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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■祝福を信じる信仰

2009年11月05日 | Weblog

世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。

 今日のバイブル・メッセージは「祝福を信じる信仰」です。 それでは、聖書の中のヘブル人への手紙6章14節、15節から読んでみましょう。
 
 「わたしは必ずあなたを祝福し、あなたを大いにふやす。」 こうして、アブラハムは、忍耐の末に、約束のものを得ました。

 アブラハムというのは旧約聖書に出てくる人物で、イスラエル民族の父となった人です(※直接にはアブラハムの孫のヤコブの子孫がイスラエル民族)。 アブラハムは昔ウルという町に住んでいました。 父親と一緒にカナンという町に移住し、そこで聖書の神様と出会っています。 旧約聖書の創世記にはその時の様子が描かれていますが、聖書の神様はアブラハムに語りかけてこう言われました。 

 「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。」 (創世記 12章2節)

 アブラハム75歳の時のことでした。 それから月日はあっという間に流れ、アブラハムは跡継ぎ息子もなく100歳を迎えようとしていました。  今もそうであろうとは思いますが、跡継ぎが生まれ子孫が繁栄するということは祝福のしるしです。 しかしアブラハムはその約束を受けながら、なかなかその約束の実を得ることができないでいたのです。 25年、彼はどんな思いで待ち望んでいたことでしょう。 ヘブル人への手紙の著者はアブラハムの例をあげて、「アブラハムは、忍耐の末に、約束のものを得ました。」と語っています。 忍耐も忍耐、25年の忍耐というのは大変な忍耐ですねえ。 

 しかし皆さんの中にも実は何年何十年と忍耐を強いられているというか、解決がつかずにずっと抱え込んでいる課題があったりするのではないでしょうか。 そんな時に神様の祝福は真実であると信じることができたなら、私たちの忍耐ももっと違うものになるかもしれませんね。  

 神はアブラハムに約束を守られました。 神の御計画は決して変わりません。 ですから私たちは我慢に我慢を重ねるということがあっても、忍耐の末に神様が約束してくださった祝福を得ることを学ばなくてはなりません。

 神様を信じましょう。 あなたは祝福を約束されているからです。 

  (PBA制作「世の光」2009.11.5放送でのお話しより)



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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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