Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

39628 号機 滝上町郷土館 9月7日 2012年

2012-11-14 | Weblog
 滝上町へ向かう前に 紋別運動公園 に保存されているはずの 69644号機 を観賞に行ったのですが、登録されている地点に到着するも、なぜかSLが見当たりません。

パークゴルフ場でプレーをされている方に尋ねると、どうやら渚滑町へ移転されたとのこと。
ちょっと、資料が古かったみたいです。(全国保存鉄道Ⅱ という書籍に掲載されているリストを参考にさせていただいていますが、初版発行が1994年ということですから、その後保存場所が変わったり解体されてしまったSLがあっても不思議でありませんね。)

せっかくここまで来たのだから、PCを出して調べるとか、市の観光課にでも連絡して調査すれば良いものを、「…ま、いいか…」なんて、スルーしてきちゃいました。

「紋別なら毎年来ているし…」なんていう、非常に安易な気持ちも確かに有りました。
後日、ネットで調べてみたら、渚滑町の名寄本線渚滑駅跡に保存されているのが分かりました。

よし!
来年は鑑賞に行くぞ、待ってろよ 69644号機。



紋別から35Km 程ダラダラ走って、滝上町の郷土館に到着です。

ちょっと意表をつかれるほどに立派な展示施設、「滝上町郷土館」です。



郷土館前にはSLの動輪が展示されていて、鉄道関係の展示施設なのが外からも分かるようになっています。



どうやら、プレートの説明によると、この動輪の台座に掲げられているナンバー・プレートはレプリカのようです。



到着は4:00を回っていて閉館まであと1時間弱です。

急いで入館券を購入して中の鑑賞を始めます。
当然…というか、来館客は私一人だけです。
管理人さんが一緒に付いて回ってくれて、説明をしてくださいました。



展示の関係で正面の写真が撮影できなかったのが心残りです。

デフは「工事中カラー」にペイントされていますが、あまり似合わないように思います。





展示館の内部の様子です。
外光をたっぷりと取り入れた省エネ設計で、照明がなくとも充分な明るさを確保しています。

ここに展示されているSLはどのようにして屋内に入れたのでしょうか?
正面に見える入口のガラスの壁を、SLを入れてから最後に蓋をするように設置したのでしょうか…



当時使用されていた備品などもショーケースに並べ展示されています。



もう閉館時間が近かったのですが、管理人さんが「時間がよろしければこちらも見ていってください」と誘われ
サラッと一回りさせていただきました。



実に力の入った見事な展示で、北海道の郷土愛を強く感じさせるものでした。

「素晴らしい展示ですね」と、管理人さんに声をかけると、ニッコリと笑って頷いていましたが、「なかなか思うようにお金をかけられなくて…」と、おっしゃっていました。

確かにこれだけの設備を維持するのに、入館料金¥150は厳しいですね。



宿泊予定の“グランティア・サロマ湖”に到着したのは、ちょっと遅めの6時半頃でした。
こちらは昨年も宿泊していますし、通りなれた道ですので、楽なドライブでした。

本日も初心者レールファンとして濃密な時間を過ごすことが出来ました。

稚内を出発してサロマ湖まで、395Kmの走行。



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