世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。
旧約聖書詩篇13篇1節にこんなことばがあります。
「主よ。いつまでですか。」
「いつまでですか。」 人生には時にそのように嘆かざるを得ない苦しみや悲しみがあります。 この詩篇の記者はこの短い箇所で4回もこの嘆きを繰り返しています。 長年に渡る堪え難い苦難が彼を苦しめていたのだと思います。 しかし彼はその絶望的な状況の中でも希望を失うことはありませんでした。 「主よ。いつまでですか。」 彼にはそう呼び掛けることのできる神様がいたのです。 神様の目に一番良い時に神様は自分を助け出してくださる、彼はそのことを確信していました。
私たちは「待つ」ということの大切さを忘れてしまいやすいものです。 あらゆる物や情報がすぐに手に入る時代になりました。 しかしその結果、待つという大切なことを忘れてしまいやすくなったのではないかと思うのです。 困難・苦難に耐えることでしか身につかない大切なものがあります。 そして私たちを深く愛していてくださる神様は時に私たちに待つことを求められます。「いつまでですか」と嘆かざるを得ない苦難の中で大切なことがらを学ぶものでありたいと願います。 「いつまでですか」と嘆かざるを得ない苦しみの中で主である神様に信頼するその幸いに目が開かれていく者でありたいと願うのです。
神様は沈黙しておられ、助けの手を伸ばしてくださらない。 そう感じられる時もあります。 しかしそれでもそこには私たちを愛し養おうとしていてくださる神様の愛と配慮があることを忘れないでいただきたいと思うのです。
「いつまでですか」 そう嘆かざるを得ない苦しみ・悲しみの中であなたは一体何を見つめ、何に希望を置いていらっしゃるでしょうか。 神様を信頼し神様に救いを呼び求める者に神様は必ず応えてくださいます。
どうぞ聖書を開き、「主よ」と呼び掛ける幸いな人生を歩んでください。
( PBA制作「世の光」2009.11.7放送でのお話しより )
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