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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■インマヌエルと呼ばれる

2004年12月17日 | Weblog
 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみやすお)です。

 あとちょうど一週間経ちますとクリスマスイブです。今日はこれにちなんで、クリスマスに誕生したイエス・キリストのもう一つの名前についてお話しします。

 クリスマスの出来事を書いている新約聖書の最初の書、マタイの福音書1章23節に、その誕生について、こんなふうに書いているんです。
 「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)、というんです。

 イエス・キリストのもう一つの名前、それは、インマヌエルです。その意味は、神様が私たちと共におられる、という意味なんですねえ。

 考えてみますと、大変興味深いことです。普通は人間の方から神様を求めて、拝む場所を作ったり、お願いするために立派な建物や祭壇を作ります。でもそこに神がいる保証はない訳ですけれども、求めていく神様の方から私たちの所に来てくださった、それがキリスト、インマヌエルだ、って言うんです。

 ですからキリストはその33年の生涯、行く先々で「神様があなたがたと共におられるのです!それがわたしです。」と語りました。そして教えただけでなく、実際に悪魔を退け、悪しき霊につかれた人をすべて解放し、すべての病人を癒しました。そして罪を赦し、人生の意味を目的を示しました。ですからこのキリストを知る時に、信じていく時に、その人と共に神がいてくださる、という訳です。

 キリストの弟子パウロは、こんな風にその手紙、ローマ人への手紙の手紙の8章37節に書いています。
 しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。

 私たちもイエス・キリストを知り、信じていくということは、神が共にいてくださる! ですから、インマヌエル、神が共にいてくださる生活、体験をする事ができる、パウロののようにどんな中にあっても圧倒的な勝利者となる事ができる、いやそうさせてくださる神様が共にいてくださる、それがインマヌエル、イエス・キリストなのだと、いうのです。

 この神様が心の中に、生活の中に、仕事の中に、共にいてくださるという経験。このためにキリストがおいでくださったのです。

 ( PBA制作「世の光」12/17 放送でのお話しより )

*****

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。クリスマスのこの時期、日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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