寄り道が長かったですが、ようやく入館します。
いきなり正面にはクラッシックSLが展示されています。
早速大注目!
こういうスタイルのSL…どこかで見た記憶があります。
そう…北海道沼田町に保存・展示されている「クラウス10型 15号機関車」です。
「1号機関車」はイギリス製だそうですが、「クラウス10型 15号機関車」はドイツ製です。
生産国は異なりますが1800年代ヨーロッパデザインの共通テイストがあるのでしょうね。
とても良く似ています。
クラウス10型 15号機の記事はこちらから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b5/02680f90ed56e1fea11bc7a17666eccb.jpg)
日本の鉄道のゲージが狭軌1065mmになった経緯が簡単に説明されています。
日本の鉄道がイギリスの指導を受け建設された…と解説されています。
もちろん、それも事実なのでしょうが…北海道はアメリカの影響が非常に色濃いです。
弁慶号やしずか号など完璧なアメリカン・ウエスタン・スタイルですね。
名寄駅駅舎屋根などに今も見られるマンサード屋根などはアメリカン・カントリー・スタイルの典型です。
九州の鉄道はドイツ技術の影響が強いようです。
日本の電力周波数が富士川・糸魚川を境に50Hzと60Hzに分かれてしまったのは東京と大阪がそれぞれドイツ製の発電機とアメリカ製発電機を別々に採用した結果だというのは有名な話ですね。
明治期の日本はヨーロッパ・アメリカの様々な国から技術的な援助を受けていたことが偲ばれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/20/98beeef93580c02d1d8d35d57f724000.jpg)
正面から見ると本当に「クラウス10型」にそっくりであります。
いかにもヨーロッパ製のお堅いデザインです。
弁慶号などの伸びやかなアメリカン・スタイルとは完璧にデザイン・テイストが異なります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/83/2b15c2bbf8ca0dc67aabbcc22cc460da.jpg)
煙室扉に誇らしげに取り付けられた「1」のプレート
「ど~だ!」っていう雰囲気です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/26/7ca8274ae6284b0ef50a8c0b7440cb4a.jpg)
蒸機ドームです。
金色…キラッキラに磨き上げられていて大きなアクセントとなっています。
実際には「クラウス10型」のように営業時には黒く塗られていたのではないかと想像します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/cb/350cbe3752e9fe0557458d8063698468.jpg)
ピカピカに磨き上げられた摺動部
チンマリとしたクロスヘッド
金属の肌が生きているのが素晴らしいです!
屋外展示ではなかなかこうはいきません。
梅小路もそうですが、JRの本物のプロがメンテナンスしているのが強みですね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/27/6d3313d0fcb4524510bab5165fba253a.jpg)
スポーク動輪も格好良いです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ad/c1512403daf00766c276fa7fe193002b.jpg)
シャフト部には刻印も読み取れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ca/3634638a9aa5fee319634722bb9a5f95.jpg)
近寄ってみます。
R2 というのは右・第二動輪ってことでしょうね。
そのあとの刻印は良く分かりません。
何だか漢字の「型」みたいに見える刻印もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/49/c493516a55df8100d4b517725f2a02a0.jpg)
タンク横にも「1」のプレート
誇らしげです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c3/2795d33d80a413c4f3e3258f7d7b4fef.jpg)
磨き上げられたホイッスル
蒸機の体躯に合った可愛らしいデザインです。
見方によると「おりん(お鈴)」にも見えますが…
レバーをキャブから紐で引っ張るようになっている…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/64/da01252e6484b2d648992b58153367ec.jpg)
英国製を示すプレート
1871年製となっています。
真鍮のマイナス・ネジで取り付けられています。
細かいことを言うようですが、オジサン的には“マイナス”を「縦」に揃えて止めて欲しいところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d5/f94cbdcf851a9e6d57d057c7a3bc4afb.jpg)
連結器
手前と向こう側のボトルみたいな形をしたのは「バッファー」という緩衝器…ショックアブソーバーみたいなものです。
真ん中にあるのが「ネジ式連結器」と呼ばれる初期の連結装置です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/8a/9e72d44ee5a2803cb02ef94f43d386b1.jpg)
1号機関車の説明プレートです。
さらっと説明されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/7e/76a13303414fed75506afa501a901972.jpg)
1号機関車に連結されている客車。
スレート・グレーに窓枠のブラウンが素敵です。
Third Class を「下等」と表現してあるのでしょうが…「下」の字ですがこんなのあったのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/e7/fd15ade30a519b404622ba145f8ada63.jpg)
やったぁ!
発見しました。
さっき見てきた木製の車輪。
「これかぁ!」
ブラック・ペイントしてないから分かりやすかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a8/ea55280549fcff5baedf5317da9c2761.jpg)
説明を読むと…これは「実物大模造品」と書かれていました。
模造品とまで言わなくても「レプリカ」と言ってあげたいですね。
模造品→レプリカ 一緒か…
いきなり正面にはクラッシックSLが展示されています。
早速大注目!
こういうスタイルのSL…どこかで見た記憶があります。
そう…北海道沼田町に保存・展示されている「クラウス10型 15号機関車」です。
「1号機関車」はイギリス製だそうですが、「クラウス10型 15号機関車」はドイツ製です。
生産国は異なりますが1800年代ヨーロッパデザインの共通テイストがあるのでしょうね。
とても良く似ています。
クラウス10型 15号機の記事はこちらから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b5/02680f90ed56e1fea11bc7a17666eccb.jpg)
日本の鉄道のゲージが狭軌1065mmになった経緯が簡単に説明されています。
日本の鉄道がイギリスの指導を受け建設された…と解説されています。
もちろん、それも事実なのでしょうが…北海道はアメリカの影響が非常に色濃いです。
弁慶号やしずか号など完璧なアメリカン・ウエスタン・スタイルですね。
名寄駅駅舎屋根などに今も見られるマンサード屋根などはアメリカン・カントリー・スタイルの典型です。
九州の鉄道はドイツ技術の影響が強いようです。
日本の電力周波数が富士川・糸魚川を境に50Hzと60Hzに分かれてしまったのは東京と大阪がそれぞれドイツ製の発電機とアメリカ製発電機を別々に採用した結果だというのは有名な話ですね。
明治期の日本はヨーロッパ・アメリカの様々な国から技術的な援助を受けていたことが偲ばれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/20/98beeef93580c02d1d8d35d57f724000.jpg)
正面から見ると本当に「クラウス10型」にそっくりであります。
いかにもヨーロッパ製のお堅いデザインです。
弁慶号などの伸びやかなアメリカン・スタイルとは完璧にデザイン・テイストが異なります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/83/2b15c2bbf8ca0dc67aabbcc22cc460da.jpg)
煙室扉に誇らしげに取り付けられた「1」のプレート
「ど~だ!」っていう雰囲気です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/26/7ca8274ae6284b0ef50a8c0b7440cb4a.jpg)
蒸機ドームです。
金色…キラッキラに磨き上げられていて大きなアクセントとなっています。
実際には「クラウス10型」のように営業時には黒く塗られていたのではないかと想像します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/cb/350cbe3752e9fe0557458d8063698468.jpg)
ピカピカに磨き上げられた摺動部
チンマリとしたクロスヘッド
金属の肌が生きているのが素晴らしいです!
屋外展示ではなかなかこうはいきません。
梅小路もそうですが、JRの本物のプロがメンテナンスしているのが強みですね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/27/6d3313d0fcb4524510bab5165fba253a.jpg)
スポーク動輪も格好良いです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ad/c1512403daf00766c276fa7fe193002b.jpg)
シャフト部には刻印も読み取れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ca/3634638a9aa5fee319634722bb9a5f95.jpg)
近寄ってみます。
R2 というのは右・第二動輪ってことでしょうね。
そのあとの刻印は良く分かりません。
何だか漢字の「型」みたいに見える刻印もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/49/c493516a55df8100d4b517725f2a02a0.jpg)
タンク横にも「1」のプレート
誇らしげです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c3/2795d33d80a413c4f3e3258f7d7b4fef.jpg)
磨き上げられたホイッスル
蒸機の体躯に合った可愛らしいデザインです。
見方によると「おりん(お鈴)」にも見えますが…
レバーをキャブから紐で引っ張るようになっている…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/64/da01252e6484b2d648992b58153367ec.jpg)
英国製を示すプレート
1871年製となっています。
真鍮のマイナス・ネジで取り付けられています。
細かいことを言うようですが、オジサン的には“マイナス”を「縦」に揃えて止めて欲しいところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d5/f94cbdcf851a9e6d57d057c7a3bc4afb.jpg)
連結器
手前と向こう側のボトルみたいな形をしたのは「バッファー」という緩衝器…ショックアブソーバーみたいなものです。
真ん中にあるのが「ネジ式連結器」と呼ばれる初期の連結装置です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/8a/9e72d44ee5a2803cb02ef94f43d386b1.jpg)
1号機関車の説明プレートです。
さらっと説明されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/7e/76a13303414fed75506afa501a901972.jpg)
1号機関車に連結されている客車。
スレート・グレーに窓枠のブラウンが素敵です。
Third Class を「下等」と表現してあるのでしょうが…「下」の字ですがこんなのあったのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/e7/fd15ade30a519b404622ba145f8ada63.jpg)
やったぁ!
発見しました。
さっき見てきた木製の車輪。
「これかぁ!」
ブラック・ペイントしてないから分かりやすかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a8/ea55280549fcff5baedf5317da9c2761.jpg)
説明を読むと…これは「実物大模造品」と書かれていました。
模造品とまで言わなくても「レプリカ」と言ってあげたいですね。
模造品→レプリカ 一緒か…