Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

筑波サーキット走行会 3月29日 2016年

2016-03-31 | Weblog
 ブログのアップもしないで千葉のガレージにいっておりました。

走行会自体は火曜日に開催されたのですが、月曜日も仕事を休んでガレージに行って準備?などしておりました。*実際には芝刈りや除草剤散布、買い物などをしていました。

昨年はなかなかスケジュールの折り合いが付かず、参加することが出来なかったので、暫く振りとなります。

ずっとブログを見ていただいているお客様は覚えていらっしゃるかも知れませんが、ある時はウエット・コンディションでロードス君を濡らすのが嫌で、カレラ君で参加したこともありました。

1回くらいは経験と割り切りそれも良いのですが、3回ウエット・コンディションが続くと心底嫌になります。

初心者は、始終後続車を気にしながらハラハラしながらの走行で練習にもなりません。

今回も、もしウエット・コンディションなら棄権しようと考えておりましたが、素晴らしい晴天に恵まれ大満足でありました。

言い訳がましいですが、絶対的な経験値不足のためいつになっても「初心者レベル」を卒業することが出来ません。

せめて月に1~2回でも参加できれば何か得るものがあるはずなのですが、半年に1回程度では、殆ど進化はゼロ…どころか退化する一方ではと思います。

今更人さまと速さを競う歳ではありませんから、安全第一で楽しく走れれば幸せです。



サーキット走行を無事に終え、帰宅しました。

今回からは、圏央道が開通し東関道から“つくば中央”まで高速で走れますので大分楽チンになりました。

時間で約30分位短縮できます。



走行後のメンテナンスは…パッド残量チェック、水・オイルの確認、タイヤの状態チェックなど殆ど目視で済む簡単なものです。

水濡れ厳禁ですから洗車などは一切行いません。

あとはホイールのブレーキダストを洗い流して終了!です。


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幌加内駅 深名線 9月3日 2015年

2016-03-30 | Weblog
かつては町の中心であったと思われる幌加内駅跡には、線路と駅名標そして幌加内駅跡と彫られた庭石が展示されています。

広大な駅跡の敷地には人の気配はまったくなく2面2線に貨物側線やストック・ヤードを有した駅が存在したことを想像するのも難しい環境であります。

画面に見える樹木は、もしかしたら駅前のロータリーにあったものかもしれません。



なんとなく“ゴロン”と無造作に置かれたように見える庭石。

幌加内駅がかつてここに存在したことを知らせます。



駅名標がポールに固定されて展示されています。

たぶんレプリカではないでしょうか。

幌加内駅、なぜだかあまり興味を惹かれるような気がしません。

2014年に初めて訪れた時のレポートの方がまだやる気もあり新鮮味もあって参考になるかも知れません。


2014年 幌加内駅跡のレポートはこちらから。

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JR深名線資料室 9月3日 2015年

2016-03-25 | Weblog
幌加内町の中心部を走る国道275号線に「JR深名線資料室」があります。

ヨーロッパのシャトーのミニュチュアを思わせるような外観の建物です。

昨年も横目で見ながら通過しましたが、本年はこうした資料展示施設もしっかりと鑑賞していこう…と立ち寄りました。

資料室の住所は、「北海道雨竜郡幌加内町字幌加内 交流プラザ内」となっています。



ネットには「JR深名線資料館」と紹介されているものもありますが、入り口の表示は「資料室」となっています。

商工会や観光協会、JRバスの待合所の施設も併設・入居しています。



2階が「JR深名線資料室」となっています。



展示スペースのドアーに貼られた案内には…「JR深名線 資料館」と書かれていますが、入り口上部のプレートには「旧JR深名線資料展示室」と表示されています。

幌加内町のホームページでは、「JR深名線資料展示室」となっています。

…どちらでも良いですけれど色々ですね。



資料展示室内部の様子です。

窓からの採光があり明るい室内です。





幌加内駅入り口に設置されていたホーロー製駅名標でしょう。

釣銭器や乗車券箱もとても美しい状態で展示されています。



朱鞠内駅構内で使用されていたレールが展示されています。

「CARNEGIN」「RSW」 「CAMMELL」 などのメーカー表示が見られます。



ありし日の駅舎の写真を集めた“ギャラリー”です。

今年から?こうした「資料館」を訪ね歩く気になった一番大きな動機が、こうした写真資料を閲覧・撮影するることです。



「幌加内駅」と「上幌加内駅」の写真です。



「沼牛駅」と「新成生駅」の写真です。

「新成生駅」は先のレポートのようにそれがあった痕跡が殆ど残っていませんでしたが、この写真を見て…「あぁ…あそこにこんな風にホームがあったんだ…」とその感慨もひとしおであります。

廃線巡り初心者にとってこれらの写真は大変貴重な資料であり導きの羅針でもあります。



バックライトで照明された写真はとても美しく鑑賞することが出来るのですが、窓の多い展示室ではその窓が盛大に映りこんでしまいます。

「貴重な資料を撮影したい」という目的にはこの環境はあまり適切とはいえません。

しかも…超夢中になって撮影するオジサンの姿までも強烈に写っています。

*もちろんギャラリーの全駅の撮影をしました。



交流プラザ横の公衆電話ボックスを兼ねたタワー型広告塔には入居している施設名とその下の蕎麦店は「閉店」のラベルが貼られ、ここでの商業活動の困難さを表しているように見えました。

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新成生駅 深名線 9月3日 2015年

2016-03-24 | Weblog
新成生駅は…しんなりうえき と読みます。

聞いただけでは全く字が思い浮かばない不思議な“音”です。

これはきっとアイヌの音に漢字を当てはめたものに“違いない!”と思ったのですが、なんと!この地に山形県から入植した開拓民の出身地の名称だったとはビックリです。



駅の遺構は付近の道路整備事業で跡形もなく失われてしまったそうです。

新成生駅跡の近くにはJR北海道バスの停留所があります。

しかし…このサインボード?の異様な高さはなぜでしょうか?

このくらいの高さにしないと積雪で埋没してしまう…ということなのでしょうか?

不思議なポール(標識柱)が大変印象的でした。



*もう一方のバス停のポールは常識的な高さのものでした。

写真左手、ブルー屋根の倉庫の先が駅ホームがあった辺りではないでしょうか?



路線図と時刻表です。

ダイヤは割とリッチな感じがします。



オデ君と比較してみてもかなり異様な高さなのが分かると思います。



地理院地図航空写真閲覧サービスで見る深名線の路盤と新成生駅ホームです。

路盤は「南二号線」という名称、道道72号線を斜めに通っていたのが分かります。


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沼牛駅 深名線 9月3日 2015年

2016-03-22 | Weblog
牛沼駅は国道から迂回するようにアクセスする場所にあります。

国道は背景に見える林の向こうを走っていますので駅の姿をそこから直接見ることは出来ません。

駅の姿は2014年に訪れた時と変わらず広い駅前のロータリー?と共にそこにありました。



駅前から振り返って見ます。

駅へのアクセス道は「南5号線」と「東6線」という道路の交差点に合流するように配置されています。

その「南5号線」は道道72号線に接続します。

駅前のメインストリートとはいえ、人の気配はなく建物も廃墟のような状態であります。



昨年訪れた沼牛駅の印象と「何か違うな…」と感じたのですが、それは“生きている駅”の雰囲気により近くなっていたためでした。

昨年は入り口や窓の建具には合板ボードが張られていたのですが、いまはそれがなくガラスの窓が辺りの風景を映して綺麗に輝いているのでした。



入り口の庇にはかつて駅名標が取り付けられてた痕跡があります。





H27.7.18~ と記載された駅ノートが置かれています。

まだ新しい、つい2ヶ月弱の日付です。



ガラス窓から駅舎の中を覗いてみます。

バイクが2台、正統派?ダルマストーブと木製の長ベンチが見えます。

左手には荷物扱いの窓口が見えます。

とても綺麗に保存されているのが分かります。



向かって右側の妻面を見ます。

こちらも、窓のパネルが取り外されています。

なんだかずいぶんサッパリした雰囲気です。



ホーム側から駅舎を見ます。



「あれ?ど~しちゃったの?綺麗過ぎるなぁ~」と思ったら…



先の「駅ノート」と同じ日付にイベントが開催されていたようです。

「おかえり 沼牛駅」と題されたイベントは深名線廃止20年を記念し、幌加内町、幌加内観光協会などが中心となって催されたイベントでした。

参加してみたかったですが、日にちを知っていてもちょっと無理だったかな…



「なるほどね、それでこんなに綺麗になっちゃたんだ…」と納得です。

一日限定のイベントだったようですが、それでも多くのファンが集った様子がネットにアップされていました。

深名線もそして「沼牛駅」にも熱心なファンがいらっしゃるのですね。



ずっと「片足」で立ち続けていた駅名標のフレームも修繕されていました。

イベントの際にはこのフレームに「沼牛駅」の駅名標が掲げられていました。



もう一方の妻面…というかちょっと複雑な構造の屋根は入母屋形式と呼ぶのかな?

正しい呼び名は分かりません。

こちらも建具に貼り付けられたベニヤ板が取り外されて、とてもスッキリとよい感じになっています。



路盤に下りて深川方面を見ます。



そしてこちらが名寄方面となります。

路盤跡はバラストが敷き詰められた状態で残され、雑草などもなく昨年同様綺麗に保存されています。



幌加内町は蕎麦の栽培・生産が有名で、特産品の「幌加内そば」 「雪笹うどん」を加工する「そば日本一の館」と「そば日本一の牙城」という施設を有しています。

沼牛駅周辺に広がる畑は蕎麦畑のようで8月には蕎麦の花で彩られるそうです。

2014年沼牛駅の記事はこちらから。


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鷹泊駅 深名線 9月3日 2015年

2016-03-18 | Weblog
鷹泊駅は駅舎がそのまま保存されています。

「保存されている」…確かにそうなのですが決して良い状態でのそれではありません。

印象としましては、「保存」⇔「放置」の中間くらいでしょうか。

しかし、営業時の北海道駅舎が当時のままの「手付かず」の状態でこうして鑑賞できるのは初心者レールファンとしてはありがたいことです。



国道275号線から鷹泊駅へのアプローチには「道道693号線」の青看が設置されています。



赤矢印で示したところが「鷹泊駅舎」です。

道道693号線 鷹泊鷹泊停車場線 は、総延長5.6Km 鷹泊貯水池を起点とし鷹泊駅を終点とする路線です。



駅入り口はかなりボロボロ状態です。

ガラス窓からは中の様子が覗えますが、なにやら荷物が積み上げられているようで、倉庫として使われているようです。



駅入り口から振り返って、国道方面を見ます。



駅舎の周りを一回り、観察してみます。

右手に廃材のように見える物体は、駅トイレ棟“だった”ものです。

かなり状態が悪く倒壊してしまうのもそう遠いことではなさそうです。



妻面にはステンレスの煙突と燃料タンクが残されています。

外壁の劣化具合に比較するとやけに煙突が「ピカピカ」にアンバランスに見えます。

窓の養生は一部が破れて風雨が内部に侵入しそうです。



ホーム側へと出てみます。

ホームの縁石ははっきりと確認できるほど残っています。

トイレ棟の状態も見て取れます。

2014年時点では、まだ“建物の形”を維持していました。

こちらが深川方面となります。



こちらが名寄方面となります。

草が覆いかぶさっていますが、路盤跡と十分に想像が出来ます。



駅舎本屋はそれほどでもありませんが、庇がとても酷い状態です。



この部分の庇が直ぐにでも倒壊してしまいそうです。

ここは、腕木式信号機を操作する「レバー・フレーム」が設置されていた場所だと思います。



もう一方の妻面を見ます。

駅前スペースの「オデ君」も見えています。



壁面の一部が取り外されて、中の断熱材が露出しています。

2014年に訪れた際には、そのグラスウールを覆うようにビニール材が確認できましたが、今はそれも無くなっています。



鷹泊駅舎は昨年と同じようにそこにありました。

しかし…劣化は確実に進んでいるようにみえます。

2014年鷹泊駅の記事はこちらから。


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下幌成駅 深名線 9月3日 2015年

2016-03-17 | Weblog
下幌成駅は幌成駅から2Km弱の距離、国道275号線を名寄方面に向かって右手に道道920号線を入ったところにありました。

座標的には「この辺かな?」と思った地点は実は若干位置がずれていたようです。

深名線の路盤は赤矢印で示した辺りでした。

道路の補修跡に惑わされて、「ここ?」と思ってしまったのですが…

まだまだ経験が足りませんね。



このアスファルトのスロープも路盤の補修跡なのかと思ってしまった一つの要因でありました。



その地点から見渡した風景に、直線に伸びる路盤跡らしきものを確認することが出来ます。



同じ場所から振り返って、国道方面を見ます。

下幌成駅の遺構はほとんど何も残っていないのですが、2016年にはもう一度その路盤跡を歩いてみようと思っています。


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幌成駅 深名線 9月3日 2015年

2016-03-16 | Weblog
幌成駅の遺構はこの「ダルマ駅」だけのようで、路盤やホームなどは残されていないようです。

国道275号線のカーブの途中にある民間工場の一角で事務棟のように使われています。

それを目指していれば直ぐに目に止まる場所に幌成ダルマ駅はあります。

ダルマ駅は決して良い状態ではなく、塗装には無数の鱗のようなひびが入っていますが、「JR幌成駅」の駅名はしっかりと確認することが出来ます。



工場の方がいたら駅舎を見させていただくのに声掛けしようと探しました。

蒲鉾型兵舎のような形状をした工場は稼働中のようでしたが、不思議なことに作業の音も人の気配もありませんでした。



仕方なくダルマ駅を少し遠くから鑑賞させていただきます。



裏側にも回ってみます。

中には冷蔵庫の背面のようなものも見えて、人の生活感が伝わってきます。

ダルマ駅…こうした第三の人生もあるのですね。

最初は“車掌車”として鉄路を走り、廃車されてからは台車を取り外されて「ダルマ」となって“駅舎の代替”として過ごし、鉄道が廃止されてからは民間の工場の事務棟として“プレハブの代替”として過ごす。

なかなかの人生ではありませんか。

人生…ではなく“駅生”かな?





工場は駅跡の敷地を利用しているようですが、国土交通省の空中写真を見ますと、路盤やホームは国道からもっと奥に入った辺りだったようです。



幌成駅跡に残された「ダルマ駅」の存在に満足してしまい気が付けば、路盤跡にまで足を伸ばしていませんでした。

ここにも初心者の詰めの甘さが出てしまっています。

何も残されていない…という情報を真に受けて何も確認していませんでした。

次回は自身の目で「何も残されていない」路盤の状態を確かめてこようと思っています。


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宇摩駅 深名線 9月3日 2015日

2016-03-15 | Weblog
宇摩駅跡を訪ねてやってきました。

昨年も宇摩小学校跡地にある「宇摩公民館」にやってきましたが、宇摩駅跡が今ひとつ発見できず2015年の課題となっていました。

国道275号線沿いの宇摩公民館の前にはJR北海道バスの「宇摩公民館前」というバス停と待合所が設置されています。



国道から名寄方面を見ます。



こちらが深川方面となります。



宇摩公民館敷地内には「宇摩小学校閉校記念碑」が建立されています。



その記念碑の裏側です。

そこには小学校の沿革と付近の地図とが彫られています。

ピカピカの黒御影石表面には、「白ポロのオジサン」の姿が盛大に映り込んでいます。



「校舎所在地変遷略図」と題された図に「宇摩乗降場」という記述が見られます。

昨年もこの地図を見ていたのですが、何をやっていたのだか…

国道を隔てた直ぐ目の前が「宇摩乗降場」です。



オデ君を公民館のスペースに駐車して、徒歩で駅跡へ向かいます。

この先が駅跡になります。



駅跡とは言っても、棒線駅の宇摩駅には短いホームとその脇に小さな待合所があるだけでした。

今は路盤跡以外、ホームや待合所などの遺構の痕跡は残されていません。



路盤が残っている辺りまでやってきました。

この雰囲気は「路盤」でしょうね。

思い切り首を垂れたヒマワリがちょっと怖いです。



路盤跡と思しきところから深川方面を見ます。



こちらが名寄方面となります。

今はこうして路盤として判別できますが、いずれ農地になってしまいそうな雰囲気です。



ホーム跡と思しき辺りから振り返って国道方向を見ます。


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多度志駅 深名線 9月3日 2015年

2016-03-14 | Weblog
上多度志駅跡はいくら廃線巡り初心者といえやる気なさ過ぎのレポートとなってしまいました。

しかし…多度志駅跡はとても分かり易い遺構でホッとしました。

何よりもこの道路標識。

「よし!間違いない!」って、すごく勇気付けられます。

初心者には本当にありがたいランドマークであります。



いかにも駅へのアプローチを想像させる雰囲気です。



先の道路標識がある地点は…言葉で表現するのが困難なので次の「マピオン」の地図の赤矢印の地点を参照してください。



道道429号線“多度志停車場線”です。



そして、こちらの道が、下の「マピオン」の地図上で青矢印で示した道路であります。



こちらは地理院地図では道道の黄色の道路として表示されています。



かなり広大な敷地面積の多度志駅跡です。

右手に見える樹木、先の円山駅で見てきたイチイの木に似ています。

駅舎の近くに植樹されていたものなのでしょうか。

国土交通省カラー空中写真の駅前を見ますと、樹木が写っているのが確認できます。



こちらが名寄方面となります。

当時は貨物の側線や材木のストックヤードなどがあり、広大な面積をもつ駅であったのが偲ばれます。



こちらが深川方面となります。

工事用プレハブの横を一直線に続く路盤跡と思われる道路が続きます。

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上多度志駅 深名線 9月3日 2015年

2016-03-14 | Weblog
上多度志駅は北海道新聞社刊「北海道の鉄道廃線跡」にもほとんど情報は掲載されておらず、「砂利敷きの広場がバスの転回場となっている」という程度です。

「座標的にはこの辺りなのになぁ~」と、道道98号線のバス停と思われる場所にオデ君を停車します。

スペース的にはバス停のような気がするのですが、その停留所標識は見当たりません。

こちらは深川方面です。



そしてこちらが名寄方面です。

バス停の待避所としては若干スペースが長いような気もします。



この農道が駅への入り口になっているのでは…と想像したのですが、全然自信はありません。

そしてその突き当り辺りが駅跡ではないのかな…と、思うのですが“現場”まで行って確かめる努力を惜しんで道道から眺めるだけです。

「上多度志駅跡」に付いては、もう少しネット上の情報などを集めて2016年にはもう一度リサーチしてみたいと考えています。

ちょっとやる気なさ過ぎでしたね。


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深川駅 円山駅 深名線 9月3日 2015年

2016-03-11 | Weblog
早朝の朝食を済ませてやってきたのは「深川駅」です。

本日の廃線跡鑑賞は深川駅から名寄駅を結んだ「深名線」です。



昨年も深名線の駅跡を訪ね歩いたのですが、本年は若干スキルアップしたレールファンとして到達できなかった駅跡を再びリサーチしようという魂胆であります。

昨日の土砂降り雨はすっかり上がっていますが、まだどんよりとした厚い雲に空は覆われています。



8時前の深川駅ですが、昨年同様駅前の駐車スペースは満車状態でオデ君を駐車することが出来ません。

昨年は駅近くの商業施設の駐車スペースにオデ君を置いて深川駅の鑑賞を行ったのですが、さすがに今回も他の商業施設の駐車スペースを利用させて頂くのは気が引けたので、ロータリーに一時停止したオデ君の側から駅の全景だけを撮影しました。

駅前にコインパークなど駐車施設がもっとあると良いのですが…それが無いということは普段は需要が無いということなのでしょうか。

2014年深川駅の記事はこちらから。



円山駅跡にやってきました。

昨年は全く見当違いの場所を探していましたが、今回は座標通り難なく到着です。

北海道新聞社刊「北海道の鉄道廃線跡」に掲載されていたイチイの樹木がありました。

なぜそれと分かったかといいますと、その「枝振り」が本の写真と同じだったたためです。



いかにも駅舎を利用した建物のように見えますが、これは「開進会館」という地域の施設のようです。

さすがに一般の方が居住されるようなロケーションではありませんし、窓も少ない不思議な建物であります。

こちらも件の本に記載されています。

今は道路として利用されているこの辺りが、国土交通省のカラー空中写真にて確認すると深名線の路盤であったようです。

こちらが深川方面となります。



そしてこちら側が名寄方面となります。



坂を登ったその先が道道875号線です。



ホームと駅舎があった辺りからもう一度深川方面を見ます。



先ほどまでは空一面を覆っていた雲の切れ間から陽射しが漏れ、薄い青空がのぞいてきました。

お天気は回復に向かっているようです。

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増毛駅 留萌本線 9月2日 2015年

2016-03-10 | Weblog
土砂降りの雨の中、キハ54 が増毛駅に到着しました。

先程、瀬越駅で発車を見送った列車です。

いつの間に追い越してしまったのか…海岸沿いをゆっくりと走ってきたのですね。

降車してくる乗客は意外なほど大勢です。

やはり廃止が近い留萌本線に乗車しておきたいというレールファンの方々が大半のようです。



終着駅増毛駅を象徴する第二種車止め。

車止めの手前で列車が停車する絵柄を見られるのも後僅かです。

*せっかく列車が到着したのですから、車止めを絡めて撮影すればよいのに…という声が聞こえてきそうですが、この雨です。
傘を差していてもずぶ濡れになりそうでしたから、それは止めておきました。




降車した乗客はほとんど駅舎待合所に避難しています。

キハ54 の後部標識灯が赤色に点灯し、深川に向けて折り返し運転の準備が整います。

駅舎庇から落ちる雨粒がはっきりと写っています。

写真に雨粒が写るほどの雨降り…傘は持っていましたが駅舎から外に出る気にはなれませんでした。

駅舎待合所で待機していた乗客(ほとんどが増毛駅で折り返し乗車していくレールファンの方々でした)が、傘を差し列車に戻って行きます。

発車までにはまだ暫く間があります。



駅舎入り口に掲げられた増毛駅の毛筆風駅名標。

増毛には「道路元標」も遺されているのですが、さすがに今回はパスします。




駅前の駐車スペースにオデ君が雨に濡れて佇んでいます。



本日のノルマを終え、雨の留萌自動車道を引き返します。

途中、事故渋滞で流れが悪く時間をロスしますが、「安全第一!」と、イライラする気持ちを律します。

本日は旭川のホテルに宿泊の予定です。

ロワジールホテル旭川という名称ですが、9月末日でその営業を終え10月からはアートホテルズ旭川という名称で営業を始めるそうです。

経営母体が変わっての名称変更なのでしょうが、ホテル業界も大変そうですね。

このホテルは旭川に滞在する時に度々利用させて頂いているのですが、一つ難点がありまして…それは、ホテルの機械式駐車場には高さ制限のためオデ君は入場できず道路を隔てたコインパークに駐車させられる点です。

特に本日のように雨降りの日には大荷物を持って移動しなければならず「イラッ」とします。(それ以外には特に不満はありません。こうして毎年利用しているのですからね)

「雨だ!雨だ!」とぶつぶつ言いながら、本日の走行は412kmでありました。

泥だらけになってしまったオデ君、頑張って走ってくれてありがとう。

お疲れ様でした!

お風呂に入ったら「さて、ビールだ!」です。






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礼受駅 留萌本線 9月2日 2015年

2016-03-09 | Weblog
瀬越駅の隣駅…礼受駅にやってきました。

留萌駅から増毛駅までの8駅の駅名は北海道の駅らしく実にエキセントリックな名前の駅が続きます。

礼受→れうけ…と読む素敵な音の駅名です。

知らなければなかなかこうは読めません。

勿論、アイヌ語の音に漢字を当てたものです。



駅待合所は北海道では良く見掛ける、通称「ダルマ駅」です。

かつては有人駅で駅舎も有したようですが、老朽化に伴ってこの車掌車を改造したダルマ駅が設置されたようです。

海に面した高台にあるために、海風の影響が濃く窓下からは大量の錆が発生し流れ出しています。



駅前には通勤など利用客のクルマが駐車しています。

オデ君も1台分の空いたスペースに駐車することが出来ました。



ホームから路盤を見ます。

こちらが留萌方面です。



そしてこちらが増毛方面となります。


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瀬越駅 留萌本線 9月2日 2015年

2016-03-08 | Weblog
瀬越駅は留萌駅から増毛方面へ約2Kmほど走った海岸近くにある無人駅です。

この瀬越駅から増毛駅までの8駅が廃止対象となっているようです。

その廃止が実施される期日はまだ正式発表はなされていないようですが、関係自治体にはJRより廃止の意向が伝えられたようです。

それが2016年度中なのかあるいはもう少し後なのか…いずれにしても廃止という事実は決定しているようです。

そんな廃止区間の営業時の姿を見てみようと、まずやってきたのが「瀬越駅」であります。



無人駅にしては立派なホームが目立ちます。

珍しくレールファンの先客が居るようです。

この方は、正統派レールファン?のようで一駅ずつ列車に乗車して駅を鑑賞されているようでした。

そのような正統派の方から見ると…私などはクルマでひょひょ~いと美味しいところだけ摘み食いをしている流行りモノ好きくらいに映っているでしょうね。



踏切から留萌方面を見ます。

左手が海岸、右手の高い位置に国道231号線が通っています。



今度は増毛方面を見ます。



ホーム上に設置されている待合所と一枚きりの柱用駅名標



待合所は海風にも耐えられるようにとの配慮でしょう、ブロック積みかコンクリート製か…しっかりした造りとなっています。

「瀬越駅」と書かれたその下には、プレートの跡のようなものが見えます。

以前はここに木製だかの立派な駅名標が掲げられていた名残でしょうか。



待合所の中は小奇麗に整頓されています。

先客のかたの荷物が置かれています。

“トラベラー”ですね。



駅のホームからはこうして日本海を眺めることが出来ます。

晴れた日には素敵な眺望が得られるでしょう。



かなり雨脚が強くなってきました。

列車の到着をオデ君の中から見ます。

先程の乗客を一人乗せ、単行列車キハ54 が軽いディーゼル音を残して発車しました。

列車が去った後には、誰も居ない静かなホームがあります。


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