Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

羽田空港 初めてのポイント 10月29日 2016年

2016-10-31 | Weblog
お天気がイマイチな週末土曜日でしたが、以前から行ってみたかったビュー・ポイントへ「下見」に行ってきました。

最近、ツアーの羽田空港集合場所を下見する「下見ツアー」という企画があるそうでビックリです。

国際線ターミナル駅で東京モノレールを降り、バス乗り場を歩き始めます。

そこにいた係員の方に環八道路までの行き方を訪ねます。

Googleマップで下見をした際には「歩道」が見えたのですが…

車道を歩いて行くのは「お薦めできませんが…」と言われました。

確かに職業柄お薦め出来ないのは当然でしょう…

ただ、自動車専用道路とかではないので構わずずかずか歩いて行きます。



因みに、帰りに分かったのですが、この写真のように第一ターミナル駅へ向かってモノレール駅の左側へ出れば、立派な歩道があって安全に環八に出ることが出来ます。

先程は駅の右側に出てしまったのが失敗の元でした。



その環八の歩道をグイグイと歩いて行きます。

本日は“下見”ということで最低限の機材しか持っていませんが、それでも重さが体に堪えます。

A滑走路に着陸する航空機やその先にD滑走路も見えてきます。

国際線ターミナル駅から約15分ほど歩いた地点です。

ビュー・ポイントは、ちょうど環八が地下にもぐる手前の辺りです。

赤矢印で示したあの辺り、幅は30cmくらいでしょうか…非常に足場が悪いです。

本当はもっと先の方に行ってみたい気持ちもあったのですが、あのフェンス先端部は歩道から2mほどの高さになります。

うっかりバランスを崩して機材と一緒に転落したらただでは済まなさそうです。

深入りしないオジサンは、歩道から50~60cmくらいの高さのところで止めておきました。

ちょうどあの道路標識の辺りです。

しかも、フェンスの高さが私の目の高さ辺りです。

カメラを構えるとレンズがフェンスに当たるので、爪先立ちしないとクリアー出来ません。

かなり苦しい姿勢でカメラを構えます。

ふくらはぎが引き攣ってきます。




さて…練習開始です。

爪先立ちしながらフレーミングするのは体がグラグラ揺れるので最初はかなりキツかったです。



ウイングレットが特徴的な737がやってきました。

曇り空なのであまり楽しくは無いだろうと期待はしていませんでした。

しかし、今日の空は3層になっています。

一番上層はグレーの暗い空…中層部は雲が無くて薄い青空が見えています。

そしてその下の層はキメ細かい明るい白い雲…

このように変化のある空で奥行感もあってなかなか楽しかったです。



「へぇ~曇り空でも雲の質によっては良いものだな~」なんて思いながら機影を追います。



高度が下がって地上のストラクチャーがファインダーに入ってきます。

これも空港らしい背景でなかなか気に入りました。

小型機の737だとこの辺りを通過しても、機体全体をフレームに収めることが出来ました。

ジェット後流でレーダードームが陽炎で揺れています。



このビュー・ポイントでは、A滑走路に着陸する機体とC滑走路に着陸する機体を絡めて撮影することが出来ました。

これは結構楽しかったですよ。



やってきたのは エバ・エアーのエアバスA330 です。



この辺りでかなり画面一杯になっています。



すでにもう画面一杯一杯です。



先のストラクチャーを通過する時には、思い切りはみ出しています。

やっぱ、737に比べると大きな機体なのですね。



目前を通過する時にはもうこんなです!

足場の悪い立ち位置で爪先立ちしながらズーミングするのはオジサンには無理でした。

一度目を離したら目標を補足出来ません。



また737がやってきました。



737ならこのまま“引く”ことも無く撮影を続けます。



まだまだ“余裕”です。



ほら、ストラクチャーを通過する時でもこの余裕です。



さらに“デカイ”トリプルセブンはどうでしょう?



やっぱ、思い切りはみ出しています。



全然デカイですね、トリプルセブンは…



777 の次は、787を追記しておきます。

独特の“飛び姿”の787 はかなり遠方からでもそれと確認することが出来ます。

暗い雲が背景で ジェット後流が良く見えます。

かなり高温の排気なのでしょうね。

世界中を飛び回っている航空機の排気も温暖化の原因の大きな一つとなるのでしょう。

ハンバーガーみたいな 3層構造の雲の状態が良く分かります。



顔もなんとなく“鳥族”みたいな顔付きです。



今日の雲は奥行感があって高高度を飛んでいるみたいな雰囲気に見えます。

アンチ・コリジョンライトの点灯とシャッターのタイミングが合うと、飛行機の表情が豊かになるように見えます。



このくらいに接近すると 787-8 と 787-9 との判別も出来るようになります。

-8 と -9 の判別ポイントは、第1ドアーと第2ドアーの間の窓数です。

ファインダーを見ながら窓数を数えることは出来ませんが、「なんとなく窓数多し…で、-9 かな?」ってところでしょうか。



例のストラクチャーを通過するときに機体の大きさが分かります。

777ほどではないですが、やっぱ大きな機体です。

現在開発中の 787-10 はさらにストレッチされ 777 に変わる大型機になるのでしょう。

きっと、787一族の独特の“飛び姿”は継承されるのでしょう。

いまから楽しみです。

そう言えば…747 が退役し 787 へ配置転換?になった友達の機長さんが、「787 は プリウスみたい」という表現が印象的でした。



次から次と着陸機がやってきて、練習には最高です。

つま先立ちしながら、あ~だこ~だ…と色々練習し、あっという間に2時間弱が過ぎました。

そこで気が付きました…遅いですが。

航空機がトラフィック・パターンに入ってきた時にその機体を判別出来ないと適切なズーム倍率を設定出来ないなぁ~と思い知りました。

737などはかなり遠方から判別することが出来ますが、難しいのはこの機体ですね。

これは767です。

今度はカメラを構えずに双眼鏡で遠方の機体を見て、小型機、中型機、大型機を判別できるように訓練?しようかなどと思いました。

さて…筋力的にそろそろ限界かなぁ~と撤収することにします。



国際線ターミナルビルに戻ってきました。

せっかくなので、展望デッキへやってきました。

多くの人々で賑わっています。

やはり展望デッキは快適ですね~

ハロウィーンのディスプレーが季節を感じさせます。

地味目な展示ですね。



展望デッキの快適さに比べると本日のビュー・ポイントはかなりハードル高いです。

ターミナルビルから徒歩で15分も距離があります。

周辺にはトイレはもちろん、自販機など何もありません。

足場は不安定でむしろ危険ですらあります。

それでも最高に気に入った点があります。

それは…同業者というかヒコ~キ・ファンらしき人の姿が“皆無”であったことです。

ちょうど、北海道の廃線や静態保存の蒸機を観賞して歩いているような、時間に没頭できる…そんな気分になれました。

たまたまこの日だけだったのかも知れませんが、2時間近く誰一人ヒコ~キ・ファンが来ないビューポイントなんてあるのでしょうか…


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杉橋駅跡 くりはら田園鉄道 8月27日 2016年

2016-10-28 | Weblog
杉橋駅跡も長閑な田園風景の中にあります。

この写真だけ見ると鉄道駅があったとは思えません。



記念碑の置かれているところは駅ホームのスロープの辺りではないでしょうか。

1面1線ホーム上に待合所のある杉橋駅。

北海道の宗谷本線などを見て歩いていた時、駅にポツンと残された学生さんのチャリをよく見掛けました。

列車の通わない廃線廃駅跡に残されたチャリは不思議な感じがします。

大きく立派な石板があります。

頌徳碑(しょうとくひ)と彫られています。

この地方出身の偉人か地域発展に寄与した人物を称える石碑なのでしょう。

裏面にはきっとその来歴など記されているのでしょうが、ちょっと興味が無くてスルーしてしまいました。

次回訪れるチャンスがあれば、しっかりメモしてきます。



路盤は津久毛駅方面へカーブを描いています。



道路を挟んで細倉マインパーク前駅方面を見ます。

橋梁があるようです。



歩いて近寄ります。

路盤の一部が流出し枕木が浮いてしまっている部分があります。

バリケードの先には鳥沢川を渡る橋梁が残されています。

用心深いオジサンは、「危険だ…」とこれ以上は近付きません。

長生きのコツかも知れませんね、「深入り」しないのが…



もう一度杉橋駅跡方向を見ます。

ガードレールで分断された路盤跡が道路のアスファルトに残されています。


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津久毛駅 くりはら田園鉄道 8月27日 2016年

2016-10-27 | Weblog
津久毛駅は「つくもえき」と読みます。

「つくげ」とか読んでしまいそうです。

周辺の地名から取った駅名のようです。

「つくも」といえば「九十九」という字が真っ先に思い浮かびます。



記念碑は田園風景の中にポツンと置かれています。



右手に見える建物。

クリーム色の切妻屋根が駅舎建物だったようです。



路盤を歩いてみます。

右手建物の前の部分はホームのように見えます。

多分、駅舎からホームに向かって増築がされたのではないでしょうか。(焦げ茶色の部分)



細倉マイン前駅方面を見ます。

駅構内はかなり広々としています。



津久毛駅は1面1線の駅でしたが、かつては上り線ホームを持つ、交換可能駅であったようです。

ブルーシートが見える辺りだったのではないでしょうか。

今はその上り線ホームの形跡など確認することが出来ません。

しかし、この広大な駅構内がそれを物語っているようです。



プレハブ建物は民間所有のものでしょう。

駅舎本棟も営業当時から民間に払い下げられていたようです。



駅舎を正面から見てみます。

軽トラが止まっている辺りが駅待合所として使われていた部分らしいです。

当時の写真を見ますと、本棟とは色調が異なっていていかにも付け足した感がありましたが、今は同色に塗られて一体感があります。


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沢辺駅跡 くりはら田園鉄道 8月27日 2016年

2016-10-26 | Weblog
ホーム終端部、民家との境界辺りに 沢辺駅跡記念碑は建立されています。

沿線中では規模の大きな有人駅で、駅舎、2面3線のホームを持ち列車交換可能駅でありました。

駅廃止後、撤去された駅部材は設計が共通する若柳駅舎再生の為に使われたそうです。



駅前の駐車スペースにオデ君を置き、ホームに出ます。

緩いスロープの先のホームを見ます。

ホームへは駅舎を通って出たのでしょう。

あのフェンスの括れた辺りが駅舎と接していた部分でしょうか。



石越駅方面を見ます。

駅舎に接した下り線単式ホームと上り線は島式ホームであったようです。

廃線跡の風景には珍しい親子連れが遊んでいます。

この頃の子供はお父さん大好きなんでしょうね。

成長するにつれ変わっていくのでしょうが…



細倉マインパーク前駅方面を見ます。

またオデ君が写っています。



上り線ホームは今現在その姿を見ることは出来ません。

廃線時に駅舎と同時に撤去されたのかも知れません。

営業時の写真を見ますと、上り線島式ホームは写真に示すこのスペースに設置されていたのではないでしょうか。

手前に白く見える線が下り線ホームとを結ぶ踏切だったのではないでしょうか。


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大岡駅跡 くりはら田園鉄道 8月27日 2016年

2016-10-26 | Weblog
住宅地の細い道を抜けると線路とその向こうに田園が広がります。

大岡駅は1面1線の駅舎を持たない駅でホーム手前に小さな待合所があったようです。



かつてホームがあった場所は一面雑草に覆われています。

記念碑もその中にポツンと置かれています。

細倉マイン前駅方面を見ると路盤の先に東北自動車道の高架橋が見えます。



石越駅方面を見ますと、東北新幹線高架橋が見えます。



住宅地を抜けた駅ホーム周辺には工場の倉庫、右手には畑と農業倉庫と、人の生活の気配はありません。



もう一度、ホーム跡を歩き細倉マインパーク前方面を見ます。

その先に東北自動車道高架橋が見えます。

大岡駅跡は東北新幹線と東北自動車道との間に挟まれたロケーションです。



オデ君が停車しているところが住宅地を抜けてきた細い道路の突き当たりになります。




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大岡小前駅跡 くりはら田園鉄道 8月27日 2016年

2016-10-25 | Weblog
大岡小学校の前にある駅→大岡小前駅…です。

ドームのようなものが見える建物が多分、その小学校なのでしょうね。

すぐ目の前ではありましたが確かめには行っていません。

赤矢印のところに駅跡の記念碑が見えています。



路盤に沿って用水が流れています。



線路に対して背を向けるように「大岡小前駅跡」の記念碑が建立されています。

駅は1面1線で駅舎は無く、ホーム上に待合所が設置されていました。

Wikiの解説によりますと、第三セクター移行後、地域住民の請願によって開設された最初の駅だったそうです。



道路ガードレールの向こう、石越方面に路盤が続いているのが見えます。



細倉マインパーク前駅方面を見ます。

視界には線路がどこまでも続くように見えています。

実際には次の道路がその路盤を遮っていますが…



レールの終端部には古タイヤのキャップが掛けられています。

路盤と記念碑、その後ろの大岡小学校、そしてオデ君…全部盛りです。

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谷地畑駅跡 くりはら田園鉄道 8月27日 2016年

2016-10-24 | Weblog
県道から住宅地に入った辺りに谷地畑駅跡はありました。

GPSの座標を頼りに住宅地に入っていったのですが、容易に駅跡に近付くことが出来ません。

一旦、県道まで戻って線路の反対側の道路から駅跡へと接近しました。

オデ君を道幅の広い場所に路駐して徒歩で駅跡まで戻ります。



細倉マインパーク駅方面を見ます。

赤矢印の場所に石柱を発見。

路盤を歩いて行きます。



谷地畑駅跡の記念碑はモダーンな住宅の前に建立されています。

1面1線の駅舎を持たない駅で、ホーム上には待合所があったようです。

当時の写真を見ると先の「荒町駅」と同様のデザインだったようです。



石柱の表面には、くりはら田園鉄道共通のデザインと「谷畑地駅跡」と彫られています。



側面には隣駅「大岡小前駅」までの距離。



もう一方の側面には前駅の「若柳駅」までの距離が彫られています。



若柳駅方面を見ます。

フェンスで囲われた範囲にホームがあったのでしょう。

その横は新たな住宅建設の現場で、職人さんたちが働いています。

周りの風景も様変わりしていくことでしょう。


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若柳駅 くりはら田園鉄道 8月27日 2016年

2016-10-20 | Weblog
荒町駅の隣駅は「若柳駅」であります。

沿線16駅中、規模の大きな駅で島式、単式ホーム2面3線の駅でした。

この立派な駅舎は「くりはら田園鉄道」廃止後に解体された「沢辺駅」の構造材を流用して復元されたそうです。

クルマの世界で言う「ニコイチ」というものですね。

そう言われて見ると…窓建具など色調の異なる部分も見られます。(これが沢辺駅の部材かどうかは分かりませんが…)



駅舎入り口庇には格子天井と装飾が施されています。

なかなかお洒落です。

駐車スペースにはオデ君が待っています。



駅舎横には立派な記念碑が建立されています。



くりはら田園鉄道90年の歴史とその功績を称える言葉が添えられています。



くりはら田園鉄道と若柳駅とその街並みをジオサイト地球科学的に説明したパネルも展示されています。

日本語の他、英語、中国語、韓国語 3カ国語で表記されています。

ジオサイトですからインターナショナル?ですね。

栗駒市が取り組む“栗駒山麓塩パーク”は、16のジオサイトからなり、鉄道ファンのみならず、世界中のジオパーク・ファンへ向けて活動を行っているようです。

そのためにこうした多言語のパネルが設置されているのですね。



駐車スペースの辺りから駅構内の様子を見ます。

どうやら到着時間が早すぎて、交通公園となった構内へ入ることが出来ない状態です。



フェンスの辺りから保存車両を眺めます。

展示車両の観賞が目的でしたら開館時間まで待つのが正しいのでしょうが…

全駅を鑑賞して歩きたいオジサンとしては、それまで「待てない」のでした。

気が短いのでしょうか…待つのが嫌いなんです。

なので公共交通機関を使う旅行は苦手です。

「レールファン」とか言いながら、列車に乗るのは嫌いですから変ですよね。



「電鉄」時代の車両も屋根つきのスペースで保管されています。

「ED203」号機 同型の「ED202」号機は細倉マインパーク駅に保存されています。

202号機はペイントの状態もだいぶ“馴染んだ”状態でした。



フェンスの周りをうろうろしていると…

「ん?向こう側からも車両を見ることが出来る…」と気付き、オデ君と移動します。



地元の産物などを販売する施設のスペースにオデ君を駐車して、観賞します。

立派な機関庫もあります。

なかなか設備の整った交通公園のようです。

さて…気の短いオジサンは「あと30分」が待てずに、次駅「谷地畑駅跡」へと移動します。


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くりはら田園鉄道 荒町駅跡 8月27日 2016年

2016-10-20 | Weblog
石越駅からわずか 1.6Km の距離にあった荒町駅跡です。

まさに「田園鉄道」面目躍如の風景の中にあります。

左側は集落があり右側には畑が広がります。

フェンスで囲まれたエリアの先がホームのあった場所なのでしょう。

荒町駅は駅舎の無い島式ホーム上に上屋が設置された駅でした。



フェンスの片隅に設置されている石柱。

共通のデザインの石柱表面には「荒町駅跡」と彫られています。



ホームは撤去されていますが、路盤とレールは残置されています。

レールの端部は廃タイヤでカバーされています。



道路を挟んで石越駅方面にも路盤は続いています。



少し引いて見てみますと、踏切があったところはアスファルトで養生されていて、その境界がはっきり分かります。


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2016年 北海道旅行 出発! まずはくりはら田園鉄道 石越駅へ 8月27日 2016年

2016-10-18 | Weblog
2016年北海道旅行の出発です。

本年は函館のホテルの予約が取れず(*こんなの初めてです!北海道新幹線開業の好影響でしょうか)東北の廃線を見て歩き一日を過ごすことにしました。

写真は「くりはら田園鉄道石越駅跡」に建立されている石柱です。

田園を走る“くりでん”の仄々とした風情を表現している愛の溢れる彫刻だと思います。



早朝4時にはオデ君に乗り込み自宅を出発します。

スタート時のオドメータは 235149Km と表示されています。



8月27日の GPSログ です。

東京~十和田間の走行軌跡ですが、こうして見るとただの“棒”にしか見えません。

赤矢印の部分を拡大して見ますと…



JR石越駅~細倉鉱山駅跡 までの軌跡です。

このように「くりでん」廃線跡をウロウロしていたのが分かります。



GPS はJR石越駅にセットしました。

高速道路をただ一直線に東北へ向かうのに「なぜGPS?」と思われるかも知れません。

ルート・ガイドとしてではなく「ペース・メーカー」として利用しています。

目的地までの距離と到着予想時刻が表示されるので、それを参考に走行ペースの配分目安としています。

また、途中通行止めとか不意のルート変更にも目的地を設定してあれば変化する交通事情にも冷静に対応することが出来るので安全運転の助けともなります。



那須高原SA で休憩とガスチャージを行います。

高速道路では、2時間もしくは200Km 走行で休憩と給油 のペース配分です。

那須高原SAは東京から約200Kmほどの距離ですからちょうど良い位置です。

ここでは雨は上がっていましたが、途中大宮から仙台まではかなりの雨降り区間でありました。

「こんな雨降りで“くりでん”の取材、出来るかなぁ~」と心配になったほどです。



相当雨には降られましたが、無事JR石越駅に到着です。

ありがたいことに、あれほどの雨降りでしたが、ここでは上がっています。

傘無しで取材が出来ます。

JR石越駅は写真で見ていたのとは異なり小奇麗な駅舎になっていました。

正面に掲げられた木板の駅名標が、モダーンな建物とギャップを感じさせます。

旧石越駅の写真を見てもこの駅名標は見当たりません。

駅舎改築を機に新調したのでしょうか。



駅舎内もとても清潔感の漂う好印象な雰囲気です。



入場券を購入します。

駅員さんには「くりでん」のことを訪ねようと話しかけたのですが、話好きの方で鉄道ネタで盛り上がりました。

東京に住んでいると、駅員さんと趣味の話題で話などすることなどありませんものね。

8:55 と印字されています。

東京から440Km、約5時間ほどで到着したことになります。



ホームに出てみます。

ホームから「くりでん」の痕跡など発見出来ないか…歩き回ります。

フレームの錆び具合に比べて、やけに綺麗な駅名標プレートです。



跨線橋があるではないですか…

あれば渡ってみなければなりません。



おや…

内部は木のインテリア?です。

シャキッとした感じで良いですね。



連絡通路はコンクリートが敷かれています。

汚れやゴミなど全く無く、じつに気持ちよく整備されています。



跨線橋を渡る目的の一つ。

高い位置から路盤を俯瞰してみます。

こちらが仙台方面となります。



そしてこちらが青森方面となります。



1番線ホームの先端まで歩いてゆきました。

フェンスの先からホームの痕跡のようなものが確認できました。?

「これが“くりでん”のホームかぁ~」と思ったのですが、それは勘違いで…

実際の路盤は現在駐車スペースとなっている辺りにあったようです。

フェンスの向こうの駐車スペースにオデ君が見えています。



駅前の駐車スペースの一角に冒頭の写真の「くりでん石越駅跡」の石柱があります。

くりでん石越駅はここに駅舎があったようです。

営業時の写真を見ますと、JR石越駅駅舎とはこのスペースを挟んで建っていたようですね。



石柱には「くりはら田園鉄道 石越駅跡」と彫られています。

16駅ある駅跡にはこの石柱が各々建立されています。

裏面には事業清算終了年の「平成二十二年 6月」と彫られています。

決して楽な経営状態ではなかった鉄道会社ですが(*地方鉄道会社で楽な経営状態の会社など無いでしょうが…)、惜しまれながら消えていった「くりでん」…会社解散後に建立されたこの石柱にはどのような想いが込められているのでしょうか。


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またも「お一人様火遊び」 お天気に恵まれた快晴の週末 10月15日 2016年

2016-10-17 | Weblog
なかなか安定した空模様が続きませんが、珍しく晴れマークの週末。

これは「チャンス!」とばかり、ガレージに出掛けてきました。

用意していったのは、主に芝生の除草剤です。

以前はこうした農薬は専門のお店で購入していましたが、今ではアマゾンでも購入することが出来るようになり、大変便利です。

麻袋に入った製品は除草剤とは関係がありません。

こちらは後程、ご紹介します。

「シバゲン」と「MCPP」はこれまでにも使用していますが、「グリーンアージラン」という除草剤は今回初めて購入しました。

「シバゲン」と同じ販売元「石原バイオサイエンス株式会社」の製品です。

また、「ダイン」という展着剤も初めての購入です。

これまでは、個々の製品をそれぞれ散布していました。

「シバゲン」に付いてはそれなりの効果を確認できましたが、それでも「全てに対応」することは出来ず、取り洩らした雑草「ウラジロチチコグサ」など手で除草するのにうんざりし、「何とかならないか…」と、除草剤の「混用」を思い立ちました。

しかし…この「ウラジロチチコグサ」は姿勢が低く芝刈り機の刃に引っ掛からないため刈り取ることが出来ず、また除草剤に対しても耐性があるようで、一筋縄では行かない手強い雑草のようです。

しかし、何とかしなければ…です。

除草剤の散布は早朝の方が好ましく、しかも騒音などが出ないので近所を気にすることも無く、朝イチ(早朝6時~7時頃)の作業にはもってこいです。



次に行った作業は、伐採し裏山?に打ち捨てられた「竹」を処理することです。

そうです、「ロケット・ストーブ」の燃料にしようと目論んでいます。

チェンソーで竹を30㎝位にガンガン切断してゆきます。(7時半頃ですから騒音によるご近所の迷惑も然程ではないのでは…)

小さなチェンソーですので、片手で持って作業します。

本当は、両手で保持して作業するのが基本でしょうが…

林業の方が使うようなフルサイズのチェンソーでは片手でなど扱えるわけもありません。

勿論、フェースガードや皮手袋などの安全装備は欠かせません。

カットした竹をさらに「鉈」で割ってゆき燃料に適したサイズにします。



ここまでの作業でもう汗びっしょりです。

お天気が良いのはありがたいですが、9時頃になると気温も上がってきます。

限の良いところで一休みです。

「もうビール?」と思われますか?

良く見てください。

「ノン・アルコール・ビール」です。

昔はアルコールの入っていないビールなんて何の意味があるんだ?…と思っていましたが、こうした有意義な?使い方があったのです。

咽の渇きと飲みたい気持ちを抑えてくれます。



ロケット・ストーブの燃料を準備できたところで、シャワーで汗を流してから、本日は「カレラ君」とドライブに出掛けます。

これまでお天気に恵まれなかったので、「やりたいこと」「やらなければならないこと」が沢山です。

カレラ君とは東関道を2時間ほど走ってきました。



カレラ君をガレージに戻し、今度はオデ君に飛行機用カメラ機材を積んで、成田空港「十余三東雲の丘」へ向かいます。

勿論、お昼ご飯など食べている暇などありません。

十余三はお昼から「順光」となるので、あえてこの時間から出発です。

晴天の土曜日、多くのファミリーや飛行機愛好写真家さんで賑わっています。

あまり好きな環境ではありませんが、練習ですから仕方ありません。

さて、前回「コクピットの表情を…」などと言っていました。

今回は200-500mmのレンズに 1.7x のテレコンバータを装着しました。

エア・ラインの飛行機なんて…と少々バカにしていましたが、コクピットを狙ったショットはそこだけに気を取られるとなかなか難しいものがありました。

パイロットの顔には光が回っていません。

肩しか写っていません。

それもそうですね…しっかり光が回るようでは眩しくて操縦に支障があるでしょうから。

しかも…飛行機の“飛んでる感”がまるでありません。

やっぱ、“ノーズ・ギア”が写っていないと浮遊感が出ません。



ちょっと「ボヤッ」としているとこのように直ぐに通り過ぎてしまいます。



悔し紛れに「くっそー」と思ってもこんなショットしか撮れません。

私は「連写」って嫌いです。

秒間10コマとか…それなら動画で撮れば?って思ってしまいます。

クルマでいうと“オート・クルーズ”みたいに感じます。

スナイパー・ファンとしては、“One shot One kill ”の境地でモノにしたいです。

もう少し良く考えてから再度チャレンジです。



2時間ほどの写真遊びからガレージに戻ると、もう4時を回っています。

本日の一番のお楽しみ!

ロケット・ストーブの準備です。

先程の「麻袋」の中身です。

これはティンダーウッドというナチュラルの(着火剤)です。

松脂 (まつやに) を多く含む部分だけを切り出したものを製品にしたものだそうです。

新聞紙や割り箸などを使わず、よりナチュラル?に(ワイルドっぽく)着火しようという作戦です。

単に気分だけですけれど。

グローブはその昔、アメリカの「カベラス」あたりから個人輸入で購入したものです。

当時はまだ、ネット通販など無く、Faxオーダーで購入しました。

「ダッジ・オーブン」も全て個人輸入で購入しました。

懐かしいです。



ティンダーウッドはこのように削って使うそうです。

今回は「よりワイルドに…」ということで、ナイフではなく「鉈」で切り出してみました。

鉛筆を削るような要領です。

なかなか良い雰囲気です。

写真のようにこのくらいの量で先程用意した竹材にしっかり着火できました。



竹材は着火しやすく火力もあり「ロケット・ストーブ」の燃料としてはなかなか好適です。

ただ…火力を安定させるのが結構難しいです。

写真のこの状態では、焼き物が「焦げる」どころか「燃えてしまう」でしょうね。

*今度は“本物のビール”ですよ。



お一人様火遊びも気が付けば辺りは暗く、月明かりが眩く光っていました。

ビールもこれで4本目です。

朝6時頃から全開で遊び呆けました。

楽しくて疲れている暇もありません。

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高圧洗浄機 ガレージ・シャッター・BBQコーナーのお掃除 10月9日 2016年

2016-10-13 | Weblog
車庫のガレージ・シャッター…緑色の苔が生えてしまって見苦しくなってきました。(*ずっと前からですけれど…)

高圧洗浄機を出してきて作業準備をします。

泥はねなどで全身が汚れますので、帽子、フェース・ガード、レイン・ウエアー、長靴などの着用は必須です。



土、日曜日は凄い雨降りで外の作業が出来ませんでしたが、日曜日の午後からは雨も上がり青空が見えてきました。

「よし!チャンス」とばかり早速作業開始です。



シャッター掃除は足場が安定しているので作業としては楽です。

低い位置での作業は、しゃがんでやらなければならないので、腰や膝には負担です。

分かり易いように赤矢印の部分から、作業前→作業後 と分けて作業しました。

かなり綺麗になっていることが分かります。

なんだか、テレビショッピングの一場面みたいですね。



作業後の写真です。

ロードス君の車庫も、SL君やカレラ君たちの車庫のシャッターや入り口ドアー、壁など“見えているところ”は皆綺麗になりました。

微妙な表現ですね…そうなんです。

作業をしたのは“見えているところのみ”で、ガレージ裏側は“放置”です。

上辺だけの人間と言われる所以であります。



作業の勢いで、BBQコーナーの煉瓦やテラコッタなどに付着した苔落としも行いました。

作業前の煉瓦の状態です。

こちらはシャッターなどの作業に比べますと、煉瓦の細かい穴に入り込んだ苔を落とすのはそれなりに時間が掛かります。

力仕事ではありませんが、綺麗になるまでに時間が掛かります。



作業後の写真です。

シャッターの時と比べるとその差が分かり辛いです。

煉瓦の目地のモルタル部分を比較して頂くと、よく分かると思います。

囲炉裏ではなく、人形の上に載っているコンクリート天板を見ていただくと、劇的に綺麗になっているのが分かると思います。



さて…清掃作業が終わり着替えてから、「ロケット・ストーブ」の点火準備を始めます。

木材を鉈で割って、燃えやすい燃材にします。

「ロケット・ストーブ」は、ここからでも面白いです。



着火も済んで余裕でビールしています。

「ゴ~オォォ…」って燃焼音を聞きながらビールを飲むのって楽しいです。

ビールは「一番搾り」です。

昔、「キリンさまに一生ついていく…」みたいなことブログで書きました。


千歳のキリン・ビアパークに展示されている “D51”を取材に行った時ですね。


あの時の約束通り、今でもず~っと「一番搾り」です。

この3連休は、ず~っと「お一人様」独り遊びです。

前回の火傷の教訓をしっかり踏まえて、食材を焼く時には「竹串」を使用しました。

学習していますねぇ~



お一人様BBQ…ぼ~っとしながら火を眺める。

「何が楽しいんだ?」と思う方もいるでしょう。

「よく“放し飼い”で遊ばせてくれるなぁ…」と思われるかも知れません。

でも…「誰も構ってくれない」とも言えるんですよ。

いつの間にか辺りは暗くなり、防犯灯の光が芝生の緑を鮮やかに照らします。

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iPod 2002 Model を引っ張り出してみたら… 10月3日 2016年

2016-10-12 | Weblog
iPhone 7 の記事を書いていてふと、apple のデザインが頭を過ぎりました。

アップルの製品を購入したのはこの iPod が初めてでした。(*2002年第2世代)

Windows ユーザーで VAIO 505 好きだったオジサンは、出来ればS社のミュージック・プレーヤーを購入したかったのですが、残念ながら製品としての魅力に乏しく購入には至りませんでした。

そんな時に手にしたのがこの“iPod”でした。

デザインも機能も衝撃的でした。

S社の製品とは全く話にならないくらいの違いを感じました。

iPhone 7 の記事にも書かせていただきましたが、この頃の apple の製品にはデザインに力がありました。

デザインが製品の全てを物語っているのを感じさせました。

今見ても惚れ惚れするくらい素敵なデザインです。



暫く振りに iPod を出してみましたら、写真のような状態になっていました。

バッテリーがパンパンに膨れてパネル部を押し出しています。

ビックリしました。

いま、海外メーカーのアンドロイド・スマートフォンが発火事故で販売中止に追い込まれました。

別にその事故に絡めて記事を書くつもりではありませんでしたが、ゾっとしました。




思い切り膨れ上がっています。

持つのもちょっと怖かったです。

破裂でもされたら大変ですので、用心深いオジサンは、作業用ゴーグルを着用しました。



このバッテリーは、サードパーティー製の交換用をネットで購入したものです。



iPod の“ふた”を開けるためのツールがセットされているものでした。

中のバッテリーは、本来 iPod に装着されていたオリジナル・バッテリーです。

驚いたことに、製品では競合する“ソニー製”のバッテリーが使われていたことに当時驚きました。



製品では競合している間柄でもパーツメーカーとしては普通に取引をしているのですね。

「SONY FUKUSHIMA」という印字が読み取れます。

右の正常な状態が左のようになってしまうなんて…



赤矢印の部分、フロント・パネルのフックは5箇所とも欠損しています。

凄い力で押し出されたのが分かります。



こちらが、正常な状態のフック。

iPhone 7 の記事の準備と同時にこの画像を用意していました。

その時はリチウム・イオン・バッテリーの事故がこんな大事になるとは思っていませんでした。

そう言えば、思い出されるのはボーイング787のバッテリー出火事故です。

あのバッテリーも“リチウム・イオン・バッテリー”でした。

PCメーカー国内・海外数社がノートPC のバッテリーの不具合でリコールしたことがあったと思います。

携帯電話のバッテリーが内部で膨張しケースが閉じなくなるようなこともありました。

リチウム・イオン・バッテリーは製造に非常に高度の技術を要求される製品のようです。

製造過程で電池内部に極僅かな不純物が混入してそれが発火事故の原因となったり、急速充電などの取り扱いが原因の事故もあるようです。

昔は二次電池といえば「ニッカド」と言われるニッケル・カドミウムやニッケル・水素電池を指しましたが、その頃からすると「リチウム・イオン・バッテリー」は夢のような充電池です。

小さくて軽く、出力の大きなこのバッテリーがあっという間に身の回りの製品に使われるようになりました。

充電池特有の“メモリー効果”などもなく扱いやすいのも特徴です。

ユーザーの要求は、「もっと軽く」「もっと小さく」「もっとパワフルに」と、とどまることがありません。

メーカーはその要求に応えるために更なる性能アップに注力します。

そんな中、起こった事故の数々。

いずれこの問題は克服される時が来ると思いますが、それまではユーザーサイドも充電時の取り扱い(夜中や誰も居ない時に充電したまま放置するなど…)に注意する必要があるようです。

いま気になっているのは、ハイブリッド・カーやプラグイン・ハイブリッドに積載されているリチウム・イオン・バッテリーです。

大丈夫なのでしょうか?

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すごいぞ! うちのオデ君 10月10日 2016年

2016-10-11 | Weblog
10月の3連休、千葉のガレージに出掛けていました。

生憎のお天気で、(物凄い雨降りでクルマの外にも出られないほどでした)予定していた作業が出来ず、成田空港へも出掛けられませんでした。

連休最終日の10月10日…晴れの特異日である体育の日ですら関東では透き通るような青空は見ることが出来ませんでした。

残念ですが愚痴を言っても仕方ありません。

先日、オデッセイ・ハイブリッドの試乗記事を書かせていただきました。

「そう言えば…うちのオデ君はどうなの?」と思い立ち、ハイブリッド君と同じようにガレージから東京の自宅まで走ってみました。

写真は自宅近くで給油した時のレシートです。

最初に給油がストップした時の給油量は8リットルでしたが、いつもと同じように「カチ止め」で満タンにし、9.1リットルとなりました。

「マジ?」ビックリしましたね。

北海道とか関西方面とか長距離旅行以外はあまり燃費など測ったことありません。

いつも発表させて頂いている北海道の総合燃費もある区間に限定したものではなく、旅行中全ての走行条件を総合したものです。

で、今回の区間限定燃費でありますが…

千葉のガレージ~東京自宅間 126Km  給油量 9.12リットル  燃費は13.82Km/リットル となりました。

24万キロ走った3.0ℓ V6 過走行車のオデ君、これって凄過ぎませんか?

最近、オデ君の調子が特に良いんです。

「あれ?どうしたんだろう?」って思うほどです。

まだまだオデ君と5000kmクラスの長距離旅行が出来そうです。

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iPhone 7 購入 10月3日 2016年

2016-10-07 | Weblog
iPhone 7 購入しました。

昔のような発売時のバカ騒ぎも見られなくなり、iPhone をはじめスマートフォンは生活必需品の一つとなった感があります。

なぜ今回購入に踏み切ったのか…

前モデル iPhone 6 の発表の時、「ど~しよう…」と迷ったのですが、使用中の iPhone 5S と比較しても「欲しい~」と思わせる魅力的要素が少なく「これで十分」と購入を見送っていました。

それと、偶数のネーミングってあまり好きではありません。

iPhone 4 とか iPhone 6 って語呂が悪いというか、何だか変な気がします。(八つ当たり的ですが…)

それで見送ったというのも少しあります。

では、今回はなぜ?

実は、今回も商品の魅力としては特に購入の決め手となるものはありませんでした。

お財布携帯や生活防水程度ではあまり心は動かされませんし、カメラ性能なんて全然興味ないし…

ただ… iPhone 5S 購入から4年になろうとしている昨今、「何となく買い物したい…」気分でフラフラっと購入してしまいました。

iPhone は「ポケットに入れて持って歩けるブラウザー」としてしか使用していません(電話として使ったことありません)ので、機能的には iPhone 5S でもう十分。

欲を言えば、「もっと軽くて薄ければ…」くらいです。



写真は左から…今回購入した iPhone 7   これまで使っていた iPhone 5S   初めて購入した iPhone 3G です。

あっ、やっぱりみんな奇数のモデルナンバーです。



表面積…ディスプレー・サイズが拡大した分、厚さは随分薄くなっているのが分かります。

iPhone 7 は 3G の半分くらいの厚さしかありませんね。

でも体積的にはあまり変わらない…とも言えそうです。



iPhone 7 は、やっぱデカイですね。

ジーンズのフロント・ポケットに入れて使っていますので、若干邪魔臭いです。

“ダウン・サイジング”がトレンドとなっているクルマ世界とはまだ隔たりがある印象です。

それなら、SE にすれば良いのに…と言われそうですが、そこは「新し物好き」の微妙な気持ちを察して頂きたいです。

それと…つまらないデザインになったなぁ~という気持ちもあります。

デザインが発散する力が弱くなった…というか無くなったというか。

5S のエッジを丸めただけのようなデザイン…



iPhone 5S これくらいが大きさの限度かな…という気がします。

エッジの立ったデザインでシャープさを表しているのでしょうが、手に持った時の“優しさ”というか“フィット感”が損なわれたような気がします。

機械が「オレ様」状態で尖がっているようなデザインです。



初めて出会った iPhone 3G  8年前の製品です。

この頃の apple 製品はデザインが製品の性能・夢を物語っていました。

デザインに力がありました。

今見ると随分小さい製品だったのが分かります。

今の技術ではどうしても“ディスプレー”の大きさに製品が制限されてしまいます。

つまり…手の平サイズで見たいとき、27インチくらいの大きさで動画を見たいとき、それぞれディスプレーを変えなくてはなりません。

ディスプレーというハードにいつも制限を受けている状態です。

オジサンの夢は…その“ディスプレー”というハードから解放され、ホログラムみたいに自分の“見たい大きさ”の自由な空間を手に入れることです。

ハードを持ち歩く必要も無く落としたり紛失したり、バッテリー・アップに怯えることもない、自分の頭の中の空想の世界に映像を投影する…そんな iPhone が欲しいですね。

今流行の「VR」技術もやはりディスプレーに依存します。

頭の中の空間(脳)に映像を直接投影できれば、映画の鑑賞なども、物凄い臨場感でしょうね!

目の不自由な方もモノを見ることが可能になります。

「電話」という概念もなくなっているでしょうね。

NTTの回線とかもう存在しなくて、話したい相手の“脳”に「直接語りかける」ようになっているかもしれません。

オーディオもミュージシャンからオーディエンスの“脳”に楽曲を直接配信されるようになっているのかもです。

病気や事故で声帯を失ったミュージシャンも才能さえあれば活動を続けることが出来ますね。

「そんなバカな…」と言われるかも知れませんが、NTTが「電電公社(*日本電信電話公社)」といい、電話は「黒電話(*回転ダイヤル式電話機)」か「公衆電話」しかなかった時代に、今日の iPhone を想像できた人はそんなに多くはなかったはずです。

今日の apple の製品を見ていると 「夢を語れるリーダー」 「夢を実現する技術者」が居なくなったんだなぁ…と感じます。

有能な技術者は沢山いると思います。

でも、「夢を語れるリーダー」 「夢を実現する技術者」は 稀有な存在。

こんな話、聞いたことがあります。

「ユーザーの夢は技術者の悪夢」だとか。

だから、夢を語れる技術者ってなかなかいないんです。

最初から「そんな“夢見たいなこと”技術的に出来るわけないじゃん!」って言っちゃうからです。

今の技術レベルでモノを考えちゃうから…

apple はそういう「夢を語れるリーダー」を失ったのが痛手ですね。

iPhone を超える、まだ見たこともない夢の製品が提案出来ずにいます。






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