Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

御茶ノ水の桜(下見)3月24日 2023年

2023-03-30 | Weblog
毎年楽しみにしている御茶ノ水の狭小地に咲く桜

2023年 東京の桜は全国で最速の開花となりました。

まだ満開には若干余裕がありましたが、取り敢えず「下見」ということで 湯島天神→神田明神→湯島聖堂→御茶ノ水駅の桜 のいつものルートで見てきました。

残念ながらこの週末は雨にたたられ、「下見」が本チャンとなってしまいました。

週末にお花見を楽しみにされていた方には本当に残念なお天気です。

当日も雲が低く垂れこめ 青空に桜のピンクがキラキラ映えする天候ではありませんでした。

たまにはこのような天候に当たってしまうのも自然現象ですから仕方がありません。

お気に入りの「狭小地の桜」本年も綺麗に花をつけています。

気のせいか…年々花の開き方が地味になってきたような気がします。

若い木のような「櫻を発散するような」派手な開花とは違ってきたような気がします。

頑張ってほしいです。

 

神田明神 正式名称は「神田神社」だそうです。

隨神門の扁額は「神田神社」と読めます。

門 両脇の提灯には「神田明神」と書かれています。

威風堂々の隨神門と柔らかな桜がとても素敵な絵柄です。

参拝客の多くがここで足を止め、スマートフォンで撮影していました。



湯島聖堂にも立ち寄りました。

仰高門の内側から見る桜が好きです。

満開時期を過ぎ 春風に散る花弁の舞が素敵です。

本年は「下見」で終わってしまった花見でしたが、それでも満足でした。


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赤羽八幡神社 荒川 旧岩淵水門 3月5日 2023年

2023-03-06 | Weblog
3月5日(日曜日) 北区赤羽台の「赤羽八幡神社」に出掛けてきました。

境内から新幹線、在来線の多くを観賞することが出来る「鉄スポット」であります。

マスコミや専門誌など度々紹介されていて、その存在は知っていましたがあまりの身近さに、出掛けるタイミングを失っていました。

今回はその「赤羽八幡神社」と「旧岩淵水門」を絡めたルートを歩いてみました。

新宿から赤羽へは「埼京線」で4駅 実に便利の良い場所です。

*普段の生活圏から「北区」はなかなか縁遠い地域です。



赤羽駅北口から徒歩で10分弱

線路沿いに歩いて迷うことなく到着です。

坂の途中に鳥居があります。

神社への参道は二つありこちらは参拝のクルマが駐車場にアクセスするためにも利用されています。

「赤羽八幡神社」の特徴は神社内を鉄道トンネルが貫通していることです。

ここは「赤羽台」という台地で、東北・上越新幹線開業工事上、どうしても避けて通ることの出来なかった場所だそうです。

神社御神域下をトンネル掘削して新幹線を走らせるという工事に当時は反対運動もありました。

実際にはトンネルは社務所下を通過していて本殿下を通過している訳ではありません。

写真赤矢印「赤羽台」がトンネルの銘板であります。



鳥居を通り振り返ります。

赤羽台地「赤羽八幡神社」の標高は20mほどです。



本殿は威風堂々としています。

「はやく鉄道を見たい!」本心を押さえ、お参りします。



神社は「関ジャニ∞」の聖地?として多くのファンが訪れるそうです。

絵馬や御朱印にこの「∞」があしらわれています。

神社の「∞」が「関ジャニ∞」に共通するということらしいです。

時代を反映し、本坪鈴(ほんつぼすず)を鳴らす鈴緒(すずお)は巻き上げられています。

政府は2023年3月13日より屋内・屋外を問わずマスク着用は個人の判断に委ねる方針を発表しました。

手水舎(ちょうずや)や鈴緒 などの扱いも今後また変わってゆくのでしょう…



本殿裏手には小ぶりな蔵が並んでいます。



さて…いよいよお待ちかねの鉄道観賞です。

ここから見ることのできる鉄道…

新幹線は東北新幹線 上越新幹線 秋田新幹線 山形新幹線 長野新幹線 北陸新幹線 その隣が埼京線を見ることができます。

冒頭写真 画面左側は在来線 東北本線 高崎線 湘南新宿ライン 上野東京ライン 京浜東北線 東武鉄道 スペーシア などを見ることができます。

写真のように「架線」が込み合っていて鉄道写真撮影にはあまり向かないようですが、ひっきりなしに通過する列車を観賞していて時の経つのも忘れるほどです。

この日「鉄分の濃い」レールファンの方はお見掛けしませんでしたが、小さなお子さんを連れたファミリーは何組か見掛けました。 

私は「廃線・廃駅」や「蒸機」が専門?で「電機」のことは知りませんが、それでも小一時間ほど線路を眺めていました。

楽しかったです。

ラベンダーのベルト・ラインの入ったH5系は親近感を覚えます。

「おかえり~」とか…



一旦、赤羽駅まで引き返し、駅東口に移動します。

駅前ロータリーを直進し「赤羽すずらん通り」というショッピング・アーケードを進みます。

アーケードの終端を左に折れて荒川を目指します。

住宅街を抜けると新河岸川の土手に出ます。

その橋を渡ると「荒川治水資料館」が見えます。

さらに進むと、「旧岩淵水門」の赤水門が見えてきます。



「旧岩淵水門」手前には水門の来歴が記されたプレートが設置されています。



いったん、「荒川治水資料館」に戻り「旧岩淵水門」ついて学びます。

入館料金は無料です。

1998年にオープンした資料館は、ここ「荒川」と「隅田川」の分岐点となり東京の治水について資料が展示されています。

資料館前には「船堀閘門頭頂部」が展示されています。



その来歴を記したプレートも展示されています。

「船堀閘門」について 1927年着工 1929年竣工 1979年撤去 と記されています。

しかしその頭頂部がなぜここに展示されることになったのかは…不明です。



治水資料館内部の展示の様子です。

当然ですが「荒川放水路」についての展示資料がメインです。



資料館入り口には「荒川放水路完成記念碑」がさりげなく展示されています。

メタルプレートの説明を読むまでは「何だ? この卵みたいなの?」って思っていました。



再び「旧岩淵水門」に戻ります。

近くで見るとなかなかの迫力です。

手前の大きなゲートが「通航門」といい舟航のためのゲートでありました。

「旧岩淵水門」はペイントの色にちなんで「赤水門」と呼ばれています。



「赤水門」上の遊歩道を歩いているとその先に不思議な形の物体が見えます。



「旧岩淵水門」とセットで通航のための灯台の「残骸」か? と思ったのですが…



説明プレートを読むと…「荒川リバーアートコンテスト特賞受賞作品」とありました。

失礼いたしました。

そういわれてよく観賞すると「なるほど…なかなかに奥深い作品だなぁ~」

あくまで芸術音痴の戯言です。



さて「赤水門」を後に現役「岩淵水門」に向かいます。

「旧岩淵水門」の「赤水門」に対して「青水門」と呼ばれています。

この地点が「隅田川 起点」となっているようです。



「岩淵水門」の手前にはこのような説明プレートが設置されています。

水門を開いた時と閉じた時の写真が掲載されています。

本日の状態は「開放」状態です。



「青水門」の「岩淵水門」から見た「赤水門」の「旧岩淵水門」です。

自宅からの移動時間…1時間ほどでしたがなかなか見応えがあり東京都民のための治水事業について学べた、有意義な散歩でありました。


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昆布駅 函館本線 8月27日 2022年

2023-03-01 | Weblog
初めて北海道をドライブした時に「変な名前だなぁ~」と思ったことを覚えています。

こんな内陸なのになぜ「昆布」なの?と…

20年ちかく前です。

まだ鉄道には全く興味のなかった頃です。

北海道は「難読」の宝庫で、「昆布駅」などは難読のカテゴリーにも入りませんね。

最近、興味津々なのが釧路の一地域「仙鳳趾村」の難読地名エリア…「重蘭窮」なんて読めますか?

地元道民の方以外、絶対に読めないと思います。

「ちぷらんけうし」と読みます。

さすがのIME も匙を投げる…状態です。

「もはや理不尽」というレベルです。

2023年北海道取材の際はこのエリアの「超難読地名」を取材して歩こうかな…と考えています。

道路横には難読地名の案内看板が設置されているようです。

釧路エリア難読地名に興味のある方はこちらから。




昆布駅は国道5号線沿いにありアクセスはとても楽チンです。

根室本線(花咲線)には「昆布盛駅(こんぶもりえき)」というバリエーション?もありますよ。

可愛らしい駅待合所の周りにはテラコッタが敷かれています。

もしかしたら、このエリアが旧駅舎の基礎部分だったのかも知れません。*ただの想像ですが…



いつかご紹介したことがありますが、「駅舎 国鉄時代 イカロス出版」という書籍 …というかデータベース。

昆布駅も掲載されています。

立派な駅舎の写真が掲載されていました。

テラコッタが貼られている部分は旧駅舎の基礎部分なのでしょうね。

書籍中の写真はお見せできませんが、この表紙写真右下の「小沢駅」に雰囲気が良く似ています。

昆布駅は入り口が左側ですが…

北海道開拓時代の建物のアイコンともいえる「マンサード屋根」はそっくりです。

この「駅舎 国鉄時代」は廃線巡りや現役鉄道路線を巡るときの資料としてとても重宝します。

ちょっと高価格(¥3980)ですがその価値は十分にあると思います。

お薦めです。



駅名を掲げた立派な街灯があります。

ちょっと汚れているように見えますが…

実はコレ…閲覧注意です。



「蛾」が張り付いているのです。

北海道の鉄道駅を巡っていると異常繁殖した蛾に遭遇することが度々ありました。

駅待合所の壁一面張り付いた「蛾」を見るとさすがにぞっとします。

嫌いな方にはたまらないでしょうね。

さすがにドアーを開けられませんでした。

道路一面に「蛾」張り付いている駅前通りに遭遇したこともありました。

避けるスペースもなく、仕方なく進むとタイヤが踏みつぶす「プツプツ」という感触が伝わってくるようで最高に気持ち悪かったです。



フリーアクセスでホームに出ます。

こちらが長万部方面です。



そしてこちらが小樽方面となります。

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