2013年のファースト・ショットは、豊島区内の大塚台公園に静態保存されている、C58 407号機です。
JR山手線「大塚駅」から、都営荒川線に沿って歩きます。
お正月だからでしょうか?人気の少ない道を5~6分歩きますと、大塚台公園に到着します。
公園に入ると、巨大な“ケージ”のようなものが見えてきて、その中にC58 407号機は展示されています。
はたして、これが展示といえるのか…「猛犬 注意!」みたいな印象を受けました。
四方をこうしたフェンスで囲われています。
公園に遊びに来ている子供たちや親子連れも、いつもの当たり前の光景なのでしょう、C58 407号機に注意を払う人もいません。
屋根付きの展示の割りには、状態はあまり良くなさそうです。
やはり、近隣に国鉄のOBや熱心な愛好家の方々が存在しないと、美しいままの状態で維持するのは困難なのでしょう。
このショットで思い出すのは、北海道赤平スキー場に展示されていたD51 566号機です。
スキー場は閉鎖され、もう訪れる人もなくひっそりと佇む蒸機です。
しかし、ここの蒸機は都心のしかも山手線の内側という超一等地にありながら、埃を被りフェンスでグルグル巻きにされているのが一層哀れさを誘います。
写真は、2011年に訪れた留辺蘂のD51 311号機です。
外観はかなり荒れているにも関わらず、その存在感、迫力は相当のものを感じました。
またぜひ訪れてみたい蒸機の一つです。
すっかり油が抜け切ってしまって、干乾びちゃったような外観です。
フェンスの中を見ると、プラットフォームと階段…
このC58 407号機が設置された当時は、このフェンスも無くホームから自由にキャビンも見ることが出来き、子供たちもじかに蒸機に触れ大喜びしたのでしょう。
しかし、時代も変化し「危険」ということで、「寄るな触るな」状態にされてしまったのでしょうね。
このトゲトゲのフェンスの意味が良く分かりません。
鳥避け?それとも猫避け?…何のためなのでしょう。
フェンスでグルグル巻きにされてさらにトゲトゲ・フェンスまで…見ていて寒くなってきてしまいました。
かなりマニアックな詳細図面です。
ここまで細かい数値を表示した説明パネルはあまり見たことがありません。
ここに展示されるようになったのは昭和49年5月5日…子供の日に展示されているのですね。
やはり、子供たちの夢のためにという想いがこもっています。
しかし、40年近い月日の移り変わりに、それも風化してきたのでしょう。
全国の静態保存の蒸機を見て歩いていると、それを保存・管理する地域、自治体、団体の、それぞれの考え方、関わり方が保存状態に表れていて、実に興味深いです。
JR山手線「大塚駅」から、都営荒川線に沿って歩きます。
お正月だからでしょうか?人気の少ない道を5~6分歩きますと、大塚台公園に到着します。
公園に入ると、巨大な“ケージ”のようなものが見えてきて、その中にC58 407号機は展示されています。
はたして、これが展示といえるのか…「猛犬 注意!」みたいな印象を受けました。
四方をこうしたフェンスで囲われています。
公園に遊びに来ている子供たちや親子連れも、いつもの当たり前の光景なのでしょう、C58 407号機に注意を払う人もいません。
屋根付きの展示の割りには、状態はあまり良くなさそうです。
やはり、近隣に国鉄のOBや熱心な愛好家の方々が存在しないと、美しいままの状態で維持するのは困難なのでしょう。
このショットで思い出すのは、北海道赤平スキー場に展示されていたD51 566号機です。
スキー場は閉鎖され、もう訪れる人もなくひっそりと佇む蒸機です。
しかし、ここの蒸機は都心のしかも山手線の内側という超一等地にありながら、埃を被りフェンスでグルグル巻きにされているのが一層哀れさを誘います。
写真は、2011年に訪れた留辺蘂のD51 311号機です。
外観はかなり荒れているにも関わらず、その存在感、迫力は相当のものを感じました。
またぜひ訪れてみたい蒸機の一つです。
すっかり油が抜け切ってしまって、干乾びちゃったような外観です。
フェンスの中を見ると、プラットフォームと階段…
このC58 407号機が設置された当時は、このフェンスも無くホームから自由にキャビンも見ることが出来き、子供たちもじかに蒸機に触れ大喜びしたのでしょう。
しかし、時代も変化し「危険」ということで、「寄るな触るな」状態にされてしまったのでしょうね。
このトゲトゲのフェンスの意味が良く分かりません。
鳥避け?それとも猫避け?…何のためなのでしょう。
フェンスでグルグル巻きにされてさらにトゲトゲ・フェンスまで…見ていて寒くなってきてしまいました。
かなりマニアックな詳細図面です。
ここまで細かい数値を表示した説明パネルはあまり見たことがありません。
ここに展示されるようになったのは昭和49年5月5日…子供の日に展示されているのですね。
やはり、子供たちの夢のためにという想いがこもっています。
しかし、40年近い月日の移り変わりに、それも風化してきたのでしょう。
全国の静態保存の蒸機を見て歩いていると、それを保存・管理する地域、自治体、団体の、それぞれの考え方、関わり方が保存状態に表れていて、実に興味深いです。