世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。
今日の世の光、クリスマス・スペシャル。最後の回です。いよいよクリスマス。心より、メリークリスマスと申し上げましょぅ。
さて、イエス・キリストの誕生、クリスマスについていろいろの角度から申し上げてきましたが、生まれたもうたイエス・キリストの今についてお話しをいたしましょう。
伝統的な、教会の信仰告白、使徒信条の中に簡単にイエス・キリストの一代記はこう記されております。「主は聖霊によりて宿り、おとめマリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、よみにくだり、三日めに死人の内よりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり。」
これが生まれたまいし神の独り子、私たちの救い主の、誕生から死とよみがえり、昇天、そして現在の姿です。主イエスは天にのぼり、全能の父なる神の右の座に着き、私たちのために完全な救い主になっておられます。
聖書は言います。「キリストは永遠に存在されるのであって、変わることのない祭司の務めを持っておられます。したがって、ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。キリストはいつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるからです。」
もう一つの面から御紹介しましょう。聖書のヘブル書4章の14節から16節にこう書いてあります。
「さて、私たちのためには、もろもろの天を通られた偉大な大祭司である神の子イエスがおられるのですから、私たちの信仰の告白を堅く保とうではありませんか。私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。ですから、私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。」
この行き届いた神のことばによって今年のクリスマス・スペシャルを締めくくらせていただきます。
それでは、また聞いてください。
( PBA制作「世の光」12/25 放送でのお話しより )
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