Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

湯ノ岱駅 江差線 9月3日 2013年

2014-05-30 | Weblog
起点の五稜郭駅から59.2kmの湯ノ岱駅です。 

あっ、オデ君のお尻が写っている…



湯ノ岱駅は江差線の中ではかなり立派な、そして駅員さんが常駐し駅業務が行われている「駅舎」のある駅です。

学生さんのでしょうか、チャリが一台置かれています。

少し地味目ですが、プランターには花が植えられています。
(線路脇にはもっと色鮮やかな花々が飾られています)
いつも世話をしている方がいるのですね。



壁には風合いのある手書き風の駅名標が掲げられています。

照明装置も見えます。

夜にはライトアップされるのでしょうか…



駅舎の中です。

北海道の駅舎のお約束…夏でもストーブは設置したままで「短い夏」を想像させます。

プラスティックのベンチには…これも北海道の駅でよく見掛けますが、地元の方々の手作りでしょう、座布団が置かれています。

床も綺麗に清掃されていて、塵一つ落ちていません。

「吉堀駅」で見掛けたのと同じデザインの「ゴミ箱」が設置されています。



駅舎の中を通ってホームに出てみました。

駅員さんがいるので、「入場券」を購入してからですよ。

駅員さんは「え?買うの?」って雰囲気でした。
無人駅では散々楽しませていただいているのですし、少し話し掛けてもみたいので、駅員さんのいる駅では入場券は購入するようにしています。

駅舎の両サイドには、ホーローの駅名標が掲げられています。

左側には、花壇に植えられた花が、鮮やかな赤やオレンジ色の花を咲かせています。
右側は「トイレ」ですが、入口にはプランターの花が飾られています。




ほらね、硬券の「湯ノ岱駅入場券」ですよ。

こういうのも、いずれ無くなってしまうのですね。



島式1面2線のホームです。

ん?
しかし、右側にもう1線見えているんですけれど…

こちらが、神明駅方面。





こちらが、宮越駅方面。



ホームに設置されている「名所案内」

へぇ~温泉もあるのか…

今度、寄ってみよう。


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神明駅 江差線 9月3日 2013年

2014-05-30 | Weblog
神明駅です。



ホームは“ウッド・デッキ風”になっていて、プランターに植えられた色鮮やかな花がそこに置かれ、木造の待合室に彩りを添えています。

夏場に北海道の駅を訪れていつも思うことですが…「駅がキレイ」ということです。

それは、決して最先端のデザインや美しい建材を使って豪華に仕上げた…という意味ではなくて、「大切に使われている」…という程の意味です。

悪戯書きや、無意味に破壊した跡など殆ど見掛けません。

都会の駅とは規模も役割も利用者の意識も全く違うのですが、こうした地方の駅には近隣の方々や利用客の“愛”があるということを強く感じます。



駅入口から見ると、待合室に掲げられた「神明駅」の白いプレートで、ここが「駅」であることを認識できます。



反対側はこのように「駅」を主張するような表示はありません。

駅前に駐車中のオデ君が見えています。




ホームに上がって待合室を見ます。
入口引き戸の“桟”に体を隠そうとしましたが、かなりスリムなオジサンでも、体がはみ出してガラスに映って見えています。



待合室内部です。

ど~ですか?
掃除の行き届いた、この綺麗さ…

土足で入るのが申し訳ないくらいです。

壁には、掃除用具と、木造の待合室にはちょっと似合わない、設置されてまだ新しそうな配電ボックス。

ベンチにはティッシュと“ゴキジェット!”
ん?…誰が使うのだろう…




ホームから吉堀駅方面を見てみます。



湯ノ岱駅方面がこちらになります。

また、カーブミラーに写っているし…



駅前?の道路です。





もう一度…こちらが吉堀駅方面。



こちらが湯ノ岱駅方面です。








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吉堀駅 江差線 9月3日 2013年

2014-05-29 | Weblog
禅燈寺を観賞して「吉堀駅」にやってきました。





駅前広場?…は、こんな感じですよ。

舗装はされておらず、砂利が敷き詰められていて、雑草が生えています。

左奥に見える黄色い物体が、吉堀駅の待合室です。

グリーンのフェンスの隙間から、ホームへと向かいます。

線路の向こう側は、丘というか森というか…住居は全く見えません。




ホーム入口のフェンスの辺りから振り返って見てみると、こんな感じですよ。

駅前広場は、駅の規模からすると、意外と広いですね。

オデ君が20~30台くらい駐車出来そうです。




ダルマ駅…北海道ではおなじみの車掌車とか緩急車とかの廃車を再利用した駅の待合室です。

吉堀駅の待合室もその「ダルマ駅」です。

この辺りから見ていると、カラーリングのせいもあるのでしょうが「路面電車」みたいに見えます。

窓の上部には、白いパネルで「吉堀駅」と表示されています。



ホームから見た待合室ですが、こちら側のは「ローマ字」で、YOSHIBORI と表記されています。





こちらの待合室も綺麗に清掃されていますが、雨漏りしているのかな?壁に染みが出来ていて、壁紙が剥がれています。

待合室の大きさの割には、やけに立派な“ゴミ箱”が設置されています。





こうして見てみますと…アメリカン・グラフィティーにでも登場しそうなベタな雰囲気があります。
グリーンとイエローのカラーリングのせいかな?



こちらが「渡島鶴岡駅」方面…



こちらが「神明駅」方面です。


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禅燈寺 江差線 9月3日 2013年

2014-05-29 | Weblog
渡島鶴岡駅から吉堀駅へ向かう途中に「禅燈寺」があります。

駅ではないのですが、江差線を紹介する記事にはたいてい掲載されています。

それは、境内の参道を江差線が横切っていて、この仁王門を通してキハ40系を撮影することが出来る不思議撮影ポイントだからです。



仁王門から踏み切りを見ます。

「何も写って無いじゃん!」と突っ込まないでください。

書籍やネット等では、仁王門を通して通過する列車の写真が掲載されていますが…

私は、列車が通過するまでそこで待機するほど忍耐強くはありませんので、場所の確認だけです。
「あぁ…ここね」なんてね。




こうして仁王門を通って踏み切りだけを見れば、「別になんてことない」風景です。



「禅灯寺踏切」(なぜJRのプレートは「禅燈寺」じゃなく「禅灯寺」なのでしょうね?)というプレートが付いています。

渡島鶴岡駅が起点の五稜郭駅から40.1Kmですから、こちらは駅から130mほどの距離ということになりますね。





「禅燈寺と仁王門」という説明プレートが掲げられていました。
比較的新しい時期に建立されたものということが分かります。


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渡島鶴岡駅 江差線 9月3日 2013年

2014-05-28 | Weblog
散々、寄り道をしましたがいよいよ江差線の各駅を見て歩きます。

木古内駅の次の停車駅 「渡島鶴岡駅」にやってきました。




木古内駅からの軌条は、ここで津軽海峡線と江差線と二手に分かれます。



左側の軌条が津軽海峡線、右にカーブしていくのが江差線です。

津軽海峡線は電化されているので架線が見えますが、江差線は非電化ですからそれが見えていません。

レールを見ると、津軽海峡線のはピカピカ光っているのに、江差線のは列車の運行本数が少ないからでしょうね、もう薄っすらと錆色に変化しています。

そんなところも、「ここが分かれ目」なポイントですね。



渡島鶴岡駅 待合室です。

ポツンと可愛らしい佇まいです。



小っさいですね、…

でも、掲げられている駅名標はなかなか立派で風格のある“手書き”の駅名標です。



中にはベンチと雪掻きの道具(北海道の駅らしい装備品です)それに“ノート”が置かれていました。
レールファン歴が浅いですから、こういうのを書いたこともありません。
書かないのですから、中を見たこともありません。

綺麗に整理・清掃され地域の方々が愛情をもって利用しているのが伝わってくる待合室であります。




ホームの裏側にはこのような「庭園?」のようになっていて、ピンク色の綺麗な花が咲いていました。(植物には殆ど興味が無くて、バラ以外花の名前は分からないオジサンです)

こちらは「駅」の一部なのかどうなのか分かりませんが、近隣の方々が世話をしているのでしょうね。




コンクリート製の階段とアスファルトでコートされたホームです。



こちらが木古内方面…




そして、こちらが吉堀方面になります。


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青函トンネル 北海道 知内町 撮影ポイント 9月3日 2013年

2014-05-27 | Weblog
 コースアウトしてまで見に来たかったのが、知内町に設けられた青函トンネル出口撮影ポイントです。

2012年には青森側のビューポイント、今別町入口広場に出掛けて、トンネル入口に掲げられた中曽根康弘さん揮毫による扁額を撮影しに行ってきましたが…
なんと、そのときに北海道側の「木古内駅」まで来ていたのにこの「知内町青函トンネル出口撮影ポイント」を素通りしてしまっていたのです。

「入口」を見て「出口」を見ていないなんて全く何をやっているのやら…
今年(2013年)こそは必ず見てこなければ…と、張り切ってやってきました。

「知内駅」に立ち寄ったのは、この出口撮影ポイントの情報を仕入れるためだったのですね。

*道の駅には特にパンフレットや資料は用意されていませんでしたが、「知内川」橋梁の袂ですので、普通に走っていてもすぐに見つけることが出来ました。



三角屋根のテラスのようなところが、「撮影ポイント」であります。

隣の看板も道路からしっかりと見えていますよ。




撮影ポイントのテラスから見た風景?がこちらです。

かなり遠くに「トンネル出口」の「黒丸」が小さく見えています。





撮影ポイントのテラスには、青函トンネルを通過する列車の時刻表が貼られていました。

優しい思いやりですね。
本気撮りのマニアの方なら、列車の通過時刻はがっちりインプットしているでしょうが、オジサンみたいに、それほどでもない「ぷらっと派」には、うれしい心遣いですよね。

ちなみに、オジサンは列車の絵はそれほど執着は無くて、ターゲットは「扁額」ですね。




テラスから思い切りレンズを伸ばして撮影してみてもこの程度でありました。

架線が邪魔臭くてお目当ての「扁額」がしっかりとは見えません。



ならばと、工事車両の通行する道をできる限りトンネルへと近付いて見たのですが、こんな写真しか撮れませんでした。

青森側の扁額は中曽根康弘さんの揮毫によります。

そして、北海道側は時の運輸大臣であった 橋本龍太郎さんの揮毫によります。

残念ですが、こちらの扁額はしっかりと確認するには至りませんでした。





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知内駅 江差線 9月3日 2013年

2014-05-27 | Weblog
木古内駅からなぜかルートを外れて「知内駅」にやってきました。

写真は、「知内駅」というよりも「道の駅 しりうち」というのが正しいかもしれません。

あまりに道の駅が立派なので、こちらがJRの駅だと勘違いする観光客がいても不思議ではありません。(地元の方は間違える筈はありませんが…)

赤矢印のところ…あの隅っこのがJR津軽海峡線「知内駅」です。



「道の駅しりうち」の立派さに比べると申し訳ないほど質素な駅の入り口です。

入り口のガラスで、また「夏装」の自分撮りをしています。




構内では線路の工事が雨降りの中、進められています。




津軽海峡線の新幹線用のレールの敷設工事のようです。



ホームに出てみます。
まだ、第三軌条のレールは乗せられていませんが、準備はしっかり出来ているようです。



材料(レール)は軌道横に並べられています。



「乗車駅証明書発行機」なんだか分かったような分からないような不思議な名前の機械でした。



ホームではお約束の雨に濡れる駅名標を撮影して…



跨線橋の向こうは青森方向になります。

で…結局、何をしに知内に来たのかと…


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大分県竹田市 岡城跡 4月26日 2014年

2014-05-25 | Weblog
今回の九州旅行で、「思わぬ見付けもの」だったのが、この「岡城跡」です。

「荒城の月」の作曲者 瀧廉太郎さんで有名な豊後竹田…石垣ファンとしてもぜひ訪れたいところでした。

上の写真は、その岡城を代表する絶景ポイント 「三の丸」の石垣です。(岡城跡関連のパンフレットなどには必ず登場します)

上から見下ろすと、物凄い場所に積まれていることが分かります。

岡城跡…「荒城の月」人気で有名なスポット…くらいの認識しかなかったのです。

「ど~せ、石垣は大したことはないだろう…」と。

しかし…その甘い認識は見事に裏切られ?実に見事な石垣郡を堪能することが出来たのです!

素晴らしかったですよ。

大手門跡で作業をされていた職人さんに声を掛けて、少しお話をしました。

中でも面白かったのは…朝来市の「竹田城」と勘違いして来る観光客がいるという話。

しかし、石垣は、朝来市の竹田城と比べてもかなりのクオリティーですから、勘違いして来城した観光客の方は“ラッキー”だと思うのですが…。

朝来市の「竹田城」は、雲海あってこそのものですからね。



「登城手形」と書かれている観覧券 と 巻物風 城内地図 で岡城の歴史や観覧の順路などが記された地図になっています。

観覧料金は ¥300 でした。



大手門跡 です。

上部に3箇所の「切り欠き」が見えます。
これは、櫓の梁を通すための切り欠きの跡なのですが…



相対する左側の石垣には、それを受ける切り欠きがありません。

解説によると、廃城令により櫓を解体する際に崩壊したのではないだろうか…とのことでした。




こちらは、「古大手門跡」です。

石積みの雰囲気からして古代的な感じがしますね。



本丸手前の「天満社」横には、「土井 晩翠」直筆の 荒城の月 が刻まれた石碑があります。



アップで見てみますと、晩翠 のサインも刻んであるのが分かります。





駐車場から坂道を歩いてくると、最初に目に留まるのがこの石碑です。

その横にず~っと手摺りのように設置されている石垣塀

「カマボコ石」と呼ばれているこの石垣塀は、岡藩領内にしか見ることが出来ない稀少なものだそうです。



そのカマボコ形の石には、「ほぞ穴」が掘られていて、板塀が設置されたのでは…とか、推測されるのですが、史料の記述は無く詳細は不明なのだそうです。






「岡城の楽しみ方 石垣の魅力」

発行 岡の里事業実行委員会
竹田創生館内
Tel 0974-62-4100



岡城跡をより楽しむために、この書籍は非常に有効だと思います。

私は、帰りに見付けて「創生館」まで買いに行きました。

事前にこの書籍を手に入れていたなら、もっと「岡城跡」を堪能することが出来たのに残念です。

しかし、「岡城跡」は改めて訪れる価値は充分にあります。

次回は、しっかりと下調べをして、岡城跡の石垣を堪能してこようと目論んでおります。


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湯布院の森 4月27日 2014年

2014-05-24 | Weblog
由布院と湯布院とが両方表記されている駅名標…

面白いですね。

いったいどっちなんだ!…なんてね。



湯布院の散策のあとは、駅までホテルのクルマで送っていただき(歩いても大した距離ではありませんが…)駅前でプラプラしています。

印象としては…原宿か清里か!ってな感じでしたね。



駅舎の「財産票」でもないかな…なんて探していましたが、あまり身勝手な行動もできないのでほどほどにしました。

近代的で“クール”な印象の駅舎です。

特に印象的だったのは…JRの女性社員、美人揃いでしたね。
観光地の湯布院だから、粒揃いを集めたとか?

とにかく、皆さん綺麗な方ばかりでした。
しかも対応もとても親切でしたよ。







見るのは大好き…乗り物

乗るのは大嫌い…乗り物(*乗り物の中でも一番嫌いなのが“飛行機”です。見るだけなら超大好き!なんですけれど…乗るのはうなされちゃう程嫌いなんです)

なんですが、今回の九州旅行は家内との旅行なのでその「好き嫌い」が許されません。

観光列車の「湯布院の森号」も見るだけなら良いのですが、乗るのはあまり気が進まない…でも「我が儘」は許されない…

今回「湯布院の森 2号」12:09発で博多まで乗車しました。
湯布院が始発の列車でした。

メタリック・グリーンのこの車体…素敵ですね。
乗り鉄の女性に人気なもの分りますよ。

ゴールドでエッジ処理をしている1世号よりもこちらのほうが「サラッ」としていて素敵ですね。



シートは4号車15番D席…あれ?もしかしてその席は…

運転手さんのすぐ後ろ、欲しくてもなかなk手に入らない“特等席”じゃありませんか!

さっきまで、「乗るのは嫌い」「女、子供じゃあるまいしチャラチャラ観光列車などで喜んでいられるか!」などとほざいていたのは誰だ!!!

本当に申し訳ありませんでした!

最高のポジションで「やる気満々!かぶりつき」ですよ。

いやいや…最高でしたね!




ビュッフェで手に入れた「湯布院の森号」のピンズです。

真ん中のピンズ、湯布院レディーも付けていましたよ。
オジサン一人だったら、色々話しかけて、写真も撮ったり(湯布院レディーの)したのだけれど、家内が一緒だから大人しくしていました。



真夏期以外のオジサンの取材中スタイルです。(*真冬でも昼間はサングラスしています。子供が小さい頃、幼稚園とか小学校で“父の日”とか親のスケッチを書かされるじゃないですか。その時の父親の“絵”はまさに「忍者」か「ギャング」みたいな、こんな“黒ずくめ”の絵でしたよ)

言い訳がましいけれど…被写体に自分が移りこまないように“黒子”に徹している「つもり」なんです。




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大阪城 珍しい場所 5月15日 2014年

2014-05-23 | Weblog
本日の観賞は「大阪城」です。

大阪というエリアは、ちょっと苦手なのですが、「石垣好き」ならば「大阪城の石垣を観賞したことが無い」というのは通用しないでしょう。

昨年、「名古屋城」や「犬山城」へ行き、それなりに感動もしました。

やはり「大阪城」は外せないな!…という訳です。

大阪城の石垣郡…さすがにすごい見応えです。

天守はいわゆる「模擬天守」というものですが、それが昭和6年大阪府民の寄付によって建築された…ということに「すごい!」と感動します。
昭和6年という時代に鉄筋コンクリート製のこの天守を、(しかもエレベータ付です)建築したこと自体、驚愕の事実だとおもいます。

大阪城、写真も沢山撮りましたし、書きたいことは沢山あるのですが、その石垣についてまたダラダラと書き始めると相当長くなりそうですので、今回はそれらは端折って、「こんなところが!」っていう珍しい場所だけ記事を書かせていただきます。




まずは、「隠し曲輪」です。

場所は、天守の裏側…山里丸から本丸へ至る通路の途中に目立たないように設けられています。(隠し曲輪ですから、目だってしまっては意味がありませんよね)

多くの観光客の方々は「大阪城観光」の目的が「天守閣」でしょうから、わざわざ「隠し曲輪」目的でくる人は珍しいでしょう。

お陰で、人影も無くひっそりとした「隠し曲輪」を堪能することが出来ました。




「隠し曲輪」の中は、こんな感じになっています。

敵兵が山里丸を通過して本丸を目指したときに、隠し曲輪に潜んでいた城兵をその背後から敵兵に襲い掛からせる仕掛けです。



「隠し曲輪」の説明パネルです。

場所は、あの狭い曲輪の入り口を入った内部に掲げられているので、ほとんどの観光客は気付かずに通り過ぎてしまうでしょう。
せめて、入り口付近にでも立てられていれば多くの方が気付くと思うのですが…



大阪市立博物館として使用されていた建物ですが、「第四師団司令部」として大阪城本丸御殿の跡地に建設されたものです。





その建物の裏手に回って観賞していますと、丸い“ステンド・グラス”を発見!

そもそもの建物の性格上、とても変わった装飾だと思いました。

建物の内部からだとどのような場所に、どのように見えるのでしょうか…

師団司令部とステンド・グラスですからね、全然親和性がないもの同士に感じました。




本丸裏手の人気のない“スカイ・テラス?”
眺望の開けたテラスの石のベンチに座って大阪の町を見下ろすことが出来ます。
とても静かで気持ちの良い場所でしたよ。



なぜ、トイレの写真?
これは桜門の裏手に位置するトイレなのですが、“シースルー(*駄洒落じゃないよ)”構造になっていて、用を足しながら「石垣観賞」が出来る石垣ファンには外せない場所です。



今回、大阪城を観賞するにあたり、色々書籍を購入したのですが、その中で最高に読みやすく理解しやすい良書に巡り会いました。
優しく丁寧な解説と、なにより全ページに配されたそのイラストが「日本昔話」みたいな優しさにあふれた素晴らしいもので、歴史・文学、地理が大の苦手な私にでも引き込まれるように通読することが出来ました。(ちなみに、いまだに2~3ページしか読み進めないのが“銀河鉄道の夜”です)

こちらは「日本人はどのように建造物を作ってきたか」という1984年に発刊されただいぶ古い本ですが、「法隆寺」から「桂離宮」などなど、アマゾンでシリーズを手に入れました。(まだ全部は読めていません。“江戸の町(上)(下)”が最高に面白いです)



なぜ、こんなに読みやすいのだろう?
その秘密は、これ!ですね。

対象年齢が小学6年生以上…

私にはピッタリ!でした。



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ウェット・コンディション 5月21日 2014年

2014-05-22 | Weblog
 5月21日…朝から生憎の雨降りです。

残念ですが自然現象ですからぶつぶつ言っても仕方がありません。

本日は、サーキットの走行会です。

ロードス君でエントリーしていたのですが、「洗車・水濡れ厳禁!」のロードス君では無理なので、「カレラ君」と出掛けることにしました。
カレラ君なら「水濡れOK」ですから。


7:20のドライバーズ・ミーティングが終わって、走行を開始する頃には一段と雨脚が強まってきました。

コース上のレコード・ラインにも大きな水溜りが出来ています。

慎重に走り始めます。

同乗走行でインストラクターの方から雨の日の走行ラインやカレラ特有の走り方などの注意点教えて頂き、「なるほど…」なんて思いながら走り始めます。

雨の日に(雨でなくても…)「コーナーにオーバー・スピードで侵入するのは“致命的”です…まっすぐの状態でしっかり減速し、ゆっくり旋回してクルマがまっすぐに向いたら加速!」という走り方をレクチャーされました。(いわゆる“直線番長的走り方”ですね)

カレラ君はテール・ヘビーですからオーバー・スピードで旋回中に姿勢を崩してしまうと素人には立て直すことが困難です。

カレラ君でサーキットを走るのは初めてです。
リア・エンジンでテール・ヘビーのカレラ君の全開加速はなかなかの迫力です。
それに比例して、ガソリンの消費も一般道を走っている時のそれとは比較にならないくらいです。
ちょっとビビります。

カレラ君のウェット・コンディションでのタイムは、ドライ・コンディションでのロードス君のそれよりも10秒も遅いタイムでした。
しかし、ストレートのトップ・スピードは、ロードス君より20Km程も早いくらいでした。

ウェット・コンディションでの走行はそれなりに勉強にはなりましたが、カレラ君でのサーキット走行は「楽しかったか?」と尋ねられれば「つまらなかった」と正直に答えなければなりません。

やはりドライ・コンディションでロードス君と走ったほうが全然楽しいです。

次回のエントリー時には晴れてほしいいな…

あっ!
カレラ君、泥だらけに汚してしまったけれど、今日はお疲れ様でした。

ありがと!






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姫路城 3景 5月16日 2014年

2014-05-19 | Weblog
 5月14日から17日まで関西方面へ出掛けてきました。
一応、仕事でのお出掛けですけれど…

関西方面の出張?の際には、姫路城は欠かさず観賞してきます。

仕事場所は「神戸」なのですが今回は、姫路に2日ほど滞在しました。

姫路城のライトアップを見てみたかったのが大きな理由です。

来年の大天守保存修理工事竣工にあわせてでしょう…姫路駅前も整備工事の真っ最中です。

暗くなるのを待って、三脚を携え駅の「ウッド・テラス」みたいな所へ出掛けました。

今回は、夜景撮影のゴールデン・タイムではなく、相当暗くなってからの出発です。

暗い空に姫路城天守や工事のクレーンが白くくっきりと浮き立ち、道路の信号機がクリスマスのツリーのように光る、まるでアンバランスのお手本みたいな変な写真が撮ってみたかったからです。(信号の色が3色揃うまで結構気を使い待ちましたが…)

この、姫路城の天守を正面に見られるデッキは、人も少なく実に気持ちの良い場所でお薦めです。





こちらは、姫路城桜門からのおなじみの姿です。

「天空の白鷺」の覆いは撤去され天守の姿が鉄骨の「足場」の隙間から見ることが出来ます。

クレーンが緩いスピードで鉄骨を吊り上げて地上へと下ろしていきます。

初めて姫路城を訪れた方は残念がるかも知れませんが、この工事の様子は今後数十年は見ることは出来ないでしょうから、むしろ「ラッキー!」と捉えたほうがよろしいかと思います。

工事が竣工したその姿は、今後数十年に亘りず~っといつでも見ることが出来るのですからね。


それにしても、「白鷺城」は、青空に一層その白の美しさが引き立ちますね。





現在、城内で見学できるエリアは大幅に制限されていますから、そういう意味では若干、物足りなさを感じるのも事実だと思います。
こんな時は、城外の外堀に沿って歩いてみるのも良いですよ。

今回は、初めてこのエリアに来てみました。

「男山配水池公園」というところです。

「千姫天満宮」を観賞しながら、階段を登るとそこからは、姫路城天守を同じ位の目の高さで観賞することが出来、なかなか新鮮な景色でありました。

こういう風景を観賞できたのも、「大天守保存修理工事」のおかげですね。

帰り道は、一直線に下るかなり傾斜のきつい階段を下りていくことも出来ます。


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D51 1032  湯布院町中央児童公園 4月27日 2014年

2014-05-12 | Weblog
 九州旅行の続きです。



湯布院の朝です。

本日乗車する「湯布院の森号」は12:04発ですので、それまでの時間、ホテルから「金鱗湖」まで「湯の坪川」に沿って歩いてみました。

石の桝に鏡のように張られた水…そこに桜の花びらが浮いていました。
由布院の水路だから…という先入観があるからなのでしょうか、花びらに彩られ妙に美しく感じました。(ちょっと軸が多すぎますかね?)



土手には菜の花が咲き蒼鷺が「朝食中」でありました。

静かで空気が澄んでいて…朝の散歩には最高の気候であります。

土手の道を歩いていると、「黒い物体」が見えます。

あれは、もしかして…



湯布院町中央児童公園に保存されている D51 1032 号機です。

この公園は、由布院駅から「金鱗湖」へと通じるメインストリート沿いにあります。

こうして見ていると、静かな公園に佇むSLの写真に見えますが、実際には背後を大勢の観光客がそれこそ「ぞろぞろ」と歩いていきます。

しかし、誰一人として、公園のSLに気が付いて観賞しようとする人はいません。



背後の山々と公園の緑とで…長閑な田園風景なのですが、振り返るとびっくりしますよ。



湯布院の商工会の皆様は、商売に大忙しでSL君を構っている暇がなさそうです。
地域の方々からはあまり愛されていないような風情に見えます。

このライオンのタテガミのようなものは、何でしょうね…
ちょっと、SL君が気の毒に思えます。





管理者の美意識とかは関係ないのかな…

国鉄のOBの方々とか保存会とか、SLについての専門的知識のある方が近隣に存在しない地域のSL君はちょっと可哀想な気がします。




近くで見ていると、SL君本体よりもこの「タテガミ」が気になって仕方がありません。



誰も振り向かないSL君をこんなに檻みたいに格子でぐるぐる巻きにしてしまって、意味ありますかね?



テンダー上部にも柵みたいに格子が張られています。



なんか、後姿に違和感があると思っていました。

「後端梁」というかビームが無いからでしたね。



公園の外に出て、フェンスの外から観賞します。



キャブはもちろん、よく見るとボイラーの“ランボード”にも「柵」が張り巡らされています。







今回は、家族との旅行で静態保存機の探訪が趣旨ではありませんでした。

たまたま出会った、D51 1032 号機 ちょっと寂しげです。

湯布院という町の繁栄に取り残され、忘れ去られているようなSL君。

色々な境遇のSL君と出会えるのも、静態保存SLを訪ねる旅行の魅力であります。





以前、世田谷区の大蔵運動公園に保存されている「幸せな蒸機」の記事を書かせていただきました。

北海道から九州まで、静態保存の蒸機を訪ねて歩きましたが、この C57 57 号機ほど子供やその親達に愛されている蒸機を他に知りません。

たまたま自宅から最も近いSL君が最も愛されている素敵なSL君だったとは自慢になりますね。

管理者の方々の勇気や理解も賞賛すべきと思います。


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東京都市計画道路幹線街路環状第2号線 5月10日 2014年

2014-05-11 | Weblog
 連休明けの土曜日、少し風がありましたが散歩には絶好の好天です。

先日ニュースで報道されていた、「隅田川橋梁(仮称)鋼桁架設工事」の現場を見に行ってきました。

報道では「マッカーサー道路」というタイトルも見られましたが、年代的には微妙な感情を持たれる方もいるでしょう。

都民的には「環状2号線」というのが分かりやすくて良いのではないでしょうか。



都市計画道路環状2号線のルート はこちらに分かりやすく図示されています。

「神田」から「新橋」までは確かに環状線の体をなしていますが、その先は「一直線」です。

豊洲からギューンとカーブして「木場」や「箱崎」を通って「神田」で再接続しトラック形状の「環状線」とするのでしょうか…

本日散策したのは、図の赤矢印 「新橋駅付近」からゆりかもめの「新豊洲駅付近」までの直線部分でした。



新橋駅から、交通量がまだ少なく「真新しい」雰囲気の環状2号線へと向かいました。

この道路の右手側が虎ノ門…
そして左手前方向が浜離宮、築地方向となります。



直進すると築地方面です。

微妙な曲線は車両の速度を制御するためなのでしょうか…新しく整備するならもう少しスキッと作れば良いのに…と思ってしまいます。



陸橋にはこの様な横断幕があります。

まだまだ工事は続くってことですね。
平成28年か…



陸橋にはこの様なパネルが設置されていますが、そこには「新虎通り」の文字も確認できました。



この工事現場は、土曜日というのに稼働中でありました。

浜離宮やロイヤル・パークホテルなどに来た時に、いつも見かける「馴染みの工事現場」でありました。
「いつも工事をしているなぁ~」なんて思っていましたが、これが「環状2号線道路」の工事だったのですね。

「東京オリンピック開催」が決まって、俄然やる気が出てきた…かな。

画面右奥の緑は「浜離宮」です。



築地市場正門前にある交番です。

デザインもそれらしくて、思わず写真撮っちゃいました。




ルートとはちょっと外れますが、せっかくなので市場の中を歩きます。
ビックリしたのは人の多さです。

土曜日の昼前ですが、まるで通勤電車の中を歩くような混雑です。

ガイドブックを片手の外国人観光客の姿も多く見かけます。

「魚河岸横丁」を歩いていると、市場名物の「ターレー(ターレット式構内運搬自動車)」が軽い走行音を立てて走っていて、市場の活気を盛り上げています。



築地市場を通り抜け、晴海通りを「勝鬨橋」までやってきました。

「勝鬨橋」から、今回のお目当ての「隅田川橋梁(仮称)」を眺めます。

右手には東京タワーと、築地市場の桟橋が見えています。



勝鬨橋を渡って、対岸から「隅田川橋梁(仮称)」を眺めます。

この橋梁が出来たことによって、勝鬨橋は「隅田川最下流の橋梁」という称号を失ってしまいました。



今度は、「隅田川橋梁(仮称)」が、「隅田川最下流の橋梁」を名乗るわけですが、そこから、かつての「隅田川最下流の橋梁」勝鬨橋を眺めます。

澄んだ青空、高層ビルを背景に緩やかなアーチと二度と開くことの無い可動部の「勝鬨橋」

2012年には、この「勝鬨橋見学ツアー」に参加して水面下橋脚内部の動力装置部を見学したのが「勝鬨橋」をより身近に、また愛しく思わせます。


勝鬨橋見学ツアーの記事 はこちらからご覧下さい。



土手にはこんな綺麗なモニュメント、その周りには涼しげな木陰とベンチが配置されています。

できるだけ「隅田川橋梁(仮称)」の工事現場を近くに見てみたかったので、土手下の道を歩いてみます。





「浜前水門」という水門を通過して、いよいよ「隅田川橋梁(仮称)」の架橋現場に近付きます。



これが架橋現場の直前です。

あれだけニュースで報道された割には、ここまで来て架橋現場を観察している人はいませんでした。
(勝鬨橋上から写真を撮っている方は数人いましたが…)



工事現場前には「「隅田川橋梁(仮称)」鋼桁架設工事のお知らせ」というパネルが掲げられています。

こちらの現場の工事期間は「平成26年10月29日まで」となっています。

本日は、工事はお休みのようで人の姿はなくひっそりとしていました。




勝鬨橋方面から眺める姿とはもう少し違った光景を見てみたくて、さらに下流へと歩きます。
こうして見ますと、アーチが微妙に外側へと湾曲しているのがわかります。

トラス部は鋼材とワイヤーのハイブリッドですね。
最新の設計技術で造られているのでしょう。




小さな公園がありました。
周りには高層マンションが立ち並び、相当な世帯数があると思うのですが、小さな子供の姿がまるで見えないのが、逆に不自然でありました。





その公園を通り過ぎると、この様な風景を見ることができます。




すでに架橋が終わっている、朝潮運河の橋梁。
「隅田川橋梁(仮称)」程のニュース性がなかったのか、まばらに工事関係の人の姿が見えますが、ひっそりと工事が進められていました。

背景にはレインボー・ブリッジとゆりかもめ、そして以前は「カネボウ」とボードが掲げられていた三角ビルが見えています。

水面には、カヤックのトレーニングでしょうか、20人ほどの艇員が乗る2隻と監督さんが乗っているのでしょうか、モーターボートが浮かんでおりました。



晴海埠頭を過ぎ「晴海大橋」まで来ると、急に目の前が開け空が広くなったような気がします。

「晴海埠頭」というのはオジサンくらいの年代のクルマファンには、特別の響きのある場所です。
中坊か高校生くらいの時代には、「モーターショー」は晴海の国際見本市会場で開催されていたのです。

授業をフケて、有楽町まで電車で来て、そこからはお金がないので晴海通りを歩いて会場へ行きました。

本日のルートもそれにそっくりなので、思わず子供の頃の感傷に浸ってしまいました。




こちらも橋梁の部分はすっかり工事が終わっているように見えます。
橋脚のデザインは、先の「隅田川橋梁(仮称)」と同一のようです。

その先には、レインボー・ブリッジを見ることができます。




クールなデザインの高層マンションが、私が住む「山手エリア」とは全く異なる景観を作っています。

広大な敷地にはまだまだこの様な高層ビルが立ち並ぶ余裕があります。

100年後くらいのこのエリア、きっと見上げる空はビルとビルのあいだに小さく見える「窓ガラス」のようになっているでしょうね。



晴海大橋を歩いて渡ります。

こんなプレートがありました。

最頂地点 水面より24.2mとあります。

試しに、欄干から水面を見てみましたが、「クラッ」とするほどの高さを感じました。

この晴海大橋を渡るとゆりかもめの「新豊洲駅」です。

本日はここまでです。

ゆりかもめに乗って、「市場前」の風景を見ますと、こちらも盛んに工事が行われておりました。

これまで見てきた工事現場では一番大規模で活気のある現場に感じました。

ほどよくエアコンの効いたゆりかもめで、スタート地点の「新橋駅」に戻り…

ふふ…有楽町の「ニュートーキョー」で、大生を飲んで本日の鑑賞会は“終了”です。


お天気にも恵まれ、実にビールの美味しい?一日でありました。


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秋葉原公園 5月8日 2014年

2014-05-08 | Weblog
工事中だった「秋葉原公園」…ようやく工事が終わり一般の方々が利用するようになりました。

お昼の散歩がてらに行ってきました。



画面左側の公園の時計を見ていただくと、お昼休みの少し手前です。

公園には、「すでにお昼休み中」らしき人も散見されます。(その中の一人でしょ?…と突っ込まれそうなオジサンです)



以前の「秋葉原公園」大きく変わったのは…“バリアーフリー”なフラットな歩道です。

…と、言うか、両サイドにあった側道と公園部分がフラットに繋がっただけ…というイメージでしょうか。

赤っぽく見えるタイルの部分がバリアフリー化で嵩上げされた旧掘割部分です。

ただの幅広な「歩道」でしか無いように思えます。




巨大カメラ店というか電気店が聳えるその場所は、船溜まりとなっていて、そこに神田川から貨物を運搬する艀などの水路「掘割」の跡が秋葉原公園の前身でありました。

「掘割」の跡ですから、当然地面より低い位置に路面があったわけです。
その掘割の石垣をベンチ代わりに腰掛けることが出来たんです。
機能的で合理的だったと思いませんか?

何より、風が緩く流れていくような雰囲気が素敵でしたよ。



公園の道路側コーナーには、「佐久間橋」の親柱が残されています。
なんだかやけに「白っぽくなった」感じがします。

しかし、銘板の下の「欠け」などを観察すると、工事前と同じ位置なのを確認できますから、オリジナルなのでしょう。

クリーニングしたからなのでしょうが、違和感ありでした。





道路の対面にあるもう一方の親柱が気になったので、こちらも観察して来ました。

こちらは、公園の工事と関係なく、以前のままひっそりと佇んでおりました…



と、言いたいところですが、この日は防災訓練のようなものがあったようで、ちょと引いてみると、このような賑わいなのでありました。



こちらの親柱は、辿ってきた風雪に相応しい色合いを保っていました。
自然な感じに好感が持てます。



ふふ…同じ昭和世代なんだね。

「昭和四年四月完成」かぁ~




この先は、神田川のテラスがあって、何人かの人達が川面を眺めていました。



道路を隔ててみると、秋葉原公園の親柱は、赤矢印のところに見えています。




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