世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。さあ、今日の世の光は、まず皆様からのお便りの紹介です。 秋田県秋田市にお住まいの、せきやさん、女性の方からいただきました。
入院中の父を見舞うため、48歳で運転免許を取りました。特に礼拝の前に父と共に先生の世の光のカセットテープを聞いています。父の魂のためにお祈りください。東京にいる二人の娘たちも親の後を継いで医者の道に進もうとしています。
せきやさん、嬉しいお便り感謝です。これからもまたお祈りします。
さあ、今日の福音の四季のメッセージです。私たちの家の木々のもみじももう散り始め、一風で払い落とされて坊主になってしまうでしょう。寒い冬の訪れも間近です。ところが枯れ果てたかに見える木々にももう若葉が準備され、春になると一斉に緑になるのですねえ。自然界にあらわされる活き活きとした姿です。私も86歳になり、体の機能があれこれ次々に失われてきて少々寂しいことです。老人期の冬がすぐそこに来ています。やはり90歳近くで天に帰られた私の尊敬するA牧師は、芭蕉の「野ざらしを心に風のしむ身かな 」の句を記し、その後に「明日の十より今日の一つ」と書き添えて遺しました。
若い頃は私も「明日の十」に心を燃やしビジョンに燃えたものです。しかし今になってしみじみとA先生の「明日の十より今日の一つ」のことばを噛み締めています。けれどもこの前のお達者仲間の会で、70歳過ぎのN先生は、私に「老人は夢を見る」と聖書のことばを色紙に書いてくださいました。そこで私も年寄りながらも聖書のこのことばで自らを励ましています。
聖書のことば。「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。」コリント人への手紙第二 4章16節のことばです。
それではまた聞いてください。
( PBA制作「世の光」2008.11.19放送でのお話しより )
※ 事情により2006.11.22放送の再放送
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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