Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

サロマ湖のホテル 9月8日 2013年

2014-07-30 | Weblog
サロマ湖で漁をする漁船のエンジン音が聞こえてきます。

早朝4時半に目覚めます。(いつもの普通に起きる時間ですが…)

昨日、稚内から400km以上を走ってきた疲れは全く無く、本日もやる気満々です。

カメラを持ってロビーから湖の見えるテラスに出てみます。

広大な空と湖との汀…雲の形がすごく綺麗で躍動感を感じさせます。

「よし!今日も行くよ!」って高揚感が湧き上がってきます。
(ほんとうはそれほどでもなく、だら~んとしていましたが…)



こちらのホテルはバブル期に建設されたと思しき無駄な空間の多い古いタイプのホテルではありますが、その時代を知るオジサン世代は懐かしく不思議な心地よさを感じます。
サロマ湖を眺めながらの露天風呂は本当に気持ちが良いです。

好きなホテルの一つです。




バイクのツーリストはこのように屋内にマシーンを置くことが出来るようです。

良く見ていただくと、サイド・スタンドにはタイル・カーペットがあてがわれています。

床を傷つけないように処置しているようでした。

リピーターの方々には暗黙のルールのようで淡々と作業していました。

初めて見たときにはちょっとビックリしました。



ホテルの朝食です。

こちらもサロマ湖を見晴らしながらの食事が楽しめます。

“食”にはほとんど興味が無いオジサンですので、朝食はこれで充分に満足です。

和食党オジサンの好みは、ご飯と味噌汁、納豆にフルーツとヨーグルト あとは牛乳とオレンジ・ジュースです。

20代の頃は海外に出掛けても、「マクドナルドがあれば一生、生きていける」などと勘違いしていましたし、日本全国のブランド牛を食べ歩くのを楽しみにしていた時代もありました。
今はね、「肉」はほとんど食べなくなりました。

歳を重ねると、好みも変わり日本人のDNAを感じますし、食欲も少なくなってきます。




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C58 139号機 計呂地交通公園  9月7日 2013年

2014-07-29 | Weblog
本日はサロマ湖のホテルに宿泊です。

まだチェックインには早い時刻ですので、サロマ湖のすぐ近く、以前にも訪れている計呂地交通公園に立ち寄りました。



「計呂地」とはまた変わった駅名ですよね。

計呂地…けろち→ケリkeri・オチoti=沓・がある所(北海道新聞社 北海道 地名 分類 字典 より)

湧網線の駅名ですけれど、「芭露…ばろう→パロpar=サロマ湖に入るバロウ川の・入り口」「床丹…とこたん→トゥTu・コタンkotan=昔、村があった、廃村」なども響きが素敵で好きです。



屋根つきのホームに停車するように、C58 139号機は展示されています。

以前訪れた時と変わらず綺麗な状態で保存されています。

やはり、「屋根」の効果は大きいですね。



こうして「ホーム」から降り路盤からも鑑賞出来るのが静態保存機の展示の良いところです。



交通公園の花壇には赤と黄色の花が(名前は分かりません…)が植えられています。



C58139号機にはそれを牽引するように2両の客車が連結され宿泊もできるようです。

交通公園入り口の看板の表示には「シャワー」の文字もあります。







蒸機が展示されているホームからはかなり長い距離でレールが敷設されていて、本格的な鉄道の雰囲気を演出しています。



計呂地駅舎もかなり良好な状態で保存され、湧網線の資料や備品などが展示されているようです。(資料館の中は見たことがないのです。いつもサロマ湖に到着する時間が開館時間を過ぎているからですね)
今度はもう少し早い時間に到着するようにして資料館の中も見学したいものです。





こちらの遊歩道を行くと、観光で有名な「サンゴ草」の群生地へと続いているようです。

このサンゴ草の群生地というのは以前に一度見に行ったことがありますが…一度見たら十分でしたね。



ちょっとこの先まで歩いて行く気力がなかったですね…どうなっているのか気にはなりましたが、それよりホテルでの露天風呂とビールがチラついてしまって…





交通公園の入り口にはこのような大きな看板が掲げられています。

オジサンみたいにボーっと走っていても、まず見落とすことはありません。

「シャワー」ってどのような設備なのか、客車の宿泊施設と併設されているのか、次回はしっかり確認してきます。




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上興部駅跡 9月7日 2013年

2014-07-27 | Weblog
上興部駅にやってきました。

近くにはパークゴルフ場やお年寄りのための施設などがあるようで、辺りは美しく整備されています。



駅舎は鉄道資料館として利用されていたようですが、今はクローズ状態です。

しかし、良く手入れをされているようでとても綺麗な状態を維持しています。



駅舎入り口の庇の下には「上興部駅」の手書き風駅名票が掲げられています。



入り口前のレンガが敷き詰められた歩道には、玉砂利でSLの絵が嵌め込まれています。

とてもほのぼのとした温か味のある絵です。



動輪も展示されています。

錆止めみたいなオレンジの下塗りの上に黒のペイントが施されていますが、筆塗りみたいにラフに塗られています。

ちょっと趣旨が良くわかりませんでした。

井桁のマークと数字も読み取れます。

それが何を意味するのかは分かりませんでした。

スポーク動輪であるのとその直径から、たぶん9600形のものだろうと想像しました。




このくらい離れて鑑賞しますと、動輪のラフなペイントも駅舎の雰囲気とマッチしているように感じてきて「芸術作品なのか?」と思ったりします。



駅舎の脇を通ってホーム側に回ってきました。

「安全第一」の木製の看板が保存されています。



ポイントを扱うレバー・フレームが当時の雰囲気のまま保存されています。

しかし…「ここは汽車は通りません」ってパネルは、それを掲げる意味が良く分かりませんでした。





「おっ!」ここにも建物財産標を発見!



先の「中興部駅」のと比べると、こちらのは「事務的」な印象を受けます。



ホームから駅舎を見ます。

「ここは汽車は通りません」という例のパネルさえなければ、現役の「駅」…そして列車がやってきそうな雰囲気です。

なるほど…だから勘違いする人が居るといけないので、「汽車は通りません」パネルが設置されたのでしょうか…



毎年、感動します。

北海道の現役の駅、廃駅を問わず、本当に美しく保たれていて、地域近隣の方々の「愛情」を感じます。



キハ27形気動車が展示されています。

しかし…台車の位置ってこれでよいのでしょうか?

見た感じのバランスにすごく違和感を感じます。

えらくオーバー・ハングがあるような…

スカートがないからでしょうか?



本当に良い感じの展示です。



ザリガニみたいな顔をしたのは除雪車のパーツみたいです。

気動車とのツーショットにはあまりマッチしないです。



緑が綺麗です。

後方にあるのはBBQコーナーでしょうか。

ここでのBBQなら、気持ちよいですしビールも美味しいでしょうね。



どうしても不自然に見える台車の位置です。






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中興部駅 9月7日 2013年

2014-07-25 | Weblog
中興部駅にやってきました。

国道をボ~っと走っていると通り過ぎてしまいそうです。(実は通り過ぎましたけれど…)

「手作り」っぽい駅名票ですが、なぜか左に傾いているような気がして仕方ありません。

自分のほうが傾いているのかな…



駅舎は名寄本線が1989年に廃止されてからおよそ25年が経過するわけですが、その過ぎた年月の割にはとても保存状態は良好だと思います。

現在では、個人の所有となっているそうですが、バスケット・ボールのゴールが敷地内にあるのはそのためなのですね。

なるほど…定期的に人の手が入っている雰囲気を感じます。




駅舎の裏…ホーム側へ回ってみます。

個人の方の所有ということで、中には自転車や脚立などが見えます。

先ほどの正面の雰囲気に比べると、こちら側は大分補修の手が入っていて、壁材も樹脂製のものが使われているみたいです。

窓サッシ下のレンガ積みも、ちょっと不思議な積み方…というか、職人さんの積み方ではないような気がします。

右の窓ガラスにはオジサンが映っているし…



ホームから興部方面を眺めてみます。



ホームから路盤があった辺りに下りてみます。

草が膝下辺りまで繁茂していて、危険生物がいないかちょっとビクついています。

安全のためには“安全靴”やブーツを着用したほうが良いのでしょうが…



庇の下には「本屋一号」というプレートがありました。

なかなか味わいのある上手な字体だと思います。

この“建物財産標”はなかなかお目に掛かる機会が少ないものです。

こうして“発見”すると、思わず「やった!」と喜んでしまいます。



ホームから「名寄」方面を眺めてみます。





「本屋」から少し離れてこのような建物があります。

別棟のトイレですね。

いかにもな雰囲気です。



この広大な“草原”は、かつて「中興部駅」が交換可能駅でホーム2面を有していた名残を伝えているものです。


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西興部駅跡 9月7日 2013年

2014-07-24 | Weblog
渚骨町から、ちょっと寄り道をしながら今度は名寄本線の廃駅を見に、西興部にやってきました。


西興部駅跡は「廃駅」の雰囲気は微塵もなくシャーベット・オレンジの塗り色に統一された近代的な建築のコミュニティーとなっていました。

この先には森林公園やスキー場、西興部村役場などの施設があるようです。



コミュニティーの中を歩いてみます。

案内板が少なくて(ほとんど地元の方々が利用するのでしょうから、さほど多くの案内板は必要ないのかも知れません)、それぞれの建物の役割は良くわかりませんが、この容からして美術館か多目的ホールみたいな施設のような気がしました。



さらにその先に行きますと、ガラッと雰囲気が変わり畑やバーベキューコーナーが現れました。

昨夜、BBQパーティーでも開かれていたのでしょうか…

BBQコーナーを清掃していたご婦人に話しかけ、当時の駅の雰囲気を伺ってみました。







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69644号機 渚滑駅跡 9月7日 2013年

2014-07-22 | Weblog
稚内から宗谷岬から宗谷国道238号線をサラッと走って、紋別渚滑町の渚滑駅跡へとやってきました。

確か、昨年(2012年)はリサーチが下手で、すぐそばまでやってきたのですが移転された69644号機を探索する努力を怠り「ま、いっか…」と撤収してしまったのです。
諦めが良すぎると言うかやる気が無いというか…

白川淳 氏の「全国保存鉄道Ⅱ」という書籍に掲載されている“保存車両全リスト3700両”というリストを頼りに訪ね歩いているのですが、中には解体されたり今回のように保存・展示場所が変更になったものもあります。

今年は出発前に紋別市か渚滑町の観光案内に連絡をし、展示場所を確認してありましたので余裕の到着です。

9600型の付け番方法によると、69644号機は645番目に製造された蒸機ということになります。

9600型の付け番は簡単ですが、8620型の付け番は面倒ですね。

8620号機が1号機です。

8699号機の次の81番目の製造ナンバーは“18620”となる訳ですね。

製造ナンバー=5桁目の数字X80+(下2桁の数字-20)+1 となります…80進法とでもいうのでしょうか。

未だに暗算では計算できません。(自慢にはなりませんが…)



パークゴルフ場にある「渚滑駅」なんですが…



これはどう見ても「駅舎」というよりもパークゴルフの“クラブハウス”としか見えませんし、実際そのように使われているようでした。

当時の渚滑駅の写真を見てみますと、なんとなく特徴をつかんでいて似ていなくもないような…

渚滑とは変わった名前です。

北海道新聞社発行の「北海道 地名 分類 字典」という書籍には、「ソso・コツkot=滝・ツボ」と解説されています。


静態保存の蒸機を見て歩いていて気が付いたのが…蒸機の展示されている場所は“パーク・ゴルフ場”が多いということです。

確かに北海道でしたら広大な土地の使い道として各街ごとにパークゴルフ場を作るのもさほど大変なことでは無さそうです。



こんなに広々とした場所に 69644号機は展示されています。



広い空が蒸機のバックに良く似合います。



早速、近づいて観賞を始めます。

前照灯LP403の全面には、焼肉ロースターの網みたいなのが装着されています。

蒸気機関車EXみたいな雑誌に掲載されている当時の写真を見ても、“網”が装着されている前照灯は見たことがありません。

多分、大切な前照灯レンズを破損から守るために装着されたのではと想像します。

特徴的な9600形の煙突の上部にはなにやら“かぶせ物”が装着されているように見えます。

「回転火の粉止め」のように見えるのですが、やけに“サッパリ”しているようにも見えます。




大好きな自動連結器…珍しく錠揚げが錠控位置になっています。

連結装置って面白いです。

それほど部品点数は多くないですが、実に考え抜かれた動きをします。

アナログチックで素敵です。



公式側のキャブには階段が設置されています。

本来はキャブの中も観賞出来たのでしょうが、今はフェンスが設置されキャブ内には入れません。





階段を上って前方をみます。

機関手の前方視界ってこんな感じかなぁ~なんてね。

木製のサッシ?にガラスが嵌めこまれキャブの雰囲気は盛り上がります。



フェンスの隙間からレンズを差し込んでキャブ内を撮影してみました。

立ち入りを制限しているだけあってなかなか良い状態を維持しているようです。

「遠」と読めるプレートが置かれているのは、キャブの札差に入れる「区名票」でしょうか。

なぜこんな所に…



注意事項が書かれたプレート…1と2は分かるのですが、3の「投石しないでください」というのは初めて見ました。

それでなのでしょうか…前照灯のあの“網”の理由。



テンダー部も“網付き”とはいえ、ライトがあると姿がキリッと引き締ります。

とても良い状態に保たれていると思います。



テンダーのリベットの雰囲気が良いですね。

昭和の蒸機に比べて大正の蒸機が「男っぽく」感じるのは、このリベットが醸す雰囲気があるからだと思います。



コンクリート製の2号距離票らしきものがあります。

上の数字は“9”でしょうか。

下は“2”とはっきりと読み取れます。



69644号機の履歴が記述された説明パネル。

わりとあっさりとした表現ですね。



こちらのキャブの札差には“遠”の区名票が挿されています。



タービン発電機、ATS用発電機、そして汽笛…これらのすべてがボイラーで作った「蒸気」を動力源としているのです。

火力発電所みたいですね。



ボイラー上の“安全弁”、真鍮の地肌の輝きもなかなかで行き届いたメンテナンスを感じさせます。

真鍮のこのような状態を維持するのは、なかなか大変です。

オジサンは、“Poly-lack”などのコーティング剤を塗布しちゃいますけれど…




こうしてみると、現役で本線を疾駆している姿のようにも見えてきます。

屋根無しの展示は、蒸機にとっても保存活動をされる方々にも負担は大きいと思いますが、このようなダイナミックな姿が見られるのもまた、この展示の魅力であります。
 
49644号機、格好良いです!



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宗谷岬公園 9月7日 2013年

2014-07-18 | Weblog
美雪さんで朝食を済ませたら早速、宗谷岬へ向けて出発です。

相変わらず朝の出発が早いです。

人気スポットの宗谷岬公園には、すでに商売の準備を終えた写真屋さんやサイクリストの方々の姿が見えます。





宗谷岬に向かう途中、いつも横目で見ていた「大沼」に立ち寄ってみました。(*国定公園の大沼公園とは違います)

散歩をする人影も見えません。

パネルの写真を見ると、冬季は白鳥が飛来する沼なのでしょう。




案内パネルの様子から、バード・ウォッチングを楽しむ方々が訪れるスポットのようです。



このパネルは面白かったです。

白鳥が飛来している期間は「犬の散歩」は遠慮しないとならないようです。

さすがに厳冬期には散歩には来ないとは思いますが…



毎年このお土産やさんの写真を撮ります。

「相変わらず朝が早いな~」と確認するためのようなものですけれど。

時計の針は8時半を示しています。



場所柄「最北端ネタ」の商売が多いです。

こちらのお店は、店名からして「最北端」ですからね!

「最北端証明書」みたいなのも結構あります。

全部集めてみたら面白そうです。



毎年、宗谷岬に立ち寄るのは、こちらの安田石油店さんで給油し、「最北端給油証明書」と貝で作ったチャーム?を頂くのが最大の目的です。









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稚内防波堤ドーム 9月6日 2013年

2014-07-17 | Weblog
ホテルにチェックインして、ビールを飲んでしまうとなかなか外出するのが面倒になってしまい、ドームの夜景を撮影するのはハードルが高いです。
ほとんど毎年、自分に負けてしまってきました。



しかし、今年は見事!自分に勝って三脚を担いで出掛けてきました。

まだ辺りは明るく、夕日がオジサンの影を「足ながおじさん」のように映しています。




「稚内港北防波堤ドーム」は1936年に土谷 実という土木技術者が中心となって設計、創建された防波施設です。



稚内港に打ち寄せる波の波高は時に7mを超えたそうです。

そこで設計者の土谷 実氏は防波堤に屋根を取り付けるアイディアを取り入れました。

これによって、世界でも稀な庇の付いた防波堤が誕生しました。

「高さ 11.4m 幅 15.2m 長さ 427m 」の鉄筋コンクリート製ドームは1936年の完成です。



防波堤の上からこうしてドームの裏側を見ることも出来ます。

ドーム横のプレート…というか扁額は取り外されていました。

立派な扁額を製作中なのでしょうか…



稚内桟橋駅が存在した頃には、宗谷本線から雅泊航路へと乗り継ぐ乗客の通路としても利用されていたそうです。

以前はツーリングの方達がテントを張っているのを見かけましたが、本日は「お泊り」の方はいないようです。



夕日がかなり低い位置に下りてきました。

もうしばらく散歩をして時間をつぶします。

戦後は「石炭置き場」とされ塩害によって損傷が激しく、解体の危機に晒された防波堤ドーム。

しかし、稚内のシンボル的建築物を守るため多くの方々の働きかけにより、復元工事が1980年に完成しました。



ドームの前にはC55 49号機 の動輪が展示されています。



展示されていたC55 49号機は場所柄もあるでしょう、塩害などにより撤去され、現在は動輪のみが展示されています。

その動輪もかなり厳しい状態です。




C55 49 L という刻印を読むことができます。





毎年、この可愛らしいプレートを見ると気持ちが和みます。

すごくこの場所にマッチしていると思います。



夕日も落ちてよい感じになってきました。

夜景のゴールデンタイム “ブルー・モーメント”が始まりました。

ドームの梁材が壁と融合して一体となっていくカーブが作るシルエットがNike のマークのようでもあり美しいです。





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稚内天然温泉 「港のゆ」 9月6日 2013年

2014-07-16 | Weblog
ホテルのチェックインの前に「稚内天然温泉 港のゆ」に立ち寄りました。

半端な時間だったので館内は空いていました。



温泉の入り口です。

いかにもな雰囲気です。

広々とした浴槽と、宗谷湾を吹く風に当りながら湾を見晴らせる露天風呂が気持ちよかったですよ。

ここで「ガビ~ン」とビールを飲めないのが残念ですが、仕方がありません。

ホテルまで我慢です。



全日空ホテル前の、おそらく市が管理する無料駐車場にオデ君を駐車し「ホテル美雪」さんにチェックインします。

ここ3年ほどはこちらの「美雪」さんを利用させていただいています。

それまでは写真の「全日空ホテル」(*現在ははANA クラウンプラザホテル稚内 という名称になっています)に宿泊していたのですが、オジサンが稚内に宿泊する頃になにやら大きなイベントだか集会だかが開催されるようになり、予約が取れなくなってしまいました。



最初は「仕方なく」他のホテルを探し、お世話になったのがこちらの「ホテル美雪」さんでした。

しかし、一度宿泊してみると清潔でさっぱりとした客室に朝食付きのプランでも1万円もしない宿泊費ですっかり気に入りました。

なんとなくご家族で運営されているような気がしますが、そのほのぼのとした雰囲気もとても和みます。



稚内駅に立ち寄り、こんな駅弁を購入しました。

「食べ比べ4大かにめし」という駅弁です。



「たらば」「毛蟹」「花咲」「ずわい」の4種の蟹がセットされた蟹尽くし弁当です。

さて…ビールタイムです。





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日曹炭鉱49678号機 豊富自然公園 9月6日 2013年

2014-07-15 | Weblog
留萌から少し寄り道をして、深名線の廃駅「政和駅」を見に走り始めます。



対向車のほとんど来ない275号線を気持ちよく走っていきます。

空は青く晴れて空気はシュンと引き締まり、ロードス君やSL君と走ったら気持ちが良さそうです。

しかし…いきなりの「通行止め」です。

どうりで対向車も無かったわけです。

仕方がありません。

「政和駅」の鑑賞はあきらめて、また留萌方面へ戻ります。

気持ちの良いドライブだったのでOKでしょう。

連れがいたら、「詰めが甘い」とか「リサーチ不足」とか苦情が出たところでしょうが、オジサン一人旅の最大の美点が「お気楽」ですからね。




豊富自然公園の入り口付近には、このような立派な案内パネルが設置されています。

矢印のところを見てください。

「なかよしトレイン」という名称で蒸機が紹介されています。



しかし…残念ながら 49678号機は解体され、動輪の一部が展示されているだけでした。

「老朽化のため…撤去されました」という記述があります。

確かに老朽化なのかも知れません。

豊富自然公園は整備の行き届いた素晴らしく美しい公園です。

公園の樹木を整備する費用の少しでも 49678号機に掛けてあげられたら「老朽化」は避けられたのでは…と思ってしまうのですが…



動輪の内側には「49678」の刻印を見ることが出来ました。



芝刈り作業中の作業員の方のその向こうには「パークゴルフ」を楽しまれている方々の姿が見えます。



さて…本日の宿泊地、稚内へと向かいます、










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留萌本線 第10留萌川橋りょう の隣の「福港橋りょう」 9月6日 2013年

2014-07-13 | Weblog
D61 3号機観賞のあと、こんな所にも立ち寄りました。

留萌本線と並走していた、貨物専用線臨海線跡の橋梁です。

良く似たデザインの橋梁です。





隣の現役留萌本線は66.8kmの単線非電化の本線です。

九州の筑豊本線61.1kmよりもたった700mだけ長いために「日本で“2番目”に短い本線」という半端な称号を得てしまいました。




貨物専用線臨海線跡は草に覆われていてその路盤を見ることは出来ませんでした。

廃線跡や廃城などを辿るベストシーズンは草が枯れた冬季と言われるのが納得です。



拡大して見て見ますと「福港橋りょう」と読めるようです。

その横は…ちょっと苦しいけれど「臨海線」かな。



隣の留萌本線のは「第10留萌川橋りょう」とはっきり読めます。

起点の深川からの距離も書いてあります。





撮影したのは★印の位置です。

港の船溜りみたいなところでしたが、ここが留萌川なのでしょうかね…


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D61 3号機 留萌市見晴公園 9月6日 2013年

2014-07-09 | Weblog
留萌市の見晴公園に静態保存されているD61 3号機を観賞にやってきました。

D61形蒸気機関車 は、1115両も製造された D51形蒸気機関車 を改造した蒸機です。

地方線で貨物運送に活躍していた大正生まれの9600形蒸気機関車が老朽のためそれに代わり活躍が期待されたのがこのD61形蒸気機関車です。

地方線で運用するために、D51形蒸気機関車の“1D1”軸形式を“1D2”に改め、軸加重を軽減し、寒冷地北海道での運用に考慮しキャブが「密閉式」に改造されています。(*D61 3 号機はD51-181号機より改造されたようです)

また、展示のD61 3号機にはありませんでしたが、トンネルの氷柱などからヘッドライトを保護する「ツララ切り」という装置も装備されました。

D61形蒸気機関車は、9600形蒸気機関車に代わり貨物輸送の主役になる筈でしたが、炭鉱閉山による貨物輸送の減少やディーゼル機関車の台頭により活躍の場を失い、たった6両という製造でその役割を終えました。

見晴公園に保存・展示されている「D61 3号機」は、たった1両現存する超稀少な蒸機であります。




見晴公園はこちらの中央公民館の向かい側に位置します。

オデ君はこちらの公民館の駐車場に駐車させていただきました。



見晴公園です。

緑の多い“天然”な公園です。

昨日までの雨で所々に水溜りが残っていて、ちょっと歩きにくかったです。



D61形蒸気機関車は、見晴公園にこのように展示されています。



展示されている蒸機は、屋根や支柱の状態、また海岸に近い立地を考慮すると大変良好と思えます。



このようにヘッドライトは極普通のLP403で「ツララ切り」は装備されていません。



力強さが漲る連結器…




シルバーに塗装されたクロスヘッド。

綺麗にされていますね。

つい最近に塗装されたばかりのような「ピカピカ」さです。



ここが D61 の特徴的な2軸の従輪部。

存在感がありますね。



オリジナルのD51 が 1D1 の軸配置のところを、よく2軸の従輪を詰め込んだものです。





密閉式のキャブ部

冬季の寒冷地では、乗務員の体感は向上するでしょうけれど、夏はずいぶん辛いのではないでしょうか?

しかし…この檻のような柵はどうなんでしょうね。

これも保存のためには仕方が無いのでしょう。









一列に並んだバルブ…好きなところです。

でも、ハンドルがいつくか欠損してしまっているのが残念です。





D61 3号機の経歴が書かれたパネルです。

その前身が D51 181号機であることが述べられています。

蒸気機関車の代名詞とも言える栄光のD51形蒸気機関車…化石燃料から電気へと産業エネルギーの変遷の波に翻弄され、そのうちの6両が辿った運命。

唯一生き残りここで静かに佇むD61 3号機。 

北の地、留萌まで観賞に訪れる価値は十分にありました。








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秩父別 ファミリースポーツ公園 9月6日 2013年-02

2014-07-08 | Weblog
Starfighter の隣に展示されているのはF-86D であります。

聖高原でも鑑賞したことがあります。




博物館のような施設で整備され美しく展示されている航空機ももちろん素晴らしいですが、こうして自然の空の下に展示されている航空機には美しい躍動感を感じます。

翼の下の“台”がちょっと痛々しいですけれど…






この翼もかつては空気を切り裂き、飛行機雲を残して飛行していたのでしょう。



翼の下に見える多数の小さな突起は…放電索と呼ばれる静電気を空中に放電するための装置でしょうか…



説明パネルにはF80 とありますが…

たぶん F-86D のことだと思います。

朝から楽しい観賞が出来ました。

雨竜でF-104J に会えるなんてね。

さて、気分も良く次の目的地、留萌のD61 3号機 を観賞に出発です。

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F104J 秩父別ファミリースポーツ公園 9月6日 2013年

2014-07-07 | Weblog
最初に訪れたのは、ホテルから10分~15分くらいの距離のファミリースポーツ公園です。

トンボ君が休息しているのは、F104Jのピトー管です。

しかし…F104Jの特徴的な「突き刺さりそうに鋭いピトー管」は安全上の理由からでしょうか、先端部は取り外されています。



まだ朝が早いせいでしょうか、人影はありません。

芝刈りの直後のようで、独特の香りが漂っています。

雨上がりで、刈られた芝がごってりと靴に付着してしまいます。



F104J と “F40”…じゃ無くてF86D の2機が展示されています。



小松空港の航空プラザに展示されているF104Jとはずいぶん環境が異なります。

やはり、屋根なし屋外展示では相当に過酷な環境なのでしょう。



外観は間違いなくF104Jなのですが…



キャノピーのガビガビ状態を見ると、屋外で紫外線に晒されている過酷さがわかります。







まるでカミソリのように鋭いF104Jの翼は安全面での配慮からなのでしょうか、カバーが施されています。



“トラ・ロープ”で固縛された車輪…ちょっと悲哀を感じます。





第203飛行隊の部隊マーク。

千歳基地をベースとする飛行隊ですから、こうして北海道で展示されているのも当然ですが…

可愛らしい縫いぐるみのようなクマの胸の☆マークがオジサンには気になって仕方がありません。

何がって…雑誌の広告の自主規制に見えちゃうんですよね。

この赤い星は第203飛行隊が所属する“第二航空団”を表しているそうです。










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雨竜町 サンフラワーホテル 9月6日 2013年

2014-07-04 | Weblog
ホテルの部屋から虹が見えました。

さすがに北海道の空はでっかいです。

目の前の畑には、もう盛りを過ぎた9月なのに小さなヒマワリが咲いていました。



確か7時頃から朝食でした。

用意されていた朝食…バイキング形式でないのが好きです。

オジサンにはもうこれで充分ですね。

特に目を引く食材を使っているわけではありませんが、一皿の盛り付けに調理した方の気持ちがこもった印象を受けました。

ブルーベリーのトッピングのヨーグルト…じゃなくて“ポテト”だったかな…好きです。

納豆は…黒豆ですかね?

なんだかとても居心地の良いホテルでしたよ…すごく安かったし(1泊2食付で1万円しなかったと思います)



駐車場には昨日のクルマ達はもう居なく、ガラ~ンとしています。

宿泊客とかではなく、買い物や温泉に訪れたお客さんだったのですね。

青空が見え始めてきました。

さぁ…出発です。


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