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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■人の状態

2008年11月11日 | Weblog
 
 世の光の時間です。 お元気でお過ごしですか、関根弘興(せきね・ひろおき)です。 今日も一日、さわやかに過ごしていきたいですね。

 今月は、聖書中の聖書・万人の聖句と呼ばれている有名な聖書のことばを紹介しています。
 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」 ヨハネの福音書 3章16節

 神様はあなたを愛しています。 これが聖書が伝える素晴らしい一人ひとりへのメッセージです。 でも愛されている私たちの姿・人の状態はどういう状態なのでしょう。 こう書かれていますね。 「御子」---イエス・キリスト---「を信じる者が、ひとりとして滅びることなく」とありますよね。 ということは、人はそのままでは滅びるという状態にあるのだと聖書は教えているんです。

 日本語で「滅びる」と言うと、何だかすべてが無くなってしまうというような、ちょっと怖い印象がありますね。 一体、「滅びる」とはどういう状態のことなのでしょう。 

 その第一は、「失う」という姿なんです。 あなたは自分の人生を喜び満足し歩んでいます? 人生の意味や目的を見い出して歩んでいますか? 滅びの状態とは、そうしたものを失っている状態のことなんです。 

 第二は、「迷う」ということです。 自分はどこから来て、どこへ向かっていったらいいか分からないという状態。 あなたは迷子になったことがありますか? 迷子になると、とても不安ですよねえ。 自分がどこにいるか分からないという不安が襲ってくるんです。 滅びの状態とは、天地を創造された父なる神様から自分勝手に離れてしまっていることから来る心の奥底からの不安というものをもたらすんです。 

 そして第三番目には、「浪費する」という姿です。 自分の人生なんだからどうしようが自分勝手、と思っていませんか? しばらく前に、一人の中学生が缶チューハイ(※焼酎の缶入りソーダ割り)を手に持って教会に来たんです。 彼女はこう言いました。  「どうせ誰からも相手にされないし、自分なんてどうなったっていいんです。」 それはとても悲しいことばですよね。 なげやりな虚しい生き方は、せっかく与えられた人生を十分に生かすどころか浪費していく人生になってしまうんです。 

 そして第四番目には、「破壊する」ということです。 滅びの状態とは破壊の状態。 自分を嫌い、自分を赦せないで、時には自分を傷つけ、人を傷つけ、破壊していくんです。 

 人の姿は、こうした滅びの状態にあると聖書は語っているんです。 でも知ってください。 あなたをこよなく愛してくださる神様は、あなたが滅びの状態にあることを決して願っていないのです。 その状態から救うために御子イエス・キリストをあなたに遣わしてくださったんです。

 (PBA制作「世の光」2008.11.11放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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