Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

バカラ ディキャンター カンタベリー 6月1日 2017年

2017-06-30 | Weblog
ついに手に入れました!

バカラ・ディキャンター “カンタベリー”というモデルです。

以前から、「バカラのディキャンターを手に入れたい!」と望んではいたのですが、私などが購入できるような価格帯ではありません。

仕方なく、グラスはバカラだけれどディキャンターは2000~3000円台の国産品を使用していました。

ず~っと悶々としていましたが、ある時、「Majorelle マジョレル」というアンティーク・ショップを発見!

これまでもバカラのアンティークを購入したことはあるのですが、あまりピン!とくるような品揃えでなかったりイマイチ満足度か低かったのが残念です。

ホームページを拝見してみると、かなり私好きな傾向の品揃え。

早速、ためしにワイングラスを購入してみました。

発送も迅速で商品には小さな手書きのレターが添えられていました。

何より商品が思っていた以上に素敵でした。

「よし!このショップにしよう!」と早速ディキャンターを注文しました。

丁度九州に出掛けていた頃でしたので、東京に戻ったら商品も届いているだろう…と楽しみにしていました。

東京に戻ると、まだ商品が到着していなかったので、ショップに電話を入れました。

すると…ディキャンターの“蓋”が見付からなくなってしまい、キャンセルにして欲しいとのこと。

せっかく楽しみにしていたのに残念ですが仕方がありません。

*この経過はメールで連絡を頂いたようなのですが、なぜか不着でした。

しかし、良い知らせが…

前回の商品と同じものを買い付けできたそうです。

しかも、状態も前商品より良好で、ショップのホームページにアップする前に画像をお見せするので、宜しければ購入してください、とのことでした。

数日後にメールを頂き、写真を拝見し全く問題がなかったので購入手続きをしました。

2日ほどして商品が到着。

ワクワクしながら商品を見ます。

予想していたよりも遥かに良い状態で大満足です!

アンティークといえども、「買ったら使ってみたい派」です。

ただ、いくら状態が素晴らしいとはいえ、飲み物を入れる容器ですから洗浄しなければなりません。

普段使いのディキャンターとは、構造(本体の入り口がかなり狭い)が違うので、洗浄する器具?などを見つけている間にだいぶ時間が経ってしまいました。




こちらが商品を購入したアンティーク・ショップの「マジョレル」さんです。

ネット通販と実店舗でも販売しています。

まだこの業界では「新参者」だと仰っていました。

確かにその対応が初々しくてとても感じが良かったのは、そんな訳かも知れません。

ホームページのつくりもお洒落で見ていて楽しくなります。

商品写真も魅力的でとても綺麗に撮影されています。

商品在庫はどれも素敵で、「お金があればお店ごと買ってしまいたい!」と思うほどです。

マジョレルさんのホームページはこちらから。



前振りがえらく長くなりました。

早速、洗浄して試飲の準備をします。

ワインはお気に入りの…

コンテ・デ・カンピアーノ アパッシメント ネグロアマーロ / コントリ(CONTE DI CAMPIANO APPASSIMENTO NEGROAMARO ) を用意します。

長い名前で一生覚えることは出来ないでしょう。

アパッシメントって「樹上で3週間陰干し、手摘み」、通常のワインより倍のブドウの原料を必要とするそうです。

貴腐ワインは樹上でブドウを醗酵させるトロッケンベーレンアウスレーゼ (Trockenbeerenauslese)という醸造法ですが、アパッシメントはそれの一歩か二歩手前といったイメージでしょうか…いずれにしても、手間暇の掛かる醸造法のようです。

それにボトル・デザインが格好良いです。

ボトル・エンドがキュッと締まっていて立ち姿が素晴らしい。

ラベルも良いですね~

イタリアン・デザインってなんでこう格好良いのでしょう…

しかもやたら重いです。

初めて購入した時に、あまりの重さに、もしかしたら内容量が多目なのかな?などと酒飲みの嫌らしさ全開でした。



これは、ディキャンターを洗浄するためのツールです。



パッケージを空けて取り出します。

スポンジ・タワシ?が“棒状”になっています。



パッケージ裏の使用イメージです。

ボトル・デザインに合わせて折り曲げて使います。



早速、試してみます。



購入したディキャンターの入り口はウインナー・ソーセージほどですが、何とかブラシが通過しました。

ボトルの“肩”の部分もこのようにしっかりと洗浄することができました。



洗浄完了!

しかし…口が狭いので乾燥にも手間取りました。

なかなか水分が飛びません!



“待てないオジサン”はドライヤーで乾かそうかと思いましたが…さすがに思いとどまり自然乾燥しました。



ようやく水滴もなくなりいよいよディキャンターにワイン注入!です。

ここでも入り口の狭さに手こずります。

まさか、バカラのディキャンターに“漏斗”はないですよね!

そこで思いついたのが「ポアラー」を使うことです。



本来は、ボトルにこの「ポアラー」を装着しワイングラスに直接注ぐものです。

即効“ディキャンタージュ”のようなものでしょう。

これを使えば、口の狭いディキャンターにスマートにワインを注ぐことができます。

無事に 750ml しっかり注ぐことができました。

*ソムリエではないので、両手でしっかりボトルを保持しています。

ひっくり返したら大事なのでビビッています。



まずは、ディキャンターの前に購入したワイングラスで、イメージ的体験をしてみます。

絵柄はディキャンターとお揃いで素敵ですが…

実際に飲んでみますと、「違うだろ!」です。

これって、白ワイン用の形ですものね。

フル・ボディーのワインには絵柄も味も合いません。

想像ですが…貴腐ワインなどちょっと濃い目のキラキラしたワインが合いそうなグラスです。



取り敢えず、一杯飲んで次に毎日愛用のグラスに交代です。

う~ん、やっぱ味も香りも全く違います!

3倍くらい美味しく感じます。*私でも分かるほどの違いです。

結論…です。

購入したディキャンターは、作品としては惚れ惚れするほど素敵ですが…これを日常的に使用するのは、メードさんなどを雇用できるプレミアムな方なのだろうな…と納得しました。

毎回、あのスポンジタワシの棒みたいなので洗浄、乾燥してポアラーで注入…など面倒すぎて無理でした。*待てないオジサンの個人的感想です。

やはり、今回購入したディキャンターは、「眺めて楽しむ」のが身の丈に合っているようです。

私の普段使いには今までの国産の安いディキャンターがお似合いでした。

でも楽しかった…




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ヒコーキ写真テクニック 2017夏 6月28日 2017年

2017-06-28 | Weblog
 
ヨドバシ.com で予約してあった「ヒコーキ写真テクニック 2017夏号」が朝イチで届きました!

本屋さんもまだ営業していない時間に配達して頂いて申し訳ないようです。

今号は 「超絶人気の二大被写体の魅力 F-15 X 747 」というお題です。

お題の通り、軍用機とエアラインの大人気モデルの特集ですので、大満足です。

楽しみですね。

こうしたヒコーキ写真専門誌?に掲載されている作品の素晴らしさに感動もします。

ネット上にアップされている素人さんの写真の中にも、本当に素晴らしい作品を見ることがあります。

プロの方の作品が素晴らしいのは当然としても、アマチュアの方でも凄い方がいるものだと感心もし羨ましくもあります。

どうしたらこんな作品が撮れるのか…凄いですね。

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安別駅 天北線 9月2日 2016年

2017-06-28 | Weblog
安別駅は国道238号線から500mほど入ったところにあります。

国道はこの写真の突き当りになります。

近くには「ポン沼」と呼ばれる水溜りがあるだけで、辺りに民家など人の気配はありません。

天北線が営業時にどのような利用客があったのか…想像ができません。

昨年はこの道をキタキツネが悠然と歩いていました。

アスファルトを補修した跡が残っています。

ここが路盤跡だったのでしょう。

2015年 安別駅跡の記事はこちらから。



路盤跡は「北オホーツクサイクリング・ロード」として利用されています。

こちらは稚内方面となります。



そしてこちらが音威子府方面となります。

クマ注意の看板が怖いです。



サイクリング・ロード左手に見える建物は、安別駅の待合所として使われていた建物のようです。



廃止後はサイクリング・ロードの休憩所兼トイレとして使われているようですが…



近付いてみます。

ブロックで作られている建物なので、それ自体劣化は見られませんがとても利用できるような状態ではありません。

横にもう一棟ありますが草に埋もれています。

ダニなど極度に恐れているオジサンは、これ以上近付く勇気はありません。




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浜頓別駅跡 天北線 9月2日 2016年

2017-06-24 | Weblog
浜頓別駅跡は「浜頓別バスターミナル」として整備されています。

雨は降り続いています。

写真はいかにも「正面入り口」に見えますが…ここから館内に入ることは出来ません。

建物の両サイド、バス乗り場入り口から入館します。

2015年 浜頓別駅跡の記事はこちらから。



立派なターミナルビル1階に、天北線にまつわる鉄道備品や写真等が展示される鉄道記念館としてのスペースがあります。



タブレット閉塞器や停車位置目標 などが展示されています。



ショーケースにはサボや改札鋏(切符に鋏こんを入れる道具です)が展示されています。



「Dating Machine」も展示されています。

これを「ダッチングマシン」と呼んでいますが、超初心者のときには意味が解りませんでした。

Dating Machine とスペルを見て初めて理解したことを思い出します。



浜頓別駅舎写真が展示されています。

昨年訪れたときに、映り込みをもう少し何とかしたい…とか言っていますが相変わらず進化はありません。

これが撮影されたときも雨降りだったのでしょうか、路面が濡れています。

雪の名残が写っていますから、雨ではなく雪解けの水濡れかも知れませんね。

駅舎を見ると、浜頓別駅が天北線の巨大ターミナル駅であったことが偲ばれます。

特にデザインに凝ったところも無く、北海道スタンダードの好感の持てる駅舎です。

浜頓別バスターミナルは昨年も本年も雨降りでした。

なぜか雨の多い印象ですが、観光で訪れたクッチャロ湖などはいつも快晴でした。



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iPad Pro 10.5 in ようやく購入 6月22日 2017年

2017-06-23 | Weblog
iPad Pro 10.5in の予約開始が6月7日

午前中、ヨドバシ・アキバのドコモショップへ急ぎました。

今回は、モバイル・ルーターからの機種変です。

Wi-Fi + cellular モデルを購入 しかも機種変ですから、ドコモショップの方が何かと便利かな…と思いました。

6月13日に販売開始、早速連絡があるのかと思っていました。

かなり早い段階で予約したつもりでしたから…

二日ほど待ちましたが連絡が無いので店頭に状況を聞きに行きました。(*待ちきれない…)

すると「シルバーとゴールドなら今すぐ在庫あり」とのことです。

予約したのは「スペース・グレイ」という黒のモデルです。

このモデルは特に人気があるというわけではなく、生産の順番が後回しのようです。

本当は販売当日に購入して、人に見せびらかしたかったのですが、好みのカラーを我慢してまで購入する気は無いのでここは我慢です。

私の場合、通信関係の機器 iPhone iPad PC など黒が基本で“色もの”などありえません!

昭和生まれは家の電話機といえば「黒」でしたからね。

アップル・ストアーの納期を見ますと、スペース・グレイのモデルは6月22日となっていました。

「よし!22日には連絡があるだろう」と待ち構えていると案の定、ドコモから入荷の連絡がありました。

早速、購入手続きに出掛けます。




使用してみます。

iPad mini(しかも2 です!)を使い慣れた手には、やはり大きく感じます。

PCのように、モニターが大きい分、解像度を高くして広く使えればよいのですが、「ただデカイ」だけで、あまり有り難味を感じません。

年齢の割りに「老眼」とかは全く無く、極端に言うと「iPhone で 日経が読める」くらい細かい字に耐性があります。

なので、iPad Pro 10.5in のスペースは無駄に感じます。

mini のように手の平におさまる大きさではないので持て余します。



mini だったら、こんな風に手を広げればホールドできます。



こんなケースを見付けて購入しました。

ゴムベルトが仕込まれていて、片手で持つことが出来ます。(落とすリスクを減らして安全に持てる…という意味です)

iPad は、屋外で使用する頻度が結構高いです。

北海道廃線旅行は勿論、羽田や成田などの飛行機撮影にも持って歩きます。

こういうカバーを使用しないと、落として壊すことは目に見えています。



背面にはペンホルダー兼ストッパーが装備されています。

Pencil を使う方には便利な装備かも知れませんが、iceオジサンには無用の装備です。



結論としては… iPad Pro 10.5 in は、あまり持ち歩くことは無さそうです。

やっぱ、これからも iPad mini が、廃線巡りのパートナーであり続けるでしょう。

なら、何で iPad Pro 10.5 in を買ったの? という声が聞こえてきそうです。

以前は、モバイル・ルーターは旅行や出張には必須のツールでした。

ホテルや無料の Wi-Fi とかは信用していませんから。

しかし、今では iPhone や iPad を持っていれば、「インターネット共有」のモードでノートPCなど簡単に使用できます。

なので、旅行や千葉のガレージの時にしか使わないモバイル・ルーターを廃止して「なら iPad でも…」という気になった訳です。



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常盤駅跡 天北線 9月2日 2016年

2017-06-20 | Weblog
交互にやってくる“何も無い鉄道遺構”

常盤駅跡は「何も無いグループ」の鉄道遺構です。



一時停止標識の見える国道275号線から20mほど入った部分の舗装に補修跡が見えます。

これが天北線路盤跡を補修した形跡なのでしょうか。

2015年 常盤駅跡の記事はこちらから。




常盤仮降車場を出自とする常盤駅は一面一線の小さな駅。

この小さな道が駅ホームへの導入路だったのでしょうが…雑草が生茂り侵入することが出来ません。



以前はこの辺りが駅跡かな~などと思ってきた覚えのある場所です。



その空き地から先程の路盤跡と思しきあたりを遠望します。

いかにも路盤の盛土跡のように見えます。

この草地に踏み込んで路盤跡を確かめよう…という気概は無いんです。

深入りしないのが信条ですから。

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下頓別駅跡 天北線 9月2日 2016年

2017-06-19 | Weblog
公園の一部として駅ホームが保存されています。

初心者にとっては嬉しい「見所」のはっきりとした駅遺構であります。

2015年 下頓別駅跡の記事はこちらから。



オデ君をスペースに停めてホームを観賞しに歩いて近付きます。

今にも降りだしそうな空模様ですがギリギリ堪えてくれています。

カーブしたこの砂利道が天北線路盤の一部だったのでしょう。

舗装はされていませんが地域の方々の生活道路として利用されているように見えます。



国土交通省 カラー空中写真を見ますと、駅裏手には広大なストックヤードを持ち貨物の引込み線や木工所への引込み線も写っています。

駅を取り巻くように集落が形成されているのが分かります。

昨年同様、ホームは綺麗に除草され展示されています。



ホーム上には駅名標が展示されています。

実に雰囲気のある展示です。

この駅名標は“レプリカ”とのことですが、実に美しく再生?されています。

営業時の写真と見比べてもサラッと見ただけでは違いに気が付かないでしょう。

当時の写真とこの写真とを並べて見比べると…“し”の字のそり具合”とか“と”の字の出っ張り具合とか…そう言われてじっくり観察しなければ分からないほど精巧に描かれています。

フレームなどは完璧に本物だと思います。



ホームの上から稚内方面を見ます。

画面左側、“モノ・レール”のように見える鉄材は、ホームのエッジ?…縁石の代わりに用いられているものです。



北電の電柱番号が残されています。

豊里 幹線18番 という意味でしょうか。

昭和42年9月のプレートも見えます。

やけに低い位置にあるのは、展示用に短く切断されたためでしょう。



昨年と変わらず転轍機の残骸が同じ形で残されています。



ホームから中頓別方面を見ます。

スペースに停めたオデ君が見えます。



稚内方面ホーム終端から前傾を見ます。

除草作業を終えたばかりでしょうか。

きっちり刈り込まれてとても清潔な雰囲気です。



ホーム裏側、こちらも草が刈り込まれています。

前回同様、とても管理の行き届いた公園とその展示です。

気持ちが良いです。

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新弥生駅跡 天北線 9月2日 2016年

2017-06-15 | Weblog
新弥生駅跡も初心者泣かせの鉄道遺構です。

前回訪れた時と新たな発見は無く進展はありませんでした。

駅入り口の導入路には宗谷バス・停留所標識柱があり目印になります。

こちらは寿駅方面になります。

2015年 新弥生駅跡の記事はこちらから。



同じ位置から稚内方面を見ます。

辺りには本当に何もありません。

夜酔っ払って間違って下車してしまったら途方に暮れそうです。



空き地には軽トラが停まっています。

このスペースは後に整備されたもので駅跡とは違うようです。

国土交通省 カラー空中写真を見ると、空き地左側に見えるこの道路が路盤跡だったのではないでしょうか。



同じ位置から寿駅方面を見ます。



国道275号線方向を振り返ります。

赤矢印が国道です。



路盤跡と思われる場所から改めて稚内方向を見ます。

立派な舗装路…と思ったら直ぐ先にはバリケードが置かれ、草が覆いかぶさってきています。

クルマでの走行は無理かも…です。



駅導入路、国道に背を向けて立ちます。

目の前に「熊 出没注意」のプレートが掲げられています。

北海道の「熊出没」は本気度高いから本当に怖いです。

昨年からは「熊鈴」の他に「クマスプレー」も準備して携帯するようになりました。

北海道の山野を一人で廃駅巡りするのはマジ怖いです。


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寿駅跡 天北線 9月2日 2016年

2017-06-15 | Weblog
前回、寿駅跡の探索はいかにもやる気の無いレポートでした。

座標近くにいるのだと認識はしていたのですが…あまり深く拘っていないようでした。

もう少し座標と地形図を見比べ駅跡地点へと向かいます。

やはり前回は駅跡から500mほどずれていたようです。

赤矢印で示した場所が路盤跡を舗装し道路に転用した部分ではないかと推測しました。

2015年寿駅跡の記事はこちらから。



国土交通省 カラー空中写真に写っている寿駅ホームの手前に写っている農場はここらしいです。



多分、路盤だったのでは…と思しきところに立ちます。

この先が次駅、新弥生駅方向になります。

道路の幅といい林を切り通した雰囲気といい、いかにも廃線跡路盤の雰囲気を醸しています。



同じ場所から今来た方向を振り返ります。

オデ君が駐車している辺りから道路は左にカーブして行きます。

前回はこの小さな橋の手前までしか来なかったのですね。

たった200mほどですが昨年より前進しました。

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寿公園 天北線 9月2日 2016年

2017-06-14 | Weblog
天北線寿駅跡とは若干座標位置が異なるようですが、展示されている「49648号機」や公園名「寿公園」などからも、鉄道に縁のある公園であるのが分かります。

初めてこの公園を訪れたのは、「49648号機」目当てでした。

まだ廃線駅等にはあまり興味が無く、機械としての蒸機への興味から北海道中の静態保存蒸機を訪ね歩いていた時のことです。



意外だったのが、「F104J Starfighter 」が展示されていることでした。
思わぬ収穫?に大喜びしたことを思い出します。



オープン展示のわりには非常に良い状態を保っています。

しかし、毎日浴びる紫外線のせいでしょうか…キャノピーには無数のひび割れが走っています。

機体にはかなり厳しい展示環境ですが誰でもこうして「F104J」の実機を触って観賞できることは素晴らしいことだと思います。



こちらが最初のご縁、「49648号機」です。

昨年訪れた時はペイント作業中でした。

本体?のペイント作業は終了しているようです。



しかし…階段やレール、案内プレートの嵌め込まれたボックスなど、まだ“錆止め”を塗っただけで上塗りはまだのようです。

まさか「これで終了!」って訳ではないと思います。



キャブの中の作業は終了のようです。

補器類も綺麗にペイントされています。



F104Jもそうでしたが、こうしたオープン展示にかかわらず、ゲージや水面計のカバー・グラス、水面計のチューブまでしっかり残されているのが素晴らしいです。

管理者の方の努力も勿論ですが、公園利用者の方々のマナーも素晴らしいのだと思います。

こういう展示は本当に気持ちが良いです。

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ベア・ドゥ北海道特別塗装機 JA602A 羽田空港ヒコーキ撮影練習 6月10日

2017-06-13 | Weblog
土曜日の仕事帰り。

予想外の好天だったので羽田空港へ出掛けてきました。

仕事帰り…とか言いながら最初からヒコーキを見に行くつもりだったのでは?と言われそうですが、もう機材は最小限度の軽装で出掛けてきました。

*目的は空港第一ビルのライオン・ビールですから…

大きなレンズを背負って出掛けるのはさすがに腰が痛くなり辛くなってきました。

かなり風の強い一日です。

キャップを持ってこなかったので髪の毛などメチャクチャです。

北海道ファンとして応援している“Air-Do”です。

*九州ファンでもありますので“Solaseed Air ー ソラシドエア”も大好きで応援しています。

一番手軽そうなC滑走路でダラダラ撮影練習をしていました。

テールフィンにホワイト・ベアーが描かれた“ベア・ドゥ北海道特別塗装機 JA602A”登場!



特別塗装機 JA602A はANAで「モヒカン・ジェット」として親しまれていたB767-300型機体です。

北海道の札幌時計台や函館ハリスト正教会、美瑛や富良野の田園風景などが描かれています。

北海道ファンの琴線をくすぐります。



このイラスト、北海道の良さを存分に表していて、テールフィンのホワイト・ベアーが仄々とした表情ですごく良いです。



北海道まで一っ飛び!

Air borne とは良く言いましたね!  

元々は軍事用語で、輸送機などから空挺隊員が敵陣に落下傘降下することです。

それが平和な時代には、ヒコーキが滑走路を飛び立つ瞬間を指す言葉として使われるようになったようです。

坂井三郎さんという零戦パイロットの方が上梓された「大空のサムライ」という本の中で、離陸する瞬間のことを「地上と縁を切る」と表現されていました。

物理的にも精神的にも地上とのしがらみを断つ…という意味でしょうか。

戦時中の戦闘機パイロットの覚悟が伝わってきて、なるほどなぁ~と夢中で読んでいたことを思い出します。

平和な空は良いですね!



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中頓別駅跡 天北線メモリアル・パーク 9月2日 2016年

2017-06-09 | Weblog
天北線 中頓別駅を国土交通省カラー空中写真で見ます。

駅には木材を運搬する引込み線、留置線が見え広大なストック・ヤードに積み上げられた木材も見えます。

駅を中心に道路が放射状に広がり街を形成する様は、田園調布駅のようでもあります。

大きなターミナル駅であった中頓別駅構内は「天北線メモリアル・パーク」となり、その中心に「中頓別バスターミナル」があります。

バスターミナルとしておくには勿体無いヨーロッパの山荘を思わせるような綺麗な建物です。

正面は「ハーフティンバー(half timbering)真壁」で屋根には尖塔が乗せられています。

2015年中頓別駅の記事はこちらから。



駅への導入路、「道道399 中頓別停車場線」の道道番号案内標識。

中頓別駅跡自体は初心者の私でも簡単な探査対象?ですが、こういう標識を見つけると非常に勇気付けられます。



バスターミナル前から道路を見ます。



ターミナル前のロータリーには公衆電話ボックスが…

サイロをデザインした広告塔、その基部が公衆電話ボックスとなっています。



バスターミナル入り口。

花々が飾られリゾート・ホテルのようです。



バスターミナルの2階、中頓別町内を走っていた天北線各駅の写真や駅備品などが展示されています。

今回はこの写真がお目当てです。

ちょっと高い位置に展示されている写真を撮影する為に「脚立」をオデ君に積んできたのですが…

面倒がって省略し背伸びして撮影しましたが…やっぱちゃんと撮影すればよかった。



セピア色の写真とはよく表現されるフレーズですが、まさに“セピア色”です。

中頓別駅舎…お洒落なデザインです。

昭和50年に駅舎改築とありますので、そのときにこの鉄筋の駅舎に改築されたのでしょう。

駅前には、“アクセル・ターン”の跡でしょうか?丸いブラック・マークが見えます。

時代を感じさせますね。



先の「残念な鉄道遺構」で使わせて頂いた写真です。



小頓別駅舎。

意外な立派さにビックリです。



上頓別駅舎。

こちらもなかなか立派な駅舎です。

周りの風景は単調です。



敏音知駅舎。

広大な駅構内の割りに随分質素な駅舎です。

もっと大きな駅舎なのかと思っていました。



中頓別駅の駅名標が掲げられています。

屋外で使われていた駅名標だと思うのですが、意外なほど綺麗です。



バスターミナル横の屋外には、ブルーに塗色されたキハ22が展示されています。



前回訪れた時にはドアーは施錠されていましたが、本日はオープンです!

パーク・ゴルフの競技者の方々がクラブハウスとして利用しているからなのでしょう。



ドアーのそばから少しだけ中を覗かせていただきました。

床は板張り、長いベンチが設置されています。

ここで休憩したりお茶したりされるのでしょう。




定期的に使用されているからでしょう、内部はとても良好な状態です。

内装に比べて、外装は相当くたびれています。

ペンキが剥げ落ちて錆びてしまっています。

なかなか手を入れるのは大変なのでしょうね。



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天北線 残念な鉄道遺構 9月2日 2016年

2017-06-08 | Weblog
この鉄道遺構駅舎は個人所有だそうです。

こうした個人所有駅舎は深名線などにも見られ決して珍しい存在ではありません。

しかし…この駅所有の方は駅舎写真撮影や記事寄稿などに対してネガティブな方針であるようです。

なので、駅舎写真は「中頓別バスターミナル」2階に展示されている営業当時の写真を掲載しました。

天北線では唯一の「高床式」で大変貴重な駅舎です。

営業時は国道から真っ直ぐな導入路がこの階段前に繋がっていました。

今はその入り口は分かりません。

写真は夏のありし日なのでしょうか。

学生さんのチャリが写っています。(多分…)

とっても長閑で穏やかな駅舎表情です。



国道脇にオデ君を停めて、長めのレンズで撮影しました。

この位置から駅舎階段まで真っ直ぐに道が延びていたのでしょう。

ま、風景の一部に構造物が写っている…そんな絵のつもりです。



この土地は中頓別町所有だそうなので、道路利用で通過する分には問題は無いと思います。

役場の方に伺うと、10年契約の土地賃貸契約は更新されているそうです。

駅舎オーナーさんは鉄道好きな方だと思います。

今現在の状態を保持する為に多大な努力と出費とをされていると思います。

「立ち入り禁止」「撮影禁止」とプレートを掲げるようになったのには、きっと訪れる鉄道ファンにも至らない部分があったのだと思います。

中頓別町には「寿公園」という施設があり「F104J」ジェット戦闘機や「49648」SLがオープン展示されています。

この駅遺構も同じようにオープン展示が出来、ありし日の天北線を偲べれば素晴らしいことです。

毎年訪れる度に現況を残念に思います。



国道にあるバス停待合室です。

何となく駅舎をオマージュしたようなデザインとなっています。

雰囲気を良く捉えていますよね。






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周磨(しゅうまろ)駅跡 天北線 9月2日 2016年

2017-06-07 | Weblog
難読駅名というほどでは無いでしょうが、ちょっと読みにくい駅名です。

駅名は付近を流れる小さな川(シュウマロネップ川)に由来するそうです。

普通は周磨→シュウマ と読んでしまいますね。

この駅跡は駅名だけでなく「何も無い」遺構として初心者泣かせです。

2015年 周磨駅の記事はこちらから。



国道から少し入ったところに広大な草地が広がっています。

何となく…この辺りなのかなぁ~と見回しても、ただ草地が広がるだけです。



国道の方向を振り返ります。

赤矢印の部分。

国土交通省のカラー空中写真と照らし合わせると、その辺りが路盤でホームもここに近い場所にあったのかも知れません。

道路アスファルトの補修跡などは確認できません。

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敏音知駅(ぴんねしりえき) 天北線 9月2日 2016年

2017-06-06 | Weblog
敏音知駅跡は「ピンネシリ ヴィレッジファームパーク」という施設の中に残されています。

2015年 敏音知駅跡の記事はこちらから

パークゴルフ場やオートキャンプ場、グランドなどのアウトドア施設を備え、道の駅「ピンネシリ」を併設しています。

交流プラザも道の駅建物内にあり施設利用の受付業務も行っています。



建物入り口には「敏音知駅」駅名標が掲げられています。

この地に鉄道駅があったことを伝えています。

廃線駅跡を訪ね歩いている私のような初心者にはとても分かり易いランドマークとなっています。



施設内の案内図。

赤矢印が敏音知駅跡

ホームや駅名標が展示されています。



コンパクトなホームや駅名標の他に踏切警報機が展示されています。



ホームには天北線敏音知駅を記念する石碑が展示されています。



観光地に良く見る「幸せの鐘」のような装置でしょうか。

フレームの頂点が微妙に離れているのをいつも不思議に思って見ています。

フレーム材には古レールが使われています。



レールが敷設された路盤の横手には、コンパクトサイズのホームが展示されています。

石積みを見ても、その石材からは天北線の歴史を感じさせるオーラは無く、ホームセンターの石材っぽく見えます。

コンパクト・サイズのホームに合わせて、電柱もコンパクトです。



ホーム上に展示されている敏音知駅名標。

こちらもフレームの足が少し短くカットされているように見えます。



駅名標の裏面にはその路線図と歴史とが書かれています。





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