♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して70年、
PBA『世の光』を文字で 

■エマオ村への途上で / 矢木良雄

2022年09月12日 | Weblog

2022/4/11放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしですか? 矢木良雄です。初めまして。

 今週は、キリスト教の暦では受難週と呼ばれる一週間になります。15日の金曜日は、イエス・キリストが十字架につけられたことを記念する「受難日」です。

 今日はまず私の大好きな詩をご紹介したいと思います。島崎光正(みつまさ)さんの有名な『エマオ途上』です。

 エマオ村に向かう 足の重い二人の弟子に よみがえりのイエスは加わった 
 それとは知れず 互いに 話はアネモネの花のように心にはずみ
 蝕まれた丸木橋の上では イエスが一番先に渡り また三人並んで旅を行った。

 アネモネが良いです。アネモネってどんな花か私は知らないのですが、響きがとても温かいです。これは受難週の詩ではなくイースターの詩じゃないですか?と言われそうです。そうなんです。この詩を今日ご紹介したのは、ルカの福音書24章に記されているエマオの途上の場面が詩われているからです。

 エマオの途上は、イエス様の十字架に立ち会い重たい気持ちで自分たちの村に帰ろうとする二人の弟子に、復活されたイエス様が出会うシーンです。

 ルカの福音書には「イエスご自身が近づいて来て、彼らとともに歩き始められた」(ルカ24章15節)とあります。でもエマオの村に向かっていた二人の弟子たちの目がさえぎられていて、それがイエス様だとは分からなかったのです。

 一緒に歩いておられるのがイエス様だと分からない。・・・私たちにもあることです。足の重い二人だったのに、いつの間にか話はアネモネの花のように心にはずむのです。

 十字架は終わりではありません。今週は受難週ですが、それは、イエス・キリストのよみがえりによって新しい世界が始まる、そんな週なのです。エマオの途上が記されているルカの福音書24章は「週の初めの日」から始まります。それは新しい時代が始まった日でもありました。

 私たちにはわからなくても知らないうちにイエス様は私たちと一緒に歩いておられるのです。受難週の一週間、主が一緒に歩いておられる。それを心に留めてスタートしたいと思います。


    ( PBA制作「世の光」 2022.4.11放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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