♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■ただ一度で成し遂げられた

2009年11月26日 | Weblog

世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。 
 今日のバイブル・メッセージは「ただ一度で成し遂げられた」です。 

 それでは聖書の中のヘブル人への手紙7章25節から読んでみましょう。

 「キリストには、まず自分の罪のために、その次に、民の罪のために毎日いけにえをささげる必要はありません。というのは、キリストは自分自身をささげ、ただ一度でこのことを成し遂げられたからです。

 昔ユダヤ人には、毎日犠牲動物を捧げる習慣がありました。 それは人の罪やけがれは血を流す犠牲によって赦されるという考えがあったからです。 実際に神殿では毎日朝夕、子羊が捧げられました。 また安息日つまり土曜日にはさらに二頭の子羊を、月始めには更に十頭の犠牲動物が捧げられました。 そして祭りがある時もたくさんのいけにえが人の罪の赦しのために捧げられたのです。それら公のいけにえに、さらに個人的ないけにえも捧げられました。 ですから神殿では毎日おびただしい数のいけにえが人間の罪の赦しのために捧げられていたのです。 
 紀元70年、ローマ帝国によってエルサレム神殿が破壊されるまでにこうした犠牲の習慣は続けられていました。 ですからユダヤ人には、罪は血によって犠牲を捧げることによって赦されるという考え方が深く染みついていた訳です。 そういうユダヤ人に対してヘブル人への手紙の著者は、言ってみればキリストは全人類の罪の赦しのために永遠に有効なただ一度だけ捧げられたいけにえである、と語るのです。 もうこれっきりの犠牲である。 イエスが十字架で血を流し、御自身を捧げられた以上、どんな犠牲も不要であるという訳です。

 私たちの罪の赦しのために必要なことはイエスが一度だけで完全に成し遂げてくださいました。 これが聖書の語ることです。

 今のあなたにとってイエスの罪の赦しは関係のないことと思われるかもしれません。 しかしもしあなたが何かに失敗して深く罪意識に悩まされた時に、あなたにはどんな解決があるでしょうか。 

 イエスの十字架にこそその解決がある、と聖書は言います。 イエスの十字架は一度限り。 全人類の罪の赦しのために捧げられた尊い犠牲です。 信じればあなたの心にも安らぎが来るのです。 

  (PBA制作「世の光」2009.11.26放送でのお話しより)


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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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