お元気でいらっしゃいますか? 世の光の榊原 寛(ひろし)です。
いよいよ2004年も、もう終わろうとしていますね。お忙しくしていらっしゃるでしょうか。この一年間も一所懸命お互いに頑張ってきたと思います。ほんとにお疲れ様、御苦労様でした。心から申し上げることができるような思いが致します。
さて、この年が終わろうとする時に、あなたにお贈りしたい聖書のことば、新約聖書のテサロニケ人への第一の手紙の5章の16節からです。お読みいたします。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」
私の恩師がいつも色紙に書かれることばがこれなんですねえ。「常時喜悦、不断祈祷、万事感謝」こんなふうにして色紙に書いていらっしゃった事を懐かしく思い起こします。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。」これはまあ、お互いの目標でもありますけれども、過ぎ去った日々、いつも喜んでいるっていう訳にはいかなかったぞ。絶えず祈りなさいという訳にもいかなかった。結構つぶやきや文句もあったぞ。すべての事について感謝、冗談じゃない、すべてのことについてどうも文句が多すぎた。そんなようなお互いだったかもしれませんね。
私の教会に以前来ておりました三歳になる、かおりちゃんという女の子がですね、ここの聖書の個所を教会学校の先生に教わってきたんですね。「いつも喜んでいなさい。」という短いフレーズでした。で、お父さんお母さんに、「私、聖書のことばを覚えてきたの。」「言ってごらん。」って彼女が言ったのは、「いつも喜んでいなさい。」と言ったつもりなんですが「いちゅもころんでいなさい。」そんなふうに言って、大笑いをしたんですが、いちいちいちいち今日も頑張るぞと言いながら、今年も頑張るぞと言いながら、何か今年も転んでいなさいじゃありませんけど、転んじゃったよなあ、捻挫をしたよう、骨折だようなんていうような一年であったかもしれません。
けれども、この一年間、そんなことがあったからこそ、来年は神様の祝福をいつもいただくことができるぞ、そんなような年を迎えたいなあと思っています。ですから今あなたがそこにあると言いましょうか、そこにあなたがいらっしゃるということ、いらっしゃるそのことを喜ぶことができたら感謝ですねえ、素晴らしいですねえ。そして今どんな問題に取り囲まれましても、それを神様に向かって祈ることができたら素晴らしいじゃありませんか。そして、この神様が私のことについて、神様の御名のためにすべてを最善にされる、だから神様に感謝しよう!、そんな生き方ができたら素晴らしいと思います。 来年は、そんなふうにして御一緒に頑張っていきたいなあと思います。祝福を祈ります。
(PBA制作「世の光」12/30放送でのお話しより )
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