Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

北海道旅行 出発 8月30日 2014年

2014-08-31 | Weblog
待ちに待った2014年の北海道旅行、出発です。

東京は雨降り、福島は晴れ、仙台は土砂降り…と、目まぐるしく変わる天気の中をオデ君と走り続けて、いつもの時間11時30分ころには青森に到着です。

フェリーの出航時間にはまだ早いので、「八甲田丸」を観賞に訪れました。(毎度のパターンですが…)



フェリーふ頭にやってきました。

夏休み最後の週末です。

さすがにいつもの9月出発とは違って、すでに多くのクルマが乗船を待っていました。



函館港には定時の6時に着岸です。

フェリーふ頭は土砂降りでしたが、函館駅は雨は降っていません。

本日は函館駅前のホテルに宿泊です。

さて…最上階にある温泉に入って、お楽しみのビールタイムです。

本日の走行は742Kmでした。

オデ君、ご苦労様でした。

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清水沢駅 石勝線夕張支線 9月11日 2013年

2014-08-29 | Weblog
朝一番の訪問地、石勝線夕張支線の「清水沢駅」にやってきました。



清水沢駅の正面入り口です。



道路を渡って引いてみると、このような感じになります。



道路の高いところからホームを見下ろしてみます。

石勝線夕張支線のホームと大夕張鉄道の路盤が見えます。





駅舎の中に入ってみます。

ガラ~ンとした雰囲気の待合室。

ちょっと寒々しい雰囲気です。

最盛期は炭鉱で働く人々やその家族、関連企業の人々や学生さんたちで賑わっていたでしょう。

今は新夕張行きの列車が到着しても乗降客は一人もおりませんでした。



「頑張れ夕張!!」のポスターの下には、在りし日の鉄道のモノクローム写真が展示されています。




駅ホームには「清水沢」の駅名標と名所案内板があります。

駅名標のフレームは二重になっていて、妙に厳ついものです。



ホームから駅舎までは結構な距離があります。



ホームの先端、停車位置標のある辺りまで歩いてきました。

この先が「鹿ノ谷駅」方面です。



こちらが「南清水沢駅」方面です。



大夕張鉄道跡の路盤にはなにやら“ポール”が立っています。

これは積雪を測るゲージでありました。

先端に「2」の文字が読み取れます。

2mのことでしょうね。





ホーム終端から先は、現在は使われていないのでしょう。

雑草が生えています。



こちらの路盤跡にも雑草が生えています。




「カー・キャッチャー」という器具がありました。

展示ではなく、現役で使われているようです。

たぶん「輪留め」みたいに使うものだと思います。

それより…窓ガラスに映るオジサンの姿…

なんだか、可愛くなるくらい真剣な姿が笑えます。




やけに長い“跨線橋”から清水沢駅構内を俯瞰してみます。

さて…

2013年北海道旅行の記事は、取り敢えずここで一休みです。

この記事を書いているのは、「2014年8月29日」であります。

約1年前の記事を書いていることになりますが、2014年北海道旅行の出発までに書き終えることは出来ませんでした。

続きの記事は、また改めて書かせていただきます。

明日から北海道へ出発します。

出来るだけ当日にダイジェストをアップしようと思っております。


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星野リゾート トマム 9月10日 2013年

2014-08-28 | Weblog
本日の宿泊は「星野リゾート トマム」であります。

オジサン的には「アルファ・トマム」の名称のほうが好きでしたが、仕方がありません。

施設は大分老朽化してしまいましたが、働く方々の一生懸命な姿に好感を持っています。

小樽の朝里川温泉 朝里クラッセとともに「好きなホテル」の一つであります。

鹿追町から明るいうちにトマムに到着です。

本日も高層階の部屋で、遠くの山々が見渡せる景色に満足です。

時間が早いせいか駐車スペースに止まる車はまだ少ないです。



敷地内を周回するバスに乗って、露天風呂へ出かけます。

写真はプールですけれど…

プールサイドを歩いて露天風呂へと向かいます。

辺りが暗くなるとグリーンを主体とした照明で、また異なる雰囲気の露天風呂です。



夏のトマムの目玉の一つに「雲海テラス」というのがあります。

早朝にゴンドラに乗って山頂にあるテラスから雲海を見ましょうという企画です。

雲海予報などの情報も提供されています。

数年前に一度、ゴンドラに乗って参加しましたが、一度体験すれば満足です。

こちらの部屋からなら、写真のように取り敢えず眼下に雲海を見ることは出来ます。

しかも部屋着のままで…です。



朝食は6時からとかなり早めです。

オジサンは「和食処三角(みかく)」というレストランがお気に入りです。

昨日、客室まで案内してくれたスタッフの女性が今度はレストランの受付として働いていて「おはようございます!」と元気に声を掛けられました。

本当に良く頑張るなーと感心してしまい、応援したくなります。






「和食処三角(みかく)」はバイキング・スタイルの和朝食です。

シンプルな味付けはオジサン好みです。

納豆もあるしね。







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8622号機 北海道拓殖鉄道 鹿追町 9月10日 2013年

2014-08-28 | Weblog
鹿追町に保存されている8622号機を鑑賞に訪れました。

本日最後の鑑賞目的地、鹿追町は十勝地方の北部に位置します。


本日のルートは十勝平野を南に行ったり北に行ったり…効率的には相当疑問が残りますが仕方がありません。

街の中心地からは少し離れた場所に8622号機は展示・保存されています。

「公園」というにはあまりにさっぱりとしていて、何て表現したらよろしいのでしょうか?

「整備された空き地」ですかね…

ナンバープレートは文字部がホワイトにペイントされ独特の雰囲気です。

また、“形式8620” が表記されているタイプのものです。



8620形蒸気機関車は、1914年(大正3年)から17年のあいだに687両が生産されたそうです。

9600形蒸気機関車とともに、国産蒸気機関車の本格的生産の基礎となった蒸機でもあります。

8620形は付け番の面倒な形式名でもありますが、この8622号機は簡単ですね。

8620から数えて3番目ですから…

煙室扉のレバー・ハンドルは無くなっています。

前照灯もありません。

“トラ色”にペイントされたスノー・プラウは本気の除雪が出来そうなかなり頑丈そうな作りです。

鋭い角度で“サクッ”っと雪の壁を切り裂きそうです。



公式側から鑑賞していきます。

塗装は荒れているわけでもなく、ベタ塗りなわけでもなく、枯れた雰囲気のとても良い雰囲気を保っています。

屋根付き展示の効果は大きいと思います。

まず1600mm径の3軸の動輪に視線が吸い寄せられます。

C57等の1750mm径の動輪よりは一回り小さめですが、それでもなかなかの迫力であります。

8620形は“1C”の軸配置でありますが、1軸の先輪と第一動輪とがリンクして転向するので、2軸先輪機に引けをとらない誘導走行性能を示したそうです。

なかなかの「ハイテク」蒸機でありますね。

クルマで言うと「4WS(4 Wheel Steering)」みたいなものでしょうか…

それにしても、クロスヘッドやシリンダーシャフト、すべり棒、主連棒など“ワルシャート弁機構”のメカ部が集中する「第一動輪」を転向させるって、すごい発想だと思います。

感動的です。



この動輪がどのような機構で転向するのか興味津々です。

「スポーク動輪」良いですね!

躍動感があって大好きです。



キャブ横のプレートにはナンバープレートと札差があります。

ナンバープレートの上の丸い跡は、北海道拓殖鉄道社の社章でも取り付けられていたのでしょうか?



テンダーの後ろには、無蓋貨車が連結されています。

このような車両が展示されているのは珍しいです。



ちょっと時代が合わなそうな綺麗な「北海道拓殖鉄道」のプレートが添付されています。



色気のないテンダー部。

3軸のうちの後方2軸がイコライザーでリンクしているのが良く分かる構造です。





非公式側のキャブ。

やはり、社章とかが取り付けられていた部分は丸い錆跡になっています。




ネットで探してみたら、現役の頃の8622号機のキャブ部の写真がありました。

5スター(5点のピーク)の中に“拓”の字が配されたデザインの社章でありました。

なぜ、それが外されているのかは不明です。

ネット上の写真はこちらから





オイルポンプのボックスの蓋が開いたままになっています。




中を覗くと…当たり前ですがオイルポンプがあります。



9時くらいの位置にある、軽減孔の開いたレバーは、たしか手動のハンドルと聞いたような気がします。

扉の横には、一列に整列したバルブが見えています。



真横からの8622号機の姿です。

他に何もない広場にぽつんと佇んでおります。



鹿追町における北海道拓殖鉄道の功績と創業社長 中木伊三郎氏、二代目平三郎氏から寄贈された9622号機は、住民よりの協賛寄付金により展示・保存されることになった経緯が記されています。

その横には8622号機の履歴が記載されたプレートも並んでいます。



鹿追町名跡地 No76 というプレート…

鹿追町の名跡地は少なくとも76以上あるということですか…



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59672号機 新内駅跡 9月10日 2013年

2014-08-26 | Weblog
新得町ウエスタンビレッジサホロ近く「エコ・トロッコ」などを運営する「新内駅跡」に保存・展示されている 59672号機を鑑賞に訪れました。

新得町は鉄道の町として繁栄し多くの鉄道従事者が暮らした街です。

新得駅前には、投炭する姿の機関助手のブロンズ像が展示されています。

59672号機の前照灯、レンズ・カットの向きが90度ずれているのではないでしょうか?

良いのかなぁ~?



駅ホームに入線した容で展示されている 59672号機の周りには信号機や踏切など鉄道関連品が多数展示されていて、まるで現役の駅を見ているようです。





ホームを歩きながら59672号機を鑑賞します。



蒸機タービン発電機のターミナル・ボックスの蓋は開けられたままです。

プレートを何層にも重ねた形状の部品は…もしかして“セレン整流器”ではありませんか?

昔、ラジオ製作などでお世話になったパーツですが、このような所で出会うとは…



近くで観察すると、パネルには腐食による穴があき、あまり良い状態には見えません。



ランボードのエッジを白くペイントされている蒸機が多いですが、59672号機にはそれが無く、一層“かたまり感”が強調され、厳つい男らしい風貌になっています。



出発をまつ“エコ・トロッコ”と 59672号機

エコ・トロッコの営業は本日も行われていましたが、訪れるお客さんは居ませんでした。

エンジン付きのトロッコならオジサンも乗ってみたかったですが、人力のトロッコじゃなぁ…なんて横着なことを言っています。



キャブ内も鑑賞できます。

微妙にパーツが無くなっているみたいです。

アームレストは残っていますね。



59672号機の説明パネル。

割とさっぱりとしたものです。





エコ・トロッコの乗り場付近にはこのような看板が…

可愛らしい絵ではありますが、ヘビの出没はちょっと怖いかも…





新内駅名標の隣には、最近流行の「顔出しパネル」がありました。









本日は閉館日だったようです。



窓からちょこっと覗いてみました。



蒸機に客車が連結されていると、俄然列車の雰囲気が出ますね。



ホームの終端まで来て新内駅方面を見ます。

青空が広くて気持ちが良いです。







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様似駅 日高本線 9月10日 2013年

2014-08-25 | Weblog
日高本線終着駅「様似駅」にやってきました。



幸福駅から南下して忠類、大樹町を通って豊似町から236号線、通称“天馬街道”を走ります。

“天馬街道”は名前のように実に走りやすい道です。

海岸沿いの「黄金道路」336号線もたまには良いのですが、走りやすさや景色の良さは断然!“天馬街道”です。

交通量の少ない道を常に一定速度を維持して走れますので、初めて走ったときには“フューエル・メーター”が壊れたのかと心配したほど抜群の燃費を記録しました。

黄金道路の海岸線近くは“波”を被っている箇所がいくつかあり、路面が濡れているので、クルマが結構汚れます。



様似駅近くになりますと、中央競馬日高育成牧場などがあり、こんな看板が所々に見られます。



様似駅の駅名標はちょっと変わっています。

フレームが「パイプ」ではなくて「丸太風」であります。

庭園にはマッチしそうですね。



様似駅前です。

広々としたスペース…どこにでも駐車出来そうです。



終着駅…駅舎のデザインは何をモチーフとしているのでしょうか?



ヒントはこれですかね?

駅入り口に置かれた「日高山脈襟裳国定公園」のプレートが嵌め込まれた石柱。

アポイ岳ジオパークの看板も取り付けられています。

その石柱の上部に置かれているのがアポイ岳の橄欖岩…だと思います。

これかな?デザインのモチーフになったのは…

様似町には「アポイ岳」という標高810mの橄欖岩からなる岳があります。

橄欖岩は地中深部で形成される岩石で、アポイ岳のように地表に露出している例は少ないそうです。

その橄欖岩の作用により、わずか810mの標高にも関わらず通常なら2000m級以上の高地でしか見られない高山植物を観察できるそうです。

また、アポイ岳だけの“ヒダカソウ”を始めとする固有種の高山植物を観察できるのが大きな魅力だそうです。

詳しくはこちらのムービーで解説されています。

とても参考になります。

様似町「アポイ岳ジオパーク」のPRムービーはこちらから。

とても綺麗な映像で良く出来ていますよ。

まるで、“ナショナル・ジオグラフィック”と見紛うような作品は、一地方自治体のPRムービーとはとても思えません。

お薦めです。



様似駅舎は観光案内所が併設されています。

看板はケーブルのリールを廃物利用したもののようです。

手作り感満点です。



駅舎の内部。

社員の方が常駐されているようで、観光案内所の方々と会話されている声が聞こえ活気がありました。

ずいぶんスッキリとした時刻表。

終着駅様似駅の発車時刻表に記載されている列車は2時間に1本くらいの割合でしょうか…



駅前の道を行くと国道に出ます。

左に行くと38Km程で襟裳岬に、さらには帯広へと続きます。

右は235号線を行くと、鵡川、苫小牧、そして室蘭へと続きます。



駅の外れのスペースには、オデ君以外駐車車両は見当たりません。



記念入場券を購入してホームへと出てみました。

硬券の入場券は2~3種類のデザインがありました。





こちらが苫小牧方面です。



こちらは、終着駅の車止がある方向です。



近くまで行って観賞します。

終着駅というのは一種独特の雰囲気があるものです。

ここ様似駅の雰囲気は、広い空と襟裳の海とでスカッと広がるような爽快感を感じさせるものでした。

この周りの駐車スペースには多くのクルマが駐車しています。

通勤客のクルマなのでしょうか?



車止の周りには白い花が咲いていて、無機質な車止の雰囲気を和らげています。

なんだか“メルヘンチック”な空気です。

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幸福駅 広尾線 9月10日 2013年

2014-08-25 | Weblog
帯広のホテルを早々にチェックアウトして最初に訪れたのは「幸福駅」であります。

なぜ「幸福駅」かといいますと、駅待合所のリニューアル工事が行われているとニュースで知ったので「どのような工事?」なのかと思い訪れました。



相変わらず、美しく整備された交通公園幸福駅です。

廃線、廃駅となった現在でも多くの観光客で賑わう幸福駅。

素敵な名前の駅だと廃駅というよりも、北海道の有名観光スポットのひとつに昇華しています。



綺麗に刈り込まれた芝生と青空に映える原色の花々。

ホームにはキハ22が展示されています。

現役の頃にこのように美しく整備された線路を列車が走っていたら、夢のような光景でしょうね。



北海道、それも十勝地方の空はとても広いです。

遠く向こうの雲は低く「目線の高さ」に見えています。

高い位置の雲が“V字”に流れているのが好きです。



路盤を歩いてホームに近づきます。



「おっ、やっています!」

工事の作業員の方が忙しく作業をしています。



フェンスの中の様子はシートに覆われて窺い知れませんが、旧駅の雰囲気はそのままに、基礎工事や防水処理などが行われるのでは…と想像します。

また、2014年北海道旅行のときに帯広に立ち寄った際には、リニューアル工事が終わった「幸福駅」を鑑賞してみたいです。



工事現場に掲げられたプレート。

愛国駅、幸福駅の人気が記されています。

*リニューアル工事は2013年11月16日に終了しています。


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十勝鉄道4号蒸気機関車 帯広市トテッポ公園通り 9月9日 2013年

2014-08-24 | Weblog
帯広の“トテッポ通り”という遊歩道に保存されている、「十勝鉄道4号蒸気機関車」を訪ねてきました。

この“トテッポ通り”は十勝鉄道の廃線跡の一部を遊歩道としたものだそうです。



十勝鉄道の沿革が記されたステンレスの説明版が保存蒸機のそばに掲げられています。

十勝鉄道という名称から、国有鉄道の一路線かと思っていましたが、説明にあるように、砂糖の原材料となる“甜菜”を運搬する為の専用線であったのですね。

ちなみのその本体の「日本甜菜製糖株式会社」は現在も営業を続ける現役の会社で、旧帯広製糖所の跡地の一角に「ビート資料館」という展示施設で甜菜に関する技術史や創業当時の製糖所の模型、当時の農機具などを展示・一般公開しているそうです。



遊歩道の横には「思い出の小径」と書かれたイラスト・ボードが立てられています。



フェンスで囲われた4号蒸気機関車、狭くてちょっと撮影し辛いですが、いつものように“公式側”から一回り鑑賞してみます。



ボイラーを支える罐胴受側板のプレートには大きな円形のメダリオンのようなものが添付されています。

“NIPPON SHARIO KAISHA LTD.” “NO.11 1920” “NAGOYA JAPAN”と読み取れます。

製造会社と製造年が刻印されているのですね。

真鍮部は綺麗に磨き上げられて輝いているようにも見えますが、実はゴールド色のペイントで仕上げられているみたいです。



タンクの横には、十勝鉄道の社章?と、大きな「NO.4」のプレートが取り付けられています。

キャブの窓はふさがれていて内部を見ることは出来ません。

ドアーは施錠されています。

動輪は3軸で先の「雨宮21号機」と同じような軽便鉄道規格(610㎜かどうかは分かりませんが…)の可愛らしいものです。



「コハ23」という客車も展示されています。

甜菜を運搬する列車に客扱いの客車も連結して運用していたときの車両なのでは?などと想像しました。





非公式側も公式側と全く同じようなイメージです。







連結器は、やはり先の雨宮21号機とそっくりです。



士幌駅跡から帯広へと向かう途中、温泉に入ったりもしてきました。

実は…一所懸命、取材をしていると思いきや、結構プラプラ楽しんでおります。



帯広に到着しても、ホテルにチェックインする前に「六花亭」の帯広本店に立ち寄り、オミヤを購入したりしています。



夜は帯広の友人のバーで最高に美味しい「ハートランド」をご馳走になりました。

こうして9月9日も無事に終了です。










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士幌駅跡 士幌線 9月9日 2013年

2014-08-23 | Weblog
士幌駅跡にやってきました。

立派なホーロー製の駅名標が印象的です。



先程の上士幌駅跡に負けないくらい美しく整備された士幌駅跡です。

駅跡…と言うには勿体ない位、現役の駅と見紛う程に整備が行き届いています。

ブロンズ・カラーのサッシが嵌めこまれた入り口は、まさに「現役営業中の駅」そのものの雰囲気です。



ただ…大棟のラインがウェーブしているように見えるのが気になります。

良いのかなぁ~



駅舎のホーム側にきました。




レバー・フレームも現役のもののように綺麗に整備されているみたいです。

右端の柱には…



建物財産標が掲げられています。

この建物財産標、駅それぞれに手書きの書体に味があって見ていてとても楽しいです。



ホームから路盤に降りて駅舎を見ます。

保存されている車掌車や貨物車には屋根がかけられています。



ホームの終端、線路が途切れているところまで歩いてきました。

ホームの草は刈りこまれ、路盤には殆ど雑草は見られません。

とても手入れの行き届いた状態です。

この状態を維持するのは大変な作業だと思います。



途切れた線路の先に帯広があります。



こちらは上士幌駅方面になります。



まだ背の低い木立ちに挟まれたスペースが士幌線の路盤跡だったのでしょう。



士幌町史跡のプレートには士幌駅の沿革が記述されています。

ホーム2面と側線を有するスペースは、貨物取扱も行われていた証です。

「貨物取扱最高昭和45年83000トン」とあります。

それがどれほどの量なのか、想像は出来ません。



ホームには「国鉄士幌駅をしのぶ」とその沿革を記述したプレートが設置されています。



駅舎本屋の横には“リレーボックス?”が残されています。




ホームに残された電柱には懐かしい形状の街灯がついています。

地球温暖化防止の名のもと、日本国政府は国内各メーカーに白熱灯電球の製造中止を呼びかけ、2012~2013年には国内メーカーはその製造を取りやめました。

人々の生活を130年以上に亘って照らし続けた、エジソンが発明したとされる白熱灯電球の商業的歴史は静かに終わろうとしています。

このホームの街灯を見ていると、ふとそんなことが過りました。



街灯の下には「帯広行」のプレートが掲げられています。



2番線ホームの事でしょうね、「帯広行」の文字の下には②の表示も見られます。

何とも個性的な字体です。

十勝地方第一の都市、帯広への旅愁を感じさせるプレートです。



ホーム上屋を支える支柱には廃レールが使われ、メーカー名や製造年が読み取れます。





駅本屋やホーム等の状態が素晴らしく良いので、屋根付きの展示の割に荒れた塗装の車両状態が不釣り合いに見えてしまいます。

これだけ広大な敷地や駅本屋を整備するだけでも大変な労力が必要だと思います。

展示車両の塗装・メンテナンスまでななかなか手が回らないのかも知れません。

それとも、このような方が“廃駅”の雰囲気が出るからなのでしょうか?







車掌車と貨物車の連結器が“ナックル開き位置”状態のままです。

ブレーキホースはつながっていますが…






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上士幌駅跡 旧国鉄士幌線 9月9日 2013年

2014-08-22 | Weblog
上士幌駅跡にやってきました。

ここが旧国鉄士幌線上士幌駅だと思わせるような鉄道関連のものは見当たりません。

青空と美しく刈り込まれた芝生…リゾート・ゴルフ場のコース、といわれても納得しそうな美しい施設です。

以前は交通公園として客車の展示もしていたようですが、老朽化のために撤去されたようです。



少し引いて見て見ますと、上士幌駅の変遷が記述された立派なパネルが設置されています。



廃レールを利用したような相当にガッシリした作りのフレームにステンレス製のプレートが固定されています。



上士幌町による上士幌駅の変遷が記述されています。

一日の乗降客が500人を記録した時代もあったのですね。



そのプレートには、伐採された木材を貨車に積載し積み出す上士幌駅の写真もプリントされています。

大勢の乗客で賑わう写真からは当時の熱気が伝わってくるようです。

今、目の前に広がる美しい芝生の公園と当時の写真のギャップが時代の変遷を感じさせます。



フレームのレールには、メーカー名NU?と製造年1810かな?が読み取れます。(8の刻印がちょっと怪しいです…)




「交流施設」といわれる非常に立派なスペース。

パークゴルフのプレーヤーの休憩場所やバーベキューなどを楽しむことも出来るようです。

林業が盛んな地域だけあって、ふんだんに木材を使った素晴らしい建物です。


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お世話になっている書籍

2014-08-21 | Weblog
廃線跡を探索する方々のおそらくは殆どが所蔵されていると思いますバイブル的な書籍であります。

私も、まずはこの書籍のシリーズを購入させていただき「廃線の世界」のスタートラインにつかせて頂きました。

オジサンクラスの初心者には若干ハードルが高く、限られたスペースの中に最大の情報を網羅するためちょっと読みにくい印象があります。





次に購入したのがこちらの書籍です。

「新」鉄道廃線跡を歩く…とタイトルされているように、前出の書籍を基に新たな情報や写真などを撮り直し再編集・出版された書籍です。

書籍のサイズもB5版ほどの大きさとなりレイアウトにも余裕があり、大変読みやすくなりました。

北海道から九州まで5タイトルが刊行されています。

私の廃線巡りの基本となっている大変にお世話になっている書籍であります。





さらにこちらは「北海道の廃線」に特化した書籍であります。

北海道新聞社刊でありますから「北海道の専門家による監修」の書籍ともいえます。

刊行されたのが比較的最近であることで、情報が新鮮なのも嬉しいです。

取材で撮影されている写真はすべてカラー写真であるのも美点です。

この書籍の最大の美点は、北海道新聞社が所蔵する現役当時の駅の姿が<思い出の廃線駅>というコーナーに掲載されている点です。

自身が辿って、いま目にしている廃線・廃駅と、その現役時代の写真とを見比べるのは言葉では表現できない気持ちのウェーブを感じます。

前出の2書籍とは異なり、本文中で紹介した遺構の所在を示した地勢図は掲載されていません。

他の書籍やウェブ上の情報を併用し探索する必要はあります。



先ほどの上茶路駅の現役当時の写真も掲載されています。

明るい陽射しに映えるRC構造と思しき近代的なデザインで造られた駅本屋。

荒廃した現在の駅跡からは想像も出来ません。


あのホーム上の電柱や屋根、駅名標も写っています。

北海道の廃線・廃駅巡りにはお薦めの書籍であります。



北海道新聞社からはこのような書籍も刊行されています。

こちらは“現役の路線”の駅を紹介したものです。

著者の方も言っておられますが、現役の路線を取材するうちに多くの廃止路線を目の当たりにし「現役路線」の取材だけでは「北海道の鉄道」を語ることは出来ないと思い立ったのが、先の「北海道の鉄道廃線跡」を刊行するきっかけになったそうです。

私は2011年、2012年と2年越しで宗谷本線の全駅を見て歩きましたが、本当に楽しい思い出であります。

廃線ももちろんですが、北海道の現役全駅を見て歩くのも楽しそうです。

そのときには、この書籍が役に立ちそうです。

*当然でありますが、「江差線」は現役路線として本文中に紹介されています。






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白糠線 上茶路駅跡 9月9日 2013年

2014-08-20 | Weblog
白糠線上茶路駅跡を訪ねてきました。

「新鉄道廃線跡を歩く 北海道・北東北編 JTBパブリッシング」という書籍の写真を見ていて、「行って見てみたい!」と強く思ったのが、この上茶路駅跡でした。



釧路から根室本線の白糠駅を目指し、そこから上茶路駅跡へと向かいます。

およその座標は“Wikipedia”で検索してあるのでそれをGPSに入力して「ルンルン気分」で走ります。

国道392号線は周辺を再開発かなにやら大規模な工事が行われているようで、工事車両の往来が結構あります。

GPSに入力した座標はこの辺りを示しています。

赤い屋根の建物の手前に細い道があります。

オデ君を国道の窪地に駐車して歩いて周辺を観察します。




この道の雰囲気から、クルマで進入するのは止めて、歩いて探索することにしました。

道が細いのは別に構わないのですが、万が一“スタック”してしまうと相当に面倒な気がしたからです。

「道道上茶路上茶路(停)線」という標識でこの先に目指す「上茶路駅」があることに確信が持てました。

これが無かったら、この先へ進むのは躊躇したと思います。



轍があります。

轍の幅=道幅…ですね。



広い場所に出ました。

ここが駅のロータリーのような場所だと思います。

轍の跡もここで転回しているみたいです。

ここまでオデ君と入ってきても大丈夫のようでした。

地盤も結構しっかりとしています。




ロータリーみたいなところからさらに奥へと進みます。

目的の場所へは近付いているのは実感できるのですが…ちょっとビビっています。

「山いが」の“ヨッキれん”さんはホントに凄いですね、廃隧道の探索なんてオジサンは絶対に嫌だし無理ですけれど…この程度でビビっちゃうオジサンは本当に“小さい”です。

プルプル…



夏草をかき分けて歩くと、ようやく人工物らしきものが見えてきました。

「おッ…あれだな!」少し気持ちに勇気の光が射し込みます。



ホームとレール…そしてホーム上にはコンクリート製の電柱らしきものも確認できます。

少し先には「駅名標」らしきもも見えています。

ホームに沿ってさらに進みます。



「新鉄道廃線跡を歩く」で見たホーム上の屋根。

ずっと思い描いていた情景です…「これだったのかぁ~!」

ほぼ、イメージ通りです。



ホームへとアクセスする階段は見当たりません。

ホームを形成するプレートは鉄骨のチャンネル(廃レール?)で支えられているように見えます。



ホームのもう一方にもレールがありました。

これは貨物取扱いの側線だとWikiで説明されています。





先ほどとは反対側からホーム上の駅名票を観察します。

いかにも「レプリカです」風な駅名票の文字です。

梢から射し込む光が緑に満ちていてオゾンを頭から浴びているような清々しさを感じます。

これが薄暗い夕方だったらビビリまくっていたと思います。



屋根部の下のホームは妙に綺麗です。





ここから見ると、屋根の支柱はホームを貫通して基礎に固定されているのが良く分かります。









ホームを一回りして観賞してみました。

反時計回りに見るのは、蒸機を観賞する時の癖が付いているようです。



ロータリーの広場へと出てきました。

轍の先が国道です。



振りかえってホームがあった方向を見てみます。



国道392号線を走っていると白糠線の遺構を何度も目にすることが出来ます。

先程見てきた上茶路駅の荒廃と比べると、真新しい現役路線の橋梁のようにも見えるそのギャップに驚きます。




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C58 106号機 釧路市幸町公園 9月9日 2013年

2014-08-19 | Weblog

なぜか釧路の蒸機鑑賞は効率が悪いんです。

単にリサーチが下手…ということですけれど…

本日最初の目的地、釧路駅近くの「幸町公園」に展示されている C58 106号機を鑑賞にやってきました。

昨年はすぐ近くまで来たのですが、雨降りで断念してしまいました。



幸町公園はこのような雰囲気の静かな公園です。

整然と区画整理をされたとても分かりやすい場所ではあるのですが、近くにコインパークなどは見当たらず、路駐は憚られる場所でもあります。

ゆっくりと鑑賞するのなら、駅の駐車場にクルマを預けてからにしたほうが良いと思います。



さて…いつものように“公式側”から鑑賞を始めます。

蒸機はとても良い状態に保たれています。

ペイントもテカテカの厚塗りではなくマットな雰囲気で、力強さや塊り感が感じられ、とても好感が持てます。

前照灯のレンズもとても綺麗です。

若干、ひび割れが発生しているようにも見えますが…



C57 の1750mm径の巨大な動輪と比べると大分コンパクトな1520mm径の動輪。

1C1の軸配置は、地方線での旅客、貨物の運用に万能の性能を期待した結果のようです。


特徴的な蒸気ドームはC57のそれと良く似ています。




キャブは寒冷地の運用のために密閉式が採用されています。

これはテンダー蒸機ではC58が初めての採用だそうです。

ナンバープレートや札差、タブレット・キャッチャーなど装備の一揃いが完備しているように見えます。

キャブ下の配管などもとても緻密に保存されています。



テンダー部のナンバープレートやライトも実に綺麗に保存されていて見ていて気持ちが良いです。



“非公式側”は、屋根の支柱と立ち木とで、ちょっと鑑賞し辛い環境です。

…と、いうか写真を撮影し辛い…ということですね。





なかなか凛々しい顔つきです。

1軸の前輪と動輪との“隙間”がやや広めのような気もします。





C58 106号機の経歴が記された説明パネル。

ほお~「お召し列車」の牽引をした栄誉ある蒸機なんですね。


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釧路の居酒屋 9月8日 2013年

2014-08-19 | Weblog
釧路のホテルにチェックインします。

なぜか釧路に立ち寄る日は雨降りが多い気がします。

ホテルから歩いて行ける距離に、毎年立ち寄る居酒屋さんがあります。

釧路に立ち寄る大きな目的のひとつは、旬の秋刀魚の刺身をいただくことです。

北海道旅行で釧路に立ち寄るようになって、「秋刀魚の刺身」を初めて食べました。

それまで「秋刀魚」は塩焼きで食べるものだと思い込んでいました。

釧路の「つぶ焼き」の名店“かどや”さんにも立ち寄りたかったのですが生憎日曜日は定休日でした。

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C11 65 阿寒自然休養村 炭鉱と鉄道館 9月8日 2013年

2014-08-19 | Weblog
雨が降り始めてきました。

本日最終の目的地、C11 65号機が展示されている阿寒自然休養村へやってきました。



駐車場にオデ君を駐車して歩いてゆきますと鉄道関連の標識が見えてきて、目指すC11 65号機の展示の近いことが分かります。



台車が置かれています。

放置状態に近いですかね…



台車の隙間からも雑草が生えてしまっています。

メンテナンスの途中のようにも見えますが…



振り返って今来た道を見てみます。

蒸機見たさに来ましたけれど、観光目的ならこの裏道は普通、通らないでしょうね。

レールは道を横切って続いているようですが、雨降りですし、その先を見に行く気力はありませんでした。





阿寒駅の駅名標が掲げられています。

作りの品質から、レプリカなどではなく、本当の阿寒駅に掲げられていた駅名標なのでしょう。

*正面には“炭鉱と鉄道館 雄鶴駅”と書かれていました。

鉄道資料館になっているのでしょう。



屋根つきのホームを模した展示スペース。

座り心地の良さそうなベンチも設置されています。

C11 65号機はペイントされて間もないようで、“艶やか”なとても綺麗な状態で展示されていました。



C11 65号機のペイントがマゼンタが被ったように見えるのは、資料館の屋根の赤色が写りこんでいるからのようです。

できれば「真っ黒」に写してあげたかったのですが仕方がありません。



いつも注目の「連結器」

ナックルの両横に設置されているコイルスプリングと外からは見えませんが、ナックルがピンを支点に振れるために曲線をスムースに通過することが出来、直線になると、左右のコイルスプリングによってナックルは中立位置に戻されます。



主連棒の赤のペイントが鮮やかです。



一列に整列したオイルラインのコック。

ここも蒸機の好きな部分です。




ボイラーの安全弁

一方は真鍮の地肌が見えていますが、もう一方はブラックに塗りつぶされています。

なぜなのか、理由は分かりません。





C11 65号機のナンバープレート

ボルトや溶接ではなく、“バンドのようなもの”でボデーに固定されています。

こういう固定法は初めて見ました。

煙室扉のナンバープレートも同様の方法で固定されています。















いつものように「公式側」から一回りしてみました。



本日は休館日なのでしょうか?

資料館の入り口は閉ざされていました。







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