Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

豊後森 機関庫 4月25日 2014年

2014-04-30 | Weblog
九州旅行の目玉の一つ、「近代化産業遺産 旧豊後森機関庫」にやってきました。

久大本線の踏み切り辺りから機関庫を眺めます。




看板にあるように、「柵内進入禁止」とあります。

この「柵内」の機関庫を見学するには、窓口となっている「玖珠町役場 商工観光振興課 Tel 0973-72-7513」に見学の申請をする必要があります。





書類に必要事項を記入し送付すると「行政財産使用許可書」という書類が返送されてきます。

この書類で、機関庫の立入禁止区域にも立ち入って見学をすることが出来ます。



許可証のほかに、このような注意書きも添えられてきます。

「鍵の貸し出しはしていませんので、ロープをまたいで入ってください」っていうのが面白いです。

でも、この書類を携行し貸し出されたヘルメットをきちんと着用していれば、堂々とロープをまたいで機関庫の中へ入ることが出来るわけです。





さて…
先日、紹介しました Action Cam(赤矢印のところ) をヘルメットにしっかりと装着…装備を整えて、いざ機関庫の見学、スタートです!




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Action Cam HDR-AS30V Sony

2014-04-24 | Weblog
スネークカメラに続きまして、こんなのを購入しました。

動機はですね…青函トンネルの記事を書いていて思ったのですが、「記録・メモは大事」ということです。(当たり前の事ですが…)

とくに、青函トンネルはこの先一般人は二度と足を踏み入れることの出来ない場所です。
取材の失敗は取り返しがつかないわけですね。

記事を書いているときに「なぜもっと早く書かなかったのか…せめてボイスレコーダーでも回していれば…」なんて後悔の念でいっぱいでありました。

そこで思いついたのが、「メモ代わりにビデオをまわしておけば…」という作戦でした。

しかも、バラエティー番組とかにも良く登場するヘルメットカメラみたいなのだと手が塞がらなくて良いな~なんて。

早速、アキバの例のお店に見に行きまして、色々迷った挙句、この“Action Cam HDR-AS30V”という製品を購入しました。

32GのマイクロSDを挿して2時間半くらい録画できそうです。

バッテリーも連続で1時間半くらいは持ちそうです。

スペック的には申し分なさそうですが、体のどこに固定するか…悩ましいところです。

一眼レフカメラを2台、たすき掛けしていて邪魔にならない場所というと…「頭」に固定するという方法が良さそうですね。
ただし、人が沢山いる場所では、恥ずかし過ぎます。

明日から大分の豊後森へ出掛け、早速その威力を確かめてきます。



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SNAKE-09 Kenko LEDライト付き防水スネイクカメラ 

2014-04-24 | Weblog
 こんなのを購入してみました。

「閉所・高所・暗所を鮮明に動画・静止画で記録!」とあります。

仕様は 1/4型 CMOSイメージセンサー 32万画素 F2.8 外部メモリーはSDHCで 16GBまで対応します。

動画のファイル形式は AVI 静止画は JPG です。

電源は単三アルカリ乾電池4本 

フレキシブル・チューブの長さは、95cm  重量 523g となっております。

せっかく、北海道の記事の執筆に勢いが乗ってきたところに「何をやっているんだ…?」という声が聞えてきそうですが、これには訳があります。

家人が営むそば屋で最近、店内にマウスの形跡が出るようになりました。
専門の駆除業者に診断を依頼し、“M”の通路を捜索してもらいました。

その出入り口は発見できたのですが、それは店内の「カウンター」下の下水付近です。

しかし、現況ではカウンターの構造物が邪魔になってその奥の状況までは目視、探索することことが出来ません。

根本的な処置法としては、カウンターを撤去して下水の構造を元から施工しなおすことになりますが、それには大変な時間と費用とが必要となります。

何とかカウンターを撤去することなく死角になっている部分の状況を把握することが出来ないかと思案し、カウンターの目立たない部分に小さな穴を開け、そこから「ファイバー・スコープ」で観察してみよう、と考えました。

「ファイバー・スコープ」といえば、「内視鏡」で代表される高度な医療機器です。
素人が簡単に買えるわけがありません。

しかし…そういう時にネットの世界は便利ですね。

このような製品を見つけちゃいました。

「スネークカメラ」とうたっているように、「ファイバー・スコープ」ではありません。

フレキシブル・チューブの先端に CMOSカメラとLEDライトを装着し、手元のモニターで画像を見ることが出来るアイディア商品です。

SDメモリーに動画・静止画の記録も出来、しかもフィルターでは長年お世話になっている安心のブランド「Kenko」の製品です。

しかも、価格は驚きの1万円以下です。

これで買わない理由はありません。

早速、注文しましたよ。

5月の連休は、この「スネーク・カメラ」でカウンター内の探索を行う予定いです。


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江差線 木古内駅 9月3日 2013年

2014-04-23 | Weblog
トラピスト修道院から「木古内駅」にやってきました。

2014年5月12日に廃止が決まっている「江差線」とは実質この「木古内駅」から「江差駅」ですものね。

今朝の木古内駅は先ほどの「五稜郭駅」とはすっかり雰囲気が異なり、通勤・通学客の姿はほとんど見えません。

しかし…昨年訪れた時とは駅の形は変わっていませんが、その背景は大きく異なっていました。

立ち並ぶクレーンや橋脚を覆う足場などが、北海道新幹線の工事が佳境に入っていることを表しています。



こちらは2012年9月14日に訪れた「木古内駅」の情景です。

背景の空が広くて、駅舎がポツンと佇んでいる様子がわかります。




雨上がりの駅前の様子です。

典型的な北海道の駅前です。

昨年訪れた時とは違って、閑散とした雰囲気を感じました。



こちらが2012年のときの駅前の様子です。
「やけにサッパリしちゃったなぁ~」と感じたのは、2012年の画面右側にあったレストラン風の建物がなくなり更地になっていたからでした。

北海道における新幹線の最初の停車駅ということで、再開発計画があるのでしょうね。



後方に見える建築現場は新幹線の駅舎のものでしょうか…

新青森の新幹線駅と似たような建物のように見えます。

今回「木古内駅」には外観の観察だけでホームには出ませんでした。



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江差線 各駅見て歩記 9月3日 2013年

2014-04-21 | Weblog
 感動の「竜飛海底駅」見学会が終わり、本日からは2014年5月12日に廃止が予定されている「江差線」の現役時代を鑑賞して歩こうという計画です。

ホテルの朝食を済ませてすぐのチェックアウト。
オジサンにとっては「レイト・チェックアウト」などあまり意味がありません。

ちなみに、上の写真「トラピスト修道院」の写真を撮影したのは8:06でありました。

最近では11時のチェックアウトなど普通で、12時というのもあります。
一体、そんな時間まで何をしているのかと…無意味な想像をしてしまいます。

駐車場からオデ君を出してきて、通勤時間前、まだひっそりとしている函館駅前のロータリーを五稜郭駅に向かって走り始めます。

交通量のまだ少ない道を5~6分走って五稜郭駅に到着です。
しかし、こちらは通勤・通学客で結構な賑わいです。

駅のロータリーには一般車の駐車スペースは設けられておらず、近くのGSで給油をしスタッフさんに「五稜郭駅に行きたいので5~6分停めさせて欲しい」とお願いすると、快諾していただけたので、指定された場所にオデ君を停め、カメラを持って出ようとしたら、いきなりの降雨です!

「なに!」っと思いましたが、わざわざ雨に濡れてまで撮影するほどのこともない(江差線が廃止されても五稜郭⇔木古内間は津軽海峡線として存続するわけですからね)木古内駅へ向かって再びオデ君と走り始めます。

木古内駅へと向かう道すがら…「そう言えばいつも素通りのあそこに寄ってみよう…」と、思い立ち「トラピスト修道院」に立ち寄ることにしました。

修道院の三角屋根が正面に見える杉並木をのんびりと走ります。




まだ誰も居ない駐車場にオデ君を停めて、綺麗に清掃された道を歩きます。
先ほどの五稜郭駅での降雨が嘘みたいです。

草の馨りが漂ってきます。
職人さんが草刈機で作業をしていました。




修道院の由来を示したボードですが、所々ペンキが剥がれて読みにくかったです。

西波止場のお土産店では定番のトラピスト修道院のバターやクッキーが有名です。
駐車場の横にお土産の「直売店」がありますが、まだ開店前でした。



正門にも人の気配はありません。
こちらは、確か8時頃に扉が(電動で)開いて格子越しに中の修道院を見ることが出来ます。

修道院内の見学は事前に往復はがきでの申し込みが必要で、しかも見学できるのは“男性のみ”です。




こちらが、正門の格子越しに撮影した写真です。

さすがに、綺麗に刈り込まれた芝生と建物の煉瓦色が修道院の荘厳な雰囲気を醸しておりました。



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竜飛海底駅 見学会 9月2日 2013年-09

2014-04-17 | Weblog






2014年4月17日の日経新聞の紙面には、東京→新函館間を4時間10分で運行する「北海道新幹線」の記事が掲載されていました。

2013年9月の青函トンネルの見学会の記事を2014年4月に書いていた時でもあり、タイムリーな印象を受けます。

また、世界最長の鉄道レール …という記事も同紙に掲載されています。

この“スーパー・ロングレール”も、新幹線の敷設に活用されるのでしょうね。

NHKの「プロジェクトⅩ」という番組のタイトル中、2000年に放送された「青函トンネル 友の死を越えて」というのがありました。

まさに青函トンネルを掘る現場の技術者の方々のストーリーです。

青函トンネルは昭和36年(プロジェクトⅩ中では、昭和39年と解説されていますが、これは調査・準備期間を含めるかどうかで3年間の差異が生じるのでしょう)に10年間の工期で着工されました。(実際に完成するまでにはその倍以上、27年間(プロジェクトⅩ中では24年間)の工期を費やしました。

最初は、北海道側から工事が開始され、2年後の昭和41年3月には青森側の竜飛基地からも工事がスタートし北海道を目指しました。

この海底トンネル計画には、後に「洞爺丸台風」と命名される台風15号による「洞爺丸」をはじめ5隻の船舶の沈没により1400人を超える犠牲者を出した海難事故の背景があります。

本州と北海道を結び安定した物流、安全な旅客輸送を確保する…道民にとっても当時の国鉄にとってもそれは一つの悲願でありました。
(今時の人には信じられないかも知れませんが昭和20~30年代、津軽海峡で隔てられた北海道は総所得において全国平均以下であったそうです)

世界のどこにも前例のない海底を53Kmも掘り進むこの計画の前に次々と大自然の壁が立ちはだかります。

その度に“トンネル・マン”の男達は新しい技術と「世界一のトンネルを掘る」という誇りと闘志とでハードルを越えていきます。
そうした闘いの中で24年間の工期中、34名という尊い犠牲を払うこととなります。


トンネルを掘る技術者は「土木屋」「機械屋」「電気屋」という専門集団に分かれるそうです。
プロジェクトⅩでは、その中の「土木屋」の“総合令”(技術者全員を束ねる、総監督みたいな役職です)「大谷 豊二」さんにスポットを当てます。

この大谷さんが竜飛の現場にご家族と共に着任されたのが30代です。
そして、24年後のトンネル完成時には50代になられていました。

北海道側と青森側から掘り進んだそれぞれのトンネルが、津軽海峡の海の下、最後の発破で一つに繋がり風が吹き抜ける…
大谷さんは殉職された仲間の遺影を抱き「ここが約束の地、北海道だぞ」と語りかけます。

「地図に残る仕事」などという表現を見かけることがありますが、青函トンネルのプロジェクトに携わった、大谷さんを始め多くのトンネルマンの顔は、まさに「道を拓く」という仕事に人生の大半を捧げた、本当に男の中の男の生き様、顔つきとはこのようなものか…と、感動しました。

見学会では、海底駅の「海面下140m」という表示が多数見られたことから、青函トンネルの深度がそれなのかと錯覚しますが、青函トンネルの最深部は海面下240mだそうです。

いま竜飛海底駅はその役目を全うし、北海道新幹線という新しい時代へと生まれ変わります。
見学会という本来の目的とは異なる運用によって、多くの人々にその存在と全容が紹介されましたが、これこそまさに「平和利用」というか、深刻な事態が起こらなかった何よりの事象だと思います。

竜飛海底駅は2014年3月14日を持って廃止されましたが、青函トンネルはこれからも、旅客・物流の輸送を北海道新幹線の開通と共に、次の新しい時代へと担って行きます。

その根底を支えるのは、先のトンネルマンの方々の生涯を捧げた青函トンネル・プロジェクトの成功であり、その後のスーパーロングレールや鉄道技術の粋を集めた最新の新幹線車両の開発、そして表舞台ではスポット・ライトを浴びることのない保守や保線の方々の地味だけれど欠かすことの出来ない努力…そうした大勢の方々の力に支えられていることを実感いたしました。

青函トンネル営業開始前の試運転の車両に、トンネル工事で殉職された遺族の方々が招待され、「お父さん、またはご主人」が携わった偉大なプロジェクトを噛み締められておりました。

「地図に残る仕事」とは、物理的な事象だけではなく、こうして「人の心に残る仕事」でもあるのだと実感しまた感動いたしました。



「竜飛海底駅見学会」は、2013年の北海道旅行の一つの目玉であり、実に素晴らしく有意義なものでした。
こうして参加できたことをとても嬉しく思います。

9月2日の記事を書くのに約1ヶ月を要してしまいました。
このペースで昨年の記事を書いていたら、今年の北海道旅行がスタートしてしまいます。

もう少し、キーボードを叩くピッチを上げていかないと間に合いませんね。





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竜飛海底駅 見学会 9月2日 2013年-08

2014-04-16 | Weblog
記念館からモグラ号で再び竜飛海底駅へと戻ってきました。

例の「風門」を通り抜けます。

ここは災害があった際に乗客が避難、待機する場所です。

天井からの漏水のためでしょうか、ベンチにはカバーが掛けられています。



トンネル駅になぜ?な「男子更衣室」(もちろん女子更衣室もありますよ)です。

こちらは、「カシオペア」「北斗星」「トワイライト・エクスプレス」など、青函トンネルを通過する寝台特急の乗客が、就寝時のパジャマから着替えるために設置されている施設のようです。

壁には、暫く振りに見る「建物財産標」が添付されていました。

「休憩所2号」なんて、いかにもな名称です。




上りホームです。
やはりホームの幅はかなり狭いですね。

通常の駅のホームに敷設されている「黄色いタイル」一枚分プラス…位しか幅がありません。

これでも、新幹線の車両が通過するようになると障害になるらしく、海底駅閉鎖後には撤去されるらしいです。



函館へと向かう「白鳥」が到着しました。

ツアーの皆様は、熱心に撮影しています。

私は真っ先にホームの様子を撮影させていただいたので、後方にさがって参加客の様子を撮影してみました。



列車が停車してドアーが開くと、口々にガイドさんにお礼の言葉を述べ乗車します。

「松岡さん、ありがとうございました。お疲れ様でした」

私達を見送った後、ガイドの方は駅に残ったようですが、このあとどうするのでしょうか…

宿泊施設もあるのでしょうけれど、まさか「泊まり」ではないでしょう。

スーパー白鳥25号 16:46 で撤収されるのでしょう。




函館駅に到着した「白鳥」と札幌へ向かう「スーパー北斗」のツーショットです。

こうして見ると、485系の白鳥の顔ってデカイですね。




さて…本日も函館駅で駅弁を買ってホテルに戻ります。

本日は、「大沼 黒牛飯折」っていうのを買ってみました。

¥1050 です。
コンビニで購入する弁当に比較すると、「良いお値段」です。




ビールと共にいただきます。

ちょっと濃い目の味付けです。
オジサンのような年配者には、健康上もう少し「薄味」の方が良いかも知れません。

食事の後は、最上階の温泉で温まり、部屋に戻ってまたビールを美味しく頂きました。

実に見応えのあるツアーで大満足でした。



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ブルーコーナーUC店 ビュッフェ・タイム 4月14日 2014年

2014-04-15 | Weblog
ブルーコーナーさんの“ビュッフェ・タイム”に出掛けてまいりました。
 
4日ほどの時間差がありましたが…

前回、ランチ・タイムにお邪魔したときに、この素敵なお店の“看板”の撮影に失敗してしまいましたので、結構真剣に機材を準備して出掛けてきました。
機材…とは、1眼レフカメラと三脚、C-PLフィルター それとワイヤレスのレリーズ です。

しかし、いざブルーコーナーさんに到着して“看板”の撮影を行う段になり「ま、いっか…」と、せっかく重たい思いをして持ってきた機材は、カメラ以外使わずに、「手持ち、オート・モード」で撮影してしまいました。

これは…「横着」というのか「いい加減」というのか…それとも両方かな。(自分に対してものすごく甘いですよ、オジサンは…)

取り敢えず、蛍光灯の映り込みが無いように“背伸び”をしながら撮影しました。

その後PCでブルーの発色を画像処理で行っています。




“ビュッフェ・タイム”の営業は17:00からですが、辺りはまだこんなに明るく、夕焼けのオレンジ色が残っているうちに「新整備場駅」に到着です。

仕事帰りのビジネス・パーソン の大勢とすれ違います。

この時間、駅へと歩いていく人の流れが主流で、ブルーコーナーさんへは、その流れに逆行して歩くことになります。




UC(ユーティリティー・センター)のビルにも街燈の灯りが写り込んで、昼間のメタリックな印象を和らげています。
もたれ合うように建っている、このあたりのビルは設計者が同じなのでしょうね、みんな同じ顔をしています。




ビュッフェ・スタイルの食材が準備されています。

夜は「喫煙席」と「禁煙席」とは区別されていなくて、全席喫煙可…のようでした。



“ドリンク・コーナー”です。
生ビールにウイスキーの水割り、日本酒、焼酎は私も自宅で愛飲している神楽酒造の「天孫降臨」が用意されていました。

ソフト・ドリンクは、ウーロン茶のみのご用意です。

つまり、このビュッフェは“飲み”が主体…ということですね。

飲めない人にはソフト・ドリンクの種類がちょっと物足りないかも知れません。

ビールは、スタッフさんにお願いすれば上手に作ってもらえますよ。

ビール・サーバーはコツがあって、初めての人には少し難しいんです。

オジサンは、生ビールを2杯、ご馳走になりました。




壁には“有名人”の方々の色紙が飾られていました。



こちらは、松任谷ご夫妻のサインだそうです。

私がミュージシャンで唯一、崇拝する「ユーミン」がこちらに来店されたのでしょうか?




昼間は誘導路を移動する機材を間近で見ることが出来る広い窓も、夜になると室内の照明がガラスに盛大に反射して、このように思い切り“自分撮り”になっちゃいます。

やはり、飛行機を見るなら“ランチ・タイム”、「飲み」なら、“ビュッフェ・タイム”…ということになります。

(この前、気になった「ブラインドのヒモ」は、本日は目立たないようになっていました)





ほとんど人通りの少なくなった道を、新整備場駅へと歩きます。

2月に本店にお邪魔した時には凍えるような夜風も、今夜は心地よい柔らかな肌触りでした。

ご馳走様でした。

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竜飛海底駅 見学会 9月2日 2013年-07

2014-04-13 | Weblog
 トンネル鑑賞の後は駐車場の片隅にある工事車両や機材の展示を鑑賞します。

写真左隅にチラッと機材の一部が写っています。



アジテータカー…とは変わった名前です。
オジサンくらいの年代だと思わず学生運動を連想してしまいます。



こちらの説明を読むと…軌条を移動する“コンクリート・ミキサーカー”と解釈できます。

ただちょっと疑問が…
この“アジテータカー”に積載する「生コン」はそもそもどこで作っていたのでしょうか。
つまり、「地上なのか地下なのか?」っていう疑問ですが、おそらくこの竜飛基地の地上のどこかだったのでしょうね。

だから地下の打設現場まで、分離、品質低下が起こらないように「アジテータカー」で運搬する必要があったのでしょう。

ん?すると「斜坑人車」みたいに斜めっていないと、斜坑は下りて行かれないのでは…?
この車両は、どう見ても「水平人車」みたいに、平らですよね。

ってことは…生コンは地下で作っていたということでしょうか…疑問です。



次は「斜坑人車」です。
これはまたベタでストレートなわかりやすい名前ですね。

「モグラ号」のパネルを取り去って、より工事車両っぽくなっています。
ヘルメットにヘッドライト(これこそまさに“ヘッドライト”の名前のルーツなのではないでしょうか、頭に装備する照明機材という意味で…)を装備した作業員の方々の送迎に使用したのでしょう。



説明を読むと、一度に120人~150人程の作業員の方々を輸送することができたようです。



先ほどの「斜坑人車」に対して「水平人車」とは…これまたストレートな名称です。



竜飛基地や吉岡基地から「斜坑人車」によって地下現場に到着した作業員の方々が、それぞれの担当現場、本坑や先進導坑へ移動するための車両ですね。



「津軽海峡線」の軌道のモデル展示です。
さっき「青函トンネル」のホームで見てきたアレですね。

トンネル工事が計画された時点で北海道に新幹線を走らせる構想があったということを示す展示です。

手前に見える円形の“マンホール”みたいな物体は、スラブの位置決めに用いる“ピン”のようなモノです。



新幹線のスーパー・ロングレールの交換作業を画像で見たことがありますが、本当にビックリ画像でした。
何十キロメートルもあるスーパー・ロングレールを撤去しつつ新しいレールを施設していきました。
すごい技術力ですね。

画像を見るまでは、想像もできないことでした。

鉄鋼メーカーで作られるレールは25mの定尺レールというのが一般的で、それを溶接して200mほどのレールを作り専用の貨物列車で現場に運搬するそうです。
これもYouTubeかなにかで見た記憶があります。
そして、作業現場でその200mのレールを溶接して繋いでいき、その結果、全長53.85Kmの青函トンネルの97%以上をカバーする52.57Kmのスーパー・ロング・レールが誕生しました。

しかし…たったあと1Km少々をなぜ残したのでしょうね?

不思議ですが、絶対に隠された理由があるはずです。


“スラブ構造”とは…通常の路盤が“バラスト”という砕石を敷き詰めて形成されるのに対して、“プレハブ構造”みたいなイメージでしょうか?
予め工場で作られたパーツを現場で敷き詰めていくようなイメージですかね。

生産性と現場での取り回しが良さそうです。
特に、トンネル内などの作業エリアの限定される区間ではその特色が存分に生かされると思います。

三線式…JRの通常軌道が、1067mm 新幹線などの軌道が1435mm ですから、368mmの間隔があるわけです。

しかし…これはナイスなアイディアですね。

後から新幹線の軌条を敷きなおす…なんてことになったら大変ですものね。

*オジサンは毎年北海道に渡る時に「津軽海峡フェリー」を使っています。
割引を使った往復でも¥32000程も掛かります。(トンネルの通行料金なら¥10000くらいじゃないですか?)

津軽海峡を青函トンネルで渡ることが出来たなら、どんなに便利だろう…と思うのですが…(台風や低気圧などの自然要因で運休になったりして予期せぬ想定外のトラブルを避けられますし、フェリーの運航時間に縛られずに好きな時間に北海道に渡ることが出来ます。その点、九州はは良いですよね、事実上、地続きと同じですもの)

なぜJRさんは、鉄道トンネルだけでなく、一緒に道路トンネルも掘らなかったのだろう…と、思いました。
しかし、トンネル長が53kmもある所を、一般のドライバーに走らせて、万が一車両事故で火災でも発生したなら、とんでもない大惨事になりかねませんね。

やはり、フェリーで渡るか、昔あったような鉄道にクルマを積んで輸送する(カー・トレイン)しか今のところは道はなさそうです。
将来、車が完全に人間の手を離れ完全にリモート・コントロールされ、燃料もガソリンから燃料電池になった暁には、クルマも青函トンネルを走らせてもらえる時が来るかも知れません。

でも、オジサンが生きている間には実現はされそうにもありません。







草むらに放置されたような展示の「海底下の石」
説明の板碑が無ければ、ただの廃材にしか見えないでしょうね。





それぞれの散策が終わってレストランに集合し、ガイドさんから「体験証明書」を手渡されます。
今年11月限りでこのツアーは終了と発表されていますから、この参加証はより重みを増しましたね。

満足です。



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竜飛海底駅 見学会 9月2日 2013年-06

2014-04-11 | Weblog
せっかく筆が?(正確にはキーボードか…)滑らかに進むようになった矢先に、ブルーコーナーさんの記事を書いていて(なんだ…やればすぐに書けるじゃん…という声が聞えてきそうですが…)躓きましたがまた「青函トンネルツアー」の記事を続けます。

写真は「青函トンネル記念館」の全景を駐車場から眺めたところです。

右端の厳つい建物が先ほど到着した「青函トンネル記念館駅」の建物です。

記念館の展示スペースやレストランなどの建物とは明らかに異質な建物です。
窓が少なくて要塞みたいな外観ですね。





「世界一の体験ゾーン」という表示があります…確かにすごい体験が出来ますが、その「看板」がいかにもショボイです。

体験の凄さに比例した、もっとインパクトのある看板を作れば良いのに…です。
勿体無いですよね。

こちらでは自由行動時間があり、竜飛崎灯台や階段国道と呼ばれる「国道339号線」を散策される方もいます。
(しかし、時間的にはそうとう忙しないと思いますよ)

私は、この竜飛崎にはおよそ5~6回は訪れていまして、この記念館にも3~4回ほど訪れたことがあります。
(モグラ号には乗車したことはありませんでした)

ですので、こちらの自由時間は大して期待はしていなかったのですが…



何度も訪れ見慣れた筈のこの風景の中に、これまで知らなかった驚愕の事実が隠されている事をガイドさんから知らされたのです!

丘の中腹のパネルにもあるように、ここは青函トンネルの本州側の竜飛基地があったところです。

そして、軽く見回すと当時工事に使われた3本のトンネルの跡を見ることが出来ます。
(おっ!“山いが”のヨッキれんさんの世界みたいだ…)

そのトンネルとは①換気のためのトンネル  ②作業員の方々や資材などを現場まで運搬するための循環トンネル  ③トンネル掘削の為に使用する「爆薬」を保管するためのトンネル の三本です。

青函トンネルは、ダイナマイトで掘ったトンネルといわれるほど、爆薬の使用量が多かったそうです。




こちらは、どう見ても「換気」のための装置ですね。
ここから、坑道へフレッシュ・エアーを送っているのだと想像します。



こちらが、人や資材を運搬するための循環トンネルで、トロッコが坑道へ向かって下りていっていたのでしょう。

写真の矢印部にトンネルの形を確認することが出来ます。



そして、三番目のトンネル、爆薬保管のためのトンネルがこちらだと思います。

先ほどの丘のパネル位置から、このトンネルがどの辺りか想像できますよね。



現在は「地震検知装置室」というプレートが掲げられ、立入禁止となっています。



中を覗いてみるとこんな感じで落ち葉の吹き溜まりになっています。

しかし、その奥の扉の先はどうなっているのでしょうか?

そこにはきっと驚愕の事実が隠されているのかも知れませんね。

*このトンネルの話は、記念館のレストランでガイドさんに伺った話です。
その内容について検証したわけではなく、私が「さっきの話に出てきたトンネルはきっとこれに違いない」なんて想像して写真撮影したものです。
しかも、例によってメモはとっていないし…

それを踏まえて、お楽しみください。

今年も(2014年)北海道へ旅行に出掛ける予定です。
もし、時間的余裕があったら、青森にも宿泊してこの竜飛崎に再び訪れ、も少し詳細な情報をお届け出来るように調査したいですね。



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ブルーコーナーUC店 新整備場 緊急報告 4月9日 2014年

2014-04-10 | Weblog
 青函トンネルの記事をようやく順調に書き始めたところですが、先週放映されたタモリさんの「タモリ倶楽部」において、新整備場の「ブルーコーナーUC店」が紹介されるや、オジサンのブログにも今までかつて無いほどの数のビジターのお客様が訪れるようになりました。

アクセスのキーは、もちろん「タモリ倶楽部 ブルーコーナー」が圧倒的でした。

タモリさんの「いいとも」番組終了とも重なり、タモリさん自身に相当注目が集まった結果なのだと思います。
改めてタモリさんの好感度の高さを再確認いたしました。

写真は「新整備場駅出口」とモノレールのワンデー・パスです。
浜松町から新整備場までチケットを購入すると 片道¥490、普通に往復して¥980です。

ワンデー・パスなら¥700で一日乗り放題ですから、モノレールでお出掛けの際にはこちらのワンデー・パスを購入されることを強くお勧めいたします。




こちらの「新整備場駅」、2~3年前にANAさんやJALさんの整備場見学会の際にこの歩道は何度も歩いた記憶があります。

正面に見える立派なビルが「ユーティリティーセンタービル」です。

明らかにオジサンとは毛色の異なる、ダークスーツの多くのビジネスマンが歩いていきます。



左を振り向けば、こうして誘導路とコントロール・タワーが見えますが、フェンスの金網の“目”が細かすぎてこの高さからでは“モアレ現象”みたいで、余り鮮明には見えません。
「ローパスフィルター」入れてみたらどうなんだ?…なんてね。



ユーティリティー・センタービルの入口です。
矢印のように、小さな文字でビル名が示されています。

もう一つの矢印は…オジサンの「自分撮り」です。
先ほどのダークスーツのビジネスマンとは掛け離れた格好をしていますね。

ホワイトのジャケにライム・グリーンのタイ…スキニーのブルージーン、何をやっているのだか…





ビルの入口を入ると守衛さんの受付などがあり、若干プレッシャーですが怯まず笑顔で切り抜け、正面の階段を二階へと上ります。

壁には「ブルーコーナー」の看板…というにはオシャレ過ぎのディスプレーが。
オシャレ度の点では“本店”を大きく上回ります。

しかし、向かいのビルがガッチリと写り込んでしまっていますので、「仕方ない、夜の部にもう一度撮り直すか…」って思っていて、この失敗写真はこの時点では公開するつもりはありませんでした…。

次回、もっと素敵な写真を撮りますのでそれまでは、この写真でご勘弁ください。



店舗入口です。
予想したほどの混雑ではなく(前日に問い合わせて、1時過ぎがよろしいということでしたので、ランチタイムをずらして訪問しました)

喫煙席(左側)と禁煙席(右側)が入口で二分されます。



ランチタイム・メニューです。
この辺りは、ビジネスマンが喜びそうな“お品書き”です。




私がお願いしたのは…これです。
「ざるそば ¥500」です。

3年ほど前から「一日2食主義」を貫いておりまして、本来は昼食は食べないのですが、ランチタイムにお邪魔して「ジュース」…では、あまりに失礼だと思いまして、極力低カロリーのメニューを選んだ結果です。
ちなみに、オーダーは早いですよ、オジサンは…。

決めるまでに5秒と掛かりませんから…

ランチメニューをオーダーしたお客さんには、アイス・コーヒーなどのフリードリンク・サービスも付きます。

「ざるそば&アイス・コーヒー」です。
全然、平気ですけど…。




この辺りが「航空ファン」の方々にとって、「ブルーコーナー」のビュースポットとしての資質がいかなるものかという大切な部分ですね。

客席の椅子に座ってコーヒー飲みながら、このような写真が撮れちゃいます。
樂チンで良いですね!

連絡誘導路という性格上、当たり前ですが飛行機の「動き」が非常にゆっくりで、「動き物」の苦手なオジサンでも余裕で撮影できるのも高ポイントかも知れません。

逆に、エキスパートの方には動きが「緩く」て不満要素であるかも知れませんね。

オジサンのレベルでは「充分に満足」といえます。

ただ、お昼過ぎのダイヤのせいなのでしょうか、誘導路を通過する航空機は意外に少なかったです。

ランチタイムには、空港関係のお客さんがランチを楽しむために来店されています。
あまり大袈裟な撮影装置は控えたほうがよろしいかも知れません。

因みに、この写真と下の一枚以外は、チマッとしたコンパクト・カメラ Gx200 で撮影しています。

オジサンは空港では、双眼鏡と「Flightradar24」があれば充分に楽しめます。




これが客席からの「普通の視界」に近いでしょうか…
上下が黒くつぶれているので、まるで映画館のスクリーンの様でもあります。

矢印で示したのは、ブラインドの紐です。
テーブルによってはこれが邪魔になる席があります。

その時の混雑状況次第ですね。



先日頂いた「ブルーコーナーUC店」のカードを再度掲載しておきます。

初めて訪れる方が注意しないといけない点は…“土日祝日”はお休み!という点で、一般のビジネスマンにはハードル高いです。

そして、ランチ・タイムとブッフェ・タイムの二部制になっていて、17:00~のビュッフェ・タイムは“ビュッフェ・スタイル”のみで、他のメニューは無いということです。(このカードを頂いた時点では、ビュッフェ・スタイルは¥2600となっていますが、4月以降の消費税8%で、現在¥2800 となっています。)

帰りにキャッシャーでお支払いをしていたらマスターが私に気付かれ、ご挨拶をしました。

どうやら、“本店”にお邪魔したときの私のことを覚えてくださっていたようです。
しかも、このブログもご覧になっていただけたようでした。

番組放送後、明らかに常連さんとは異なるお客さんが多く訪れ、例の「焼きそば」を注文される方が増えたそうです。(*本店の話)
「タモリさんの番組のおかげでお客さんが増えてよかったですね」、とお話したら「もう、焼きそば屋ですよ~」とにこやかに話されていました。

マスターは一般の航空ファンにも、この好ロケーションのビュースポットを知って欲しいとおっしゃっていました。

実はこの日、ビュッフェ・スタイルと夜の空港の記事を書くために、再度ブルーコーナーに行く気満々でマスターにも、「夜にまた来ます!」とお話したのですが、別の用事が出来てしまい残念ですが夜の部は断念しました。

近日中に再度取材して続きをご報告いたします。




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竜飛海底駅 見学会 9月2日 2013年-05

2014-04-09 | Weblog
ここが体験坑道駅ホームです。

オレンジ色の物体が「もぐら号」です。
登山鉄道などの車両と同じく平行四辺形をした「斜めっている」車体です。

こちらは「青函トンネル竜飛斜坑線」という立派な名前をもつ、日本一短い鉄道で、始発駅が「青函トンネル記念館駅」、終着駅がこの「体験坑道駅」となり、778mの路線を約8分で運転しています。




トンネル壁面に添付された案内標。
トンネル長778m そして海面下140m の表記の下には赤いアンダーラインが誇らしげに引かれています。



「もぐら号」の内部。
「ノーサス(古い表現ですね…)」的硬い乗り心地。
観光列車とはちょっと違う「作業車」みたいな緊張感のある車両でした。



「青函トンネル記念館駅」に到着です。
いかにもコンクリートの箱的な飾り気の無い建物は、風圧や気圧を制御するための構造だからなのでしょう。



物々しい、まるで金庫の扉のような「風門」…まさに風を制御する扉の印象です。
ケーブルカーはこの扉から出てきたわけです。

左上には「風門が閉まるまでお待ちください」との注意書きがあります。


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竜飛海底駅 見学会 9月2日 2013年-04

2014-04-08 | Weblog
何の説明もなくこの写真を見せられて、これが海面下140mに設置された「海底公衆電話」と言い当てることが出来る人は、このツアーに参加した人に限られるでしょうね。(もちろん、NttとJRの関係者は除外ですけれど…)




有事の際に旅客が地上の家族などと連絡を取る為に設置されている「公衆電話」、この時も稼働中でした。

以前はグリーン電話が設置されていたそうですが、「テレフォン・カード」が事実上消滅している今日ではより実用性の高い?ピンク電話に変更されたそうです。

ボックスの外のプレートには、「海の下から電話をしてみませんか。旅の途中の声のお土産」のポスターが貼られていましたが、ツアーのお客さんで電話をする方はいませんでしたね。
ボックスのドアーを開けて中を観察していてのも“オジサン”だけだったようです。

そもそも、現代の幼少期の子供には「公衆電話」という言葉自体理解できないでしょうね。
電話イコール「スマホ」な彼等にとって、電話はパーソナルなコミュニケーション・ツールであって、公衆で共用する電話なんて理解できないでしょう。

しかも、コインを入れてダイアルをまわして…なんて、使い方も解らないでしょう。
今時のiPhone なら、通話相手の名前を告げるだけで接続は機械がやってくれますからね。




先ほどのカラー・パネルの説明にもありましたが、地上の送風機から斜坑を通して空気を取り入れ立坑から排気をしています。
このドアーとこの先にももう一枚ドアーがあり二重ドア構造となっていて、空気の流れを制御しているようでした。

ドアが両方同時に開いてしまうと、風速30mほどの空気が流れ込んでしまい、とても立ってはいられないそうです。




ここからは、「青函トンネル記念館」の展示スペースとなります。




掘削に使われた種々の工具が展示されています。

強烈な湿度なのでしょうね。
展示されている工具自体よりも、展示パネルの方が湿度に負けてボロボロです。



いよいよ斜坑にやってきました。

ここでキョロキョロ夢中であちこち見ていて…青函トンネル記念館のツアーの方々の中に混じってしまい…「あれ?いつもの面子と違うな~」なんて思っていました。

ガイドさんが女性だったので、「ヤバッ!違うグループだ!」って気が付き慌てて自分のグループに追い付きました。

危うく迷惑な迷子になるところでした。



さて…この先が「体験坑道駅」となります。



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竜飛海底駅 見学会 9月2日 2013年-03

2014-04-07 | Weblog
 何となく背中が寂しそうな松岡さん…じゃ無くて、何か確認しているところだったかと思います。
少しスローな上り坂の誘導路を上っていきます。





誘導路を上りきると、交差点?に出ます。
ガイドの方の後方に見える金網のケージ?は、見学客の方々の手荷物を一時保管するためのものです。(荷物を入れた後は施錠していました)
オジサンはカメラとショルダーしか持っていないので、預けませんでしたけれど…



トンネルの壁面に刻印された謎の数字…
トンネルの壁の“巻き厚”を示した数字で、30cmの厚さがあることを示しています。
「←20→」は…何だっけかなぁ~
すぐにメモをしておかないから、忘れてしまいました。

つい最近出来たばかりのような、シャープなエッジの刻印です。



立入禁止区域の中に見える機材は、「第一ポンプ室」とプレートにもあるようにトンネル内の湧水を排出するためのポンプが設置された区域です。
予備のバックアップ機の台数(確か3~4台?)とか使用電力とか、ためになる話もしていただいたのでが、メモを取っていなかったので、忘れてしまいました。済みません。



ここからトンネルの壁の状態が変わります。
平滑で光沢のあった壁が「ザラザラ」な質感の吹き付けの壁に変わります。

先ほどの上り誘導路の雰囲気とは変わって、「ジメッ」とした工事中な感じで、無言で「一般人立入禁止」とオーラを発散している雰囲気です。
床には水が溜まっていて、線路が片側埋め戻されたようになっています。



カラー・パネルの前で海底駅の全体像を説明されます。
なるほど、こうして見ると「竜飛海底駅」と「吉岡海底駅」の位置関係や、本坑、誘導路、斜坑などの配置も良く分かります。

しかし…海底にもの凄いものを造ったものです。
さすが、プロジェクトXで紹介されたトンネルマンの方達の活躍に感動しただけのことはあります。





こちらも海底駅を断面図的に示したものですが、前出の立体図のほうが素人のオジサンにはずっとわかりやすかったです。



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竜飛海底駅 見学会 9月2日 2013年-02

2014-04-04 | Weblog
予定時刻に竜飛海底駅に到着しました。
竜飛海底駅で下車できるのは、「見学整理券」を持っている乗客のみなのはもちろんですが、ドアーが開放されるのが2号車だけですので、到着時間前に予め2号車のドアー付近まで移動しておきます。

ちなみに、オジサンは4号車の座席指定券でしたので、早目に移動しました。

2号車のドアーまで行きますと、それらしき乗客の方々とグリーンのジャンパーを着用した係員の方たちが待機しておりました。

列車が駅に到着し、係員の方がコックを操作してドアーが開きホームに降り立ちます。
ホームの幅はえらく狭くてビックリです。





ホームには立ち止まらず、その奥の広いスペースに移動して、本日のガイドをしてくださる方(確か松岡さんとおっしゃいました。おそらくJRのOBの方ではないかと想像しました)から、見学についての注意点を伺います。

具体的に何を注意されたのか覚えていませんが(見学会は2013年9月でしたが、記事を書いている本日は2014年4月ですので半年も前のことです。もっと早くに記事を書いていれば…と思うのですが、毎年のことですからもう仕方がありません。せめて、ボイス・レコーダーかビデオでも回しておけばと、後悔しています。結構有益なお話をたくさん伺った記憶だけは残っているのですが…メモとか記録とか大切ですね)One wayコースなので、同じ場所に戻ってはこないので、忘れ物はしないように…とか、グループから離れて迷子にならないように…とかそのようなことだったと思います。




再びホームに戻り下りの貨物列車の通過を見せていただきます。
もともと、静態保存のSL写真を撮るのは好きですが、動く車両を撮るのは馴れていません。
そこにこのトンネル環境です。
「音と風圧」とでもう腰が引けちゃいます。

もの凄い迫力でした。

写真は一応、EH500形電気機関車愛称“金太郎”(正確には“ECO-POWER金太郎”…らしいです)です。

ビビリまくり…で、こんな写真しか撮れませんでした。



列車が通過した波動がまだ残るホームからもう一度トンネルの“景色”を眺めてみます。
なかなかこんな景色って日常で見ることはありません。
近未来SFムービーみたいです。

普段乗り慣れている都内の地下鉄とはスケールも迫力も段違いです!

新幹線のための軌条もそうですが、四角い穴のようなものが等間隔で設置されているのが見えます。
これは車両火災などの緊急時に、車両の補器類に向けて消火を行うためのスプリンクラーが設置されています。(今回のツアーで初めて知りました。確かに床下の補器類が出火した場合は、天井から消火剤を噴射しても効果は無いでしょうから…聞いてみてなるほど、納得です)



向かい側のホームにはこちらと同じような構造になっていて、帰りはあちら側のホームから「白鳥」に乗車することになります。




この駅名標を見られるのもあとわずかです。



竜飛海底の駅名票とは別に、「竜飛定点」というパネルがあります。
これは…国土交通省の表記に基づくもので、JRの駅名とは異なる…と、説明されたような気がします。(申し訳ありません!先ほども書いたように、きちんとメモをしていなかったので、その時には「なるほど!」と納得したのですが、今となるとすっかり忘れてしまっています)




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