Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

Positive Grid Cab 12月 2023年

2024-01-22 | Weblog
製品が発表されたのが確か…2023年10月か11月頃だったような…

さっそく、サウンドハウスさんに予約を入れたのですが…まだ予約受付にはなっておりませんでした。

アメリカではすでに販売されているようでしたので、それなら「個人輸入」で入手するか…とアクセスしましたが

どうやら日本からアメリカに直接購入することは(諸々の権利等の関係でしょうか)できないようでした。

アメリカでの売価はたしか$300.00 位でしたから送料を払ってもかなりお安いと思いました。

仕方なく国内で販売されるまで待つことにしました。

どうしても必要なものでもなく、なんとなく購入してみたい…というだけでしたので。



サウンドハウスさんの予約受付を完了させ、当初12月上旬発送予定となっていましたが、商品が届いたのは12月24日でした。

まさに自分用の「クリスマスプレゼント」でした。

さすがに「キャビネット」は会社で受け取る訳にもいかず、自宅に配送していただきました。

「また、大きな荷物が届いている」と家人から連絡がありましたが気が付かないふりをしてごまかしました。

このパッケージですからね、楽器に興味のない人は「何なのか」分からないでしょう。



Positive Grid Cab を購入する以前の自室です。

Marshall アンプの上に Positive Grid Spark 40 を強引に載せています。

Marshall DSL20 は、何となく「チューブ・アンプ」を持っていた方がよいのでは?という軽い気持ちで購入してみましたが

実際のところ、使い方が分からなくて「ただの飾り物」になっています。



そしてこちらが「開梱」して Marshall アンプ の隣にレイアウトした Positive Grid Cab と Spark 40 です。

当たり前ですが、ビジュアル的にも綺麗に収まっています。



こちらは Positive Grid Cab のリアパネル です。

power switchもこんなところにあるので(左最下部)、実際スイッチはon のままで 電源ケーブル部でon/ off しています。



こちらは VOX の mini5 rhythm です。

コントロール・パネルのデザインが秀逸で気に入っています。

ギター・アンプというより何だか「計測器」のコントロール・パネルのようです。

Positive Grid Cab のリアパネルよりかなり人間的なデザインだと思っています。



Spark 40 は iPad や iPhone を介して多彩なアンプやエフェクターを選択、音作りができるようです。

しかし…あまりに多機能過ぎて持て余しています。



そうこうしているうちに…

新しい Positive Grid の新製品がアメリカで発表されたようです。

Positive Grid Live という製品です。

これ一台で、屋外でもライブが出来るというコンセプト・モデルのようです。

コントロールパネルは前面にレイアウトされています。

日本での発売時期はまだ未定のようですが…

さすがにこれはもう購入しないと思います。*現時点では…です。

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Paul Reed Smith (PRS) / 20th Anniversary Custom 24 10Top Whale Blue 11月 2023年

2024-01-17 | Weblog
クリスマスが近くなると「物欲」というか「購買欲」が湧いてきます。

Paul Reed Smith の 20th Anniversary Custom 24 10Top (2006年製) というモデルを購入しました。

PRS創業20周年記念モデル しかも「10Top」です。

新品の「Custom 24 10Top」はなかなか手が出せませんが、イシバシ楽器さんのホームページを見ていて「これは…今買わなくては!」と

購入してしまいました。

ちなみに「10Top」とは、あるモデルを制作するために10セット分の「材」を用意しその中の最高品質の「材」で

制作したモデルに冠される称号のようです。



ヘッドのトラスロッド・カバーには20周年モデルの「20th」の刻印があります。

Paul Reed Smith の金色のインレイも美しくカッコ良し! です。

独特の形状のロック・ペグも素敵です!



ヘッドの裏側には シリアル・ナンバーと赤矢印の部分に「10」のペイントが…

これが「10Top」の証です。



フレイム・メイプルのトップ材に着色された色は「Whale Blue」という色だそうです。

ちょっと黒味のある深いブルーです。



この20th Anniversary モデルで最高にお気に入りポイントが、ネックに施された「バード・インレイ」です。



通常のモデルと異なり、まさに鳥が飛翔しているかのようなダイナミック・デザインが最高にお気に入りです。

「Birds in Flight」と名付けられています。



「買って本当に良かった!」と大満足の「Custom 24」でありますが、たった1点だけ「あれ?」と思う箇所があります。

ボリューム・ノブに手が当たると「カチカチ」と音がします。

これが気になりました。

ノブが浮いているのかと…



ノブを外してみると…前オーナーさんも気にしていたようで、ポテンショメータ→ボリューム( potentiometer)のシャフトに

粘着材みたいなのが巻かれていました。

しかし、シャフトとノブの間にガタがある訳ではなくボリュームのシャフト自体にガタがあるようです。

どうしても気になるようでしたら、ボリューム本体を交換する必要があります。

それなりに費用の掛かるメンテナンスになりそうです。

取り敢えず、「見なかったこと」にして、ボリューム・ツマミに手が当たらないようにすれば良いか…

典型的な「先送り主義」ですね。

しかし、それ以外はこれまで購入したどのギターよりも満足度は高かったです。

ちょっと早目の自分用クリスマス・プレゼント…思い切って購入して本当に良かったです。

*しかし…今どき「ポテンショメータ( potentiometer)」なんて用語が通用するの楽器業界だけではないでしょうかね?

せいぜい「ボリューム」か「可変抵抗器」とか…

エレキギターやチューブアンプなど、楽器業界ならではの「アナログ電気製品」だと思います。

身の回りの電子製品でこんなアナログチックなパーツを使っている製品は見当たりませんね。

例えば iPhone の音量調節など、完璧なデジタルボリュームですね。

楽器業界って趣味性が非常に高くだから楽しいのだと思います。





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チェーンソー メンテナンス 11月11日 2023年

2023-11-13 | Weblog
裏山の枯れて倒れた竹を処分するためにチェーンソーをしばらくぶりに用意しました。

BBQの燃材にするために竹を30㎝ ほどの長さにカットします。

メンテナンスを怠っていたのでチェーンの回転が悪く、切れ味も良くありません。

さすがにノコギリでカットしていては時間も掛かりますが体がもちません。



今まで放置していた代償です。

まずはチェーンソーのメンテナンスから始めます。

クラッチ周りには切り屑が堆積しています。

「これではチェーンの回転も悪くなるわけだ…」などとブツブツ言いながらメンテナンスを進めます。

いっそのこと、チェーンも新品に替えようかなと…ガレージを見回すと…



なんと!「OREGON」の新品チェーンがありました。

「さすが!気が利くなぁ~」などと気を良くしてパッケージを開けます。



「ぬか喜び」でした。

サイズが違います。

何でこんなチェーンがあるのだろう?と不思議に思って記憶を手繰ると…

エンジン・チェーンソーを購入する前に電動チェーンソーを使っていまして、それ用に購入しておいたチェーンでした。



取り敢えず、チェーンはパーツクリーナーで洗浄し、チェーン・オイルを塗りセットします。

テンションを調整し、エア・クリーナーやプラグも点検・清掃します。

では…作業に戻ります。

メンテナンスを終えたチェーンソーは見違えるように快適に作動し、作業効率も抜群に良くなりました。

やっぱ、メンテナンスは大切ですね。当たり前ですけれど…

こんなに効果があるのなら、もっと早く実施すれば良かったです。







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ロードス君 車検の顛末

2023-10-27 | Weblog
前回、オートプライドさんで車検整備をしていただいてから、もう車検の時期となりました。

頼みの綱の「オートプライド」さんと連絡が取れなくなって早2年ということになります。

今回は、そもそも最初にロードス君を購入した関東マツダさん(元ユーノス)にお願いすることにしました。

「オートプライド」さんでは何の問題もなく車検を通していただいていたのですが、今回はディーラー車検ですので何か問題が発覚?するのではと心配でした。

そしてロードス君をマツダさんに持ち込んだところ、意外な箇所の不具合?を指摘されました。

それは…何と「レカロ・シート」と「BRIDE」のシート・レールです。

なんでも、メーカーの強度計算証明「シール」がどちらにも添付されていなとのこと。

この状態では車検が通らないというのです。

議論をしてもマツダさんのディーラー車検の基準というものがあるのでしょうから仕方がありません。

一旦、ロードス君を引き取って、千葉のガレージに戻ります。



一番確実なのは、シートをノーマルに戻してしまう方法でしょう。

ガレージの天井付近に格納してあった、ノーマルシートを下ろします。

今となっては「よくこんな高所に独りで持ち上げたなぁ」と感心します。

下ろすだけでも一仕事でした。

いちいち説明は不要でしょうが、手前がレカロのSP-G です。

奥が純正シートであります。



レカロ・シートを取り外すのは、何の問題もありません。

しかし、「超簡単」と侮っていたノーマル・シートの取り付けが思いのほか難航しました。

シートレールのボルト穴位置が合わないのです。

散々考えた末、一旦シートを車外に下ろして、シートレールのボルト穴をじっくり観察すると…

なんと!右と左のレールが互い違いになっているのを発見しました。

シートレールの左右が揃っているのが当たり前と思い込んでいた先入観が落とし穴でした。

シートレールの左右を揃えてセットしたら、難なく装着することが出来ました。

それにしても、仕舞う時に何でこんなことになってしまったのでしょう…

もう20年も昔のことですから、全く思い出せません。



写真中、金色の「アイボルト」はレカロ用のもので、純正のシートには使えません。



「アイボルト」を取り外し、純正のボルトに交換します。

この作業は、シート装着前の広い空間で行うので簡単です。



これらの作業中に発覚したのですが、「強度計算証明シール」が何と!シート底面に貼られていました。

これではいくら探しても見付かる訳が無いですね。

おそらく、20年以上も昔の話ですから、今のようにシートやレールの強度がうるさく言われる前の仕様なのでしょう。



こちらは「BRIDE」のレール裏側に貼付されていたシール。



取り敢えず、ノーマル・シートに戻すことが出来ました。

こうして、2度手間を掛けて東京のマツダディーラで無事、車検を通していただきました。

20年ぶりにノーマル・シートに戻ったロードス君。

アイ・ポイントが高くなって、ガレージにバックで入るときに大分楽になりました。

ただ、ドライビング・ポジションはやっぱ、違和感があります。



さて…ここからは車検が終わって後日「もう10年以上バッテリー交換していませんね」と指摘されたバッテリー交換とシートをレカロに戻す作業です。



ロードスター乗りなら誰もが不満に思っている「純正バッテリー」のバカ高い価格です。

安いショップでも ¥22,000 位から高いところだと¥30,000 を超える価格です。

これまでは仕方なく我慢して「純正バッテリー」を使用してきましたが、さすがに昨今の物価高騰の最中、「もう嫌だ!」と思い普通のバッテリーを使用することにしました。

その方法については Youtube 等に様々な方法が紹介されています。

やはり皆さん、悩んでおられるようです。

お陰で何も考えることなく必要なパーツを買い揃え作業開始です。

ちなみにこの方法だと、クルマ本体やケーブル等 全く加工を施すことなく、完全ノーマルに戻すことができるのが美点であります。

バッテリーはPanasonic の Caos ネットで送料込み¥8,000 ほどで購入しました。

ディーラー価格の 1/3 位の価格です。

その代わり、作業は自己責任で手を汚さなくてはなりません。

写真(中)はバッテリーを固定するフレームとボルトセットです。

Caos バッテリーは純正バッテリーより全高が高くなるので、純正固定用ボルトが使えません。

「高ナット」などでボルト長さを補う方法も紹介されていますが…

このセット…ネットで¥1,300 位でした。

セット中のボルト1本しか使いませんが、これで良しとしました。

写真(右)はバッテリー・ターミナル・スペーサーであります。

ロードスター純正バッテリーは外車の多くが採用している「D端子」です。

この純正のケーブルを国産車用の多くが採用している「B端子」のバッテリーに接続するには、ターミナル・アダプターを使用する必要があります。

安いものは ¥400~¥500 位で販売されています。

しかし、ここはクルマとバッテリーをつなぐ大切な部分ですので、写真のように「audio Technica」の製品を選びました。

¥1,500 以下だったと思います。



スペアータイヤを下ろし、内張を外してバッテリーにアクセスしやすく環境を整えます。



バッテリーの撤去は超簡単です。

ディーラーで指摘された通り…日付のペイントを見ると確かに10年以上の歳月が経っているのが分かります。

きっと「いくら何でも…」とたまりかねて指摘してくださったのでしょう。

うちのロードス君はガレージに格納中はAC電源でずっと充電モードですので、「バッテリー上がり」はありません。

バッテリー・テスターで測定しても一応、「セーフ」のレンジであります。

でも「やっぱり13年モノのバッテリーはどうなのよ?」ということで交換することにしました。



バッテリー・トレイを外して一応クリーニングします。



やっぱ、並べるとずいぶん大きさが異なります。

最初にこのバッテリーが使えるとひらめいた人は凄いなと思います。

私は先駆者?の方々の成功例を見て、何の不安もなく真似をしているだけですから…



さて…まずはバッテリーターミナルのスペーサーを取り付けます。

取り付ける…といってもただ、電極にスペーサーを押し込むだけですけれど…



素手でギュッと押し込んだだけです。



バッテリーの電極にケーブルを取り付け、バッテリー固定用フレームで固定します。

しかし…マイナス端子の「向き」が変です!

しまった!と思い、また振り出しに戻り、ターミナルの向きを整えて再度固定作業を行います。

最初からしっかり確認しながら作業を行えば、こんな2度手間は回避できるのですが…

素人作業なので失敗は付きものです。



ボルトも適当な長さに切断しました。
もっと短くても良かったみたいです。

マイナス端子の向きもこれでOKです。

トランクの荷物ももとに戻します。

ヘルメットやシューズ、スーツなど、サーキット用具を積みっぱなしというのはどうなんでしょうね?



ついでにこんなものも購入してしまいました。

ジャンプ・スターターです。

1万円もしない商品で、果たして使い物になるか分かりませんが…「お守り」代わりに積んでおきます。



さて…作業が終わり久しぶりにロードス君とドライブしてきました。

やっぱ、純正のシートよりこちらのフルバケの方がかなりシックリきます。

20年くらいずっとこのレカロのフルバケでしたから当然ですね。



ガレージに戻り、ビール・タイムです。

焚き火を見ながら毎度の独り酒宴です。

焚き火でピザでも焼こうかと思いましたが…セッティングや後片付けが面倒なので、宅内の電気オーブンで焼いてしまいました。

労働の後のビールの美味しいこと…たまらんです。


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PRS (Paul Reed Smith) SE Custom 24 Model 6月13日 2023年

2023-07-06 | Weblog
そんなつもりではなかったのですが…

つい「ふらふらっ」と気が付けば「購入ボタン」を押していました。

「お買い物 依存症」ですね。

そもそも…「デジマート」とか「Hard Off 」みたいな そういう系のサイトを見るからいけないのです。

「あっ!こんなものがこんな価格で!」ってつい興味を示してしまいます。

この前、「SCHECTER」の緑色のギターを買ったばかりでとても気に入っていたのですが…

また、緑色のギターを購入してしまいました。

今度のはPRSのSEモデルです。



グリーンのキルトメープルの杢目がキレイです。



何と言ってもバード・インレイ(bird inlay)が施された指板こそがPRS のアイコンです。

ギターの顔ともいうべき指板に施されたインレイ(inlay)「螺鈿」のことだと思いますが…

強く憧れますね。

超格好良いですから…

PRSのインレイにはそれぞれ10種類の鳥の姿をモチーフとしています。



3フレットのは「ハヤブサ」ですね。

躍動感のある飛翔体はいかにもな感じです。

ペグはロトマチックが使われています。

SE(student Edition)という廉価版のモデルですので、この辺りは安めのパーツが使われています。

好みはマグナム・ロックなのですが、仕方がありませんね。



そして、一番分かりにくいのが24フレットの「フクロウ」ですね。

これは何の予備知識もなくいきなり見せられて「フクロウ」に見える人は少ないのではないでしょうか?

この…22フレット Hawk landing っていうのも難しくて私には分かりません。



このくらい拡大して見て頂くと…

何となく「枝にとまったフクロウ」に見えませんか?

PRS創始者のポールさんはお母様の影響を受けて、バードウォッチャーだったらしくて鳥たちへの愛情の深い方のようです。



こんなギグバッグが付属しています。

「SCHECTER」のときもそうでしたが、とても作りのしっかりしたバッグで、通常の使用に十分耐えられるものです。

売価が違うので、比べるのは申し訳ないようですが、前出のYAMAHAのPacificaのバッグは…コンビニのレジ袋みたいなもので普段の使用には対応できないようなものでした。



ショルダー・ストラップきちんとした作りでとても好感が持てました。

これまで購入してきたギターはそれぞれ特徴があり、気に入っていますが特にこのPRS SE Custom 24 はとてもバランスの良いお気に入りのギターです。

*ギター弾けないくせに「バランスの良い…」ってなんなんだ?ってツッコミが入りそうですが…。

「これは…良いな~」と物欲に油が注がれてしまいました。

金額的にはかなり大変ですが、PRSの標準的なモデル「Core Models」を購入してみたくなってしまいました。

まだまだ心の平安は訪れそうにありません。




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ハチ君 バッテリー交換(苦行) 6月24日 2023年

2023-06-29 | Weblog
ハチ君、2回目の車検時の見積書です。

その中で「バッテリー」の交換を薦められました。

客観的なデータとしてバッテリーの性能劣化が認められ「交換時期」という訳ではなく、「もう5年目なのでそろそろ…」というニュアンスです。
予防安全という見地からはそれも正しいのかも知れませんが…

それより重大なのは「見積り金額」です。

赤矢印のように約45.000円です。

アイドリング・ストップ車用のバッテリーは高額なのは知っていますが…それにしても高過ぎます!

当然、「自分でやるから結構です!」と断りました。

ハチ君の乗り方ですが…まず後付けのアイドリング・ストップのキャンセル・デバイスなどは装着しておらず、スタート・ボタンを押すのと同時にアイドリング・ストップのキャンセル・ボタンを押す習慣を体に染み込ませました。

そして、北海道や九州など遠距離を走るため、市街地走行は極めて少なく1回のスタート→ストップの距離が極めて長く、スターターを回す回数も極めて少ないです。

なので、バッテリーに対する負荷も当然少なく、劣化も少ないはずです。



とは言っても…北海道の誰もいない原野で、突然「バッテリー・アップ」となってしまったら…助けを求めるために「電波」のある集落まで何キロも歩かねばなりません。

その間、もしクマと出会ってしまったら、闘う武器も持たない「丸腰」だったらと思うとぞっとします。

「よし! 今年はバッテリーを交換しよう!」と思い立ちました。

ハチ君に適合するバッテリーをアマゾンで購入します。

図のように、送料込みで¥23,382 でした。

バッテリーは「Panasonic」 と信じ込んでいますからね。



さて…東京の自宅で作業開始です。

バッテリー交換など、千葉のガレージでなくても楽勝だ!と舐めていました。

技術的には全く難しいことはありません。

ただ…写真のバッテリー位置を見て頂くと…

フロント・ミッドシップというか微妙な位置にそれが搭載されています。

重量物をフロント・アクスルの内側に配置するのはクルマのダイナミック・バランス的に好感が持てるのですが…

作業性という点では難敵です。

フェンダーに近い位置に搭載されていれば、簡単に作業ができますが、この位置は結構手強いです!

お道具は10㎜と12㎜ のディープ・ソケットとラチェット・ハンドル それとエクステンション くらいです。

バッテリー・ターミナルを取り外し周囲の配線を整理し、いざバッテリーを取り外しにかかります。

「くぅう〰 キツイ!」中腰で前傾姿勢!

ほとんど腕力だけでバッテリーを持ち上げなければなりません。

一瞬、家人に手伝ってもらおうかと思いましたが、この狭いスペースに助っ人の腕が入る余地はありません!

今さらディーラーに「やっぱ、出来ません、助けてください」など言えません。

自力で突破するしかありません。

呼吸を整え、満身のパワーを腕に込めてバッテリーを引き抜きます。

そもそも、作業をなめていたのでTシャツ一枚ですから、両腕は擦りキズだらけです。

敵を見くびっていましたね。

とにかく、腕力と精神力だけで難関を突破しました。



新しいPanasonic のバッテリーを搭載するのはあっけないほど楽でした。

バッテリー搭載位置まではそれを懸垂してセットしなければなりませんが、位置が決まれば後は重力に任せて所定の位置に落とし込むだけです。

呆気ないほど簡単です。

後は、ケーブルをバッテリー端子に固定して,整理したケーブルをもとに戻すだけです。

それにしても、バッテリーってなんでこんなにも重いのでしょう?



さて…写真の商品はバッテリー交換時に電源を喪失してメモリーが飛んでしまわないように、メモリー・バックアップのためのデバイスです。

単三乾電池8本をパックして12V電源としてメモリー・バックアップします。

ところが、この商品 呆れるほど全く役立たずでした。

前述のように、力業でバッテリーを引き抜くわけですから、こんなチャチなクリップなんて、腕がちょっと触れただけで外れてしまいます。

どうせハチ君のメモリーなんて、ドライバーズ・シートの位置設定くらいです。

本当に無駄なものを購入してしまったと自分に腹が立ちました。

他に何の使い道も無いのが腹立たしいです。

バッテリーを引き抜くのに手こずったので、ほとんど八つ当たりですが…



取り外したバッテリーは写真の Dr Charger で整えます。

千葉のガレージの ロードス君、SL君、カレラ君 達は3台ともこの Dr Charger を常時接続してあります。

1カ月以上、ガレージに行くことが出来なくても、スターター一発でエンジンは始動できます。

常に「バッテリーはびんびんだぜぃ~」状態です。*昭和のオジサン

このバッテリーは、以前購入した DCACインバーターの電源として役立てようとキープしておきます。

今さらですが…Dr Charger の「充電モード」を使えば、メモリーバックアップにも使えましたね。



予想外の大変モードがありましたが、無事に作業終了です。

ハチ君のエンジンを始動して、電気系を確認します。

特に問題は無さそうです。

腕が擦り傷だらけになりましたが、おかげで¥20,000 ほど節約できましたので満足です。

お疲れ様でした。


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YAMAHA Pascifica 212 VQM CMB 到着… 5月8日 2023年

2023-06-16 | Weblog
YAMAHA Pascifica というギターがたいへん好評のようです。

ネットでの評判もまずまずで「へぇ~そうなんだ…」と試しに買ってみようとしますが、どこのショップも「欠品」とか「注文をお受けできません」とかで商品が無いようです。

「ボッチ ザ ロック」の影響が多分にあるのでしょうね。

そんななか、サウンドハウスでは「入荷未定」ではありますが受付はできるようです。

別に急ぐ訳でもなし、いつでも良いので発注だけはしておきました。

2か月弱だったと思いますが、忘れたころに商品が到着しました。

こともあろうに…前出の「Schecter RJ-1-24-Tom 」の到着と相前後してです。

こんなものなのでしょうね…

商品の配送先の指定は当然、会社にしました。

以前の教訓から学びましたから…



このモデルを選んだ理由ですか?

「見た目」です。

品番コードの VQM CMB からquilt Maple の略号なんでしょう。

ボデーに薄いquilt Maple のフィルムを貼った商品です。

Pascifica シリーズは 100 200 300 600 と数字の数が増すと「高級」となっていくようです。

100シリーズが最もベーシックな仕様でお値段もお安く設定されています。

購入した 200シリーズはベーシックなモデルのスペックはそのまま、「外観」をゴージャスにしたようなモデルなのかととらえています。

ちなみに…quilt Maple の外観を持つのはシリーズ中 この 212VQM 一択みたいでした。



ネックはサラサラ サテン仕上げで感触は悪くありません。



ヘッドにもキルト・メープルのラミネートがあしらわれています。



フレット 切断部の面仕上げです。

大量生産品の機械加工の仕上げですからこんなものでしょうか。

一本ずつ職人さんが磨くわけではありませんからね。

*後日、やはりこのフレットのエンド加工の指当たりが気になり、仕方なくヤスリ掛けしました。

素人が強引にヤスリ掛けしましたが…指当たりの違和感は解消されました。

ギターのメンテナンスではフレット交換やすり合わせの作業が工賃は一番高くつきますね。

それだけちゃんとやれば費用も掛かる部分です。



何の写真か分かりづらいですが…

弦と指板の間に白紙を置いて、弦の錆びを撮影しています。

黒いシミのように見える部分です。

一応、新品のはずですが、錆びています。

最初から弦が錆びていたのはこれが初めてです。

ちょっと「錆び臭い」というか「鉄臭い」匂いがしました。



机の周りを見渡すと…なぜか弦のセットがありましたので、早速交換しました。

この価格帯でこの仕上がり、クオリティーはなかなか大したものなのだろうと思います。

ただ…感動するほどでもなく「ふ~ん…なるほどね」くらいな印象でした。

このギターは「置き傘」みたいに会社に置きっパにして、自宅には持ち帰りません。

あまりギター本数が増えているのが発覚するとマズいですからね。

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Schecter RJ-1-24-Tom

2023-06-14 | Weblog
You Tube で「ギタパト」ってコンテンツが面白くてちょくちょく拝見しています。

ハードオフなど中古楽器を取り扱っている店舗を廻って主にギターとアンプ その商品画像を流しているものです。



たまたまボ~っとモニターを眺めていて「はっ!」の目に飛び込んできたギター!

諦めきれず、「グリーンのボデー」のギターに拘っていました。

これだ!と注視すると「万代書店 川越店」の商品でした。

画像をスキャンしてよく見ると「デジマート掲載商品」とあります。



早速、デジマートを覗いてみると、ありました!

店舗価格は¥52800ですが、デジマート価格は¥59800となっています。

「川越かぁ~」

そんなに遠くはありませんが、5月の連休中です。

普段なら関越道で1時間弱の道のりですが、連休中はそうはいきません。

わざわざ渋滞の中を出向くより¥7000の差額でも直送してもらった方が良さそうと判断しました。

もう画像を見た時から買う気満々ですから。



到着した商品*ハード・ケースは後日購入したもので、ギター本体は「ギグバック」に収められて送られてきました。

イメージしていた通りの外観で大満足です。

商品説明では「打痕多し」「フレットは7分」とありますが、私的にはその程度の「打痕」など全然気になりません。

たしかに1弦、2弦のフレットは摩耗していますが、これも私的には問題ありません。

とにかく「見た目優先」ですから。

トラスロッドは「余裕」とありました。



ヘッドのデザインも素敵です。



ペグは Goto SG360-01 MG-T が搭載されています。

この前、オーダー購入したフジゲンのと同じものです。

ペグ・ダイヤルにはまだ保護シールが貼られたままでした。



このモデルはすでに生産完了品となっています。

当時の売価は¥181500(税込み)となっています。

なかなか高級なギターだったんですね。



「Schecter」のロゴの入ったギグバック

質感は高くて十分実用に耐える作りです。

でも、学生さんや若い方なら良いでしょうが、いい年の「オジサン」にはさすがにこれは恥ずかしいです。



それなりに「使用感」はありますが、大切に使われていた好感の持てる使用感です。

もちろん本体も大切に使われていたのでしょう。

ネガティブな点はほとんどなく、巡り合えて「買えて良かった」と大満足でした。



ちなみに、生産完了品の中にこんなモデルも含まれていました。

ちょっと見には私が購入したモデルとほとんど見分けがつきませんが…

ブリッジが大分異なります。

もっと大きな違いは…売価がなんと! ¥800.000 (税込み)を超えるところです。

なぜなら…モデル名に「Premium 5A Grade」とあるように、ボデー材に「5A Premium Flamed Maple Top & Honduras Mahogany Back」を使用しているとのことです。

トップ材に 5A Premium Flamed Maple (15mm厚) バック材にホンジュラス・マホガニーを使用。

最高級の材を使用したこのモデル、凄い価格となっています。

見た目はそっくりですが、私の購入したモデルのトップ材は Laminated Flame Mapule です。

PRS(Paul Reed Smith)にはSE モデルが設定されています。

SEはstudent edition の略です。

高いクオリティーのギターを学生さんや初級者にも手の届く価格で提供する目的で販売されているモデルのことです。

iPhone SE もそれ系のモデルかな…と思いますが iPhone SE のは「Special Edition」の略らしいです。

この領域は一般人が使用する楽器の域を超え「工芸品」「趣向品」の領域なのではないでしょうか。

私などにはおよそ縁のない価格帯です。

今回購入したモデルは新品価格は割と高級ですが、中古購入価格は私にはピッタリでした。

充分満足しております。

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ガレージの桜 「みんなで桜を観る会」 4月1日 2023年

2023-04-05 | Weblog
東京の桜は1週間ほど前に「満開」を迎えました。
 
千葉のガレージの桜は東京より1週間ほど遅く開花しますので、ちょうど良いタイミングでした。

素晴らしい好天に恵まれ、青空に薄ピンク色の花弁が映えます。



何年か前に近所の「コメリ」にて苗木を購入し、私が(素人)植樹した桜はいつの間にか立派に成長しました。

今さらですが、こんなに手間いらずで成長してくれるなら、もっと植樹しておくのだった…と後悔します。



朝食もそこそこに「みんなで桜を観る会」の設営を始めます。

宴会ではありますが、未就学児をふくむ会ですので、アルコールはナシです。

キーボードやギター、ボーカルなどなど、それぞれの特技?で 全員が参加する会です。

楽器が不得手な人は 撮影班とかケータリング?など、とにかく「参加」が掟です。

ウォーミング・アップは 会のメイン曲、森山直太朗さんの「さくら」を全員で熱唱します。

緊張がほぐれたところで、プログラムにあらかじめ設定した曲を歌います。

未就学児からシルバー世代まで年齢層が幅広いので、それぞれが楽しめる偏りのない選曲が肝要です。

そして最後はふたたび「さくら」を全員で歌ってお開きです。

森山直太朗さんの歌詞にあるように「来年も全員ここに集い桜を観ようね」という願いを込めて歌います。

片付けも全員で行います。

桜の木の成長と子供たちの成長も楽しみな「みんなで桜を観る会」でした。





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夜桜 3月28日 2023年

2023-04-03 | Weblog
本年の桜の開花速度に乗り遅れてしまいましたが、お気に入りの夜桜を観てきました。

人通りもなくひっそりと咲いている桜です。

庭園灯の光でライトアップされている独特の佇まいです。

以前は一眼レフカメラに三脚で撮影に挑んで?いたのですが…

最近はポケットに入れた「iPhone」で事足りるようになってしまいました。

そうですね…撮影が目的ではなく「夜桜」を観賞するのが目的ですから、これでよいのかも知れません。

水銀灯に照らされた桜の花弁、朱色の回廊 辺り全体がオリエンタルな雰囲気に包まれた独特の空気感。

最高の夜桜でした。

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御茶ノ水の桜(下見)3月24日 2023年

2023-03-30 | Weblog
毎年楽しみにしている御茶ノ水の狭小地に咲く桜

2023年 東京の桜は全国で最速の開花となりました。

まだ満開には若干余裕がありましたが、取り敢えず「下見」ということで 湯島天神→神田明神→湯島聖堂→御茶ノ水駅の桜 のいつものルートで見てきました。

残念ながらこの週末は雨にたたられ、「下見」が本チャンとなってしまいました。

週末にお花見を楽しみにされていた方には本当に残念なお天気です。

当日も雲が低く垂れこめ 青空に桜のピンクがキラキラ映えする天候ではありませんでした。

たまにはこのような天候に当たってしまうのも自然現象ですから仕方がありません。

お気に入りの「狭小地の桜」本年も綺麗に花をつけています。

気のせいか…年々花の開き方が地味になってきたような気がします。

若い木のような「櫻を発散するような」派手な開花とは違ってきたような気がします。

頑張ってほしいです。

 

神田明神 正式名称は「神田神社」だそうです。

隨神門の扁額は「神田神社」と読めます。

門 両脇の提灯には「神田明神」と書かれています。

威風堂々の隨神門と柔らかな桜がとても素敵な絵柄です。

参拝客の多くがここで足を止め、スマートフォンで撮影していました。



湯島聖堂にも立ち寄りました。

仰高門の内側から見る桜が好きです。

満開時期を過ぎ 春風に散る花弁の舞が素敵です。

本年は「下見」で終わってしまった花見でしたが、それでも満足でした。


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赤羽八幡神社 荒川 旧岩淵水門 3月5日 2023年

2023-03-06 | Weblog
3月5日(日曜日) 北区赤羽台の「赤羽八幡神社」に出掛けてきました。

境内から新幹線、在来線の多くを観賞することが出来る「鉄スポット」であります。

マスコミや専門誌など度々紹介されていて、その存在は知っていましたがあまりの身近さに、出掛けるタイミングを失っていました。

今回はその「赤羽八幡神社」と「旧岩淵水門」を絡めたルートを歩いてみました。

新宿から赤羽へは「埼京線」で4駅 実に便利の良い場所です。

*普段の生活圏から「北区」はなかなか縁遠い地域です。



赤羽駅北口から徒歩で10分弱

線路沿いに歩いて迷うことなく到着です。

坂の途中に鳥居があります。

神社への参道は二つありこちらは参拝のクルマが駐車場にアクセスするためにも利用されています。

「赤羽八幡神社」の特徴は神社内を鉄道トンネルが貫通していることです。

ここは「赤羽台」という台地で、東北・上越新幹線開業工事上、どうしても避けて通ることの出来なかった場所だそうです。

神社御神域下をトンネル掘削して新幹線を走らせるという工事に当時は反対運動もありました。

実際にはトンネルは社務所下を通過していて本殿下を通過している訳ではありません。

写真赤矢印「赤羽台」がトンネルの銘板であります。



鳥居を通り振り返ります。

赤羽台地「赤羽八幡神社」の標高は20mほどです。



本殿は威風堂々としています。

「はやく鉄道を見たい!」本心を押さえ、お参りします。



神社は「関ジャニ∞」の聖地?として多くのファンが訪れるそうです。

絵馬や御朱印にこの「∞」があしらわれています。

神社の「∞」が「関ジャニ∞」に共通するということらしいです。

時代を反映し、本坪鈴(ほんつぼすず)を鳴らす鈴緒(すずお)は巻き上げられています。

政府は2023年3月13日より屋内・屋外を問わずマスク着用は個人の判断に委ねる方針を発表しました。

手水舎(ちょうずや)や鈴緒 などの扱いも今後また変わってゆくのでしょう…



本殿裏手には小ぶりな蔵が並んでいます。



さて…いよいよお待ちかねの鉄道観賞です。

ここから見ることのできる鉄道…

新幹線は東北新幹線 上越新幹線 秋田新幹線 山形新幹線 長野新幹線 北陸新幹線 その隣が埼京線を見ることができます。

冒頭写真 画面左側は在来線 東北本線 高崎線 湘南新宿ライン 上野東京ライン 京浜東北線 東武鉄道 スペーシア などを見ることができます。

写真のように「架線」が込み合っていて鉄道写真撮影にはあまり向かないようですが、ひっきりなしに通過する列車を観賞していて時の経つのも忘れるほどです。

この日「鉄分の濃い」レールファンの方はお見掛けしませんでしたが、小さなお子さんを連れたファミリーは何組か見掛けました。 

私は「廃線・廃駅」や「蒸機」が専門?で「電機」のことは知りませんが、それでも小一時間ほど線路を眺めていました。

楽しかったです。

ラベンダーのベルト・ラインの入ったH5系は親近感を覚えます。

「おかえり~」とか…



一旦、赤羽駅まで引き返し、駅東口に移動します。

駅前ロータリーを直進し「赤羽すずらん通り」というショッピング・アーケードを進みます。

アーケードの終端を左に折れて荒川を目指します。

住宅街を抜けると新河岸川の土手に出ます。

その橋を渡ると「荒川治水資料館」が見えます。

さらに進むと、「旧岩淵水門」の赤水門が見えてきます。



「旧岩淵水門」手前には水門の来歴が記されたプレートが設置されています。



いったん、「荒川治水資料館」に戻り「旧岩淵水門」ついて学びます。

入館料金は無料です。

1998年にオープンした資料館は、ここ「荒川」と「隅田川」の分岐点となり東京の治水について資料が展示されています。

資料館前には「船堀閘門頭頂部」が展示されています。



その来歴を記したプレートも展示されています。

「船堀閘門」について 1927年着工 1929年竣工 1979年撤去 と記されています。

しかしその頭頂部がなぜここに展示されることになったのかは…不明です。



治水資料館内部の展示の様子です。

当然ですが「荒川放水路」についての展示資料がメインです。



資料館入り口には「荒川放水路完成記念碑」がさりげなく展示されています。

メタルプレートの説明を読むまでは「何だ? この卵みたいなの?」って思っていました。



再び「旧岩淵水門」に戻ります。

近くで見るとなかなかの迫力です。

手前の大きなゲートが「通航門」といい舟航のためのゲートでありました。

「旧岩淵水門」はペイントの色にちなんで「赤水門」と呼ばれています。



「赤水門」上の遊歩道を歩いているとその先に不思議な形の物体が見えます。



「旧岩淵水門」とセットで通航のための灯台の「残骸」か? と思ったのですが…



説明プレートを読むと…「荒川リバーアートコンテスト特賞受賞作品」とありました。

失礼いたしました。

そういわれてよく観賞すると「なるほど…なかなかに奥深い作品だなぁ~」

あくまで芸術音痴の戯言です。



さて「赤水門」を後に現役「岩淵水門」に向かいます。

「旧岩淵水門」の「赤水門」に対して「青水門」と呼ばれています。

この地点が「隅田川 起点」となっているようです。



「岩淵水門」の手前にはこのような説明プレートが設置されています。

水門を開いた時と閉じた時の写真が掲載されています。

本日の状態は「開放」状態です。



「青水門」の「岩淵水門」から見た「赤水門」の「旧岩淵水門」です。

自宅からの移動時間…1時間ほどでしたがなかなか見応えがあり東京都民のための治水事業について学べた、有意義な散歩でありました。


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昆布駅 函館本線 8月27日 2022年

2023-03-01 | Weblog
初めて北海道をドライブした時に「変な名前だなぁ~」と思ったことを覚えています。

こんな内陸なのになぜ「昆布」なの?と…

20年ちかく前です。

まだ鉄道には全く興味のなかった頃です。

北海道は「難読」の宝庫で、「昆布駅」などは難読のカテゴリーにも入りませんね。

最近、興味津々なのが釧路の一地域「仙鳳趾村」の難読地名エリア…「重蘭窮」なんて読めますか?

地元道民の方以外、絶対に読めないと思います。

「ちぷらんけうし」と読みます。

さすがのIME も匙を投げる…状態です。

「もはや理不尽」というレベルです。

2023年北海道取材の際はこのエリアの「超難読地名」を取材して歩こうかな…と考えています。

道路横には難読地名の案内看板が設置されているようです。

釧路エリア難読地名に興味のある方はこちらから。




昆布駅は国道5号線沿いにありアクセスはとても楽チンです。

根室本線(花咲線)には「昆布盛駅(こんぶもりえき)」というバリエーション?もありますよ。

可愛らしい駅待合所の周りにはテラコッタが敷かれています。

もしかしたら、このエリアが旧駅舎の基礎部分だったのかも知れません。*ただの想像ですが…



いつかご紹介したことがありますが、「駅舎 国鉄時代 イカロス出版」という書籍 …というかデータベース。

昆布駅も掲載されています。

立派な駅舎の写真が掲載されていました。

テラコッタが貼られている部分は旧駅舎の基礎部分なのでしょうね。

書籍中の写真はお見せできませんが、この表紙写真右下の「小沢駅」に雰囲気が良く似ています。

昆布駅は入り口が左側ですが…

北海道開拓時代の建物のアイコンともいえる「マンサード屋根」はそっくりです。

この「駅舎 国鉄時代」は廃線巡りや現役鉄道路線を巡るときの資料としてとても重宝します。

ちょっと高価格(¥3980)ですがその価値は十分にあると思います。

お薦めです。



駅名を掲げた立派な街灯があります。

ちょっと汚れているように見えますが…

実はコレ…閲覧注意です。



「蛾」が張り付いているのです。

北海道の鉄道駅を巡っていると異常繁殖した蛾に遭遇することが度々ありました。

駅待合所の壁一面張り付いた「蛾」を見るとさすがにぞっとします。

嫌いな方にはたまらないでしょうね。

さすがにドアーを開けられませんでした。

道路一面に「蛾」張り付いている駅前通りに遭遇したこともありました。

避けるスペースもなく、仕方なく進むとタイヤが踏みつぶす「プツプツ」という感触が伝わってくるようで最高に気持ち悪かったです。



フリーアクセスでホームに出ます。

こちらが長万部方面です。



そしてこちらが小樽方面となります。

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三囲神社 隅田川散歩 2月23日 2023年

2023-02-24 | Weblog
暖かな陽射しに誘われて、しばらくぶりの都内の散歩に出掛けました。

観光客で賑わう浅草を素通りして まず向かったのは「三囲神社(みめぐりじんじゃ)」です。

浅草寺の裏手を歩いておよそ12~13分くらい、墨田区向島2丁目5-17になります。

この辺りは観光客や買い物客の姿もまばらな散歩にはもってこいの気持ちの良いルートです。



「下乗」の立て札が掛かるコンパクトですが立派な鳥居が目につきます。

お目当ては「ライオン像」です。

三越池袋店に展示されていた像を2009年、同店の閉店に伴い「三囲神社」に奉納されました。



境内入り口には「三囲神社」の縁起が記された看板が掲げられています。

僧侶が社を改築した際に、土中から出土した「白狐にまたがる老翁像」の周りを白狐が三遍回って消えた…という縁起から「三囲神社」と命名とされたと説明されています。

「ふ~ん…そうなんだ~」ほとんど理解していませんが…。

三井家が江戸に進出する際にこの「三囲神社」を守護神と定めたとあります。Wiki 出典

「囲」の字は三井の「井」の字を囲み守ると解釈されたようです。

こうした縁起から三越池袋店のライオン像が奉納されたそうです。

三越各店入り口に設置されているライオン像は三越創業時の支配人の日比翁助という方が欧米を視察した際、イギリスのトラファルガー広場の記念塔下に設置されている4頭のライオン像をモデルとして発注したそうです。 Wiki 出典



三越とライオン像の縁起について説明されているパネルです。



また三越の丸の中に「越」を配したトレードマークについても説明されています。



境内の「狛犬」と絡ませたショット。

いかにも「オリエンタル」な手前の狛犬と西洋風のライオン像が面白いです。

狛犬の向こうに見えるのは「三つ穴灯籠」と呼ばれるものらしいです。



本殿裏を歩きます。

快晴の空にスカイツリーが見えます。

若干、湿度があるのか少々霞んで見えました。



「三角石鳥居」と説明されています。

この角度からは形態が良く分かりませんが…



低いアングルから見上げると「三角」の意味が分かる構造を見ることができます。

原型は京都 太秦の木島神社にあると説明されています。

この神社は「木嶋坐天照御魂神社」(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)と読むそうです。

そもそも「木嶋神社」も(このしまじんじゃ)と読むそうです。

この鳥居は「三柱鳥居(みはしらとりい)」といい「京都三鳥居」の1つに数えられるそうです。Wiki 出典

外観は地味な印象の「三囲神社」でありますが、なかなかに見所の濃い神社でありました。



隅田川べりを歩き「すみだリバーウォーク」にやってきました。

通りすがりに遠くから何度も見ましたが、一度歩いてみたいと思っていました。

観光の人の流れが途切れません。

すれ違った若者たちのグループ。

友達同士だと思いますがスマートフォンの画面に集中して景色を見たり会話をしている風はありません。

見慣れた光景ではありますが、デジタル・ネイティブにとっては、これが友達同士のお遊びスタイルなのでしょうね。

隣の友達にLine で「むっちゃ綺麗だね!」なんて通信しているのでしょうか?

東武スカイツリーラインが渡る隅田川橋梁(すみだがわきょうりょう)は周囲の景観に配慮したデザインを取り入れ、客車の窓の高さに橋梁の骨材が重ならないように乗客からの景観も損ねないようなデザインとななっています

また終着駅「浅草駅」に入線する制限速度は時速15km/h となっていて橋梁を渡る車両が走る姿をゆっくりと眺めることができます。

この低速運転は、橋梁中に浅草駅入線のための分岐器が設置されているためだそうです。



この光景は予想していませんでした!

「へぇ~こんな風に映るんだぁ!」とちょっと感動しました。

金色に輝くビルはアサヒグループ本社らしいです。

そこにスカイツリーの姿が映っています。

窓の歪みでまるでレゴ・ブロックのスカイツリーみたいです。



実際に見ている場所から肉眼では、このように見えています。

暫くぶりのリバー・ウォーク 程よい暖かさの陽射しの中 とても気持ちが良かったです。



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ハチ君 タイヤ交換 2月11日~18日 2023年

2023-02-20 | Weblog
ハチ君のタイヤ…5年間で50.000 Km 以上走り5分山を切るくらいとなりました。

さて…ハチ君の19インチSUV用タイヤは幾らくらいするのでしょうか?



「レグノ」225/55R19 99V の価格を「価格ドットcom 」でチェックします。

最安値は¥24.732 となっています。

1本、¥25.000 くらいで想定内の価格で一安心。

このところ、ありとあらゆるものが「値上げ」ですから少々ビビッていました。

このレグノに関してはむしろ以前チェックした時より値下がりしています。



横浜の「オートプライドさん」とは連絡が取れなくなってしまいました。

ハチ君の購入先の「関東マツダ」さんにタイヤ交換の見積りをお願いしました。

いわゆる「OE用タイヤ」の見積りと「持ち込み」の時のそれぞれの見積りです。

ちょっと見くびっていました。

「どうせOEタイヤはリプレース用タイヤに比べれば格安だろうな…」と思っていたのですが見積書を見てビックリ!

なんと!4本組み換え工賃込ですが ¥200.000 以上します。

見積書を見た時に「何かの間違いでは?」と真っ先思いました。

うちのカレラ君のミシュラン・パイロット・スポーツなら確か1本 ¥50.000 くらいしたと思いますが…

マツダのSUV のタイヤが…¥200.000 ってにわかに信じられませんでした。

これって偏見でしょうかね…



マツダさんで持ち込みタイヤ組み換えを行ってもらえるということで、早速ネットで商品を注文しました。

レグノ 4本で¥100.000 (税込み 送料無料)でした。

*レグノも定価で買うと ¥46.860 x 4 本 ¥187.440 となります。

やれやれ…です。

通常の組み換え工賃は ¥13.200 ですが、持ち込みの場合は¥19.800 だそうです。

*以前メカニックの方に訊ねたとき、¥15.000 以下だったような気がするのですが…

仕方がありませんね。

タイヤ組み換えはタイヤ・チェンジャーが無ければどうにもなりませんし…

マツダさんのピットには19インチに対応するタイヤ・チェンジャーが無く「外注」だと言っていました。

昨今はSUVが多くなり19インチに対応するタイヤ・チェンジャーはそろそろ設備した方が宜しいのでは



ネットで購入したタイヤは「鮮度」の低いものを掴まされる…とか言われます。

マツダの方にも近いことを言われましたが…タイヤの流通を考えれば製造半年後でも上等!と思っていました。

しかし…到着した商品を見ると、2022年49週 の製造と読めます。

2022年49週ということは…12月5日~11日 ということになります。

出来たて めちゃくちゃ「フレッシュ」ですね。



ハチ君を預けて1週間後、引き取りに来ました。

新しいタイヤに履き替えたハチ君。

今年は新しいタイヤで九州、北海道と走りに行きます。



タイヤ組み換えと同時にお願いしておいたのが…「Day Light System」です。

バイクは1998年4月の道路交通法改定でヘッドライトの常時点灯が義務付けられました。

その条例以降製造されたバイクにはヘッドライトのOn/Off のスイッチは装備されていません。

昼夜を問わず、エンジン始動と同時にヘッドライトも点灯する仕組みです。

クルマの場合は、まだそこまで義務付けられてはいないようですが、いずれはバイクと同様、常時点灯が義務付けられるかもしれません。

タイヤ組み換え費用が見積もりより大分安く抑えられたので、ハチ君に「Day Light System」を装着することにしました。

写真のように前方向のスモール・ライトが常時点灯するようになりました。

*リア・スモールライトは点灯しません。

ハチ君を購入する際に、ちょっと迷ったのですが¥30.000ほどの費用を惜しんで、パスしていました。



その「Day Light System」のスイッチですが…

写真では分かりづらいですが、グローブ・ボックス下、発煙筒付近に設置されています。

その存在自体を知らなければ、まず気が付きません。

「なぜ、こんな場所に…」と思いましたが、ドライバーが運転中に操作できない場所に設置する必要があるらしいです。

良く分かりませんが…法令絡みの理由なのでしょうか…。

いずれ義務化される布石かも知れませんね。


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