Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

西様似駅 日高本線 9月2日 2019年

2020-06-30 | Weblog
襟裳岬から様似へ引き返します。

およそ40Km弱、40分ほどの行程です。

様似駅の次駅は「西様似駅」です。

様似駅の西に位置しますから…ストレートなネーミングです。



西様似駅待合所は「ダルマ駅舎」とか「ヨ駅」とか呼ばれる鉄道車両を流用したものです。

ダルマ駅舎と呼ばれる所以は、台車部分を取り外してポツンと置かれた姿が「ダルマ」を起想させるためでしょうか。

また「ヨ駅」は形式が「ヨ8000形」とかの「車掌車」が多く流用されたからなのではないでしょうか。

*Wiki によると 西様似駅のは「ヨ3500形」 だそうです。

壁には青空に虹と雲…そしてロケット?が描かれています。

近隣学校の生徒さんたちの作品でしょうか…Wikiによると 「様似中学校美術部」の生徒さんの作品のようです。



待合所横には「西様似駅」の駅名標が掲げられています。

*ホームにも設置されています。

鉄製のフレームにガッチリと固定されています。

この駅名標を観賞しているところにパトロールの警察官がやってきました。

こんな人気のない駅に他県ナンバーの車両ですから、不審がられるのは無理もありません。

色々話を伺うと、こうした鉄道駅備品の盗難が増えているとのことです。

なるほど…そういうことでしたか。

鉄道の話、北海道旅行の話などと色々と30分以上も話し込んでしまいました。

でも…笑い話をしながらも「目」が全然笑っていないのは職務中だからなのでしょうか?

運転免許証の提示を求められましたが、もちろん拒む理由は全くありませんのでしっかり提示しました。

確かに、こうした北海道の閑散地を独りでパトロールするのは油断は出来ないでしょうね。



待合室内部はそこそこ綺麗に管理されている見慣れた光景です。



ホームから様似駅方面を見ます。



こちらが「鵜苫駅(うとま)」方面となります。



ホームから待合所とハチ君を見ます。

駅前は未舗装ですが広々としています。



ここから駅待合所を見ますと、コンクリートの「建物基礎」が残されているのが分かります。

国鉄時代はそれなりの規模の駅舎だったのが偲ばれます。

どんな駅舎だったのか…ネットで画像を検索していると思わぬ見つけものをしました。

なんと! 様似町が高倉健さんが出演する西村寿行さんのサスペンス・アクション映画「君よ憤怒の河を渉れ」の舞台となっていました。

無実の犯罪に巻き込まれた高倉健さん演じる検事が事件の真相を辿って北海道様似町までやってくるというストーリーです。

その1シーンに高倉健さんが西様似駅に下車するシーンがあり、駅名標や木造駅舎の姿を見ることが出来ました。

駅前は、広大な「貯木場?」となっていて製材された木材が積み上げられていました。

なるほど…未舗装のこの土地は「貯木場」の名残だったわけです。

冒頭の駅名標写真の背景にその名残を見ることが出来ます。

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襟裳岬 9月2日 2019年

2020-06-29 | Weblog
様似駅を観賞し「本日は日高本線各駅観賞」とか言いながら…いきなり「襟裳岬」です。

まだレールファンではなく単なる北海道ツーリストとして北海道を周っていた頃に何度か立ち寄ったことがあります。

「ずいぶんご無沙汰だな…」と思って急に「よし!ちょこっと寄っていこう!」と思い立ちました。

1974年レコード大賞を受賞したその名もストレートな「襟裳岬」

森進一さんの全国的ヒット曲で吉田拓郎さんの作曲によります。

当時全国から観光客が押し寄せ、様似駅からはその利用客を扱うために臨時バスが運行されたとかDVDで見たことがあります。

特に印象に残っているのが…「襟裳の春は 何もない春です」というフレーズです。

初めて訪れたのは…もう10数年も昔だと思います。

「何もない襟裳岬ってどんなところだろう?」ってぼんやり思っていましたが、実際に訪れて「何もないのにも程があるな…」と驚いたことを記憶しています。

2008年襟裳岬の記事はこちらから。



「襟裳岬観光センター」です。

昔の記憶ですから正確には思い出せませんが、ここで「ラーメン」を食べました。

普通の「ラーメン」かと期待もしていませんでしたが、出てきたのはカニなどがてんこ盛りのまるで「海鮮ラーメン」といった方がよさそうなものでした。

逆に期待を裏切られびっくりしたのを覚えています。

*今回はお土産も食事もいたしませんでした。



襟裳岬は風の街です。

Wikiには「風速10メートル以上の風の吹く日が年間290日以上ある」と説明されています。

「風の館」も今回はスルーです。



「襟裳岬灯台」を観賞します。



とてもコンパクトな灯台です。



「襟裳岬灯台」を説明した石碑?があります。

ここでは「霧の名所」として説明されています。

年間約108日霧に覆われるとあります。

沖合で暖流と寒流がぶつかり合って「海霧」の発生が原因だそうです。



このようなパネルも設置されています。



襟裳岬の歌碑は2つあります。

右側のが「島倉千代子」さんの「襟裳岬」で左側が「森進一」さんのです。



ここから岩礁が連なる風景を見ることが出来ます。



「風の館」の展望には双眼鏡が設置されていてアザラシが岩礁でゴロゴロしているのを観察することが出来ます。



灯台を観賞していたらいきなり「トンボ」に接近されびっくりしました。

「ちゃんと前を見て飛べよな!」と思いました。



襟裳岬の板碑と岩礁を見ます。



名勝 ピリカノカ 襟裳岬 (オンネエンルム)

襟裳岬の由来を記したプレートですが…

指定年月日 平成二十二年八月五日 とあります。

日付は分かりますが、何を指定したのか理解できませんでした。

「指定面積は、襟裳岬の崖と岩礁周辺海域の1.976平方キロメートル」 と記されています。

「名勝 ピリカノカ」と指定したってことでしょうか?



こんな石碑もあります。

「風極の地」

こういう表現もあるのですね。

いかにも風の街を表現した言葉です。






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様似駅 日高本線 9月2日 2019年

2020-06-25 | Weblog
8月28日山軽駅の記事からワープして9月2日「日高本線」の記事を書かせていただきます。

例年のことですが、北海道出発日までに「2019年北海道旅行」の記事の校了は無理のようです。

「日高本線」はとても印象に残った路線でしたのでぜひ記事にしておきたかったのです。

帯広のホテルを7時頃に出発します。

朝靄の帯広の街はまだ通勤ラッシュには早いみたいで快適に走れます。

様似駅までは一般道120Km 約2時間ほどの行程です。*E60 帯広広尾自動車道は自動車専用道路ですが無料で通行できます。



 日高本線は 起点を「苫小牧駅」とし 終点 「様似駅」 営業キロ数 146.5 km の単線・非電化の路線であります。



様似駅舎と観光案内所が同居しています。



日高山脈襟裳国定公園玄関口「アポイ岳世界ジオパーク」のプレート



観光案内所がJR北海道バスのチケット営業をしているみたいです。



ホームに出てみます。

こちらが「苫小牧駅」方面です。

真っ赤に錆びたレールは廃線駅のそれのようです。



構内の端に車止めが見えています。

日高本線の終点です。



車止めの近くまで近付きます。

その先は駐車場となっています。



車止めの後ろから「様似駅舎」を見ます。

駅舎に停車した車両の風景はもう見られないでしょう。

まだ廃線とはなっていませんが、運休の続く日高本線を苫小牧駅まで各駅見て歩きます。


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成田山 交通安全祈願 6月17日 2020年

2020-06-22 | Weblog
6月第3週に千葉のガレージに行ってきました。

緊急事態宣言が解除され県境を跨いでの移動も制限が解除されます。

3月からおよそ3カ月ぶりのガレージです。

芝刈りや除草剤の散布、母屋の掃除や風通し等々、作業は山積です。

梅雨入りが発表された翌週でもあり天気が心配でした。

幸運なことに金曜日以外ほぼ毎日好天に恵まれ、予定以上に作業が捗りました。

作業が一段落した合間に「成田山 交通安全祈願」に出掛けてきました。

例年は8月前後に出掛けるのですが、せっかくの好天なので「よし!」とドライブがてら出掛けてきました。

平日の10時半の祈祷です。 *8:00 ~ 16:00 までの 00時と30分 の毎時2回行われます。

ハチ君の後からやってきたのはN-Box 1台だけでした。

やはり、曇天のバックより、梅雨の合間でも青空バックの方がずっと気持ちが良いです。



正殿には「昨年お世話になった御札」がこのように展示?されています。

安全祈願のおかげで無事に過ごせたことに「感謝の気持ち」を添えて返納します。

相場は…500円~1000円 のようです。

このように展示?されていると「なし」ではちょっと気が引けます。

いちばん右端が私の御札であります。

「相場」の1000円とともに感謝を込めて返納させていただきます。

祈祷をしていただき交通安全を第一に、無事に北海道旅行に出発できますように…



成田山からガレージに戻ります。

せっかくの好天です。

「ロードス君と海を見に行こう」と飯岡漁港にやってきました。

やっぱ、海は良いですね。

ロードス君は海にとても似合います。

高温多湿、雨の多い日本においては オープン2シーターのロードス君が気持ちよく走れるチャンスはほんのわずかです。

1Kmあたりの走行コスト(税金やら保険料等々の維持費)を考えるとうんざりすることがあります。

でも「この一瞬」でそんなことは吹っ飛んでしまいます。

この一瞬のためにだけいてくれれば良いんだと…



ほぼ1週間をガレージで過ごし、週末東京に戻りました。

近くのガレージで給油をした時のレシートです。

ハチ君の燃料、軽油1リットル当たりの金額を見てびっくり!

なんと、@89.0 となっています。

原油価格が下落していたのは承知していましたが市中の販売価格が@100を割っているとは思いませんでした。

東京⇔千葉間 と成田山や近くのホームセンターの買い物など、走り回っても、「たったの26.97リットル」でした。

このレシートを見た時、改めてハチ君の経済性を実感し、「ハチ君で良かった」と思いました。


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山軽駅跡から稚内へ 8月28日 2019年

2020-06-11 | Weblog
28日「山軽駅探索」のミッションが終了し、のんびりと稚内へ向かいます。

稚内では必ず立ち寄らなければならないところがあります。

宗谷岬の「安田石油店」です。

給油して「最北端給油証明書」と「交通安全チャーム」をいただきます。

手作り感満点のチャーム…小さなホタテ貝を加工してあります。

私が知っている限るデザインはずっと同じです。

*最北端給油証明書は背景のデザインは毎年異なります。

北海道をクルマで旅行するようになって十数年ずっと続けています。



給油後、宗谷岬のお土産屋さん「柏屋」に立ち寄ります。

いつもは早朝8時くらいに到着しますが本日は「逆ルート」なので、時計は1時15分ほどを指しています。



好天で観光客の姿もかなり目立ちます。

日本最北端ということで宗谷岬の人気は絶大です。

本州最南端「佐多岬」もそれなりの人気ですが…

2010年佐多岬の記事はこちらから。

2018年佐多岬の記事はこちらから。

「日本本土4極踏破証明書」の記事はこちらから。



「ノシャップ岬」にやってきました。

フリー?のシカが我が物顔で道路を横切っていきました。

立派な角の牡鹿です。

人間になれているようで、ほとんど気にしていない様子でした。

奈良とか厳島神社の鹿達みたいに「鹿せんべい」をおねだりに近寄ってくるわけではありませんが…

「鹿出没注意」の看板が見えています。



「ノシャップ寒流水族館」に立ち寄ります。

八景島シーパラダイスとか巨大施設とは対極にあるアクアリウムです。



稚内市営だと思いますが、いかにも手作り風のホンワカした雰囲気が好きです。



展示もローカルな雰囲気でペンギンもなんとなくのんびりとしています。





一番大掛かりな展示が回遊水槽です。

地味だけど「コレ凄いなぁ~」と感動したのが、「生きたホッケ」です!

都会で生活していると「ホッケ」と言えば居酒屋の定番メニューで「開き」が当たり前です。

刺身や煮付けなど選択肢はありません。

まして、生きている「ホッケ」の泳ぐ姿など想像すらしません。

「ノシャップ寒流水族館」ではその「ホッケ」の泳ぐ姿が見られます。

以前、水族館の職員の方に話を伺ったことがあります。

そのとき、「私もこの水族館にきて初めて見ました」と仰っていました。

「ホッケ」を食べたことがある方はいくらもいらっしゃるでしょうが、泳ぐ姿を見たことがある方は超希少だと思います。



「ノシャップ寒流水族館」の愛称は「わっかりうむ」と言うそうです。

稚内とアクアリウムの造語だと思いますが…私は「寒流水族館」の方が馴染みですし好きです。



ノシャップ岬展望台

イルカくんの時計を見るとまだ2時20分頃です。

ここは日の入り時刻になると大勢の観光客…というかカップルで賑わいます。



寒流水族館にも「日の入り」時刻が掲示されています。

空気が綺麗なせいなのでしょうか…素晴らしい夕陽を見ることが出来ます。



マンホールの背景には鮮やかな夕陽が描かれています。

*ほんとに鮮やかな夕陽でこの描写が決して大げさでないことが分かりますよ。

ワンコと北防波堤ドーム、利尻島も描かれています。



まだホテルのチェックインには早すぎるので、本年は「稚内 童夢温泉」でくつろぎます。

利尻島を見ながら露天風呂を楽しむことが出来ます。

お風呂は好きなのですが「長風呂」が苦手で、ここから「日の入り」を見たことはありません。



チェックイン前に「北防波堤ドーム」にも立ち寄ります。

チェックインをしてしまうと、つい部屋飲みで酔っ払って寝てしまう危険があるからです。

「C55 49 号機」の動輪が展示されています。

かつてはここに実機が展示されていましたが、塩害で錆びの進行が酷く解体されてしまいました。



稚内では出来る限り会いたいモニュメントがあります。

赤矢印のところです。

*このエリアは最近「立ち入り禁止」となっていてガードマンさんが立っていたりしますが…

構わずずかずかと立ち入ります。

注意されたことはありません。

関係者と思っているのかも知れません。



このワンコに会いに来ました。

ほんとにほのぼのとする可愛い絵です。

北海道の特徴を良く表しています。



旭川から稚内までの本日の走行軌跡です。



本日の走行は287 Km でした。

平均燃費は 18.6 Km/L を示しています。

ハチ君、なかなかよく走ってくれました。

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天北線 山軽駅跡 8月28日 2019年

2020-06-08 | Weblog
8時頃、旭川のホテルをのんびりと出発します。

本日の日程は…天北線 山軽駅跡の観賞がメインです。

旭川から山軽駅跡まではおよそ200km 弱の距離、 安全運転でゆっくり走って3時間くらいでしょうか。

昨年、思い切りビビりまくって訪れています。

今回は割と心の余裕があります。*嘘です…やっぱり怖がっています。

2018年 山軽駅跡の記事はこちらから。



赤色のアンカーが「旧国鉄山軽駅跡」の位置です。

白色のアンカーがハチ君が停車している場所(*上写真)になります。



もう少し広範囲に引いて「山軽駅跡」のロケーションを見てみます。

近くには「クッチャロ湖」の「大沼」と「小沼」があります。

黄色と緑のアンカー位置が国道238号線「山軽駅跡入り口」です。

そのアンカーと山軽駅とを結ぶルートが「旧国道」のようです。

クッチャロ湖周辺の森林から伐採された森林資源が「山軽駅」に集積されそれにかかわる人々の集落が形成され賑わったようです。

今は一面の草原で、人々の生活などを思わせる形跡はまるでありません。

あまりにも「何もない」環境でビビるばかりです。



装備を確認します。

ヘルメットにクマ・スプレーは昨年と同じですが、新たなアイテム!

Silky の鉈を用意しました。

昨年は「フォールディング・ナイフ」でしたが、たぶんクマ相手にそんなものは役に立たないでしょう…

*闘う気でいます。

ビビりまくって鉈を用意しました。

*移動中はサブ・トランクの下の方に格納してあります。

画面には写っていませんが、「mont-bell」のべル? (商品名トレッキングベル サイレント)と「うるさいラジオ」 も身に着けます。



この道を進むと「山軽駅跡」ですが…

実は今回は作戦があります。

最初に「ドローン」を飛ばして偵察させます。

上空でドローンを飛ばせば、その騒音でクマも驚いて退散するだろうとの読みです。



「よし!行けドローン君!」

ドローン君から送られてくる上空映像です。



中央に見える電柱が「山軽駅跡」のホームがある辺りです。

右側にサイクリング・ロードが見えています。



自分は安全な場所で現場の状況を確認している…ドローン自撮です。

すぐに逃げられるようにハチ君のそばを離れません。

路面の轍を見ますと、クッチャロ湖のボート・ハウスに向かうクルマの多いことが分かります。



クッチャロ湖のボート・ハウス方面を見ます。



さて…露払いが終わりドローン君を回収します。

いよいよ歩兵が出動です。

少しは気休めになりましたが、やっぱり緊張します。

壁を破壊された無残な姿の「休けい所」です。

これを見るとやっぱ怖いです。



草むらの中に不法投棄されたクルマの残骸があります。



藪漕ぎするのは嫌なので、近寄りませんが…

スターレットみたいです。



「山軽駅跡」に無事到着です。



ホームはしっかり残されています。

路盤は「北オホーツクサイクリングロード」に転用されていますが、現在「クマ出没」のため通行止めとなっています。

しかし、通行止めとはいえ除草作業は行われているようで荒れた雰囲気はありません。

こちらは「紋別」方面となります。



そしてこちらが「稚内」方面となります。



過去の写真を見ますと、この「休けい所」の隣にもう1棟建物があったのですが、完全に姿を消しています。



倒壊してしまった棟の残骸がまだ残っています。



錆び錆びの駅名標は残されています。



昨年もこの駅名標を見て、本物か?と思いました。



が、クリップ・バンドの位置などから、どうやら「オリジナル」ではないかと思っています。

それにしても見事均一に錆びています。

天北線が現役の頃の写真を掲載されている「プラットフォームの旅」さまのページはこちらから。

非常に貴重な写真が多数掲載されています。

「プラットフォームの旅」さまの写真を拝見してこの山軽駅の駅名標がオリジナルなんだと確信しました。



ハチ君の待つスタート地点に戻ってきました。

ハチ君の姿を見るとホッとします。

本年も無事「山軽駅跡」の観賞を終えることが出来ました。


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上川駅 石北本線 8月27日 2019年

2020-06-04 | Weblog
石北本線 上川駅にやってきました。

隣駅は白滝シリーズで有名な「白滝駅」です。

かつては奥白滝駅→上白滝駅→白滝駅→旧白滝駅→下白滝駅と、「白滝」が付随する駅が5駅もあり鉄道ファンの憧れ?の路線でありました。

白滝シリーズ「下白滝駅」の記事はこちらから。

白滝シリーズ「旧白滝駅」の記事はこちらから。

白滝シリーズ「白滝駅」の記事はこちらから。

白滝シリーズ「奥白滝信号場」の記事はこちらから。

白滝シリーズ「上白滝駅」の記事はこちらから。

懐かしいですね~

残念ながら利用客の減少で2016年3月に上白滝駅、旧白滝駅、下白滝駅が廃止され 白滝シリーズは「白滝駅」のみとなってしまいました。



フラット・デザインの「上川駅」

2008年に駅舎改修され少し現代風…と言いますかお洒落っぽくなりました。

駅前のスペースはたっぷりと取られています。

「高梨沙羅」選手の横断幕が掲げられています。

上川町はスキージャンプの「高梨沙羅」選手のホームタウンなのですね。



上川駅は社員配置駅でみどりの窓口が設置されています。

窓口でわがまちご当地入場券を購入します。

「101参加駅最後の駅が上川駅です。」と話しかけました。

「おめでとうございます! 何か記念品をあげないとね…」 などとおっしゃっていました。

*その時は軽い冗談だと思っていましたが…

入場券を購入してホームに出ます。

支柱にはプランターの色鮮やかな花が飾られています。

規模の大きな駅ですが、丁寧にメンテナンスが行われているのが分かります。

駅に「愛」が感じられます。



2番、3番線ホームを見ます。

ホーム上に待合室が設けられています。



跨線橋を観賞します。

多分、本日最後の跨線橋観賞となります。



上川駅は大正12年11月(1923年)鉄道省石北線愛別駅として開駅しました。

跨線橋はその当時のものでしょうか?

階段天面には滑り止めのラバーが貼られていますが、本体?は木製のままです。

手すりはブラウンにペイントされていますが、鉄製のようで、もしかしたら当時のオリジナルかも知れません。

これは期待が持てます!



やりましたね!

連絡通路は「木製」ですよ。

昨日の「蘭島駅」に次ぐお宝であります。

この木製の連絡通路、歩き心地?が本当に柔らかくて素晴らしいです。

これまで利用しながらメンテナンスをし維持することは大変なことだと思います。



天井から「ご乗車 ありがとうございます」とパネルが掲げられています。

*パネル裏面は「おつかれさまでした」と書かれています。



2番線、3番線ホームの庇

特徴的なデザインです。

糠平湖の幻の橋梁、 国鉄士幌線の鉄道橋「タウシュベツ川橋梁」 を連想させるような形です。



2番、3番線から駅本屋を見ます。



アーチ型の庇と跨線橋を見ます。

こちらが旭川方面となります。



そしてこちらが遠軽駅方面となります。



跨線橋階段。

両脇のカーブミラーがちょっと邪魔です。



ホーム庇支柱に取り付けられたプランター

温かでやんわりとした雰囲気を感じます。

とても気持ちの良い駅です。



構内の観賞を終え、窓口の方にご挨拶しました。

すると…「どうぞ」と言って本当に記念品(フリクション・ペン)をいただきました。

全く予想も期待もしていませんでしたのでビックリです。

昨年、順調にノルマをこなしていたらこんな嬉しいサプライズは無かったでしょう。

「わがまちご当地入場券」キャンペーン、本当に楽しい企画でした。

その楽しい思い出の中でも格別に素敵だったのが最後の上川駅でした。

写真は上川駅の藤澤駅長さんです。

101駅観賞達成記念にとお願いして、上川駅入場券を持ってポーズしていただきました。

見事に日焼けしていて、山のスポーツかマリン・スポーツ等なさっている雰囲気です。

写真の通りのお人柄で、毎年夏休みに北海道の廃線巡りをしているという私の話に付き合って下さいました。

ご自身もレール・ファンで(*JRにお勤めなのですから当たり前かも知れませんが…)天北線「山軽駅」も探索されたことがあるそうです。

ますます親しみを覚えました。

なるほど…「上川駅」に最初から感じていた温かさや愛情みたいな空気は、もしかしたら藤澤駅長のお人柄が反映されているのかも知れません。

本当に気持ちの良い駅でした。



ということで、無事に101駅の入場券がそろいました。

左ページの「秩父別駅」「石狩沼田駅」 そして右ページの「上川駅」

しかし…この3枚が抜けているのを東京に帰るまで気が付かなかったとはお粗末でした。

おかげで最高のフィナーレを体験できましたけれど…



「銭函駅」をスタートして、314Kmほど走り宿泊地旭川に4:30頃に到着です。

旭川はいまだに「好きなホテル」に巡り合えず、毎年ホテルを変えています。

ホテル自体に大した不満はないのですが、「駐車」に関して大きな不満があります。

機械式駐車場ではうちのハチ君みたいなSUVは高さ制限で利用できず、近くのコインパーキング利用になってしまいます。

平置きで200台くらい収容できる駐車場のあるホテルがあればよいのですが…

旭川と釧路はどちらもその駐車場の件でちょっとイマイチ感が…



すっかりリラックスし部屋から旭川の夜景を眺めます。

綺麗な街です。


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石狩沼田駅 留萌本線 8月27日 2019年

2020-06-02 | Weblog
石狩沼田駅は明治43年(1910年)「沼田駅」として開駅しました。

沼田喜三郎という方の農場内に開駅されたために「沼田駅」と命名されましたが、上越線「沼田駅」が開業したために、大正13年(1924年)に「石狩沼田駅」に改称されました。



フラット・デザインの駅本屋ですが…

耐震補強工事でもされたような厳つい外観をしています。

建物外周が強固な鉄骨で覆われていて、地震くらいではビクともしないような印象です。

ここまでする必要があったのでしょうか?

屋上には「JR 石狩沼田駅」の駅名標が設置されています。

ネオン・ブルーの鮮やかな駅名標と駅本屋の疲れた外観が不思議なバランスです。

駅前は舗装され広々としています。

入り口前にハチ君を停めさせてもらいました。



駅窓口でも「わがまちご当地入場券」は販売されていますが、セイコーマート沼田店にて入場券を購入してきました。



石狩沼田駅は簡易委託駅です。

窓口営業時間は 7:20 ~ 13:40 となっています。

*途中、休憩時間もあるみたいです。

駅窓口はすでに営業を終了しています。

この写真の撮影データを見ますと 「撮影日時 2019/8/27 13:41 」となっています。

1分前に窓口業務が終了していたことになります。

セイコーマートにて購入してきて正解でした。



駅待合室は広々としていますが、あまり人の温もりを感じません。

シーリング・ライトが消灯されているのもその一因かも知れません。



ホームに出ます。

線路の向こう側のホームは現在は使われていません。

かつては1番線ホームが、廃止された「札沼線」のホームとして使われ、向こう側の島式ホームを「留萌本線」が使用していたようです。

ホームは撤去されずに「花壇」として使われています。

かつては1番線と2番、3番線の連絡に「跨線橋」も設置されていたようです。



「秩父別駅」「石狩沼田駅」の「わがまちご当地入場券」を購入し、次はいよいよ最終「上川駅」に向かいます。






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秩父別駅 留萌本線 8月27日 2019年

2020-06-01 | Weblog
これまで函館本線を観賞してきました。

そこから突然のワープです。

昨年のわがまちご当地入場券キャンペーンで思わぬエラーがありました。

本日は、昨年の忘れ物をカバーして「わがまちご当地入場券キャンペーン」の残り3駅を辿ります。



まずは「秩父別駅」です。

秩父別駅は無人駅で、入場券は「道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつ」にて販売されています。

現地に行く前に道の駅で入場券を購入します。

秩父別駅からは約700mほどの距離になります。

こちらの「道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつ」は以前立ち寄ったことがあります。



街のシンボルでもある開基百年を記念し建設された記念塔を見に来たことがありました。

ここのベルは1日に4回、時を告げるそうです。

一度も聞いたことはありません…



入場券を購入し、「秩父別駅」に到着です。

木造駅舎外観は下見張りで、近年塗りなおされたのか、屋根などと若干アンバランスな印象を受けました。



駅待合室です。

清掃が行き届き、花が飾られています。

花が飾られ一段低くなっている辺りは昔の貨物扱い窓口だったのでしょう。



待合室を通り抜けてホームに出ます。

付け庇支柱の元にも鉢植えの花が飾られています。



北一已駅(きたいちやん)方面を見ます。

オレンジ色の花が咲く花壇があります。

この駅も利用客や地域の方々に愛されているのが伝わってきます。



こちらが「北秩父別駅」方面となります。



ブルーのベンチに赤色の花…なんだかとっても暖かな雰囲気の駅です。



駅前には多数のチャリが停められています。

学生さんの利用客が多いのでしょうね。

隅っこにハチ君を停めさせてもらいました。


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