Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

御茶ノ水 狭小傾斜地のさくら 3月28日 2022年

2022-03-30 | Weblog
桜シーズン 毎年訪れるのが御茶ノ水駅向かい側、狭小傾斜地に咲くさくら です。

遠くからでも分かりますが、近くに寄るとビックリするくらいの傾斜地に咲くさくらです。

すごく勇気をもらいます。

「立派だなぁ~」と毎年感心させられます。

通勤時、中央線東京駅行の車窓から観賞することが出来ます。

想像を超えるほど多くの人達の視線を浴びているのではないでしょうか。

丸の内線、中央線、総武線が走る御茶ノ水駅ホームです。

当日は全路線の列車が揃うことはありませんでした。*チャンスを待ちきれなかっただけですが…

秋葉原のランドマークの一つ…緑色の「松住町架道橋」も風景のアクセントになっています。



御茶ノ水のさくら鑑賞のスタートはいつも「湯島天神」からです。*写真は「神田明神」です。

湯島天神から真っ直ぐ清水坂を下り「神田神社(神田明神)」に向かいます。



隨神門(ずいしんもん)とその横の桜がとても綺麗なので観賞して行きます。

写真を見て頂くと、隨神門の扁額には「神田神社」と記されています。

そして門の両脇の提灯には「神田明神」と書かれています。

扁額に記されている「神田神社」が正式名称なのですが…

通称としては「神田明神」の方が親しまれ有名のようです。

「どっちなんだ?」ではなくどちらでもOKなんですね。

それにしても、桜の枝振りと隨神門の造形的バランスが素晴らしく綺麗です。



「神田神社」の次に立ち寄るのが「湯島聖堂」です。

聖堂は「官学の府としたのが始まり」で「大成殿と附属の建造物を総称して「聖堂」」と呼ぶようになったとパンフレットにあります。

そして「昌平坂学問所」としての名称が有名ですが、「朱・緑・青・朱漆などで彩色されていたが黒漆塗りとした」と解説されています。

湯島聖堂は学問の府らしく「黒い佇まい」が当然と思っていましたが、その昔は彩色されていたとはビックリです。

神田明神に比べると相当に地味ですが…仰高門(ぎょうこうもん)の内側から見るこの桜が好きです。

手を伸ばせば届きそうな枝振り。*実際、届きますが…

今は満開の勢いで咲き誇っていますが、あと一週間もすると風に はらはらと舞い散る桜の花弁がまた素晴らしいです。



そして最後に訪れるのが「御茶ノ水の狭小傾斜地に咲くさくら」です。

駅のホームや道路脇から観るのも良いですが、やはり「聖橋」から俯瞰するのが一番好きです。

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夜桜 3月28日 2022年

2022-03-29 | Weblog
東京の桜の開花が観測されたのは…24日でしたっけ?

予想より若干遅めの開花でした。

毎年のルーティーンですが、28日の夜にお気に入りの夜桜を観に行ってきました。

夜桜というと大勢集まって「宴会」のイメージが強いですが、私のは「誰もいない夜桜」です。

コロナ禍だからという訳ではなく、ずっとこのスタイルです。

まだ7時前ですが本当に人に会うことも無く独りで「夜桜」を楽しみました。

水銀灯に照らされた桜と赤い回廊のコントラストがキレイで毎年訪れています。



まだ早い時間ですが社殿の扉は閉ざされています。

この景色を見て「あっ、あれは…」と思った方もいらっしゃるでしょう。

近隣の方しかこの景色を見る機会は少ないと思います。

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旧桂岡駅 江差線 8月27日 2021年

2022-03-23 | Weblog
現役時代の姿を今でも想像できますが…そのギャップは大きいです。

工場前の道路がかつての路盤跡でした。



こちらが現役時代の姿です。

工場は外壁のペイントが変わっていますが姿は変わりません。



路盤跡の道路に立ち背景の丘を眺めます。

赤矢印の部分を前出の写真と比べると特徴的なその姿から同じ場所なのが分かります。



江差線にも多かった「ヨ駅」…「ダルマ駅舎」が桂岡駅でも利用されていました。



ホームの駅名標

あの頃の相棒…「オデ君」も写っています。



ただの空き地になってしまった「桂岡駅跡」と新しい相棒の「ハチ君」




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旧宮越 駅 江差線 8月27日 2021年

2022-03-19 | Weblog
ただの空き地になっていました。

ここに鉄道駅があったことを想像するのは難しいでしょう。



2013年に訪問した際の写真です。

宮越駅はわりと「淡泊」な印象の駅でした。

駅待合所の横には花壇が作られていました。



アスファルトの濃い色部分が踏切跡です。

右奥に見える「一時停止」の標識の先が道道5号線です。



2013年 ほぼ同じところから撮影した写真です。

右端に「一時停止」標識が見えています。



現役営業時も路盤には雑草が多かったですが、すっかり藪状態となってしまった路盤跡。



2013年時でも夏草が路盤に迫っているのが分かります。



駅跡の前は「天野川」が流れています。

音は「あまのがわ」ですが漢字は「天野川」と表記されます。



ホームに設置されていた駅名標です。

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天の川…駅じゃない 江差線 8月27日 2021年

2022-03-15 | Weblog
湯ノ岱駅と宮越駅の中間点辺りに「天の川駅」という駅ではない鉄道モニュメントが設置されていました。



写真は2013年に訪れた時のものです。

湯ノ岱駅からのシャトルバスのバス停も設けられていました。

冒頭の写真は2021年8月のものです。

ほとんど同じ位置から撮影したものですが…

背景の丘の形を見て頂くと同じ場所なのがお分かりいただけると思います。

廃線ってこういう事なんですね。



まだレールが剥がされずに残っています。

奥にはモニュメントのコンクリート基礎の部分が残されています。

道道を走っていても、よほど興味のある方が注視していないともう確認できないと思います。



赤矢印部分は五稜郭駅起点 本物の64Km 距離標 手前に勾配標も見えます。

江差線廃線後撤去され残っていません。



「天の川駅?」の駅名標

とても良く出来た作品でした。

今もどこかに保存されているのでしょう。

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旧湯ノ岱 駅 江差線 8月27日 2021年

2022-03-11 | Weblog
湯ノ岱駅はすっかり変わってしまいました。

駅跡には地域の集会所や消防署が併設されています。



2013年に訪れた時の写真です。

駅員さんが常駐する駅でした。

硬券の入場券を購入しました。

この時、「天の川駅」のことを訊ねたことを思い出しました。



暫くはバスの待合所として使われていたので、このまま保存されるのかと思っていました。

バス停は引き続き残されましたが、駅建物はすっかり変わってしまいました。



駅前のロータリーや周囲の住宅地は当時のままです。



待合室の内部です。

ドアの向こうは集会所となっています。



モダーンな建物の庇の支柱は廃レールが使われています。



集会所の職員さんが「江差線廃レールを使っている」と教えてくださいました。



職員さんにことわり建物の裏側に回ります。

路盤があったあたりは埋め戻されています。



貨物線のホームがまだ残されていました。



駅があった場所は変わっていませんがその痕跡は全く残されていません。

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旧神明駅 江差線 8月27日 2021年

2022-03-08 | Weblog
路盤跡にはバス停が設置されています。

右に続く轍が路盤跡です。

バス停の名称は「神明」です。



江差方面の路盤跡を見ます。

レールは剥がされ撤去されています。

バラストが残っています。

少し幅が広がって見える辺りに「神明駅」がありました。



2013年に訪れた時の画像です。



ホームと小さな待合所だけの駅でした。

一日の乗降客数はほとんど「ゼロ」のようでした。

それでも荒れた雰囲気など微塵もなく、いつも美しい花々が飾られ地域の方々に愛されているのが伝わってきました。



色の濃い部分が踏切跡です。

あの可愛らしい駅は跡形もありません。

保存する価値のある駅だと思ったのですが残念です。



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旧吉堀 駅 江差線 8月27日 2021年

2022-03-07 | Weblog
一時は草に覆われ駅跡に近付くのも困難な状態の時がありました。

積み上げられた根は除草作業によるものでしょうか。



再開発のためでしょうか…工事現場は相変わらずありますが以前よりアクセスは容易となりました。

カボチャみたいなカラーリングのダルマ駅舎は健在です。

駅前には巨木が残されています。

この木は…「イチイの木」でしょうか…

イチイの木にしては巨大すぎるような気がします。



ホームも残されています。

工事現場の規模から駅跡はすっかりなくなってしまうのかと思っていましたが、駅撤去の工事ではなかったようです。



ここからもダルマ駅舎とホームを観察することが出来ます。



それなりに整備・保存はされているようです。

しかし、鉄道公園になる風でもなし今後どうなるのでしょうか…





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旧渡島鶴岡駅 江差線 8月27日 2021年

2022-03-02 | Weblog
旧江差線「渡島鶴岡駅跡」にやってきました。

現役時代から何度となく訪れた駅です。



木古内駅にも立ち寄りましたが…

先の「泉沢駅」で出会ったキハ40が入線していました。

駅舎内には立ち寄らず、軽くスルーしました。



画面右側…バラストが残されていてここが江差線路盤跡と辛うじて分かります。

いずれ草に埋もれてその痕跡も分からなくなる時が来るでしょう。



渡島鶴岡駅跡は「道南トロッコ鉄道」として営業しています。

利用客を見たことはありませんが…休日にはそれなりに利用されているのでしょうか…



ホームは営業現役時そのままに残されています。



木古内駅方面の路盤は草に覆われて荒れています。



道路アスファルトには線路が残されていて鉄道跡と分かります。



踏切跡辺りから「旧渡島鶴岡駅」とその先の道道5号線を見ます。


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札苅駅 道南いさりび鉄道 8月27日 2021年

2022-03-01 | Weblog
「札苅駅(さつかり)」に到着して…「あれ? ぼ~っと走っていて一回りしちゃったかな?」などとはさすがに思いませんでしたが…

雰囲気が先の「泉沢駅」にそっくりです。



コンビニエンス・ストアーではありませんが…設計を同じくし建築・建材費用を押さえる…そんな工夫がされたイメージの駅舎です。

駅前の立派なロータリー…その中央には巨大な植樹があります。

国鉄時代の北海道駅には「イチイの木」の植樹が多かったようです。

廃線・廃駅となり辺りが原野に戻ってしまってもそこには「イチイの木」が残されていてそこが「廃駅」の手掛かりとなることがあります。

こちらの巨木は「イチイの木」ではなく「銀杏木」でした。

ハチ君の隣の車両は保線の方のようでした。



駅舎を近くで見ると屋根の妻面は少々劣化が見られます。

この点も先の「泉沢駅」にそっくりです。



駅ホームは2面2線 互い違いの構成で跨線橋はありません。

構内踏切で連絡します。

駅舎を出て構内踏切をわたり2番線ホーム終端まではかなりの距離を歩きそうです。

次駅はいよいよ 道南いさりび鉄道終着駅…そして北海道新幹線「木古内駅」です。






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