初めてです。直6のターボカーもエンジンルームは大変込み合っていましたが、このSLのエンジンルームもなんだか訳が分かりません。 NA6CEのエンジンルームなんか上から覗くと地面が見えますから…。実際、どこから手を付けて良いのか途方に暮れている状態です。しかし…、エアクリーナーのケース、ちょっとだけポリッシュしてみました。アルミ製ですが、「青棒」で磨くと簡単に鏡面になります。あまり真剣にやる気がないので、結構磨きのムラがあって仕上がりはイマイチです。多分、エンジンルームのお掃除は外装のリペイントが済んだら仕方なく手を付けることになると思います。

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シート&フロアー清掃

2006-11-24 | Weblog


シートを外してフロアーの清掃を行いました。
シートの取り外しはちょっと考えないと難しいです。
シートの前方、左右の4本のボルトを取り外します。次に後方のボルト4本を取り外します。後方のボルトはブラケットを固定していてシートレールを差し込むようになっているのですが、一気に外してしまった方が作業が行いやすいです。
外したシートは丸洗いをしそうなところですが、極力水を使いたくないので、「洗剤革命」の水溶液をマイクロファイバーに含ませ擦り洗いをして、さらに乾いたマイクロファイバーの布でよく拭き取りました。
これでも、汗と汚れが染み込んで黄ばんだ布地がだいぶ綺麗になりました。
シートの上の丸い物体はシートベルトを固定するボルトのキャップで大した意味はありません。



フロアーを横切る銀色のパイプの両端にシートが乗ります。ここからシートのブラケットを外すのがけっこう大変でした。シートレールでセンターコンソールにキズをつけないように、養生をしてから作業をした方が良いです。スプリングはシートリフター用のものです。今時のクルマはシート全ての動作をモーターによっていますが、この当時は、スプリングとギヤとカムによって行っていたのですね。




フロアーカーペットを外した状態です。
フロアーに赤錆が発生しているように見えますが、これは錆ではなく蓄積した埃です。
洗剤で湿らせた雑巾で拭き取ると赤茶色の汚れは取れました。フロアーパネルは殆ど錆は無く健康な状態です。

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Microlon など

2006-11-23 | Weblog
9月の夏休みに購入後3ヶ月の点検を兼ねてショップに行って「オイル交換」をお願いしてきました。
これまでは自分の車のオイル交換等は当然自分でやっておりましたが「初回オイル交換無料」というキャッチに惹かれたのと、SLのオイル量が8リットルと半端な量ではなく、廃油の処理も大変そうなのでショップにお願いすることにしました。
昔はお金を節約するためにも趣味の車も生活の車もオイル交換は自分の手で行ってきましたが、最近は廃油の処理をお願いするガススタンドもあまりいい顔をしなくなってきました。オデ(RA-8)も最近はデーラーでオイルとATFの交換をセットでお願いしていますが、ショールームでコーヒーなどを戴いている内に作業は終わり、料金は1万円もしないで済んでしまいます。ホームセンターのセールの時に4リッター缶で4000円前後のオイルとエレメントを買ってきて、車をリフトして交換して廃油を処理してもらいにガスステーションに行って…と思うと何だか今までバカみたいな気分になります。(オイルのブランドにはたいしてこだわりはありません。よく言われるようにリッター1000円位の100%化学合成油ならブランドがどうこうよりも、フレッシュオイルであるほうが良いようです)
エンジンの添加剤、ケミカルの類はこれまで随分騙されて来ました。「NASAの技術が…」なんてキャッチは一番怪しいですよね。これまでの辛い経験の中で本当にお金を支払った分だけはっきり効果を体感でき人にも自信を持って進められるのが「Microlon」です。
15年ほど前だと思いますが、初めて「Microlon」という製品を知った時には…アメリカの製品でしかも「ライフル銃の銃身焼き付け防止処理剤」として開発された…などというヒストリーを聞いた時は直感「怪しい、怪しすぎる…」と思いました。しかし今日ではMBのデーラーでも取り扱っているようですね。
今年もオデで北海道旅行に行ってきましたが4080Km走って407リッターのガソリンを使いました。3リッターのオデでリッター10Km走っています。決して「エコラン」している訳じゃなくそれなりの走り方でです。これは「Microlon」の効果が大きいと思っています。
これまで乗った車には新車、中古車に関わらず全て「Microlon」処理をしています。
HONDAの芝刈り機にもですよ、本当です。
当然SLにもオイル交換の際に「Microlon」の処理をしました。
エンジン本体の機械抵抗が軽減されるためにノイズが少なくなり当然静かになります。処理をしてまず感じられるのが「静かさ」ですね。走って見ると車が軽くなったように感じられます。ケミカル剤の類では決して安い部類ではありませんが、「Microlon」だけはホントにお勧めです。過去に勧めた友達も満足してくれているようですし、他の人にも勧めているようです。嬉しいですね。
まだ、体験していないなら、是非お勧めです。(ジャパネットたかた、みたいですね…)


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インテリア小物 3点

2006-11-21 | Weblog


水垢落とし、防錆処理、メッキ磨き…と地味で辛い作業が続きました。
この辺でチャラチャラしたパーツでも買って気分転換をしましょう。
上の写真は、「ウッド・ギヤシフト・ノブ」「スカッフ・プレート」「フロア・マット」の3点を装着してご満悦の図です。ちょっと気持ちが豊になったような気がします。



ノーマルのギヤシフト・ノブは、色気も何も無い無機的なつくりです。
なんだか気持ちが暗くなります。
これをウッドのシフトノブに変えたのが下の写真です。



ADSITのカタログには [Wood Gearshift Knobs]と書かれています。
Zebrano と Burlとを選ぶのですが、このSLのパネルはBurlが使われているのでこちらを注文しました。コンソールパネル・キット等は、 Burlの方が Zebrano よりも$100.00ほど高いのですが、シフトノブはどちらも$89.00 でした。
装着はけっこうしんどいです。国産車のようにシフトノブを「クルクル」回して交換完了とは行きません。
ノブはシフターのリンケージにロックナットで固定されているのでほとんど、センターコンソールをバラす覚悟で作業しなければなりません。センターコンソールのウッドパネルを外すのにてこずりました。ウッドパーツをどの位の力加減で外すのかが分からず、ビビリながらの作業でした。2時間くらいの作業になってしまい不安定な姿勢で腰を痛めましたが、作業の面倒さを差し引いても余りある満足感を得られました。こんなパーツ一つで車内がパッと明るくなった感じです。また、手触りも抜群に気持ち良いです。
たかだか $89.00 のパーツでこんなに楽しめるなんて、幸福です。
ただ、中古車の悲しさで、一つ新しいパーツを装着するとその回りのパーツが色褪せて見えてしまいます。いずれコンソールパネル等のウッドパーツは全部取り替える羽目になるでしょう。ちなみに107の[Wood Kit] は$595.00 です。



スカッフ・プレートは カタログには[Chrome Threshold Plates] と書かれています。
通常、$199.00のところセールプライスで$99.00で購入しました。これは、両面テープで固定して、本体のプレートに挟んで共締めするだけですので15分ほどで完了、楽勝です。



フロアーマットはカタログには [Custom Fit Plush Floor Mats] と書かれています。
SLのは2枚セットですので他のモデルより安価です。$129.00 でした。好みの色をオーダー出来るのですが、[JOE]は黙って「ブルー」を送ってきました。「レッド」も刺激的で良いかもと思ったのですが、仕方ありません。もちろん、SLのブルーの内装色には、ピッタリです。
決してゴージャスな作りではありませんが、フロアーにぴったりとフィットして微動だにしません。実に機能的で気に入りました。




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ダッシュボード補修

2006-11-20 | Weblog


試乗した時から気になって仕方の無かったダッシュボードの補修をしました。
写真左が、ダッシュボードのクラックにパテを塗りこんだ状態です。
パテは写真下のように、「タミヤのエポキシパテ」を使いました。
仕上がりが「黄色」と「白色」のものがあり、両方試してみました。どうやら、「黄色」の方がペイントの乗りが穏やかで色合わせが楽でした。
塗料はやはりタミヤの水性塗料の「ロイヤルブルー」と「ブラック」を使いました。パテにも馴染みが良く発色も良好です。
写真右がペイントが終わった完成状態。素人仕事ですから細かいことを言えばキリが無いですが、一応心安らぐ状態になりました。
いつかお金を都合して新品のダッシュボードを手に入れます。悲しいことに最新のカタログでは107用は何と$1895.00になってしまいました。以前は$1495.00だったのにいきなり$400.00アップかよー。早く買っておけば良かった。



タミヤのエポキシ・パテとスパチュラ
細かい部分の仕上げ作業にはスパチュラが重宝しますが、作業の最初に大きなクラックにパテを塗りこむには、バターナイフが使いやすかったです。
当たり前のことですが、クラック以外の部分にパテが付着しないように、はみ出したパテはスパチュラで削り取ってやるとペイントするときの仕上がりが美しいです。

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メッキパーツの磨き

2006-11-20 | Weblog
メッキパーツの磨きに付いて…
お役立ち書籍についてだいぶ長々と書いてしまい、本来のSLの話から外れてしまいました。
話をSL本体に戻して、メッキパーツの磨きに付いて書いていきます。
このクルマにはアイアンバンパーを始めとして、立派なメタル・メッキパーツが使用されています。Bピラーのハードトップを固定するポスト(正式な名前は知りませんが)等はまるで「無垢」のクロームで出来ているのではないかと思うほど重厚な出来栄えで、当初汚れでくすんでいた表面もコンパウンドで軽く磨くとそれはもう素晴らしい輝きを取り戻します。
しかし昔、MBのメッキパーツの「曇り」がなかなか取れないと言う話を聴いた記憶があります。SLのそれは、ウインドシールドやドアーのサッシに表れていて、白い雲が浮いているような感じです。「これが噂のMBの曇りかー。磨きなら任せろ!」と色々なコンパウンドや青棒、白棒などの研磨剤を使って磨きましたが確かに「曇り」が完全には取れません。色々作業をしているうちに不思議なことに気がつきました。ドアーのサイドモールの延長であるソフトトップのハッチ周りのモールは非常に美しい状態を保っています。この部分はハードトップによって、直接紫外線に当たる時間が少なかったために、「曇り」が発生しなかったのでは…と推測しました。
そこで思い切って、モールのなるべく目立たない部分をサンドペーパーで研磨してしまいました。(強引です)
それが写真の部分です。
「なるほど…」です。ステンレスの母材に樹脂のコーティングが施されているんですね。それで紫外線によって樹脂が変質して「曇り」が発生していたのでした。これでは、いくら研磨剤で磨いても「曇り」は取れません。
原因は分かりましたが「曇り」を取る決定的な方法は見つかりません。
青棒で研磨して、ペイントの薄め液で拭いてやると、まあまあの状態になりますが、完璧を期待するならパーツを交換するしかないようです。
それにしても、MBがなぜこんな面倒な処理をしているのか、理解できませんでした。
ちなみに、ウインドシールドのサッシは一回り50,000円程だそうです。
勉強になりました。
それから研磨作業の時には、マスクとゴーグルを着用したほうが良いです。青棒とかは吸入するととても体に悪そうです。

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整備解説書&お役立ち書籍-04

2006-11-20 | Weblog
オールドタイマー別冊 全国お助けショップガイド
八重洲出版の本で思い出すのは「カーボーイ」ですね。懐かしいです。今でも元気に出版?されているみたいです。この本に登場する「プライベーター」と称される人たちの記事は凄まじかったです。なにも、ガレージや高価な工具が無くても、「情熱、友達、工夫」があればここまで出来るんだ…と勇気付けられました。もう、2~30年以上昔の話です。歳をとって体力も情熱も無くなり、少しばかりお金に余裕が出来ると、手を汚さず「お金で済むものだったら…」と言う発想になりがちなこの頃です。
旧車をメインに扱っている「オールドタイマー」誌、これまであまり「旧車」とは関わりがなく「ヘぇ、こんな世界があるんだ」くらいにしか思っていませんでしたので、これまで実際、買ってまで読むことは無かったのですが、SLのような20年落ちのクルマと関わるようになってからは、実に頼りになる存在です。
この「お助けショップガイド」は編集部厳選300件…とある通りクルマに関するあらゆる業種を網羅してあり、各ショップの取材記事だけを読んでいても面白いです。
これだけの数のショップを取材して歩いた記者の方の「記者魂」入魂の一冊です。ただし記事は「良い事」しか書かれていないので、実際に自分のクルマのニーズに合うのかは自身で確かめる必要があります。しかし、これだけの情報量に 1500円は「安い」と言わなければなりません。
残念ながら、出版社にはすでに在庫は無く、書店在庫のみのようです。
リンドバーグにはあと一冊残っていましたが…。

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整備解説書&お役立ち書籍-03

2006-11-20 | Weblog
オートメカニック誌
本屋さんの店頭でもあまり見掛けないちょっと地味な書籍ですが、クルマいじりをする人にとっては知識と情報の泉、これだけの情報量を売価600円とはデフレ時代にあっても、とても信じられないバーゲンプライスです。本文から広告まで本当に役に立ちます。
旧車のメンテナンスは勿論、最新の技術情報まで網羅しています。(写真の今号はパーキングアシストの解説と各車の比較やBMWのバイフューエルエンジンの記事が面白いです)
クルマいじりに興味の無い方にはただの紙屑ですが、メンテナンスを自分の手でされる方にはぜひお薦めの一冊です。

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整備解説書&お役立ち書籍 -02

2006-11-17 | Weblog
写真はAdsitの通販カタログで、これは商品を購入すると毎回同封してきます。
Adsitのサイトにアクセスするとカタログもダウンロードできます。
97ページのカタログなのですが、この中には夢がギッシリ詰まっています。
カタログを「ペラペラ」めくっているだけで、次々と作業のアイディアが沸いてきます。
面白いのは、欲しい商品を片っ端からマークして電卓でトータルを出して、当日のレートで円に換算してみるんです。
そして表示された数字を見て「ひぇー」と驚くのです。楽しいですよ。
このカタログを見ていると、「380SLで無いパーツは無い!お金さえあれば、パーツを買って新品の380SLが組めるな…」と驚けます。それほど380SLのパーツは充実しています。
日本では人気の500SLのパーツは全くありませんね。

これまでに何回か商品を発注しましたが、アメリカのショップの割には、驚くほどレスポンスが良いんです。午後3時頃メール書いておくと、翌朝には返信が来ています。
しかも、そのメールが良いんですよ。
「JOE」って担当の人なんですが、およそネイティブが書いた文章とは思えないフレンドリーで日本人ポイ分かり易い文章なんです。
あまりカッコいい文章を書かれるとプレッシャーで「こんな文章書いたら恥ずかしい…」と思ってしまいますが、「なーんだ、オレと同レベルじゃん」なんて思って気軽にメールを書けます。
インボイスの宛名なんか、「名前呼び捨て」ですから…。普通だったら客に何て失礼な!と怒るところでしょうが、普段のメールのやり取りで馴れてしまい、全然不愉快に思わないです。

発注はファックスで行っています。勿論、ネットショッピングも出来るのですが、いまだにネットではクレジットのナンバーを打ち込むのには抵抗があります。(会社の法人カードはなんとも思わないのですが…)
大体、発注してから10日で商品が到着します。
もしカタログに欲しい商品が掲載されていないとか、見つけられなければパーツの写真を撮影してメールに添付して「このパーツのParts No と 価格を教えて…」とメールすれば翌日にはJOEが回答を返信してくれます。

その昔、海外通販は「メールオーダー」とか言って、文字通り手紙か電話で注文していました。
[Bass Pro Shops]でどうしても買い物をしたくて、アメリカのショップにオーダーフォームをファックスして欲しいと電話をしたときには、オペレーターのお姉さんの[validity]って聞き取れなくて難義でしたが、良い思い出です。すごく親切でしたし…
海外通販って夢がありますね。ホント楽しいです。



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整備解説書&お役立ち書籍 -01

2006-11-17 | Weblog
水垢落としに防錆処理と作業が進み、次はメッキパーツの「磨き」に話は展開する予定なのですが、ここでちょっと休憩してクルマいじりに必要な整備解説書やお役立ち書籍について書いてみます。

整備解説書はクルマいじりのバイブルで、基本ですよね。
クルマいじりとは、「分解&組み立て」の繰り返しのようなものですから、分解する部位によっては、分解する順序を間違えるととんでもないことになる場合がありますし。
これがあるのと無いのとでは作業効率やトラブルに遭遇する確率を激減できます。
また、解説図にはそれぞれのパーツナンバーも記載されているので、デーラーにパーツを発注する際も大変重宝するし、間違いも防げます。
更に、SST(Special Service Tool)等も紹介されているので、買えるものなら買って作業したほうが作業効率は飛躍的に向上します。(思っているより意外と安いですよ)

そこで問題のSLの整備解説書なんですが、写真の左下のCD-ROMがそれなんです。
原本をスキャンしてPDFとして収録されています。必要な部分をプリントアウトして使いますが、出来れば整備解説書は「本」で見たいです。「本」は何気なくパラパラめくっていて、後で「そう言えばあんな記事が…」という使い方が出来ますが、CD-ROMには「パラパラ」機能が無いのが難点です。
CD-ROMはアメリカの通販ショップ [ADISIT COMPANY,INK]から購入しました。
なぜか、E107のは$179.00もしました。(しかも、セールプライスで、です)
しかし、絶対に必要なものなので泣く泣く…。
123とか201なんかは$139.00でした。
ショップのアドレスは www.adsitco.com でこちらから、カタログのダウンロードや
ショッピングが出来ます。写真右端に写っているのが、カタログです。

ユーノス・ロードスターの整備解説書は、新車購入の際に買いましたが、4~5000円位だったと思います。
リンドバーグ辺りならまだ手に入るかも知れませんね。

だいぶ長くなりましたので、3つくらいに分けましょうか。



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