Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

奈井江駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-29 | Weblog
奈井江駅は昨年、わがまちご当地入場券キャンペーンで立ち寄りました。

2018年奈井江駅の記事はこちらから。

駐車スペースもしっかり知っている勝手知ったる駅であります。



駅本屋はフラット・デザインの比較的近代的…というか昭和の香りのするものです。

開駅は明治24年(1891年)7月 北海道炭礦鉄道駅として開業している歴史ある鉄道駅です。

昭和50年(1975年)に改築された駅本屋は開駅から数えて4代目となるようです。

*初代駅舎は奈井江市街の火災により焼失しているようです。



たっぷりとスペースが取られた駅前には、写真のようなモニュメントが置かれています。

何だろう…グランド・ピアノにティンカー・ベルみたいな妖精が舞っています。



待合室・改札の風景です。

その広さや設備から、それなりの利用客があったようです。



「きっぷうりば」と書かれた窓口が残されています。

奈井江駅は朝夕のみ窓口営業を行っている簡易委託駅です。

そのためこうして業務窓口が残されているのですね。

無人駅のパネル張りされた窓口よりずっと良いです。



ホームに出ます。

跨線橋はメンテナンスの行き届いた良い状態です。

この跨線橋、昨年は観賞していますが、連絡通路が太鼓橋みたいにわずかにアーチしているのが印象に残っています。

今回はちょっと横着して、跨線橋の観賞はスルーしています。



ホームから「茶志内駅」方面を見ます。

長いホームは舗装されている部分以外は夏草に覆われています。

これの除草作業は大仕事でしょうね。



同じ場所から振り返り「豊沼駅」方面を見ます。

2面3線構造の駅構内ですが、跨線橋を渡った向こうのホームには「北海道炭礦鉄道」の路盤があったのではないかと想像します。



駅舎窓には「わがまちご当地入場券」のポスターが貼られています。

「9月30日 販売終了」と告知されています。

このキャンペーン、本当に楽しかったです。

素晴らしいアイディアでした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶志内駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-26 | Weblog
茶志内駅に立ち寄るのは初めてです。

こちらもアイヌ語を語源とする地名ですが…その由来は?

いつもの北海道新聞社刊「北海道 地名分類字典」を参照してみます。

茶志内(ちゃしない、美唄市の字名、空知・奈井江町の字名)
①チャシchasi・ウンun・ナイnai=砦・ある・川
②チャルセcharse・ナイnai=滝をなして流れ下る・川
③チャシchas・ナイnai=早・川
④チャシchas・ナイ・nai=柴・川

古くはチャシュナイ、チヤスナイ、チャーウシナイ、茶志苗とも書いた。
美唄市は字茶志内・同開発・同原野開発がある。
奈井江町にはウリリントウと呼ばれた茶志内沼があり字名は茶志内、チャシュナイ、美唄及茶志内

…と説明されています。

有力な説は砦のある川…ってことでしょうか?



茶志内駅は無人駅です。

フラット・デザインの駅本屋駅前は未舗装です。

開駅は大正5年7月となっています。

三菱鉱業専用鉄道が乗り入れていて規模の大きな駅であったのが偲ばれます。



駅待合室は綺麗に整備され広々としていますが、なんとなく殺伐とした雰囲気を感じました。

節電で室内灯が消灯されているからでしょうか?



待合室出入口前には石製の改札ラッチが残されています。



2,3番線ホームを見ます。

駅本屋前の路盤のレールは剥がされています。

ちょうど到着した札幌方面の普通列車が停車しています。



跨線橋を観賞します。



階段幅はたっぷりと取られていて、内装は無く骨材が露出しているよく見るタイプです。

天井には鳥害対策のネットが張られています。



明るく広々とした連絡通路。

腰板にパネルが貼られています。

天井にはネットが張られています。

赤矢印部はパネルで塞がれていますが、ここはかつての跨線橋階段だった部分です。

多分、廃止された三菱鉱業専用線のホームへの通用口だったのかも知れません。



窓からは跨線橋階段が見えます。



跨線橋窓から美唄駅方面を見ます。

右端赤屋根が駅本屋です。

そして閉鎖されているホーム。

左が2番3番線ホームとなります。

こうしてみると規模の大きな駅構内だったことが分かります。



こちらが「奈井江駅」方面となります。



3番、4番線ホームから美唄駅方面を見ます。

写真右端、レールの剥がされた路盤が良く見えます。



こちらが「奈井江駅」方面となります。

使われなくなった跨線橋階段の屋根は赤錆びて、放置されている感が漂います。



駅本屋側から廃止となった跨線橋階段を見ます。

こちらもパネルで塞がれていますが、「ドアー」が取り付けられ、メンテナンスとかが出来るようになっています。

エッジの崩れたホームとレールの剥がされた路盤が何とも寂しげな雰囲気を醸成しています。



今は無人駅となり「アクセス・フリー」状態ですが、かつては大勢の利用客がこの改札を通って列車に乗車したり帰路に就いたことでしょう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美唄駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-25 | Weblog
美唄駅にやってきました。

昨年、わがまちご当地入場券キャンペーンで立ち寄っています。

2018年美唄駅の記事はこちらから。

構内、ホームなどの様子は2018年の記事をご覧ください。



2018年は「東口」からアプローチしたため駐車スペースが分からず、「ドラッグ・セイムス」の駐車場に停めさせていただきました。



本年はその経験を踏まえて?「西口」の駐車場にハチ君を停めてきました。



美唄駅は橋上駅ですが、駅本屋は相当立派です。

巨大駅舎に見えますが、実はその中身はほとんど「階段」であります。

天井まであるグラス・セクションによりその内部はとても明るく採光されています。



西口と東口とを連絡する通路

非常に広く幅の取られた通路と天井からは太陽の光が降り注ぎ、開放的な雰囲気です。

通路の中ほどが「美唄駅舎」となっています。



メタリックな建具の入り口上部に「金文字」で「JR 美唄駅」と駅名が掲げられています。

ふるさと銀河線 置戸駅とかを思い出しました。

2015年 置戸駅の記事はこちらから。



駅コンコース?の天井はサンライトとなっています。

やはり太陽光は明るく雰囲気の良いものです。



連絡通路の窓にはサンドブラストで…白鳥?が描かれています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光珠内駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-21 | Weblog
田園風景の中のなかなか良い雰囲気の駅です。

開駅は昭和27年ということになっていますが、鉄道施設としては大正9年(1920年)に鉄道省 光珠信号所としてスタートしています。



駅舎もそれなりの風格が感じられます。

ワクワクしてきます。

窓には金網が掛けられています。

荒れた時代もあったのでしょうね。

駅本屋出入口は左側にオフセットされています。

不思議な形状のパネルが設置されています。

木製の立派な駅名標が掲げられています。



左に振ってみますと、トイレ棟らしき建物があります。

*左端ブラウンの建物

現在も使用されているかどうか分かりませんが…



駅前から国道方面を振り返って見ます。

商店など商業施設は無いようです。



駅横には「開駅30年記念碑」が建立されています。



駅待合室を見ます。

とても綺麗に整備されています。

待合室の広さからかつてはかなりの利用客があったと想像できます。



パネルで塞がれていますが、駅業務が行われていた窓口のようです。



待合室を通り抜けホーム側に出ます。

待合室を通らなくてもホームに行くことが出来るいわゆる「フリーアクセス」状態です。

駅本屋とホームとの間にはかなりのスペースが取られています。

ホーム側の駅本屋パネル・デザインはかなり風変りです。

何をイメージしているのか想像できませんでした。

こちらにも木製の立派な駅名標が掲げられています。

かなり黒ずんでしまって読み取りは困難ですが…



跨線橋を観賞します。

階段入り口は3/4ほどはパネルで塞がれています。

風雪を避けるためにビニール製カーテンを設置しているのはよく見かけますが、パネルを貼っているのは珍しいです。



入り口にはびっくりですが階段内部はごく普通です。

内装材は貼られておらず骨材がむき出しです。

明るい陽射しのおかげでしょうか、閉塞感はほとんどありません。



跨線橋連絡通路です。

ポスターなどは一切ありません。

なぜか腰板が部分的に貼られています。



跨線橋窓から路盤を見ます。

こちらが「峰延駅」方面となります。



こちらが「美唄駅」方面となります。

構内は2面3線です。

ホーム長からも本格的設備なのが分かります。



トンボが羽を休めています。

あまり警戒感がないようで近付いても無視されました。

駅周辺は田園地帯ですのでこうした昆虫が生育しやすいのでしょう。



2番線ホームから駅本屋を見ます。

跨線橋まではこのようなスペースが取られています。

駐車場になりそうなくらいのスペースです。



2、3番線ホーム駅名標前から「峰延駅」方面を見ます。



こちらが「美唄駅」方面となります。



ホームの鑑賞をしていると特急ライラック(789系 )がピュ~ンと通過してゆきました。

ディーゼル車両の特急とは音の迫力が違いますね、静かです。

先頭車両には編成ごとのデザインのラッピングが施されているそうです。

札幌⇔旭川間 函館本線は電化区間です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

峰延駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-20 | Weblog
今回は岩見沢駅はスルーし峰延駅までワープしました。

岩見沢駅はこれまで何度も訪れているメジャー駅ですし駐車するスペースが無く(*停車帯はあるのですが…)落ち着いて観賞してられないのであまり好きではありません。



峰延駅は北海道ローカル駅の雰囲気があります。

切妻屋根の駅本屋。

正面入り口はレンガ色のパネルを張り付けたようなデザインとなっています。

何だろう…トンネルかな?

デザイン・コンセプトは分かりません。

駅待合室はレンガ色部分のみでその両サイドは保線や備品倉庫などに使われているのでしょう。



駅前ロータリーです。

たっぷりとスペースが取られていてハチ君を停めるのにも楽チンです。

ロータリーの中心部には「オンコ(イチイ)」が植樹されています。

明治・大正に開駅された駅前にはこの「オンコ」が好んで植樹されたような印象を受けます。

オンコは生育が遅く巨木にならないようです。

あまり大木に成長しないのが好まれる点かも知れません。



駅前ロータリーから駅本屋を見ます。

ロータリーのオンコと駅本屋、ほのぼのとした雰囲気が素晴らしいです。



駅待合室で列車を待つ利用客がいらっしゃいました。

壁には行先方面の案内が貼られています。



跨線橋があります。

峰延駅の開駅は明治24年7月と北海道鉄道駅ではかなりの歴史を持ちます。

跨線橋はさすがに「明治生まれ」ではないでしょうが、それなりの歴史はありそうです。



階段幅はたっぷりと取られています。

1960年代の利用客数は現在の約10倍ほどあったようですから、この規模も肯けます。

階段天面は滑り止めのラバーが貼られています。



連絡通路はポスターもなくさっぱりとしたものです。

天井材は貼られてなく骨材がむき出しですが鳥除けのネットが張られています。

窓建具はアルミサッシに換装されています。

窓ガラスはあまり手入れがされていないようです。



2番線ホームから駅本屋を見ます。

正面出入口と全く同じデザインです。



駅名標の前から「岩見沢駅」方面を見ます。



こちらが「光珠内駅」方面となります。

塗り替えたばかりなのでしょうか…跨線橋のネオン・ブルーの屋根色が目立ちます。

ここから駅本屋を見て頂くと、いかにも取って付けたような出入口パネルの構造が良く分かります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上幌向駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-19 | Weblog
ずいぶん立派な駅本屋…と映りますがこの建物、「階段」なんです。

先の「星置駅」と構造がよく似ています。

「上幌向駅」の開駅は明治40年となっています。

こんなモダーンな外観からは想像できないほどの歴史を持っています。

写真は「北口」ロータリーとなります。

国道に面した「南口」も跨線橋で結ばれていますが、ハチ君を停めやすそうなので、こちらにやってきました。

地図を見ても「北口」方面の方が商業施設も多そうです。



建物の内部はこのような構造となっています。

階段と「スロープ」が併設されていて、おそらく歩行者とチャリや車椅子での連絡も可能となっています。

*左側が階段、右側がスロープとなっています。



連絡通路左側に「上幌向駅」入り口があります。

*天井にプレートが掲示されているところです。



上幌向駅は無人駅です。

駅業務を行っていたブースはシャッターが下ろされています。

自動改札機が設置されています。



骨材がむき出しの無機質な雰囲気の階段をホームへと降ります。



ホームから駅本屋を見あげます。



駅名標の前で「幌向駅」方面を見ます。



こちらが「岩見沢駅」方面となります。

跨線橋や駅本屋は近代的な建築物となりましたが、明治の駅舎はどのような佇まいだったのか…写真を見たくなりました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幌向駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-18 | Weblog
「幌向」は「ほろむい」と読みます。

普通は「ほろむかい」とか読みたくなってしまいますが…

難読という訳ではないでしょうが、アイヌ語が語源ですので読み方もそれなりに変わっています。

開駅は明治15年と、今の駅外観からは信じられないほど伝統のある駅です。

*北海道鉄道ルーツとされる「手宮線」の開業が明治13年(1880年)11月とされているので、それからわずか2年後の開駅ということです。

開駅当初は「幌向太(ほろむいぶと)」と名乗っていたそうですが「幌向」と改められたそうです。

国道に面した駅で交通量もそれなりにあります。

駅前の駐車スペースにハチ君を停めることが出来ました。

写真のように駅は橋上駅となっています。
 


跨線橋連絡通路の中ほどに駅入り口があります。



跨線橋の規模の割には駅本屋はチンマリしています。



業務委託駅でみどりの窓口もあります。

自動改札機も設置されています。

発車標を見ますと、小樽行き普通列車の到着まで30分ほどあります。

利用客の姿はまだありませんでした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊幌駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-15 | Weblog
良い雰囲気の駅本屋です。

駅北側は石狩川の辺りまで田園地帯が続きます。

南側には若干の住宅地がありますが、先の「星置駅」とかの住宅密集地とは全く異なります。

北海道の青空の下、駅本屋がすごく綺麗です。



豊幌駅の最高の白眉はこの「公衆電話ボックス?」です。

建造物の存在感が凄すぎて「公衆電話ボックス」が霞んで見えてしまうほどです。

レンガ積みに興味がある方が見るとその技法の凄さがお分かりになると思います。

まさか電話ボックスを置くためにこのレンガ積み建造物を作ってしまったとは想像しがたいのですが…様々な技法が取り入れられていて、とにかく凄すぎます。

技法も素晴らしいですが、デザインも秀逸です。



特にすごいのが尖頭部分ですね。

頭頂部を支える4本の柱は回転螺旋の“はねだし”で積まれています。

素晴らしく美しいです。

そこから緩いカーブを描いてループとなります。

*眼鏡みたいに見える素通しの部分です。

「アーチ」とかはトンネルのパラペットで普通に見ますが、このループは見事です。

レンガ積みをやったことがある方なら、中空のループを積むのがいかに難しいかお分かりだと思います。

こんなの今まで見たことありませんでした。

その下にも下駄っ歯のような装飾が施されています。

レンガ積みは「長手積み」となっているのも珍しいです。

見ごたえ満点です。



すっかり「レンガ積み」に夢中になってしまいましたが、駅本屋の観賞をします。

改札は「自動改札機」が設置されています。

それなりに利用客が多いということでしょうか。



ステンドグラスが装飾されています。



豊幌駅は無人駅です。

レンガ積みに夢中になってホームの観賞はなおざりになってしまいました。



じつに見ごたえのある駅でした。

鉄道土木に興味のある方にはお勧めです。



私は超初心者の頃、小野田 滋 さんの「鉄道構造物探見」というこの書籍を見ながら勉強しました。

レンガ積みについても詳しく解説されています。

鉄道廃線跡などを訪ねる際にも必要な知識ですからね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江別駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-14 | Weblog
ワープ!

発寒駅からワープモードで江別駅にやってきました。

11駅ほどワープしてきたことになります。

江別駅は昨年も「わがまちご当地入場券」キャンペーンで立ち寄りました。

駅構内の雰囲気に付きましてはこちらの記事をご覧ください。

2018年江別駅の記事はこちらから。



駅前の駐車スペースにハチ君を停めます。

ハチ君、ちょっと目つきが怪しいな…

到着列車の利用客の方々でしょうか、路線バスから次々と駅へ向かいます。



発車標の表示を見ますと札幌方面に向かう列車の到着が間近なようです。

ようやく北海道鉄道駅の理想的雰囲気に浸れて一安心です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発寒駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-12 | Weblog
札幌に近付き立地的にあまり気が進まなかったのですが…「発寒」という名前に強く惹かれて立ち寄りました。

北海道新聞社刊「北海道 地名分類字典」の解説を読みます。

①ハチャムhacham・ペツpet=桜鳥・川
②ハツhat・サムsam=葡萄・の傍ら
③ハシhas・サムsam=灌木・の傍ら
元禄郷帳に「はつしゃぶ」。
初寒(はつさむ)、発作部(はつさぶ)、発三(はつさん)とも書き、1871年開拓使が琴似と共に発寒を正式村名と決めた。

…と説明されています。

もちろん語源はアイヌ語からですが…不思議な名称です。



連絡通路から離れた場所にハチ君を路駐して急いで駅外観を撮影します。

発寒駅は「橋上駅」です。

駅本屋へはこの入り口から階段を上ります。

正面から見るとただの「入り口」ですが…



横から眺めたのがこの写真です。

まるで「階段状水路」みたいな構造が分かります。

高台から俯瞰するように撮影できればよかったのですが…



南口連絡通路入り口横には、立派な石碑が設置されています。

「発寒駅開設記念碑」です。

ザックリと要約させていただくと…

明治にこの地に入植された「三谷 源太郎」という方が「三谷農場」を開設し地域の発展に寄与しました。
事業は順調に発展し子息が札幌市の議員として市政に尽力されました。
発展を続ける発寒地域の悩みは、琴似駅と手稲駅間に鉄道駅が無いことでした。
そこで事業発展の礎となった「三谷牧場」を駅開設用地として供出し開駅実現に多大な尽力をされました。
「発寒駅」開駅は昭和61年11月1日です。
それを記念してこの石碑が建立されました。

…ということです。

なるほど…今立つこの場所は「三谷牧場」だったのですね。
この「発寒駅」開駅のお陰で地域は素晴らしい発展を遂げられたわけです。

駅構内の観賞は駐車スペースの制約で叶いませんでしたが、この石板を見られたのが収穫でありました。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲積公園駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-12 | Weblog
稲積公園駅前にやってきました。

駅前道路はそれなりに交通量がありハチ君を路駐するのも若干気が引けます。

駅の北側は「手稲稲積公園」という大きな公園となっています。

駅名由来はこの公園名からでしょう。

いつもお世話になっている「駅名のルーツ探求」の説明では「利用者に分かりやすく親しまれるように名付けた」とあります。



高架駅構造に見えますが、「駅」自体は地上?部分でホームが高架となっているようです。

やはりここも駅の雰囲気だけ撮影して早々に引き上げます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手稲駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-12 | Weblog
手稲駅ロータリーには駐車スペースが見当たりません。

オレンジ色に塗られた停車帯みたいなのはありますが、バス停もあり、時間帯によってはバスレーンかも知れません。

今、8時45分頃、通勤・通学時間帯です。

駅の「北口?」には西友手稲店がありますので、駐車スペースも見つかるかも知れません。

しかし、ハチ君を放置してまで構内の観賞という気分にはなれません。



取り敢えず「駅の雰囲気」だけでも撮影していくか…とバス停から離れた位置にハチ君を停めました。

札幌に近付くにつれてますますこの雰囲気は濃厚となっていきます。

函館本線各駅全観賞…とは思いましたが、急激に気分はしぼんでゆきます。

今回の企画ではこのような状態は事前に想定していました。

札幌駅には最初から立ち寄る予定はありませんでした。

駅利用客の方々の迷惑にならないように早々に立ち去ることにします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲穂駅 函館本線 8月27日 2019年

2020-05-07 | Weblog
稲穂駅は先の「星置駅」からわずか1.1Km ほどの距離にあります。

都市部を除けば北海道で駅間距離が 1.1Km とは異様に短く感じます。

札幌が近くなると当然のように街の密集の度合いが高くなり「北海道感」が希薄になってきます。

都会に暮らしていると北海道にもつ印象は「富良野」とか「知床」あるいは「襟裳岬」 etc 美しい自然界を強く妄想します。

*もちろん私もいまだにそういう妄想を持っています。

北海道と一口に言っても「函館」「室蘭」「札幌」「旭川」「帯広」など本州の都市と全く変わりのない地域も存在します。

これまでは「廃線巡り」などで極力そういう都市部から目を背けようとしてきました。

本年は北海道現役路線を隈なく観賞するという企画です。

多少の密集地域は我慢しなければ…と自身を諌めます。

稲穂駅に特に惹かれたのは「札幌運転所」に隣接している立地です。

「どんなところなんだろう?」と興味を持ってやってきました。



「稲穂駅」はとてもコンパクトな駅です。

上下線ともに待合所がありますが、それぞれ独立していて跨線橋や構内踏切はありません。

踏切でだいぶ待たされて「来るんじゃなかった…」と後悔しました。

駐車スペースもなく気が引けましたがハチ君を「路駐」して急いで駅観賞をしました。

先にハザード点けているのがハチ君です。



道路の向こう側が興味の対象だった「札幌運転所」です。

間違って敷地内に入らないように踏切前にはロープが張られています。



コンパクトな駅ですが利用客が多いためでしょうね、自動改札機が設置されています。



ホームを観賞させてもらいます。

特急列車も停まれるのでは?と思うほどのホーム長。

こちらが「星置駅」方面となります。

列車到着が近いのでしょう。

利用客の姿が目立ちます。



こちらが「手稲駅」方面となります。

先に見える踏切で利用客が上下線の連絡をします。

路駐したハチ君、駅前でUターンするのは厳しそうです。

さて…どうやって戻ろうか?

広大な「札幌運転所」敷地をぐるっと一回りしなければなりませんでした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする