ちょっと間が開いてしまいましたが、広島の続きです。
広島城を鑑賞した後、初めて「原爆ドーム」へ行ってみました。
これまで幾度か、広島を訪れましたが、なんとなく原爆ドームは敷居が高いような気がして、機会を逸していました。
しかし、広島城前の駐車場からはほんの5~6分の距離です。
オデ君を駐車場に預けたまま、原爆ドームへ歩いて行ってみました。
「原爆ドーム前」という名前の交差点、その向こうに象徴的なドームが見えてきました。
空がやけにうるさいのは、広島市電の架線(トロリーでしたか…)のせいですね。
おそらく「南海トラフ地震」の対策なのだと思いますが、原爆ドームの広場には写真のように工事車両でいっぱいでした。
「壁の調査」と書かれた看板には「原爆ドームの耐震対策を検討するため、補修材の充てん状況など壁の耐力を調査しており…」などと書かれています。
やはり「南海トラフ地震」に対する備えなのでしょう。
原爆ドームは1996年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
しかし、アウシュビッツ強制収容所やビキニ環礁核実験場跡など「負の世界遺産」という、人類が過去に犯した過ちを繰り返さないよう戒めをこめて未来に伝える…という登録物件の1つでもあります。
姫路城もそうですが、こうして工事のための足場が掛けられてしまって「残念」と思う方もいるでしょうが、この姿はめったに見ることが出来ませんから、時代の移り変わりのワン・シーンとして捉えることもできます。
初夏の陽射しが燦々と降りそそぐ明るい青空のもと、足場が組まれ多くの工事車両が出入りし、普段の「原爆ドーム」の雰囲気とは異なってはいますが、それでもこの遺産が伝える歴史的背景を思うと、息苦しさを感じたひと時でありました。
「原爆ドーム前」の路面電車。
線路に敷かれた芝生と電車の形が、妙に美しく見えました。
この平和に満ちた風景を未来に残すため、原爆ドームは「負の世界遺産」として「人類の過去の過ちと平和の尊さ」を伝え続けていきます。
広島城を鑑賞した後、初めて「原爆ドーム」へ行ってみました。
これまで幾度か、広島を訪れましたが、なんとなく原爆ドームは敷居が高いような気がして、機会を逸していました。
しかし、広島城前の駐車場からはほんの5~6分の距離です。
オデ君を駐車場に預けたまま、原爆ドームへ歩いて行ってみました。
「原爆ドーム前」という名前の交差点、その向こうに象徴的なドームが見えてきました。
空がやけにうるさいのは、広島市電の架線(トロリーでしたか…)のせいですね。
おそらく「南海トラフ地震」の対策なのだと思いますが、原爆ドームの広場には写真のように工事車両でいっぱいでした。
「壁の調査」と書かれた看板には「原爆ドームの耐震対策を検討するため、補修材の充てん状況など壁の耐力を調査しており…」などと書かれています。
やはり「南海トラフ地震」に対する備えなのでしょう。
原爆ドームは1996年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
しかし、アウシュビッツ強制収容所やビキニ環礁核実験場跡など「負の世界遺産」という、人類が過去に犯した過ちを繰り返さないよう戒めをこめて未来に伝える…という登録物件の1つでもあります。
姫路城もそうですが、こうして工事のための足場が掛けられてしまって「残念」と思う方もいるでしょうが、この姿はめったに見ることが出来ませんから、時代の移り変わりのワン・シーンとして捉えることもできます。
初夏の陽射しが燦々と降りそそぐ明るい青空のもと、足場が組まれ多くの工事車両が出入りし、普段の「原爆ドーム」の雰囲気とは異なってはいますが、それでもこの遺産が伝える歴史的背景を思うと、息苦しさを感じたひと時でありました。
「原爆ドーム前」の路面電車。
線路に敷かれた芝生と電車の形が、妙に美しく見えました。
この平和に満ちた風景を未来に残すため、原爆ドームは「負の世界遺産」として「人類の過去の過ちと平和の尊さ」を伝え続けていきます。