Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

雨降りだけど…609

2011-05-30 | Weblog
 成田のシュテルンさんへ寄ったついでに、近くの「栗山公園」に展示されている D51 609 号機を見学に行きました。
成田駅の近くの公園なのですが、ちょっと分かりづらい位置にあります。

雨の中、遠くからSLを眺めると、なんとなく「変」な感じです。
おや?…と思いながら近づくと…



なんと!脱線しているではありませんか…
3.11の震災の被災機関車だったのですね。



立ち入り禁止の黄色いテープが張り巡らされた機関庫?を一回りします。



痛々しい姿です。



かなり綺麗に整備されたSL君だったようです。



プレートも綺麗にメンテナンスされています。




後ろからテンダー部を見ます。
こちらは脱線はしていないように見えます。
重量の軽いテンダー部の方が揺れの被害が少なかったのでしょうか…



いずれ復元されたら、また見学に訪れたいですね。





先輪がなんか嫌な曲がり方をしているように見えます。
複雑骨折か?








恒例のパネル撮影です。

東京のSL君たちの事務的なパネルに比べると、チビッ子も喜びそうなイラスト入りのパネルです。
オジサンも喜んじゃいます。
機関車の履歴書みたいなこのパネル…それぞれ個性があって、本体を見るのと同じように、鑑賞するのが楽しくなってきましたよ。



綺麗に描かれたイラストですよ。
いい感じです。





ちょっと物悲しい姿が哀れですね。







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やった!

2011-05-29 | Weblog
 梅雨入りしてしまった週末の土曜日、成田のシュテルンさんへ出掛けてきました。
1か月ほど前にお願いしていました、「オーナー表彰制度」のバッジと認定書が届いたとの連絡をいただいて、喜んで出掛けてきました。
さすが、梅雨…しっかり朝から雨降りです。
路面が少しでも濡れていると、うちのSL君は外に出せません。
このような雨降りでは、SL君をガレージから出すなんてもっての外…です。
多少の雨降りなら、カレラ君で出掛けようかとも思いましたが、結構な雨降りで、帰ってきてからの後処理が面倒なので、オデ君で出掛けることにしました。

汚れ仕事はいつもオデ君でごめんなさい。

オーナー表彰制度についてはこちら


いつもSL君のパーツの購入は世田谷のヤナセさんにお願いしているのですが、オーナー表彰制度の申請時には現車も持ち込む必要があるみたいで、そのためだけにSL君を世田谷まで連れていくのも面倒なので、ダメもとで成田のシュテルンさんにお願いしてみました。

これまで、シュテルンさんとは全く取り引きが無い…というか客の意味が無い私ですが、快く申請を受け付けて頂けました。



こちらが成田のシュテルンさんです。
空港通りから側道を成田市街に向かって下りて、すぐのところにあります。



こちらは自宅に帰ってから改めて撮影した、認定証です。

本当は、NAMEのところは私の名前が印字されているのですが、100,000kmを走破して称賛されるべきはSL君ですから、Photo Shopで処理してしまいました。

オーナー表彰制度は昨年の7月頃よりスタートしたようですが、こうした企画はオーナーの立場としては、本当に励みになり、これからもずっと大切に愛して行こうという気持ちになりますよ。
クルマを生産、販売する会社の立場としては、新しいクルマを次々と開発、販売していきたいのが本音でしょう。

でも、古いものを大切に使うこと…これをメーカー自らが称賛する姿勢はオーナーとして、とても誇りに思えます。


 古いクルマをいつまでも乗っていると、環境負荷に対してネガティブだと…だから「グリーン税制と称して13年を経過したクルマには、10%の増税」と言うのは、気持ちが悪いです。
本音を言えよと思いますね。

「あなたがいつまでも古いクルマに乗っているから、新しいクルマが売れなくて困る。だから産業振興税として10%増税させて欲しい」と言うなら納得できますけれどね。



さて、
出来れば私の代で、200,000km走破も達成したいものです。
ロードスター形式のSL君で200,000km走るのは容易なことではありません。
オデ君だって、これだけ使い倒してもまだ140,000kmですからね。

鹿島の海岸や東関道をチャラチャラ走っていても、達成は出来ないでしょう。

でも、いつか必ずやりますから、見ていてくださいね。



認定証と共にこのバッジももらえます。

博物館とかで良く見かけるクラッシック・メルセデス A111とかC111のラジエター・グリルに誇らしげに装着されていますよね。

さすがに、このバッジをSL君に装着して走ろうとは思いませんが、ガレージに行った時に、一度はSL君にこのバッジを装着して、晴れの記念写真を撮影してあげようと思っています。















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君が好きだよ…

2011-05-28 | Weblog
 昨年の写真ですが、海岸でのSL君も素敵ですが、ホテルの駐車場のアーバンな雰囲気のSL君も素敵です。

このプロポーション、たまらんですね。
無駄に長いノーズ、まっ平らなトランク、コテコテのクローム・パーツ、どこもすごい素敵で、君が大好き!です。


例年よりも早い梅雨入りですが、これを乗り切ってカラッと晴れた海岸を走りたいものです。
明日は、成田のシュテルンさんへオーナー表彰制度のメダルと認定証を受け取りに行ってきます。

この雨の降り方では、SL君で出掛けるのは無理ですので、オデ君で出掛けることになりそうです。

ついでに、成田駅近くの「栗山公園」のD51 609号機を見て来ようかな。

おっ!ついでに航空科学博物館にも寄って、飛行機を見てこよう。

雨降りでも、結構楽しいね。

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お城見学の後は…

2011-05-26 | Weblog
 松山城を見学したあと、県庁前まで戻ってきますと、坊ちゃん列車と呼ばれるディーゼル機関車が走ってきました。
あまりに可愛らしい外観で、アミューズメント・パークにいるような錯覚を感じましたよ。

もちろん、マジで営業運転しているみたいですけれど。



さて、松山城の見学もとても満足できまして、次の目的…初めての「しまなみ海道」を、一日掛けてゆっくりと走ってみます。



ホントに気持ちの良い晴れの日です。

ただ、橋の上はかなり風が強くて、クルマが風で流されているのが良く分かります。


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3箇所目の石垣観察-02

2011-05-25 | Weblog
 さて、案内のプレートを読みながら坂道を登っていきますので、時間が掛かってなかなか天守まで辿り着けません。



こちらも案内のプレートにあるように、戸無門と呼ばれる文化財だそうです。
以前は「国宝」だったんだそうですが…
確かに扉はありません。





こちらが戸無門の案内のプレートです。



ふぅふぅ言いながら、ようやく天守が見えるところまで辿り着きました。

 空気の澄んでいる早朝の青空に天守が綺麗に見えています。




まだ早朝で、天守の見学は出来ませんが、松山城のマスコットキャラ「よしあきくん」が出迎えています。
彦根城の「ヒコニャン」って猫キャラ思い出しました。(ピンズ買ってきました)



天守の周りの石垣をのんびりと見学して歩きます。
ホントにきれいな石積みですね。



松山城のホームページには次のような説明がありました。
「江戸時代以前に建造された天守が現代に残っているのは、全国で12城しかありません。これを「「現存12天守」」といいます。
これらの天守は、貴重な歴史的文化遺産として国により国宝や重要文化財の指定を受けています。該当する城郭は次のとおりです。「弘前城」、「松本城」、「丸岡城」、「犬山城」、「彦根城」、「姫路城」、「松江城」、「備中松山城」、「丸亀城」、「松山城」、「宇和島城」、「高知城」(「日本100名城」による順。)」…ということでした。

ただ、ぼーっと見ていると、ここの天守は、なんとなくずんぐりとしているような気がしたのですが、先日購入した「城」のDVDを見ていましたら、本来、5層の設計だったような説明がありました。
どうりで、見た目のバランスが「低くずんぐり」と感じたわけです。




こちらが天守の裏側になります。

まだ、訪れる人も誰もいなくて、静かでとても気持ちが良いですよ。



松山城…こちらも近い将来、もう少し石垣の勉強をしてから再び訪れたい城です。










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3箇所目の石垣観察

2011-05-24 | Weblog
 例によって朝早くに出掛けます。(8時前かな?)
愛媛県庁の横の道を歩いていきます。

すれ違う人は、朝の散歩かジョギングの人しかいません。
空気もサラサラしていて、太陽の光もキラキラ…朝の散歩には理想的です。



…なんて言いながら、次第にきつくなる勾配に、ちょっと「はぁはぁ」しちゃいます。
ロープウェーイもありますが、営業は8時30分からでした。
ロープウェーイの乗車券と観覧券のセットだと1000円です。
 
徒歩でも天守まで20~30分ほどの道のりです。(ただし、勾配のきつい上り坂ですけれど…)
石垣を鑑賞するのが目的ですから、我慢して歩きます。

石垣の積み方、石の表面の処理…姫路城の石垣と比べると明らかに異なります。
姫路城の石垣のワイルドな感じに比べて、非常に繊細な積み方、滑らかな石の表面が観察できます。





どうですか?
朝の気持ちの良い光の中 石垣観察には理想的な環境です。



登り石垣 と言うそうです。
詳しくは下の写真のプレートを参照してください。




こうして、各ポイントにはプレートが設置されていて、とても分かりやすくて助かります。



積み石の表面が平滑に整形されているのがよく分かります。
非常に繊細な加工で、戦闘を目的に築城されたものとは時代が異なるような気がします。
左側上部と右側下部とで積み方の様式が異なるのがハッキリと分かります。




石垣についてはこのパネルの説明が参考になります。
石垣セミナーなんてあったら参加してみたいです。
ただ…「歴史」が超苦手、というか大嫌いなんですね。
全く体が受け付けない体質なんです。
建築工学的な話なら、楽しいかも知れません。




石垣の隙間から咲く綺麗な色の花です。(紫色が好きです)
当然ですが、花の名前は分かりません。



綺麗なカーブを描く石垣…角石は算木積み、中心部は乱積みになっているのが良く分かります。





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もう夕方だけど…

2011-05-23 | Weblog
 道後温泉から今度は松山空港へ向かいます。
航空ファンであると同時に、地方空港観察ファンでもありますので、出来る限り近くの地方空港を観察して歩きます。
時間も時間ですので、出発便も到着便も一段落の様子でした。



展望デッキにも殆ど人はいません。
展望デッキ側はアルファベットで“MATSUYAMA”と表示されています。

ロビーに貼られていた写真を見たら、「ピカチュー号」のものがありました。
747-400Dが着陸できる2500mの滑走路があるということですね。

さて、明日は松山城を見学してから「しまなみ海道」を走って見ます。
これまで松山に来ても、「しまなみ海道」を走るのは初めてです。





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ここからは…

2011-05-22 | Weblog
 姫路城を視察?(見学)してから、今来た道を引き返し、松山の道後温泉へ向かいます。
今回はルート設定が良くなくて、何度かルートがダブってしまいました。
一日に2度も瀬戸大橋を渡るなんて、贅沢ですね、ETC割引でなければ、血が引くところです。


 とりあえずGPSを道後温泉にセットして走行します。
道後温泉は何度か訪れたことがあり、ある程度、右と左くらいは分かります。
さすがに、高松→姫路→松山という訳の分からないルートでは、松山到着は夕方になってしまいましたが、日が長くなっているので助かります。

まずはコインパークにオデ君を駐車し、近くの伊佐爾波神社に行ってみます。
登る前からため息が出ちゃいそうな階段です。
(伊佐爾波→いさにわ…マジ読めないので振り仮名を振っておいてもらいたいです)

階段は135段あるそうです。
その上には、鮮やかな赤色の楼門が見えています。



ふ~ぅ…とため息が出てしまいます。
以前、金比羅さんに行ったときに参道脇でなにやら工事していましたが、まさか「エスカー」だったりして。
高齢化時代、お参りに行くにもエスカレータやエレベータが必要な時代がもうすぐそこまで迫っているのかも知れませんね。



登ってきた階段を振り返るとこんな感じですよ。

「道後温泉」といえば、全国区クラスの超メジャーブランドです。
殆どの観光客は、この先の「道後温泉本館」に自動的に行くわけですが、慣れてきたらこんな散策も良いですね。

伊佐爾波神社についてはこちら。



裏通りにある酒屋さんの看板です。
観光地によくある作り物とは違って、本物の風格があります。



これまでも何度も写真も撮りましたが、やっぱ、ついカメラを向けてしまう雰囲気があります。
見事な造りの瓦です。
まるで新品のような艶々感があります。



近くに宿泊しているお客さんは、浴衣でカラコロ歩いてくるわけです。
いかにも温泉地の風情です。



引いてみたところです。
赤い鮮やかな色の「ギヤマン」張りの振鷺閣、朝、昼、夕方と刻太鼓で時を知らせるそうです。
この刻太鼓の合図で早朝6時より営業を開始するようです。
チラッ太鼓が写っていますね。











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続きですけど…

2011-05-21 | Weblog
 工事中の大天守「天空の白鷺」を見た後は、一旦外に出てから小天守へ入ります。

内部の狭い通路を通るので入城する人と出る人と、交互通行なんです。
何人か待っている人の姿が見えますね。



天守の内部の写真です。
ストロボ無し!三脚なし! 息を止めて撮影してみました。
厳密に言えば、ブレていますが特に問題は無いでしょう。

左側の窓の上部に、巨大な釘隠しが写っています。



これはまた超ワイルドな石積みの石垣です。
石の表面のザクザクした感じが、すごい男らしい感じです。






多分…西の丸辺りから工事中の「天空の白鷺」を見たところです。
やはり「囲い」が撤去され、「天空の白鷺」が姿を現した時の姿を想像すると、ワクワクしますね。
あと二、三回は石垣取材に行かなくてはならないでしょう。



こちらは管理事務所で入場料金を支払った時に配布されるパンフレットであります。








ちなみにこちらは昨年の9月、九州の帰り道に姫路城に立ち寄った時の写真ですが、まだ工事の為の「囲い」が完成していませんね。




こちらは、PHPムックの「名城を歩く」シリーズの「姫路城」なのですが、本人は購入したことを記憶していないのですね。
気が付いたら本棚にあった…というところです。
しかし、石垣ファンとしては有用な本ですので、今回も姫路城に出掛ける前に一読していきました。
価格も安い割には、よく出来た為になる本です。

お勧めです。















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次はこちら…

2011-05-20 | Weblog
 ルート的には実に非効率的なのですが、高松から瀬戸大橋を渡って山陽道に出て姫路を目指します。
今回は、淡路鳴門道 瀬戸中央道 しまなみ海道 を通るのも目的の一つです。
姫路には順調に到着しました。(途中、ちょっとロストしました…GPSのデータは最新の筈なのですが、新造された側道のデータが無くて戸惑いました)

昨年の9月にも九州の佐多岬の帰り道、姫路に宿泊して姫路城にも来たのですが、その頃はまだ「石垣ファン」とかではなく、「なーんだ…工事中か…」なんて、通過しちゃったんです。

この度、「石垣ファン」として改めて訪問したわけです。

最初の写真ですが、ちょっとびっくりです。
まるで、大天守がベールされているみたいに見えるんです。
工事中でもこういう見せ方もあるのだと感心です。



到着時間も早かったので、なるべく近そうな駐車場を選んで、歩き始めます。
堀の脇には、こんな石柱がありました。
背景の石垣は、お堀の石垣の延長ですが、なかなかワイルドな石積みで良いですね。



桐二の門、この門を通過すると、最初の写真のような景観が目に飛び込んできます。
「おぉ~!」って、感動しますよ。

管理事務所で入場料¥400を支払って入城します。
ただし、工事中の大天守部、「天空の白鷺」の入城料金は別料金で¥200であります。
石垣ファンといたしましては、これだけの迫力ある石垣群を¥400で好きなだけ観察できるのですから、お得だとおもいます。



これは菱の門を通過して城内の石垣です。



なかなか大迫力の石垣です。
のけぞって見上げるような高さの石垣でした。
補修の手は入っているのでしょうが、重機とかの無い時代に、マンパワーだけでこれだけの石を積み上げた当時の職人さんたちの迫力を感じます。




パンフレット中で、「扇の勾配」と説明されている石垣だと思います。
割石(ある程度は整形しているようにも見えます) 乱積ですが角石は長方形の割り石を算木積みにして美しいエッジを作っています。
非常に判りやすいショットだと思います。




ガイドのおじさんに説明を受けている幼稚園のチビッ子たち。
もう少し近くで、説明を聞いてみたかったです。
その、チビッ子達を見て、修学旅行の高校生が、「きゃ~可愛い!」ってはしゃいでいましたが、どちらも可愛いですね。

どうやら、正面の石垣に円形の石が二つあり、その間の石の表面に何か見えますが、それが「あんぱんまん」に見える人?…なんて、話しているようでした。

この「ぬの門」を通過すると、城内の備品?を展示するところがあり、甲冑とかが展示されています。
その中で、石垣ファンとして目に留まったのが…



この左官の「お道具」です。
田舎のガレージでバーベキュー・コーナーを作ったときの私の道具と殆ど同じなのが、興味深く、また嬉しかったりして…(オジサンはダイヤモンド・ソーや攪拌機などの電動工具も使っていますが…レンガやテラコッタなどを積んだり貼ったりする作業の基本は、やっぱり『鏝』ですね!)
さっきまで仕事で使っていました!…みたいな臨場感が良いです。



こちらが、別料金で見学できる「天空の白鷺」の内部です。
入り口から5階くらいの天守部までエレベーターで一気に上ります。
工事が終わってしまったら二度と見られない光景ですから、ぜひご覧になることをお勧めします。
(昨年は、「チッ」って、通過してしまったのに、どの口が言っているのでしょうかね?)

右上のブルーシート部は位置からして、シャチホコ搭載中ですよね、きっと。

…と、この時は思っていたのですが、今朝の(2011年6月9日)の朝刊を見ていたら、修復の為に大天守から鯱鉾を下す…という記事が出ていました。
一体が270Kgもあるそうです。
重機とかが無い当時は、どのようにして大天守まで持ち上げたのでしょうか?
大変な工事だったことでしょう…



しかし、ただの工事中の天守を「天空の白鷺」なんていって、有料で魅せるテクニックはなかなかの策士がいると推察します。



もうちょっと引いてみますと、こんな感じなんですよ。モニターで工事の様子を解説しています。























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今度は石垣調査…

2011-05-19 | Weblog
 神戸に出張に出掛けたついで?に、四国の石垣を見学して来ました。

まずは、高松の玉藻公園(地図では、史跡高松城跡とも記されています)に、早朝出掛けてきました。
公園の開園時間は4月から9月までは、5時半!ですよ。
早起きのオジサンには時間が有効に使えるし、空気が綺麗で気持ちが良いし、人は少ないし…すごくありがたいです。

いつもの定時(4時半)に起床…支度をしてフェリー乗り場へ散歩に出掛けます。
不思議なモニュメントのような灯台のような訳の分からない物体を見学しながら、玉藻公園へのんびりと歩いていきます。



綺麗に整備された公園の入り口、朝の犬の散歩のオジサンが一人いました。

玉藻公園の沿革は、こちらを読んで頂いたほうがよろしいでしょう。





入園料はパンフレットにあるように、200円でした。
受付の方も毎日、早朝からご苦労様です。



早速、石垣の見学であります。
こちらは、割り石と乱石を組み合わせた「乱積み」と呼ばれる積み方なのでしょうか…まだ初心者なので良くは分からないのですが、ワイルドな感じはバッチシ伝わってきますよ。

少し「火」の影響を受けているようにも見えるのですが、どうなのでしょう?



水門の横を通って見えてくるのが、月見櫓です。
今はフェリー乗り場になっているところも、当時は海であったでしょうから、この櫓から出入りする船の監視をしていたために「着見櫓」とも言われていたそうです。(パンフにそう書いてありました)



さらに渡り櫓を進んで突き当りから、月見櫓を内側から見ることが出来ます。



たしか、日曜日には内部を一般に開放しているとか、書いてあったような気がしました。



庭園のとの境を形成する石垣です。
なんか、妙に苔苔(コケコケ)していて、きっと空気の流れが良くないのでしょうね。



海水の堀ですので、泳いでいる魚は鯉…では無く「鯛」なんですよ。
えさも「鯛の餌」ですから。
水色もいかにも海水っぽいでしょ?



天守閣の石垣は現在、補修中でこの様な景観になっております。



完成したら、もう一度見学に来ないとなりませんね。
それまでには、もう少し石垣の知識を増強しておかなければなりません。



水門横の幟…「鯛願城就」ですと。
備え付けの有料餌を買って鯛に餌やりすると、願い事が叶うということです。

それにしても背景の石垣も、すごい迫力です。



鯛の餌は買いませんでしたが、入り口の受付で販売していた「ピンズ」を購入してきました。
確か5色ほどのバリエーションがありましたが、アイボリーに金色が綺麗で気に入りました。



玉藻公園の石碑の後方に見えるのは、琴電高松築港駅です。



ちょこっと琴電にも乗ってみましたが、東京の電車に乗り慣れた目から見たら、一つのシートの長さが異様に長く感じました。
10人以上座れるのじゃないでしょうか。













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訪ね歩いて…272

2011-05-18 | Weblog
 日曜日は三軒茶屋へ出掛ける用事があったので、そのついでに「世田谷公園」のD51 272号機を訪ねてきました。

「世田谷みどり33」とは、区制100周年(2032年)に区の面積の1/3をみどりにする(みどり率33%を目指す)取り組みなんだそうです。
全然知りませんでした。




 大きな噴水がある立派な公園です。
すぐ近くを246と首都高速が走っているなんて思えないような好環境な公園です。
午前中なのでまだそれほど人は多くありませんでしたが、公園の駐車場には順番を待つ車の長い列が出来ていました。



こちらが目的ではありませんでしたが、踏み切り番のおじさんと話し込んでしまい、ミニSLも見てきました。
予想に反して、立派なSLなのでびっくり…
数年前までは、石炭で走っていたようですが、環境に配慮して今では電池駆動なんだそうです。

ちなみに、この踏切の「バー」は、この方の鯉釣り用の釣竿を使っているそうです。



チビッ子は長い順番を待っても乗りたいでしょうね。



さて、SL君を展示してある広場では、スワップ・ミートが行われていて、この有様です。




しかし、SL君の周りにはチビッ子達だけで、案外ゆっくりと見学が出来ました。
「危険ですから登らないで…」というプレートも全然無視のチビッ子です。



やはり、主連棒の部分はとっても気になります。
草花?がこんなに近くにある絵柄は、初めてかな?



運転席はアクリルのカバーがされていて入ることは出来ませんが、内部の様子は見ることが出来ます。



こうして炭水車に上ったのは初めてです。
上部に石炭(8t)を積んで、この下に水(20t)を積載して走行するのですね。
それにしても、デカイです。
周りのパネルも思ったより厚手でした。



アナログチックな美しさがビンビン伝わってきますよ。





最近はこのヒストリーを見るのが楽しみになってきました。
どこでどのように過ごしたのか…とても参考になります。
北海道のSL君たちのパネルと比べると、世田谷区のパネルは「事務的」な印象を受けます。
もちろん、それぞれの個性ですから、どちらがどうということではありません。



272号機の展示でもう一つ個性的なのは、車掌車が連結されている点です。



ホームを設置して、現役時代と同じ目線の高さから鑑賞できるのも素敵ですし、こうして車掌車を連結していることで、臨場感は高まります。

車掌車の居住性は、なかなか良さそうでした。



もう一度、チビッ子抜きで正面から…



う~ん、凛々しい姿です。



駅のホームに到着した列車のように見える配置です。
今にも走り出しそうな雰囲気ですね。



駅舎?の入り口には、このようなパネルが掲げられていました。

昭和47年10月に、国鉄より世田谷区に「貸与」されたもののようですね。
引き続き、JRから貸与されているということでしょうか。


SLネタはまだまだあるのですが、本来のSLネタがほったらかしで申し訳ありません。
今週末(5月28日あたり)には、R107のSL君について書けると思います。

それまでは、先週(5月12日から15日)神戸、四国に出掛けてきまして、その時の「石垣ネタ」を書かせていただく予定です。









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ホントはここから…11 292

2011-05-17 | Weblog
 ニュースの街頭インタビューで日本中の人が見たことのある新橋駅前広場に展示されている、C11 292 号機であります。



むしろこのアングルの方が分かりやすいですね。
さすが「サラリーマンの街」…大勢のビジネスマンの方々が忙しく歩いていきます。

しかし、いつもこんなんかと言いますと…



同じ場所、同じ時間でもこんなに閑散な感じになってしまう瞬間があるのが面白いですね。

ホントはですね、SLブログなのにSLネタばっか…のシリーズ?のスタートは、この C11 292号機にしたかったのです。

ほら、「汽笛一声新橋…」って言うじゃありませんか?
だけど、北海道などに出掛けていて、富良野や白老、室蘭のD51を見ていたら、ちょっと気が変わってしまったのです。

ま、順番なんかどうでもよいでしょう。



北海道のSL君達とは明らかに違う背景ですね。
言いようのないミスマッチな感じです。



これも新橋特有の風景だと思います。
SL君の裏側が「喫煙コーナー」なんてね…なんだかブラックな感じがします。



このショットはタンク機関車の特徴がよくわかりますね。
2週間前までは「テンダー機関車」も「タンク機関車」も全く知らなかったのですが、勉強になりました。



ここのSL君、もう一つの特徴は…「汽笛一声時間」というのがあって。12:00 15:00 18:00 それぞれにSL君の汽笛を鳴らすというものです。

丁度、12:00も近かったので近くで待機してみていました。



どうやら、この方が汽笛を操作しているみたいでした。
時間が近くなると、ヘルメットをかぶり何やら作業して、終わると道具をまとめてすたすたと立ち去りました。

今度はもっと近くに行って見てみよう。











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飛鳥山…桜の花びらが綺麗 853

2011-05-16 | Weblog
 こちらも4月下旬の平日昼休みに出掛けてきました。



JR王子駅改札を出ると、モノレール「あすかパークレール」の乗車口があります。
無料で乗車することが出来ますが、お年寄りや子供連れのための施設のようで、私は乗車したことはありませんです。
ここを左に折れて階段を登っていくと山頂?になります。
「さくら新道」なんて、いかにもですね。



こちらの公園も桜の名所として名を連ねているようで、600本以上の桜が植樹されているようです。
満開の時期には大勢の人々で賑わったことでしょう。

いまはこうして、桜の花びらが落ちている階段を、ひっそりと登っていきます。
閑散としていて良い雰囲気です。



こちらは、飛鳥舞台といい、能舞台をイメージした檜造りの野外ステージで、いろいろなイベントに利用されているようです。
昨年訪れた時には、売店が沢山出展していて歩くのもままならないほどの盛況振りでしたが、本日は誰一人居ませんでした。
実に良い雰囲気です。

山頂には、王子らしく「紙の博物館」や北区の自然・歴史・文化を紹介する「飛鳥山博物館」などがあり、一日過ごすことも出来ます。



D51 853号機 こんな感じで展示されています。
屋根付きガレージ…ですね。

一般に開放された公園施設ですので、近所の幼稚園や保育園の子供たちが、この日も大勢訪れていました。
SL君や都電も子供たちの格好の遊具になっています。


SL君のプレートはスプレーで悪戯されていますが、子供たちに手の触れられる距離で開放されているSL君の使命からすれば、ある程度の悪戯は仕方がないのでしょうね。



わたしのあゆんだ道…う~ん、良い表現ですね。(キロロみたい…)
伝わってきますよ。
余分ないたずら書きも、子供らしいと言えば…そうかな?


綺麗に磨かれて、フェンスでガードされ、「寄るな、触るな」の展示方法も一つの道でしょうが、こうしてチビッ子に開放して、好きなように遊ばせるのも文化の継承の一つの道かと思います。
鉄の塊のSL君にとっては、スプレーの悪戯なんてびくともしないでしょうからね。

遊んで怪我をして痛さを覚えるのも、子供の大切な学習の一つですが、取り返しの付かない怪我だけはしないように、近親者が注意深く見守って欲しいです。

飛鳥山のSL君、実に興味深い展示方法であります。



いつも大注目の主連棒付近…
こういう展示方法の割には良い状態だと感心してきました。





ボイラーも綺麗に塗装されています。
もちろん、ボイラーの場合は外側の状態よりも中の状態が大切なのでしょうが、こうして静態保存されて営業運転をする訳ではありませんから、外側が綺麗ならOKですよね。





こんなアングルからの写真撮影も出来ちゃうんですよ。



キャビン内部の状態です。
この様に、完全に開放されているので、ちびっ子たちも大喜びでイジリ倒しています。



その割には、とても良い状態で保存されています。

近くで見ると、その労働環境の苛酷さが理解できます。
「熱中症」などという言葉はその当時まだ無かったのでは…と、思いますが、健康を害した機関手の方もいたでしょうね。





SLくんの横には都電6080が展示されています。
こちらもオープン展示でチビッ子の遊具を務めています。

桜の花びらがはらはらと散っているのが見えますか?






斜面には桜の花びらが、まるでピンクの積雪のように積もっていましたよ。

飛鳥山のSL51 853号機…そのあゆみ方、気に入りました。




















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それぞれの個性…231

2011-05-15 | Weblog
 北海道のSL君巡りの話の続きになりますが、こちらの方が先に見学したSL君になります。
4月の昼に上野公園内の国立科学博物館へ散歩がてらに出掛けてきました。
展示されているSL D51 231号機の見学が目的です。

こちらの博物館には何度か訪れたことはありましたが、SL君見学が主目的は今回が初めてです。



いかにも国立科学博物館…って感じのプレートです。
こういうプレートの観察というのも、それぞれの特徴があって楽しいです。



D51の重連の写真も展示されています。
やっぱ、働く姿は臨場感満点で迫力がありますね。



こちらの展示方法は、これまでの北海道の展示車両とは雰囲気がまるで異なっています。
遠目で見ればそれなりに綺麗には見えるのですが、近くで見るとまるで「マネキン人形」(かなり古い表現ですが…)か、歌舞伎のメークを施されたような雰囲気です。

先ほどの重連の写真が示しているように、このSL君も現役時代は勇壮な姿で走っていたわけですが、この主連棒の辺りにもその頃の面影はありません。
まるでプラモデルみたいです。



国立科学博物館といえば、収蔵品の数も半端ではないでしょうから、ピカールとウエス片手にSL君だけを手間暇掛けて構っている時間もないでしょうね。
かと言って、いくら屋外展示のSL君とはいえ、錆や埃まみれの無残な姿を晒すわけにもいかないでしょう。
そのように推測すると、この様にペンキというかポリマーで完全コートしてしまえば、酸化による劣化からも本体を守ることも出来るでしょうし、手入れに時間を取られることもなく、ひとつの合理的は保存方法なのかも知れませんね。



このポリマーを一皮剝けば、現役時代そのままのボデーが保存されているのでしょう。



保存方法としてはひとつの解だとは思いますが、展示という意味では、ここを訪れた子供達がSLってこういうものだと思い込んでしまうのは、ちょっと違うような気がしました。







2011.2.28 のペイントがありますが、このポリマーコートの施工日ということなのでしょうね。
















やはりSL君のプレートはピカールで磨き上げられた真鍮の輝きの方が好きです。

SL君目当てに訪れる客が殆どいない…という点においては、北海道のSL君達と共通していました。















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