Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

木古内道々踏切 江差線 津軽海峡線 8月30日 2015年

2015-10-30 | Weblog
「江差線」の鑑賞を始めます。

まずは、「木古内道々踏切」の様子を見ます。

この踏み切りは「木古内駅」より約800mほどの位置にあります。

津軽海峡線、旧江差線を「道々5号線」が横切る地点が「木古内道々踏切」であります。

毎年、ここに立つと「江差線」の鑑賞に「よし!行くぞ」という気持ちになります。

写真は江差を背にして国道228号方面を見ています。



踏切内に立って木古内駅方向を見ます。

手前が旧江差線、右側2線が津軽海峡線です。

非電化の江差線には架線が無いのが分かります。



踏切内に立ち木古内駅方面を見ます。



すっかり赤錆が浮かんだレールが旧江差線です。

路盤は大きく右にカーブしてゆきますが、そのレールは撤去作業が行われています。

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木古内駅 江差線・海峡線 8月30日 2015年

2015-10-27 | Weblog
木古内駅にやってきました。

2016年3月の開業に向けて工事が進められています。

本日は日曜日なので工事関係者の方々の姿は見えません。

駅本屋の形は大体出来上がっているように見受けられます。

先の「新函館北斗駅」の黒を基調とした姿とは対照的な「白い」建物です。

これから建物外部のデコレーションが行われていくのでしょうが、どのような駅本屋となるのでしょうか?

今ここに見る建物の率直な感想は…「倉庫みたい」です。

屋根部の三角状の突起などが旧駅本屋のイメージを繋いでいるようにも想像できますが、それは旧駅本屋を見たことがある人に限られるかと思います。



2012年、初めて木古内駅を訪れた時の写真です。

いかにも北海道のローカル駅といった暖かな雰囲気を感じます。

四角い建物の中央部に三角の頂点が突出したデザインです。

このデザインが新木古内駅本屋にも引き継がれているのかも知れません。



木材が多く用いられた駅本屋内部の様子です。

*木材がふんだんに用いられた…と表現するには若干躊躇する割合です。

これエスカレーターではありません。

駅本屋入り口から改札へと向かう階段です。

新幹線開業時にはエスカレーターが設置された通路も開設されるのかも知れませんが…

まさかこのままではないと思います。

今現在の状態では高齢者や障碍者の方々にはかなり負担は大きいと思います。



今回木古内駅に立ち寄った目的はこれです!。

記念乗車券を入手するためでした。



記念乗車券セットです。

北海道新幹線H5系の車両を配したデザインとなっています。

「津軽今別駅」「木古内駅」「渡島大野駅」「函館駅」のそれぞれの硬券がセットできるようになっています。



さらに上のポケットには「長硬券」もセットできるようになっていますが…

ちょっと「くどい(諄)」感じになっちゃいます。

価格は…確か8枚セットで¥1360 だったと思います。


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函館本線 仁山駅 8月30日 2015年

2015-10-23 | Weblog
「渡島大野駅」「新函館北斗駅」鑑賞の次はその隣駅「仁山駅」にやってきました。

鉄道では約6分、クルマでは約10分弱の距離にあります。

駅舎入り口に掲げられている仁山駅名標。

仁山駅は1936年(昭和11年)に仁山信号場としてスタートしています。
JR北海道発足に伴い「仁山駅」に昇格しています。

Wikiによりますと2001年までは「仁山信号場」という駅名標がここに掲げられていたそうです。

先の「渡島大野駅」もかなりローカル色の濃い駅でしたがその隣駅「仁山駅」の雰囲気を確かめたくて訪れました。

予想通り、仁山駅はたっぷりのローカル色に包まれてそこにありました。



駅前の雰囲気です。

建設会社の倉庫とその横にはニヤマ温泉とホテルが見えています。



駅前から舗装は途切れているように見えます。

そこまで行って確認したわけではありませんが、この道の先には「ニヤマ高原スキー場」があるようです。

スキー場ですから冬場の通行にはこのダートのような道でも冠雪してしまえば関係ないのかもしれませんね。



駅構内に入り観察します。

屋外仕様の水飲み場と白くペイントされた建物はトイレです。

ただし…水道は撤去されていて「使用できません」のプレートが添付されていました。



駅待合所に入ってみます。

現役駅舎ですからとても綺麗に清掃されていて気持ちが良いです。



壁3面に沿って設えられた「長ベンチ」

イームズサイドシェルチェアー(私のブログの壁紙の椅子)みたいな「バケットタイプ?」のプラスティックチェアーのベンチが多く見られますが、仁山駅のは珍しいロング・タイプです。

「駅泊」とか「駅寝」とかする鉄道マニア(乗り鉄)の方々には喜ばれそうですね。

大きな窓からの採光とアイボリーの壁で室内は明るい印象です。

天井の意匠は「格天井」と呼ばれる格子状の凝ったものです。



待合所からホームへと出てみます。

パイプで組まれた“改札ラッチ”を通ります。



ホームから待合所を見ます。

当たり前ですが…廃駅とは違って人の気配が残っている気がします。



ホーム側の駅全景を見ます。

事務棟妻面には扇形の駅名標が掲げられています。



さらに事務棟を回りこみます。

仁山駅は真上から見ると“T字形”になっているようです。



ホームから構内踏切を渡り大沼方面を見ます。



「渡島大野駅」方面を見ます。

仁山駅が信号場として開設されたのは蒸機の時代でしたから、駅の立地から大沼方面へ発車する際には「加速線」と呼ばれる側線に一旦待避して勢いをつけて峠を上ったそうです。

蒸機は“坂道発進”が苦手だったのです。

ディーゼルや電機の時代には強力な推進力で坂道の途中発進も難なくこなせるようになり、「スイッチバック」や「加速線」などの設備は不要となりました。

仁山駅の加速線はまだ残されているようですが、今回はそこまで歩いて行く気力がなくパスしてしまいました。

画面の右側に位置するようです。



ホームにある駅名標。

プレート部はわりと綺麗な印象です。

2007年のダイヤ改正時に新調されたものでしょうか…

フレームはこの錆び錆び具合から想像すると、もしかしたら駅開設時からのものかも知れません。(いくらなんでもそんな訳ないか…)



電柱に貼り付けられたホーロー製駅名標。

やけに綺麗です。



函館方面上りホームから渡島大野方面を見ます。

ホームのミラーに自分の姿を映しています。



上りホームから線路を挟んで駅舎を見ます。




建物財産標発見。

廃駅で財産標を見つけると「やった!」って喜びますが、現役の駅で財産標を発見してもど~なんでしょう?

ある意味、当たり前かも知れませんが。

しかし「函館船舶鉄道管理局」となっています。

国鉄時代の名称のそれはJRになってからのJR北海道旅客鉄道函館支社のことらしいです。

十分に珍しい「建物財産標」でありました。



しかも、赤矢印で示した駅舎入り口のこのような処にまるで表札みたいに貼られていました。


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新函館北斗駅 8月30日 2015年

2015-10-20 | Weblog
「湯の川村道路元標」鑑賞の次は、函館駅を通り越して新幹線開業へ向けて工事が進む「新函館北斗駅」にやってきました。

「昭和4年」に建立された道路元標から、2016年3月に新しい北海道の顔として開業なる「新函館北斗駅」へ一気にワープです!

日曜日の「新函館北斗駅」の現場は工事関係の方々の姿も見えずひっそりとしています。

渡島大野駅を利用する乗客の姿も全くありません。

「新函館北斗駅」ですがど~なんでしょう?

まさに「箱物」を象徴するような色気もデザインも感じさせない無機質な外観であります。

正面ガラスを通して見える白い支柱はトラピスト大修道院前のポプラ並木をイメージしたそうですが…そうなのかなぁ~

絵心や想像力の乏しいオジサンには、言われてもそうは見えないですけれど…

北海道新幹線が開業し多くの人々で賑わうようになるとこの印象も随分変わってくるのでしょうか。

私は年代的に…「新横浜駅」の開業前の姿を見ています。

一面田園風景が広がる駅周辺はスレート作りの工場のような建物の他には何もありませんでした。

「こんなところに新幹線駅を作っちゃって利用客なんてあるのかな?」などと思った記憶があります。

その後の新横浜駅周辺の発展は目覚しく、今日の姿からは1964年開業時の姿など想像も出来ません。



新函館北斗駅もこの荒涼とした姿など想像も出来ないような発展を遂げてくれるのでしょうか。



仮旅客通路を通って駅本屋へ行こうとして…「おぉっ!」

良いものを見つけちゃいました。

あれって通称「ランプ小屋」と呼ばれる可燃物などの危険物を収納する小屋ではありませんか!



本日は日曜日で工事はお休みのようです。

「ラッキー!」

フェンスを跨いでランプ小屋へ近付きます。

この雰囲気は…駅本屋前に「文化財」として展示されるように思えます。

撤去するならとっくにそうされているはずです。



「ランプ小屋」を一回りします。

煉瓦はイギリス積みされています。

非常に緻密な煉瓦積みなのですが…

視線をちょっと下方に移しますと、地面から3段目ほどの煉瓦積みはちょっと変な印象を受けます。

旧渡島大野駅の写真を見ますと、この「ランプ小屋」はホーム横、跨線橋手前に立てられていました。

その位置からするとやはり基礎を浮かせて移築されたのではないでしょうか。

建築の専門家ではありませんから全く確信はありませんが、見るからに違和感を感じます。

目地の処理とかもありませんし…



裏側に回ります。



駅本屋とのスペースは2mほども無かったように思います。

鉄格子の嵌った小さな窓にはアーチの装飾が施されています。

やはり地面から3段目くらいの煉瓦積みに違和感を感じます。



もう一方の“妻面”を見ます。

こちらの基礎部分は先ほどの妻面ほど違和感はありません。



一回りしました。

入り口は鉄製の扉が設えられています。

やはり綺麗なアーチが付けられています。

中はどのようになっているのでしょうか?

たぶん、「空」だとは思うのですが。

駅本屋が完成し、この「ランプ小屋」も綺麗に展示されることになると思います。

説明パネルにこの「ランプ小屋」の果たした役割と遺産としての価値を伝えてほしいものです。



駅本屋入り口には二つのプレートが掲げられています。

「新函館北斗駅」そして在来線の「渡島大野駅」の駅名標が並んで掲げられています。

不思議な風景でありますが、2016年3月の新幹線開業後は「渡島大野駅」の名称は無くなり「新函館北斗駅」に改称されるそうです。

この「新函館北斗駅」の命名に付いては「函館市議会」と「北斗市議会」との間で正式名称決定までの間に論争が行われたそうですが、最終的にはJR北海道に一任されたとあります。

函館市にとっては新幹線駅が北斗市に開業され名称まで「北斗」となってはたまらん!という想いがあるのでしょうね。

ちなみに、現函館駅から渡島大野駅までは在来線で25分、クルマでも30分前後の距離があります。

函館駅周辺の商業施設にはかなり影響が出てしまうのではないでしょうか。



暫定的ではあるのでしょうが、在来線「渡島大野駅」のホームへのエントランスであります。

やけに広く感じる階段を上り、いかにも“暫定的”な雰囲気の連絡通路を歩きます。



ホームへのアクセスはこの階段を下りてゆきます。

先ほどの階段の1/3ほどの幅しかありません。

いずれエスカレータなど設置されるのかも知れませんが、現状では高齢の在来線利用客にはかなりハードルが高いですよ。



色鮮やかにペイントされたホーム。

まるで花畑みたいです。

側線は貨物線でコンテナ車が通過してゆきました。



グレーの跨線橋の先にはもう一つの駅舎が。

その先には田畑が広がるだけです。



ホーム階段入り口に掲げられた駅名標。

この駅名標も2016年3月までで見納めです。



いまはパーテーションで仕切られていますが、その向こうには新幹線ホームへと延びる長いエスカレータを見ることが出来ます。

新幹線開業時にはこのパーテーションも取り払われていることでしょう。



学生さんたちのチャリだと思うのですが、意外と利用客が多いような印象を受けました。

2015年8月30日… 消え行く「渡島大野駅」そして「新函館北斗駅」の風景でありました。




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湯の川村 道路元標 8月30日 2015年

2015-10-16 | Weblog
函館の温泉スポット 「湯の川」にやってきました。

早朝から温泉に入るのが目的ではありません。(すでにホテルの最上階にある温泉に入っていますし…)

写真の「湯の川村道路元標」の鑑賞が目的であります。

「はぁ~」函館市電「湯の川駅」はオデ君と何度も巡り歩いていましたが、この道路元標の存在には全く気が付きませんでした。

「興味が無い」というのはきっとそういうことなのですね。

視野に入っていても意識がまったく認識しない…ということです。

「湯の川村道路元標」は「湯の川2丁目」という大きな交差点の中にあります。

日曜日の早朝なのでさほど交通量は多くはありませんが、それでもオデ君を駐車する場所を探すのには苦労をしました。

…というか、コインパークを探したのですが見付からず、仕方なく「路駐」で大急ぎで写真撮影を済ませました。

やはり日曜日の早朝に訪れたのは正解だったようです。



この写真を見ていただくと、「交差点の中にあります」という意味が分かって頂けると思います。

あの小さな「三角州」みたいな部分に道路元標は保存されています。



道路元標の裏面を見ます。

「昭和4年建立 北海道廳」と彫られています。

旅行中は「ん?」と読めませんでしたが、「廳」という字…もう楽勝で読めるようになりました。

道路元標と友人のお陰で確実に一歩、進歩しましたね。



交差点の背景などを気に留めながら撮影してみます。



信号のタイミングと左折車などに気を付けながら撮影します。

撮影に夢中になって注意を怠ると大変危険な場面です。



函館市電「湯の川駅」です。

道路元標の直ぐ近く、10m程の地点です。



「函館どつく」へ向けて発車してゆきました。



コンクリート塊で形作られた「第四種車止め」…です。

容は車止めですが、なんだか可愛らしいです。




「湯の川村」道路元標の位置を示しました。

赤矢印で示した部分です。

道路元標が保存?されている三角州みたいな部分もこうして地図上に示されているのが嬉しいです。

その左側の地点が「湯の川」駅です。

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函館市国道元標 8月30日 2015年

2015-10-15 | Weblog
2015年北海道の夏休み 一日目の朝です!

スカッと抜けるような青空…とはいえない雲の厚い天気ですが、ホテルの朝食前に駅前の「函館市国道元標」を鑑賞に出掛けます。

「出掛ける」といってもホテルからほんの100m少々の距離です。



早朝の函館駅前はまだ歩く人の姿もありません。

綺麗な花の植えられた大型のプランターと花壇の花々、何かのイベントの幟旗が駅舎に彩を添えています。



赤矢印が示す物体が「函館市国道元標」であります。

ここの歩道は随分何度も通っているのですが今までこの存在に気が付きませんでした。



近付きます。

歩道の片隅にこのように展示されています。



車道から「函館市国道元標」を見ます。

後方に見えているホテルが宿泊しているホテルです。







こちらが「函館市国道元標」です。国道元標とあり「道路元標」とは表現されていません。

真上から撮影したかったのですが、まさか元標の土台に上って撮影するわけにもいきません。

両手を伸ばした姿勢がけっこうキツかったです。



普通?に歩道に立って見ると、このように見えます。

この「函館市国道元標」どこかで見たような気がします。



こちらは、日本橋の橋上の道路中央に設置されている「日本国道路元標」です。

2009年12月に鑑賞に訪れています。

ここには、都電の架線柱が設置されていてそれが道路元標とされていたそうですが、都電廃止に伴い道路脇に移設され、このプレートが代わりに埋め込まれたようです。

揮毫は佐藤栄作氏によるものだそうです。



こちらが移設された都電の架線柱です。

なかなか重厚で見事なデザインです。



道路に埋設されたプレート直上には都電の架線柱を模ったモニュメントが設置されています。

首都高を走っているとこの頂頭部を見ることが出来ます。



さて…函館国道元標のモニュメント隣には「元標」についての説明板が設置されています。

「説明板」などと表記するにはあまりに立派なものです。



正面から見てみます。

若干、読みにくいので、頑張ってタイプしましたのでご覧ください。

函館市国道元標

北海道の玄関函館市は、また、北海道における
国道の起点にもなっている。
 前方交差点中央にある国道元標より、北方向へは、
一般国道5号が長万部町・小樽市を経由して
札幌市に至り、東方向へは、一般国道278号が恵山町を
経由して森町で5号に合流する。さらに、
南方向へは、一般国道279号が1.8Km先の函館市
末広町から津軽海峡を渡り、青森県の野辺地町へと
向かっている。
 いずれの国道も歴史と伝統を誇る幹線道路であり、
函館近郊の代表する区間は、5号「赤松街道」
278号「漁火通」、279号「海峡通」の愛称で呼ばれ
多くの人びとに親しまれている。

平成5年12月
北海道開発局

以上のように記述されています。



地図上の赤矢印で示した場所に「函館市国道元標」は展示されています。

説明板の本文中にもありますように、「国道5号」「国道278号」「国道279号」がここに集束しているのが分かります。



ホテルに戻り朝食を摂ります。

いつも代わり映えのしない、まるで朝食の“テンプレート”とでも呼べそうなスタイルです。

毎日同じメニューでも気になりません。



8月30日の走行軌跡をプロットした図です。

こうして図にプロットすると無駄な走りがあるように見えますが、「営業」ではありませんから仕方がありません。


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東京鉄道遺産100選 内田宗治著 中公新書 10月9日 2015年

2015-10-09 | Weblog
アマゾンの誘い…というか“おすすめメール”でこちらの本に興味を持ちオーダーしました。

アマゾンのお薦めは購入履歴や検索キーワードなどから完璧にこちらの「趣向(欲しいもの)」を解析していて、かなり“ビンゴ”なお薦めで困ります。

それをいちいち購入していたら“アマゾン破産”してしまいますので、「断る勇気」も必要です。

しかし…こちらの書籍の甘い囁きには抗しきれず速攻購入しました。

レールファン初心者のオジサンはこれまで小野田滋先生の書籍(鉄道構造物探見など)を道標に鉄道のことを学んできました…大袈裟か。

この度の書籍は読み慣れた小野田先生の書籍とは異なった切り口で新鮮でもあり、掲載されている写真もこれまで見たことのないものが多数収録され、また現在位置の写真もより新しいものが使われていて大変興味深く読み進むことが出来ました。

特に第4章 軍用線と戦災 という章ではこの手の書籍ではあまり取り上げることの少ない「軍都」としての東京を俯瞰しているのが新鮮でもありました。

「鉄道廃線跡を歩く」をはじめ廃線巡りに関する書籍は「軍都」とか「軍用線」というジャンルには少し距離を置いているような気がします。

晴れやかな青空にタンポポの種が舞うようなそんな長閑な雰囲気の書籍が多い中では新鮮な切り口だと思いました。



北海道の廃線巡りに夢中であまりブログ中に書くことがありませんでしたが、実はこのような書籍も購入しております。

前出の書籍の 第4章 「軍都 東京」を思い切り中心にフォーカスした書籍であります。

非常に興味津々なのではありますが、記事にするにはちょっと難しいジャンルではあると思います。

東京鉄道遺産100選…実は最初、いわゆる「“流行モノ”のひとつかな」くらいに思っていましたが、なかなか読み応え、見応えのある書籍でありました。

このような書籍を購入するいわゆる「廃線ファン」の方々は、その遺構を本で見るだけではなく実際自身の目で鑑賞したい…と思う方が多いのではないかと思います。

私などはまさにその一人であります。

この書籍の場合、それらの遺構の所在地がいまいちオブラートに包まれて記述されているような気がします。

「廃線巡り」の強者の諸先輩方なら探索する楽しみが減るから「皆まで言うな!」ってところでしょうが、初心者としてはもう少し詳しい付近解説などが欲しく思いました。

「座標まで掲載して欲しい」などとは言いませんから…

本体価格¥1050 以上に楽しめた書籍でありました。

お薦めかどうかは“貴方次第”です…かな。

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rido mini planner Japan 2016 今買ってきました! 10月6日 2015年

2015-10-06 | Weblog
 
たった今、銀座の伊東屋さんで rido mini Planner 2016 を購入してきました。

商品の写真撮影中らしくまだネットショップにはアップされていない、店頭に入荷したての商品です。

ま、来年のスケジュールですからそんなに慌てて購入する必要も無いのですが…入荷したばかりの商品を早々に購入するなんて、何となく気持ちが良いではないですか。

この rido mini Planner 随分長いこと使わせていただいています。

その昔は確か…日本の休日がリンクしていなかったような気がします。(*ただの気のせいかも知れません)

今は勿論“Japan”の文字が示す通り、日本の休日を表記した「日本版」として販売されています。

10月になって、大手書店などでは2016年ダイアリーの特設会場を設け、多くのお客さんで賑わう季節となりました。

ほとんどの人がスマートフォンをもつこの時代にも、紙の手帳は根強いファンを持ちます。

そういう私も、通常のスケジュール管理は「Google カレンダー」に行動予定を集約していますが、一体何に使うの?というほどに「手帳大好き!」であり複数の手帳を持ちます。(*仕事絡み…ともいいます。私共の会社でも業界のダイアリーを製作しておりまして8月末まではその編集作業に追われていました。)

毎年この季節になって「手帳」を選ぶのは楽しい作業ですよね、何となく明るい未来を見るようで…



rido mini Planner は、“リフィル”を購入して、メインの手帳に差し込んで、このように使っています。

写真は2015年9月のページですが…

北海道に出掛けていて、スケジュール管理も無いものだ…という声が聞こえそうです。

その通りなのですが、何の予定も無くてもこの mini Planner を開くのは楽しいですよ。

「あぁ…今日も何もすることが無い…」とか「わぉ…来週は3連休かぁ!」なんてね。



mini Planner の一番特徴的な機能です。

ビロ~ンと伸ばしますと1月~7月、反対の面は8月~翌年3月までのプランを一気に見ることが出来ます。

使い始めますとこの「過去→現在→未来の予定を“通し”で見る」機能がとても便利に感じるようになります。

リフィルの価格は¥300 であります。


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Bookey Smart for iPad mini カバー&キーボード 10月6日 2015年

2015-10-06 | Weblog
お買い物ネタであります。

9月には「iPhone 6S」が発売されそれを楽しみに待っていたオジサンでしたが…

製品の概要が明らかになりましたが、「わざわざ買い換える程のことはないなぁ~」ということで今回は見送ることにしました。
ちなみにオジサンのは「iPhone 5S」であります。

しかし…「なんか買いたいなぁ~」という病から抜け出すことが出来ず、「それなら iPad 買い換えようかな…」と、その気になったのですが、iPad mini2 の2年間の契約満了はなんと!2016年の6月であることが発覚しました。

機能的には iPad mini2 でも全く支障はありません。

ただ…ショルダー・バッグに入れて歩いていると、「重たい」と感じるんですね。

「いまの半分くらいの重量になれば良いのになぁ~」と思っていたものですから早速飛び付いてしまったわけです。

わざわざ違約金を支払ってまで iPad mini4 に買い換えるほどでもありません。

「あ~ぁ 何か買うものは無いかなぁ」と思っているときに思いついたのが、iPad mini用の「カバー&キーボード」という商品です。

「どれどれ…」と、早速リサーチしてみますと、ほとんどが1万円前後の商品ばかりです。

「ん~ん たかがカバーに…」と躊躇していると、アマゾンにこんな商品を発見しました。

「iPad mini 用 Bookey Smart for iPad mini 」という商品です。

価格は¥3980 + 送料¥480 です。

よし!これならハズレた時のダメージも小さくて済みます。

早速、発注しました。

「3週間以内に発送します。」とのことでしたが、商品は翌々日には到着しました。



左側がこれまで使っていた「普通のカバー」です。

右側がこの度購入した「Bookey Smart for iPad mini」です。

切り欠きのように見えるのは、キーボード部の電池を充電するためのコネクターです。

デザイン的にはちょっと変ですが理由がある「切り欠き」であります。

風合いは「普通のカバー」の方が圧倒的なのです。

ステッチの入り方もなかなかです。

「Bookey Smart for iPad mini」はカバー部にキーボードの機能を詰め込んでいるのですから、色気の無いのは仕方がありません。



取り説には、キーボード部の厚さは僅か4.3mmと記されています。

こうして真横から見ましても確かに「薄い!」です。

これで本当にタイプ出来るのか心配になるほどです。



タイプの出来ない「普通のカバー」とほとんど厚さは変わらないどころか、むしろ薄いくらいです。



モニター…というか iPad を立てるための仕掛けです。

なるほど、変な“つっかえ棒”などを使わないのは潔くて好感が持てます。

しかし…磁石の磁力が若干弱く、パラッと分解してしまい iPad 部が勢い良く“バタン”と倒れてしまうことがあり「ドキッ」とさせられます。

一応、精密機器のPCなのですからね…ちょっと心配です。

この部分はもう少し熟成させる余地があると思います。

さて…肝心の使い勝手であります。

ネットショッピングでの入力とかほんの少し込み入ったメールを書くとか…その程度のタイピングならば全く問題なくこなせます。

ソフト・キーボードよりは効率的に入力できます。

それ以上のことは、ノートPCとかデスクトップPCで作業すべき領域のような気がします。

とにかく、「ハズレたときのダメージが…」とか冒頭で書きましたが、満足度/価格 のC/Pでは予想を上回るお買い得感を得ました。

買って正解、かなり楽しめました。



FKB1424-501

PCで仕事をするようになって、初めてキーボードに拘って購入したのがこのキーボードであります。

私は普段の入力作業もフォトショップの作業なども、ほとんどこのキーボードで行っております。

PCでの作業に関わるようになってからず~っと愛用しているFKB1421-501 であります。

おそらく、もう14~15年ほども使用しているのでは…と思います。

「気が付いたらず~っとコレだった…」というところでしょうか。

多分一生コレで終了!かも知れませんね。

このブログもスタート時からほとんどこのキーボードを使って書いていて“体の一部”というのは言い過ぎでしょうか…

ですので、このBookey Smart のキーボード?やノートPCのキーボードの小ささは全く苦になりません。

むしろ、たまにフル・サイズのキーボードを使うと「絶壁から滑り落ちる」ような不安を感じます。

iPad をお使いでたまの入力作業でソフト・キーボードの操作にもどかしさを感じているようでしたら、「iPad mini 用 Bookey Smart for iPad mini 」はお薦めですよ。

機能の割にはとにかく安いですから。

*セットアップで「おや?」と思ったのは、「日本語→英語」の切り替えの設定でした。

取り説には「iOS9」では「Ctrl + スペース」で切り替え…となっていますが、私のiPad では…それ以前に iPad の設定で「一般→キーボード→新しいキーボードを追加」で英語キーボードを追加しておく必要がありました。
  

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新宿に残る道路元標 10月4日 2015年

2015-10-05 | Weblog
日曜日の午前中です。

新宿にも道路元標が保存されているということで、出掛けてきました。

国道901号 道路元標が行く さんのサイト資料によりますと、この道路元標の所在地は「淀橋町 柏木85」と記述されていました。



現在の住所は「新宿区西新宿八丁目」

新宿駅より徒歩で約10分ほどの距離になります。

なお、「国道901号 道路元標が行く」さんのサイトには「現在位置地図表示」で詳細な位置情報を参照することも出来ます。

モダンなデザインの高層ビルが立ち並ぶ風景。

この付近は「新宿副都心」とも呼ばれ、かつて「淀橋浄水場」という広大な施設があった跡地を再開発したエリアです。

「淀橋町 道路元標」の名称がそれを示すように、この地域は「淀橋」という地名でした。

お馴染み「ヨドバシカメラ」もその創業地である新宿区淀橋を社名(㈱淀橋写真商会時)に冠しているのではないでしょうか。

このような凄まじい開発ラッシュの跡地に大正時代の道路元標が果たして生き延びているのでしょうか?

半信半疑の期待を持ってその所在地を目指して歩きます。

東京都内の移動は公共交通機関による移動が最も効率的なので、今回オデ君は自宅で留守番です。



綺麗なモザイクの歩道の片隅に「淀橋町 道路元標」はありました。

非常に親切な位置情報を提供されていながら、実は100メートルほど「スルー」してしまいました。

その目標物を探しながら歩いているというのに見逃してしまう…それほど目立たない存在ということです。

近くには沢山の高層ビルが立ち並びそこに働く大勢のビジネスマンが歩く歩道ではありますが、この「淀橋町 道路元標」に気が付くのは極少数だと思います。



この歩道は比較的近年整備が行われたものだと思います。

まるで「花壇」の一部のようになってしまいましたが、それでもこうしてその存在を明らかにしています。

本来あるべき部分が欠損してこのような姿をしています。

どのような理由でかは解りません。

破断面は長い年月の風雪によりすっかり滑らかな表面となっています。

北海道で見てきた道路元標と違う点があります。

まず石材です。

北海道のそれはコンクリート製でザラザラ感のあるものでした。

「淀橋町 道路元標」は断面の状態をみると花崗岩…いわゆる「御影石」で製作されているようです。

元標の表部分は石工による本格的な彫刻が施されているのが解ります。



さて…裏面を見てみます。

花壇の中なのでちょっと条件が悪いですが…



車道のクルマに気をつけながら観察します。

「府」という字は完璧に残っていますが…

おそらく「東京府」と彫られていたのだと思います。

それと、「東京府」の彫刻位置から想像すると、建立された年号などの記述は無かったのかも知れません。



歩道と車道の境界すれすれに建立されているのがこの写真から分かると思います。

現位置は大正時建立された位置とそれほど異なっていることは無いのでは…と想像します。



正面からもう一度見てみます。

大正に建立され平成の今日まで生き延びてきた「淀橋町 道路元標」

正面左側は歩道整備の際に出来たような新しい当て傷が見られます。

新宿の街の発展をずっと見守ってきた元標です。

もう少し厚遇してあげても良いのではないでしょうか。

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北海道旅行 初日 さあ…出発だぁ~ 8月29日 2015年 -02

2015-10-02 | Weblog
ブリッジに展示されている号鐘です。

八甲田丸と彫られています。

いまはこうしてブリッジに展示されていますが、本来の場所はどこだったのでしょう?

ブリッジ付近ではあったのでしょうが、ブリッジ内ではないと思います…。



号鐘に付いて説明されています。

もとは「信号」とか「警鐘」のような用途に使われていたようですが、それがレーダー等に取って代わり、号鐘はその船の「シンボル」的な存在となったわけです。

書いてあるそのままですが…



こちらは通信室であります。

入室は制限されていますのでここから覗くだけです。



八甲田丸の一番青函連絡船である特徴的部分がこの車両甲板であります。

これが無かったら、青函連絡船になりませんからね。



営業時にはこの通路部分にも車両が積み込まれていたのだと思います。



ほら、こうしてレールが残されています。



今回はこうして補修作業が行われトラロープで立ち入りが制限されています。




DVDでは乗客の見学ツアーみたいなシーンがあり、なんと航走中にこの巨大ドアー?を開放するシーンが納められていました。

「えぇ!良いの?」って思いましたよ、今の時代ではちょっと考えられないシーンでありました。

今日のフェリーでは、船倉ツアーどころか車両甲板などに立ち入ることすら禁じられています。



八甲田丸の船倉を見学してこの存在を初めて知りました。

「ヒ600」

それまでは、何だか訳のわからない「貨車」くらいにしか認識していませんでした。



しかし、青函連絡船において車両を積み込む際に非常に重要な役割を持つ車両だと知りました。

…というか、それ以外に使い道が無いともいえますが。



それからというもの、青函連絡船のDVDを見るたびに気になる存在となりました。

こうして船倉内では冶具によって固定されているように見えますが…

そもそも、控え車は車両の積み込みの際に使われる車両ですから海峡を渡る際に連絡線に積み込む必要は無いはずです。



ま、“展示”ということで宜しいかと…



今度は外から八甲田丸を鑑賞します。

ホワイトとイエローのツートーンのペイント。

営業時のオリジナル・カラーなのかは分かりませんが、連絡線のカラーリングの中では、とっても垢抜けていて素敵だと思います。

好きです。



八甲田丸を始め青函連絡船の最も特徴的な部分だと思います。

列車をそのまま積み込んでしまうなんて、凄すぎます!



こうしてみていると、「メモリアル・シップ」というよりも現役そのものです。

働く人の姿があれば完璧なんですけれど…



公園内にある建物の2階部分から見ています。



ここは歩行者専用の通路です。



青森ベイブリッジの車道へとアクセスするためのループ状の階段です。

近未来的なとても素敵なデザインです。

おそらく、こうした部分にもしっかりとお金を掛けられる良き時代の作品だと思います。




「青森ベイブリッジ案内板」ですが、「案内板」にこれほど凝った意匠を施せるような豊かな時代だった名残です。

今日だったら予算の割付の段階で「却下!」だと思いますよ。



こちらも同様に時代を反映するとても素敵なデザインだと思います。

ヨーロッパの城郭をインスパイアーさせるようなデザインです。

ただし、ここまで上ってくるのに、エレベータなどの補助機器はありませんので、自身の“足”だけが頼りですよ!

けっこうキツイですから…



その「青森ベイブリッジ」から俯瞰した八甲田丸の勇姿であります。

いつもとは異なる視点で新鮮に見えます。

余裕で八甲田丸を楽しみフェリー埠頭へと向かいます。

出航時間までにはまだ余裕たっぷりであります。



「ブルードルフィン」での航海は3時間40分

函館のホテルにチェックインしたときのオデ君のトリップメーターの表示です。

742Kmとなっています。



GPSログの表示はこのようになります。

全く面白くもなんとも無いですね。

ちなみに「青函航路」の距離も加算されて、ログの距離は「842Km 」と表示されていました。



ホテルのフロントの方に教えて頂いた居酒屋さんに飲みに出掛けます。

一日無事に走り終えた後のビールは最高です。

壁の品書きを見ていたら「カスベ」を発見!

初めてカスベを食べたのは稚内の居酒屋さんでした。

函館でもカスベを食べられるんだ…と早速頼みました。

カスベとは「エイヒレ」のこと、軟骨の食材で食感もまさしくそれです。

今回は定番の「唐揚げ」をお願いしましたが煮付けにしても美味しいそうです。

「あぁ…北海道で飲んでいるんだ…」って、酒の肴には珍味でたまらんです。

「食べ物には興味ない」なんて言って済みませんでした!

美味しい食材にはやっぱ惹かれます。


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北海道旅行 初日 さあ…出発だぁ~ 8月29日 2015年 -01

2015-10-02 | Weblog
土曜日の早朝…辺りはまだ真っ暗です。

前日のうちに大きな荷物はオデ君に積んであり、ショルダーバッグだけを持ってオデ君に乗り込みます。



待ち焦がれていた北海道旅行。

ついに出発の時が訪れました。

心はとっくに「津軽海峡」を越えていますが…(幽体離脱か?)

スタート時のオデ君のオドメーターです。

219239Km と表示されています。

この撮影データは3:25 と記録されています。

いくらなんでもこんな早朝に…と、思われるかも知れませんが、ETC割引の早朝割引に乗っかるつもりだからなんです。

以前に比べると割引額も大分減額されてしまいました。

料金も勿論なのですが、「早起き」が特技のオジサンですから、「どうせなら早めに出掛けちゃおう」という程度の動機でもあります。

今年はこれに何キロメートル積み増せるでしょうか。

もう一度、装備品の「確認」をします。

さて…旅の期待にルンルンしながら、出発です。



東北道を順調に走ります。

関東では一部雨降りの区間もありましたが、東北エリアはまずまずのお天気です。

写真は「岩手山SA」でゴリラ君の画面を撮影したものです。

目的地は青森港の「八甲田丸」です。

あと152.3Km 11:05 の到着予定となっています。

勿論、東北道を走るのにGPSのガイドなど必要ありませんが、目的地までのペース配分を見極める為にゴリラ君を使っています。

さすがに、早朝4時前に走り始めますと、青森には午前11時頃に到着してしまいます。



津軽海峡フェリー「ブルードルフィン」君の出航時間は2時20分です。

いつものように、「八甲田丸」の見学で時間を調整します。



いつものように船内を鑑賞してあるきます。

八甲田丸の船内の展示はおそらく当時の青森の空気を色濃く反映していると思います。

昭和生まれの私の琴線に優しく訴えかけてくるものを感じます。

昭和の時代は今日のように何もかもが満たされた世界ではありませんでした。

でも「明日はきっと今日より明るい日が待っている…」皆がそれを信じた希望のある日々だったように思います。

八甲田丸の展示はそんな昭和の時代の人々の波動を感じさせてくれます。



“蝋人形館”の展示の他に、青函連絡船やそれらに関わる「働く船」などの展示もあります。

最初は青函連絡船に車両を積み込むシーンが強烈に印象に残っていて、興味の焦点もそれでありました。

しかし、何度も青函連絡船のDVDを鑑賞しているうちに、このタグボートの姿が気になりました。

「ふくうら丸」という補助船舶“タグボート”です。

海峡を渡って接岸してくる青函連絡船。

自船の5倍以上もの巨体の青函連絡船に走り寄りぐいぐいとプッシュし接岸を助けます。

足柄山の金太郎…みたいな小柄でも力持ちのタグボートです。

知らなかったのは私だけなのだと思いますが、この「ふくうら丸」そして「ひうら丸」には熱烈なファンがいるようです。

確かにこの働きぶりを見ていると思わず感情移入してしまうのも解る気がします。

*長くなりそうなので、ここで一旦区切ります。


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鉄道手帳 2016年度版 熊本県民手帳 など 10月1日 2015年

2015-10-01 | Weblog
ほとんど毎日のように出掛ける「ヨドバシAkiba」

その7階の有隣堂さんで「おぉ…もうこんなシーズンか~」と購入してきました、2016年度版「鉄道手帳」。

レールファンになってから間が無いものですから今回で3回目の購入となります。

しかも、「レールファンだから…取り敢えず買っておこう」という動機ですからほとんど使いこなしていません。

「ただ買っているだけ状態」であります。



この手帳の機能で面白いのが「リバーシブル・カバー機能」であります。

表は冒頭の写真のように賑々しい意匠なのでありますが、裏面?はこのように地味な意匠となっており単なるビジネス・ダイアリーに化けます。

想像ですが…会議や打合せなどで表顔(おもてがお)は「事態を深刻に受け止めております」みたいな表情をして、内心は「やってらんないねぇ~早く終わらないかな~」などとメモをする振りをして路線図などを見ながら心は憧れの地にトリップしている…「そんなのアンタだけでしょ!」といわれそうですが、楽しい仕組みの「リバーシブル・カバー」であります。



熊本県統計協会からも2016年版「県民手帳」の申込書が送付されてきました。

毎年、家族や友人に配布しています。

今時、¥450でインパクトのある商品というのはなかなか見つからないものです。

「くまモンの県民手帳」はたいがいの人に喜んでもらえますし印象にも残り、話題性もあり、なかにはホントに一年間使っていただけます。

非常にC/Pの高い商品だと思います。

もちろん今年も発注しますよ。



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