Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

2017年 北海道旅行 出発 8月26日 2017年

2017-08-31 | Weblog
待ちに待った北海道旅行の出発日がやってきました。

本年は鉄道とどんな出会いが待っているのか楽しみです。

室蘭と帯広の友人と飲むのももう一つの大きな楽しみであります。

早朝3時半頃、自宅を出発します。

ガラガラの東北道を走ります。

大宮あたりから降り始めた雨は仙台あたりまで続きました。

盛岡からは夏らしい青空が広がりオデ君と気分よく距離を重ねます。

順調です。

午前11時過ぎには青森に到着です。

フェリーの出航は2時20分。

まだまだ余裕です。

例年通り、青森港の「八甲田丸」に会いに行きます。

八甲田丸は船倉の列車はもちろん、多くの見所満載です。

青森に立ち寄る際には見学をぜひお薦めします。



津軽海峡と言えば、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」ですね!

この碑の前に立つと曲が流れ始めます。

北海道へ旅立つBGMにこれ以上のものはないでしょう。

背景の「八甲田丸」とともにこれから始まる旅を期待させます。



本日乗船のブルーマーメイド君です。

2014年就航の新造船です。

スタンダード船室でビデオを見たりひと眠りしていると函館港に到着です。



函館港に到着し下船するときに「おや?」っと思いました。

空はまだ明るく陽射もあります。

函館港に到着すると日はとっぷりと暮れてライトを点けて走った記憶が過りました。

よく考えたら…毎年少しずつ出発日が早まり、本日はまだ8月26日。

夏真っ盛りであり明るいのも当然でした。

なんだかすごく得した気分です。

本日の宿泊は「ウイニング・ホテル」さんです。

函館駅前のホテルは最近なかなか予約が入らなくなりました。

赤レンガ倉庫街に明日早朝は取材に出掛けるし…ちょうど良いかもです。

本日の走行は744Km でした。


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北海道旅行 最終日 津軽海峡フェリー 函館ターミナル 9月9日 2016年

2017-08-24 | Weblog
2016年北海道旅行最終日がやってきてしまいました。

北海道2016年夏は記録的な台風の来訪直撃を受けインフラや農作物に多くの被害が出ました。

道民の方々、農業生産者の方々には大変な被害をもたらした台風でした。

*記事を書いている2017年8月24日現在、2016年の台風の被害により販売を中止していた「湖池屋ホテトチップス」が2017年8~9月に販売再開されると報道があったばかりです。

私の北海道旅行のスケジュールでは「石北本線 白滝シリーズ再訪」の道路通行止めによる断念以外は、ほとんど影響は受けませんでした。



本日の津軽海峡は穏やかです。



函館7:40出航のブルードルフィン君

毎度お馴染みの時間帯です。

車両の積み込み準備で船首の大きな口を空けて待っています。



こうして、乗船のためクルマに乗車して係員の誘導を待ちます。

早めにチェックアウトをしてやってきましたが、オデ君の前にすでに先着が3台いました。



乗船後デッキに出て出航の様子を見守ります。

ドルフィン君は船首にバウ・スラスター、船尾にスタン・スラスタという装置を備えています。

船首方向に対し直角方向にスクリューを備えて離岸・接岸時に巨大な船体を操船する為の装備です。

いま、離岸でその装置が発動し船体を埠頭から押し出し海水の渦が出現しています。



津軽海峡フェリー函館ターミナルから離岸し少しづつ離れていきます。



オープンハートが小さくなっていきます。



函館山山頂も見えています。

御殿山第二砲台、千畳敷砲台の観賞は特に興味深かったです。

2016年北海道旅行

沢山の思い出満載で青森港へ向かいます。



*2016年北海道旅行の記事、途中を端折ってしまいましたが、本日(2017年8月24日)で成稿となります。

2017年北海道旅行は明後日8月26日の出発です。

一年間に亘り北海道の記事を書かせていただき、気が付くと次の北海道旅行がやってきます。

まるで一年中北海道旅行をしているような気分になります。





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つぶ焼き かど屋 9月5日 2016年

2017-08-22 | Weblog
昨年に続き本年も「かど屋」さんにやってきました。

本日宿泊のホテルはかど屋さんから少し離れているので、迷わずに行けるかちょっと心配でした。

しかし、「飲みたいセンサー」で迷うことなくピンポイントでお店に到着できました。

廃線巡りの時にもこのセンサーを発動できればもっと効率よく歩けると思いますが…お酒にしか有効ではないらしいです。

まだ18時を少しまわったばかりですがカウンターにはすでにお客さんの姿で一杯です。



かど屋さんのロケーションです。

店名の通り思い切り「かど」であります。



店内の様子

焼き場にはご主人と思しき男性とサポート?の男性の二人で調理しています。



メニューはシンプルです!

つぶ焼きとラーメン。

それと飲み物はビール、お酒、ジュース の3種のみ。



女将さんは「一見さん」と思しき客にはつぶ焼きの食べ方をレクチャーします。

私は一応、リピーターですから食べ方は心得ています。

竹串を使って上手に食べているでしょ?



今回は「ラーメン」も食べてみました。

前回は食事後に来店したので、さすがにラーメンまでは食べられませんでした。

今回は他店で食事はせず、いきなりの来店作戦です。

真っ黒いスープは、つぶ貝のエキスを注入した味付けのようです。

色の割にはサラッとした味で、もっちり太麺に良く絡みます。



ふ~ぅ

満腹です!

本日は「愛冠駅」のうどん屋さんでお昼を食べてしまっているのでちょっと“キャパ”オーバーしています。

2015年つぶ焼きかど屋さんの記事はこちらから。

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水郷梨 閉園 8月19日 2017年

2017-08-21 | Weblog
8月の楽しみの一つ。

水郷梨農家さんの作物を購入に出掛けることです。

今時、梨を食べたければネット通販でもスーパーでもいくらも購入はできます。

でも、三代続く昔ながらの栽培方法の農家さんから直接購入する楽しみ

先代のご主人の頃から購入していますのですっかり顔馴染みです。

世間話などしながら庭のテーブルで試食をさせて頂きます。

生産者さんの顔を見ながら作物を購入できる安心感はネット通販では体験できません。

今年は異常気象の影響で作物の出来は今ひとつ。

それでも毎年の恒例ですから農家さんに出掛けました。

いつものように「こんにちわ~」と挨拶をします。

三代目のご主人、何となくすまなそうに…「すみません、今年で閉園することにしました」と仰いました。

予想もしていなかった展開にビックリ!

2010年に別の梨農家さんの記事を書いていました。

こちらの梨園はとうの昔に閉園となって更地になっています。



先先代から受け継いだ自慢の梨

来年この光景はありません。

三代目ご主人はまだ60代

年齢的にはまだまだ行けそうなのですが、足を怪我されて最近は作業が困難になってきたそうです。

梨園を引き継ぐ四代目後継者が居ないのも閉園の理由の一つだそうです。

こうして3代続いた梨農家さんの一つが消えていきます。

夏の思い出がたっぷりの梨農家さん

何だか力が抜けてしまうような虚脱感…悲しいです。

お体を悪くしてしまったご主人には大変な作業だったのでしょうね。

その苦労はそれに従事した人にしか分からないでしょう。



先先代から受け継ぐ作業小屋。

昭和初期の香りが漂います。

こうした建築物って「民家園」のような施設でしか見られなくなりましたが、ここでは現役です。

フルーツは何でも大好きです。

その中でも「梨」はどんな種類でも大好きです!

これからは、その大好きな梨もネット通販かスーパーで購入することになるのでしょうね。

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北光社駅跡 ふるさと銀河線 9月4日 2016年

2017-08-21 | Weblog
北光社駅跡にやってきました。

ふるさと銀河線北見駅の燐駅です。

北見駅からわずか4Kmほど離れただけで風景は全く変わってしまいます。

空き地の片隅に今も残る「北光乗降場」の案内プレート。

初めて訪れた時にはこの矢印の示す方向に進んだ突き当りが路盤跡でした。

「なるほど…ここかぁ~」と疑わず満足していました。

今回で3回目の訪問ですが…「本当にここで良いのかなぁ」とも思っていました。

ふるさと銀河線北光社駅跡の記事はこちらから。



住宅街の中にある路盤をいつもとは反対側から眺めて見ます。

このときにはまだ分かっていませんでしたが、画面右手にブルーのネットが見え、その前の路盤が茶色く見えています。

そこが「北光社駅跡」ホームのあった場所でした。



ぐるっと一回りして、反対側の路盤跡にやってきました。

朝早い時間(Am8:00)でしたが、幸運なことに庭の植木を手入れしている方がいらっしゃいました。

これはチャンス!とばかり、ふるさと銀河線駅跡を巡っている者だと声を掛けさせていただきました。

「北光社駅跡はどのあたりかご存知でしたら教えてください。」とお願いすると家の前まで出てきて親切に教えてくださいました。

朝の爽やかな光が降り注ぐ時間帯というのもラッキーでした。

夕方暗くなってからでは尋ねる人も居なく、声を掛けても「怪しい人」と思われるだけでしょうからね。



教えて頂いた場所は、先程の案内プレートが示す場所から北見方面に向かって20mほどの場所でした。

パイロンの手前にオデ君を待たせて歩いてホーム跡に向かいます。



綺麗に除草されたこの場所が「北光社駅跡」になります。

雑草が茶色く変色しているのは除草剤の効果なのでしょう。



良く見ると路盤にはバラストがまだ残っているのが確認できます。



路盤の上に立ち池田方面を見ます。

オデ君の横の立派な樹木は駅前に良くある「イチイ」の木でしょうか?

三度参りではありませんが、ふるさと銀河線巡り「北光社駅跡」は三度目にしてようやくその姿を見せてくれたような気がします。

まだまだ知らないことばかりですから、さらに訪問を重ねて「ふるさと銀河線」のことをもっと知りたいです。


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熊本城復興城主手形(仮城主手形) 8月17日 2017年

2017-08-17 | Weblog
5月に九州に出掛けてきて、熊本城の惨状を目の当りにし、「協力しなくちゃ!」と復元整備基金『復興城主』制度に応募・寄付しました。

あれから3ヶ月が過ぎ、熊本城総合事務所から封書が送られてきました。

「あぁ…復興城主手形かな?」と開封してみますとカードと手紙が入っていました。

カード裏面を見ますと「有効期限 平成29年8月16日~4ヶ月」と書かれています。

随分短い期限だな~と思い手紙を読んでみます。

なるほど…このカードは「仮城主手形」なんだそうです。

「城主証」及び「城主手形」の郵送には現在数ヶ月を要しているとのこと。

それまでこの「仮城主手形」を利用してほしいとのお願いでした。

城主手形を発送するのにそれほどの時間が掛かるほど「復興城主」基金に応募があるということですから、それは結構なことです。

私は一口応募しただけですから「城主手形」などこの「仮城主手形」で充分です。

このような城主手形や事務手続きなどに時間や経費を費やすより、城の復興費用に寄付金を当てて頂いた方が良いのに…と思いました。

大変なお仕事でご苦労様です。



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別海村営軌道 風連線奥行臼停留所跡 9月5日 2016年

2017-08-17 | Weblog
帯広から阿寒町郷土資料館を経由して別海町 奥行臼歴史の里にやってきました。

本日は釧路に宿泊で余裕の来訪です。



2014年に「奥行臼駅」「駅逓所」には立ち寄ったのですが、風連線奥行臼停留所には初めてです。

ほんの僅かな距離に位置している遺構ですが前回は「風連線奥行臼停留所」をすっ飛ばしてしまいました。

お目当ては「奥行臼駅跡」でしたのでほとんど興味を惹かれませんでした。

勿体無いことをしたものです。

2014年奥行臼駅跡の記事はこちらから。



KATO WORKS 製の機関車

屋根なし屋外展示で塗装はチョーキーな雰囲気です。



KATO WORKS CO.,LTD は今日では建機の専門メーカーとして活躍していますね。

黄色いボデーに黒の「KATO」ロゴが眩しいアレです。



KATO は戦前このような気動車などの鉄道車両を手掛けていたのですね。

ラジエター上部の“KATO WORKS”の刻印が働く車両のイメージにピッタリ合っていて格好良いです!

余分なデザインなどがなく、直線で構成された躯体は男らしい!

エンジンは三菱ふそうの「KE-21」を搭載しているそうです。



無蓋貨車の連結器

森林鉄道車両で良く見かけるタイプです。

ピン・リンク式連結器という名称の連結器で構造はシンプルです。

気動車のほうには連結器は装備されていないように見えます。

黒い横バーのところに連結器を装着するのだと思うのですが…





展示物件を一望します。

展示車両は勿論ですがやはり一番の物件は…転車台(ターンテーブル)ですね。



規模はそれほど大きくはありませんが、円形の基礎部がしっかりと残されていて草のグリーンとのコントラストが綺麗です。





円の中に三角形を配したデザイン。

実際には「デザイン」ではなくて必要で生じた形状…なのでしょうがこうして見ると綺麗ですね!

おそらく「レールファン」だけでしょうね、こうした遺構…特に転車台に食い付くのは…

一般の常識人にはこれを見ても何のことだか分からないでしょうから。

ホントに綺麗です。



8t自走客車

展示車両横の説明パネルに、風連線には2両のレールバスが在籍したそうですが、展示のこの車両は「釧路製作所製」でバス用の日野DS22というエンジンを積んだそうです。



気動車に比べるとこのレールバスのオレンジ色の塗装は良好に見えます。

グリーンに良く映えたでしょうね。



ガラス越しに見える車両内部も状態は良さそうです。





乗降のドアーは1箇所だけのようです。

横から見るプロポーションはなかなか綺麗です。



この建物の説明パネルは見当たりませんでしたが、おそらく停留所に付帯する物件だったのではと想像します。

停留所待合室にしては立派でデカ過ぎますが…

いまは使用されている痕跡はありません。

窓にはパネルが打ちつけられています。



これが展示車両横の説明パネルです。

読んでいただくと、かなりマニアックな内容です。

この遺構を観賞に訪れる方に「観光客」は少なくほとんど「レールファン」でしょうから、この位の内容の方が喜ばれるのでしょうね。



最後のナゾ物件。

何でしょう?

鉄道に関わるものでしょうか?

索道とかだと何となくありそうな形状ですが…

気になると無性に知りたくなりますね。

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愛冠駅 ふるさと銀河線 9月4日 2016年

2017-08-16 | Weblog
気になる駅…愛冠駅にやってきました。

何が気になるかといいますと…

昨年訪れた時に営業開始されたうどん屋さん。

いつも駅舎などを拝見させて頂いていますので今年はうどんをご馳走になっていこうと思っていました。

一日二食主義のオジサンにはちょっとキツイのですが。



駅入り口の道路にはお馴染みの案内標識。

少し色褪せてきたような気もします。

愛冠駅のシールが剥がれかかってきています。

イラストは足寄町のキャラクター“あゆみちゃん”でしょう。



本日もうどん屋さんは営業していました。

2015年愛冠駅の記事はこちらから。



ホームには赤いパラソルがセットされています。

茶席の野点傘を連想させます。



ホームからうどん屋さん駅舎を見ます。

解体されてしまった「上利別駅跡」を見てきたばかりですから、本年もこうして営業されているのを見てホッとします。

うどん屋さんとして営業されていて建物はもとより敷地全体が「活動している」という活気に包まれています。

やはり人の活動があってこそ施設も生き生きとして見えるものです。



店内の様子です。

お昼休憩中の様子ではありました。

写真右手に見えるメニューは「かけうどん」「かき揚げ」「あんみつ」の3点であります。

「かき揚げうどん」をお願いしました。

出来上がるまで世間話などします。

それで判明したこと…

ご夫婦だと思っていたご婦人は「お姉さん」だそうです。

夏季限定オープンのお店をお姉さんが手伝ってくれているそうです。

冬季は閉店でご主人は確か群馬県にお住まいだったような…直ぐにメモしておかないので詳細は忘れてしまいました。

うどんはご主人の趣味でやっていると話されていました。



店内に飾られている「愛の泉」の写真。

なるほど…以前の泉はなかなか風情のある表情をしています。

なんとなく有り難味のありそうな佇まいです。



さて…かき揚げうどんが出来上がりました。

薬味も3種類出して頂きました。

なぜか「ミニトマト」まで出して頂きました。

愛冠駅のうどん屋さん「赤虎」の十勝新聞記事はこちらから。

2017年も6月~9月まで営業しているようなので、本年もまた立ち寄らせていただこうかな。



結構勢い良く流れている「愛の泉」

水道水ではないのでしょうが、用心深いオジサンは飲用したことはありません。



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上利別駅跡 ふるさと銀河線 9月4日 2016年

2017-08-15 | Weblog
ふるさと銀河線各駅を観賞して歩く以前から「上利別駅」には訪れていました。

短いレールファン歴の中でも初期の頃からの馴染みです。

いつものように勝手知ったる「上利別駅」にやってきてビックリです!

見慣れたはずの景色が全然違います。

何が起こっているのか理解する為に若干の時間が必要でした。

駅舎解体工事は2016年4月~6月にかけて行われたようです。

昨年2015年9月6日に訪れたのが「上利別駅舎」を見た最後となってしまいました。

2015年上利別駅の記事はこちらから。



駅舎があったところは更地になって何も残っていません。

駅舎前にあったロータリーのような車寄せの樹木だけが記念樹のように残されています。

今日は「パークゴルフ」でプレーする人の姿もありません。



ホーム跡に立って路盤を見ます。

駅舎があったころはホームに出るのにも夏草をかき分けて歩いたものです。

いまは遮るものはなにもありません。

駅の向かい側にあった製材所も人の気配がなくガラ~ンとして営業もしていないようです。

製材所の営業時に来たことがありますが、製材の騒音と木の香りが漂っていました。

お昼休みで休憩中の方と言葉を交わしたことがありました。

製材所も廃業してしまったのでしょうか…

すっかり人気がなくなり寂しくなりました。



路盤にはレールが残されています。



この路盤の風景は初めて来た時と変わっていません。



この樹木だけが上利別駅のシンボルとして残されるのでしょうか。



駅跡前から道路を見ます。

そう言えば…昨年は向かい側の建物の解体作業中でした。

その時にはまさか上利別駅舎までも解体されてしまうとは思いませんでした。

大誉地駅も解体されてしまいました。

解体された部材は深名線・沼牛駅の補修に再利用されるそうです。

2013年に初めて上利別駅を訪れ僅か4年間の出来事であります。

辺りの景色はすっかり変わってしまいました。

その変化も含めてふるさと銀河線の歴史の一コマを目撃することができたのが幸いです。

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百恋駅? ふるさと銀河線 9月4日 2016年

2017-08-14 | Weblog
9月4日は北見から池田へ向かいふるさと銀河線各駅を観賞しました。

その中で2015年とは異なる記事だけをピックアップして書いていきます。

まずは…「百恋駅」という施設に初めて立ち寄りました。

2013年からオープンしていたようですが、国道を走っていて施設には全く気が付きませんでした。

真新しい駅舎風建物の妻庇にはホーロー製「百恋駅」の駅名標が掲げられています。

池北線の時代から「百恋」という駅は存在しなくて、架空の駅名のようです。



国道からの施設までは未舗装の道でアクセスします。

踏切もありますが警報機も遮断機もありません。



踏切から北見方面を見ます。



こちらが陸別方面となります。

パイプで組んだ足場のようなものは、多分体験乗車の際に使うものなのではないでしょうか…




この施設には「網走本線開通記念成功記念碑」という石碑が展示されています。

ふるさと銀河線の前身は「国鉄池北線」さらにその前身は「網走本線」でありました。

その網走本線の工事を請け負った建設会社がその工事の完成を記念して建立した記念碑が展示されています。



右図に示されているように実際に建立された場所は現在の場所とは異なり、平成27年7月にここに移設されたと記されています。

昭和54年(1979年)8月8日に陸別町文化財に指定されたとあります。



苔などの汚れが落とされ、明治40年代の石碑とは思えない綺麗さで展示されています。

パネルの写真にあるオリジナルの場所にあった石碑の方が時代の重さが感じられる荘厳な雰囲気を感じますね。


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仁山駅 函館本線 9月8日 2016年

2017-08-12 | Weblog
洞爺湖から函館本線仁山駅にやってきました。

仁山駅には二度目の訪問です。

前回は「仁山信号場」時代の“加速線”をすっ飛ばしてしまったので、今回はそこをメインに観賞します。

まずは「仁山駅舎」の観賞から始めます。

2016年の仁山駅駅名標です。

燐駅表示にシールで「しんはこだてほくと」と表示されています。

新しい駅名ですね。



こちらは、2015年に訪れた時の駅名標です。

その燐駅表示は「おしまおおの」の表示になっています。

北海道新幹線の開業は206年3月26日でしたからね。



無人駅舎の仁山駅。

国鉄時代は列車交換のための「信号場」でありました。

下り線は大沼公園に向かって20‰の上り勾配となっていてその途中に仁山駅はあります。

蒸機時代には上り勾配の途中のこの駅で停車すると、一旦函館方面にバックし勢いをつけて上らないとなりませんでした。

いまのディーゼル気動車とは動力性能が段違いであったのですね。

20‰といえども当時の蒸機には結構な勾配だったのだと思います。

国道五号線「大沼国道」を走っていてもその上り勾配を感じることができます。



駅舎入り口の右手には「建物財産標」が貼られています。

このように分かりやすい位置に貼られているのは珍しいです。



パイプ製の「改札ラッチ」

国鉄時代からずっと使われているようです。

この改札ラッチは他駅でも何度か見掛けました。



ホーム側から見た仁山駅舎。

妻面には手書きの木製駅名標が掲げられています。

通過する特急列車の乗客にもアピールするためでしょうかね?



ホームには「マムシ注意」のプレートが…

これ、何となく見覚えがあります。

2015年小幌駅訪問のときに見たのとデザインが同じみたいですよ。

小幌駅の記事はこちらから。



この先が函館方面、加速線が残されています。

オデ君と近くまで行って見ましょう。



特急 Super Hokuto とすれ違います。

バビュ~ンとえらい勢いで走りすぎます。

20‰の上りなどものともしない勢いです。



お目当ての「加速線」にやってきました。

「やってきました」というほどの距離でもありませんが…



本線から分岐した加速線。



その先を見ると草に覆われその中に路盤は消えて行きます。



赤矢印が本線です。

手前が加速線です。

この加速線は今日の営業運転には無用ですが、保線作業などに活用されていて、信号機も生きているようです。



先程、仁山駅名標で見ていただいたように燐駅は「新函館北斗駅」です。

前駅名は「渡島大野駅」でした。

函館本線の小さな駅であった「渡島大野駅」は北海道新幹線の開業に伴い全国区的有名駅となりました。

2015年渡島大野駅の記事はこちらから。



以前、建設中の「新函館北斗駅」には訪れましたが、開業後は初めてです!

入場券を購入して新幹線のホームに出てみます。

もうじき東京発の列車が到着するみたいです。



ここを見てみたかった…

ホーム先端から札幌方面を見ます。

車止めの先にはコンクリートの路盤基礎部が見えていますが、わずか20mほどで消えています。

この先の路盤が札幌まで延伸し開業するのは2030年度末の予定です。



東京から走ってきた車両が到着しました。

リサーチ不足でしたが、到着した車両はピンクのサイド・ラインのE5系です。

見たかったのは北海道新幹線の車両、ラベンダーカラーのラインが入ったH5系であります。

残念でした!


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倶知安風土館 9月8日 2016年

2017-08-09 | Weblog
倶知安風土館にやってきました。

8月30日にも訪れていたのですが生憎の休館日でした。

本日は千歳空港から洞爺湖へ向かう道中に立ち寄りました。



千歳空港エアターミナルホテルの朝です。

目を覚ますと空港滑走路が広がる風景は楽しいものですね。

8時頃から空港の動きが活発になってきます。

部屋の窓から離発着の航空機を眺めているとなかなかチェックアウトのタイミングを逃してしまいます。

後ろ髪を引かれるようにチェックアウト。

倶知安を目指して一般道を走ります。



「良かった~!」

本日は開館しています。



早速、入館します。

ずんずん館内に入って観賞を始めると、「すみませ~ン」と呼び止められました。

何かなぁ?と思って振り返ると…観覧料200円を払ってください とのことでした。

どのような発想からか分かりませんが、てっきり「無料」だと思い込んでいました。

このオープンなエントランスの雰囲気です。

料金を支払う窓口らしきものは見当たりません。

画面左隅を見ると…小さく「受付」とプレートが掲げられていました。



館内は胆振支庁内の生活文化・産業などのジャンル分けされた展示がされています。

入館料金に対して大変に見応えのある展示です。

胆振支庁に興味がある方には大変貴重な資料が展示・保存されています。



特に興味を引かれたのが「着氷実験」についての展示です。



説明パネルにもありますように、ニセコアンヌプリ山頂で行われた着氷実験に使われた零式艦上戦闘機右主翼の展示です。

しかも終戦とともに沢に廃棄されたとあります。



回収された主翼の展示です。

説明がなければ何のスクラップの展示なのか分かりません。



展示されている新聞記事です。



新聞記事で使用された写真のようです。





こちらが胆振線に関する展示室です。

部屋入り口の案内パネルはとてもお洒落なデザインです。



中の展示の様子です。

胆振線廃線の様子をカラー写真で綴っています。

見覚えのあるカットも幾つかあります。



廃線展示資料ではとても良く見かけるタブレット閉塞器です。



ホーロー製の駅名標

とても綺麗な状態で展示されています。

隣には「サボ」の一部も見えています。



駅備品の照明用ランタンでしょうか…

転轍機のヘッドのようなものも展示されています。



比羅夫駅のプレートが展示されています。

比羅夫駅は函館本線の現役駅です。

2012年比羅夫駅の記事はこちらから。




胆振線廃線後の写真が展示されています。

廃線跡を訪ね歩いている身としてはどれも興味深いカットです。



SL新聞 という作品が展示されています。

二名の生徒さんの名前が書かれています。

字の雰囲気からすると小学生さんかな?

「風土館やインターネットで調べました」という一節からそんなに古い作品ではないようですね。

子供達ばかりではなく、胆振線廃線跡を辿っているオジサンにもこの「倶知安風土館」は貴重な資料を提供してくれます。

まだまだ興味深い資料が沢山展示・保管されています。

インターネットでは追いきれない“生の資料”はとても貴重です。



風土館の展示を堪能しました。

胆振線廃線跡を歩いているので風土館の展示はとても親しみのあるものに感じます。

さて…倶知安からオデ君と洞爺湖を目指して走ります。

本日はかなり早目の到着です。

私が大好きだった「洞爺湖サンパレス」に宿泊です。

最近は修学旅行生に加えて外国からのお客さんが増えたようで、なかなか予約が取れなくなりました。

ここのホテルの「宇宙一の大浴場」というのはちょっとバブルな趣を漂わせて、なんともいえない「元気だった頃の日本」が残されているようで、とても素敵だったのです。

それが、リニューアル工事で「宇宙一…」はお洒落なスパに変貌してしまいました。

経営方針なのでしょうから仕方のないことですが、「お洒落なスパ」ならそれこそ東京にだってどこにでもあります。

時代がかった「宇宙一の…」はもう二度と再現することは叶わないでしょう。

なんと勿体無いことをしたものです。

しかし…部屋からの洞爺湖の眺めは健在です!

ちょっと時代がずれているようなバブルっ気ただよう部屋はそのままです。

せめてこの「バブル・ルーム」はお洒落に改装しないで残して欲しいものです。

あと20年もしたらきっと北海道遺産に選定されるかも…です。



Lake View とでもいうのでしょうか…

こちらのホテルに宿泊するともれなくこの素晴らしい景色が付いてきます。

部屋からの洞爺湖の景色は最高なんですけれど、露天風呂からもその景色を堪能することができます。

サロマ湖と並んで、露天風呂景色最高のホテルであります。

丘の上のあのホテルよりもオジサンはこの景色が好きです。

2012年ウインザーホテルからの雲海の記事はこちらから。


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羽田空港 ヒコ~キ観賞 8月6日 2017年

2017-08-07 | Weblog
日曜日の午前中、羽田空港に出掛けてきました。

よくよく羽田空港が好きみたいですね…

本当の目的は最後にわかりますけれど…

湿度が高くてとにかく暑い一日でした。



浜松町から東京モノレールに乗って羽田に向かいます。

いつものように 1Day Pass を購入します。

このパスがあれば、国際線旅客ターミナル駅⇔第一ターミナルビル駅⇔第二ターミナルビル駅 間の移動が乗り放題でヒコ~キ写真撮影には快適です。

まずスタートは 第一ターミナルビルの展望デッキに向かいます。

午前中はここの滑走路が順光となるので比較的綺麗な空模様が撮れるのでは…と思ったからです。

最近、青空に恵まれませんからね。

第一ターミナルビル展望デッキはむちゃくちゃ暑かったですね!

風が通らなくてじっとしているだけで汗が流れてきます。

たまたま偶然ですが…まるで背中から潮を噴いている鯨みたいなショットになりました。

その下、タキシング中のスターフライヤーはイルカみたいです。

賑やかなショットになりました。



あまりの暑さにたまらず第二ターミナルビルへ移動します。

こちらも日陰は無くとにかく暑くて…まるで修行のようです。

しかし海が近いせいか風があり第一ターミナルより、こちらのほうがやや涼しく感じました。



第二ターミナルビルの展望デッキは冷房の効いたインドアー展望部があるのが美点です。

屋外の展望デッキに出てヒコ~キ観賞をしている人は少なかったですね。

大勢のお客さんはインドアの展望からヒコ~キを見ていて、大変混雑していました。

このショットはインドアでのもので右上の辺りには室内の景色が写っています。

窓の下には Star Wars ANA Jet が駐機しています。

黄色のペイントが非常に目立ちます。

綺麗な青空に一段と目立つでしょうね。



日焼け止めを塗って外のデッキに出ます。

さすがに外に出てまでヒコ~キ観賞をしている人の数はいつもよりずっと少ない印象です。

トーバーレストラクターに牽かれてタキシーウェーを移動していくStar Wars ANA Jet。

そろそろ出発かなぁ~と思って楽しみに見ていたのですが…



なんだか様子が変ですね。

ず~っとトラクターに牽かれていきます。

先ほどメカニックの方がエンジン・カウルの中に入って点検していました。

エンジン不調なのでしょうか?

綺麗な塗り色で目立ってとても良いのですが、テール・フィンのカラーだけが“Star Wars”ではなく“ANA”しているので、ちょっとデザインの連続性が損なわれているような気がしました。

もちろん、ブルーはANAのコーポレート・カラーですからそれは当然なのでしょうが…



こんな感じだともっと一体感があるのになぁ~と思って勝手に塗ってしまいました。



暑いのに羽田へ行きたがる本当の理由はこれですね!

空港の展望デッキで汗をかいたあと、ライオンで飲む生ビールの美味しいこと!

家飲みの缶ビールとは全然美味しさが違います。

今日はかなり汗をかきましたので、大生(だいなま)にしてみました。


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爽やかな香り ジン・トニック 8月5日 2017年

2017-08-06 | Weblog
なんといっても、真夏の一杯は生ビール!ですね。

最初の一口…思わず「プハァァァ~」といってしまうのはお約束です!

こんな美味しい飲み物を発明したのはだれですか?

ですが…ビールも美味しいですが夏にぴったりの爽やかな飲み物。

グリーン・ライムの香りがたまらないジン・トニック も最高です!



ジンは BOMBAY SAPPHIRE を冷凍庫でカッキ~ンと凍らせて準備します。



トニック・ウォーターには… Schweppes です。

ネットの記事を拝見すると、“材料とレシピの分量”に拘るのが大切なようです。

トニック・ウォーターはプレミアムなブランドは結構高価なものもありました。

さすがにそれらは勿体無いような気がして、普通の Schweppes にします。

このあたりは、ただの酔っ払いオジサンの発想です。

撮影にもたついていたら… BOMBAY SAPPHIRE が解けてきてしまいました。



おや?

こんな「トニック・ウォーター」もあるの?

いえ…材料の撮影中、一杯飲んで一休み中です。

ビールは手軽で良いですよね。

手間といえば、グラスを冷やすことぐらいですから…



冷やしたグラスに…氷を投入します。

メジャーカップで計量したジンを流し込みます。

トニック・ウォーターをジンの3倍ほど入れます。

スライスしたライムを2切れ配置します。



レシピ通りなんですが…ライムの配置などやはり“絵心”が必要ですね。

気に入るまで何度もライムを配置し直していたら、氷が解けてグラスが汗をかいてしまいました。

プロの「ジン・ライム」に比べるとやっぱ“素人っぽい”ですね。

このあと、“作品”を飲み干して、さらにお代わりを二杯いただきました。

爽やかな香りと涼しげな透明感が「飲み欲」を刺激してたまりません!



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北海道遺産 「函館山と砲台跡」 千畳敷戦闘指令所 9月9日 2016年

2017-08-04 | Weblog
千畳敷コースを歩きます。

昨日まで台風の影響で雨降りの天気でした。

函館山のロープウェーも強風のため運休でした。

雨は上がりましたが空は鉛色です。

結果的には、その天気のお陰であまり汗をかかずに登山道を歩くことができました。



カーブミラーが残っています。

かつてはクルマが通行していた証ですね。

妙に可愛いデザインで目を惹かれました。

ヒマワリみたい。

こんなデザインの見たことありませんでしたから…



ガードレール…

現状を見ると、ここに突き刺さったクルマがあったということですね。



所々水溜りが残っています。

かなり広範囲に広がる水溜りもあって、ウォーキング・シューズのオジサンは歩行が難渋しました。

御殿山砲台跡から歩くこと約30分…千畳敷砲台跡まではもうすぐです。

クマが出ないか…ちょっと心細かったですが。



ここにも「函館山33観音」の案内プレートがあります。



千畳敷砲台跡に到着です。

ここはまさに「跡」であって、当時を偲ばせる遺構らしきものはなく、ただ広い草地が広がるだけです。

東屋と水道もあり、快適に休憩を取ることができます。



振り返ると右手に函館山ロープウェー駅が見えます。

これからが「千畳敷砲台跡」のハイライトとなります。

タモリさんの番組でもここは紹介されていなかったと思います。

目の前に見える小高い丘?に向います。



獣道のような細い道を「はぁはぁ~」いいながら登ります。

危険動物がいないか、ビビリながら…です。



途中、こんなものを発見!

多分、これは戦時中のものではないかと想像します。

意味は解りません。



ようやく、「頂上?」に到着しました。

先程よりも視程がよく、ロープウェー駅が近くに見えます。

あそこから歩いてきたのですね~

右端にはゴンドラも確認できます。



先に函館市観光コンベンション部 発行の「函館要塞散策マップ」に掲載されているイラストを載せておきます。

千畳敷砲台のレイアウトがとても良くわかるように描かれていて参考になります。



もったいぶりましたが、いよいよ「千畳敷戦闘指令所見張所」へ向かいます。

見えてきたのは見張り所。

ここに「測距儀」を設置して敵艦隊の位置を観測したのでしょう。

陸軍では「測距儀」のことを「測遠機」と呼称していたそうです。

兵器の名称も海軍と陸軍とではそれぞれ異なっていたようです。

どこの国の軍隊も海と陸とではあまり仲が良くないようですね。



「うわぁ~」

なんだか予想以上の臨場感です。



千畳敷砲台跡とか記されますが、ここは“跡”なんかではありませんね。

ドキドキします。



階段を降ります。

左右に小さな明かり取りの窓が並びます。

*雨の日はざぁ~ざぁ~雨水が入ってきそうです。



こんな素通しの窓?です。

やはり明かり取りの用途なのでしょうか?



さらにその先に階段があり、一段低くなったところの三方向に入り口アーチがあります。



正面の入り口に入ってみます。

入り口正面には注意喚起の立て札があります。

何て書いてあると思いますか?

それは後ほど…

中は外に通じる通路があるだけでした。



もう一方の入り口から中に入ります。

先程の「明り取り」まどから外の光が射し込んで、荘厳な雰囲気を醸しています。

左側は「電話室」だそうです。

左右両翼に4室づつ8室があります。

観測した情報を電話で指揮所へ伝えていたのでしょうね。

使われた電話というのは「ゴウア式電話器」というのが使われていたそうです。

*先の「函館要塞跡散策マップ」に説明されていました。

*これもオジサンの勝手な推測ですが…“ゴウワ式”というのは、【フレデリック・A・ガワー (Frederic A. Gower) が考案した「ガワーベル電話機」(1887年(明治20年)に日本に最初に輸入された電話機)】のことではないでしょうか?

年代的にも近そうな気がします。



こちらは、先の通路を出たところです。

何もありません!



落ち着いてレンガ積みを観賞します。

階段に向かって右側の入り口。

レンガ積みは「イギリス積み」で積まれていますね。

これを見て「おや?」と思いました。

資料(函館要塞跡散策マップ)では、「明治新政府がフランスから招聘した軍事顧問団が参画し、明治30年には築造事務所が設置され道路工事等を開始」と記されています。

フランスの軍事顧問団から要塞の築造技術についての教えを請うた…ってことは、レンガ積みは「フランス積み」じゃないのかなぁ?なんて思ったわけです。



階段に向かって左側の入り口。



正面の入り口。

さて…立て札には何が書かれていたのでしょう…気になりますよね。

何と!「野生動物にえさをやらないで下さい。」と書かれていました。

「野生動物! まさか、クマじゃないですよね!」

気の小さいオジサンはもう“ビビリー・モード”です!



たっぷりと函館山要塞跡を堪能し、散策してきた函館山を改めて眺めます。

正面に見えるブラウンの建物は、「ウイニングホテル」

その前に見える白い小さな建物は「金森バカラ美術館跡」です。

お気に入りの物件でしたが数年前に閉館となってしまいました。

左寄りに見えている道幅の広い坂道が「八幡坂」です。

山の頂上は…函館山ロープウェー駅であります。

夜になるとライトアップされ、山頂で光り輝いています。



さて…本日の宿泊は「五稜郭地区」のホテルであります。

函館駅前のルートインホテルに予約が入らなかったためです。

五稜郭付近のホテルは駐車場がこじんまりしているのであまり好みではなかったのですが…

居酒屋に徒歩2~3分でいけるのが美点であります。



お約束の生ビールは「サッポロ」であります。

よく歩いたので、ビールの美味しいこと!



ここの居酒屋さんで特筆ものの料理…「岩のり」のおにぎりです。

これ美味しいです!

おにぎりの概念が変わりますよ。*見てくれは良くないですけれど…

函館に行かれたら、「イカ太郎」チェーンでぜひ召し上がってみてください。

お疲れ様でした。




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