2022/3/31放送
「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
聖書は「神から私たちへのラブレター」と言われることがあります。私は、「聖書は神から私たちへのプロポーズ」ということもできると思っています。
聖書を何回も読んでいくと、聖書のあちらこちらで神の愛が語られていることに気づくのです。旧約聖書でも、神の愛が語られています。
イザヤ書では、「わたしはあなたを愛している」
ホセア書では、「わたしは・・・愛の絆で彼らを引いてきた」というように私たちへの愛が語られています。
聖書には神の愛への応答のことばも記されています。その一つが、詩篇116篇です。1節、そして18節でこのように語られています。
「私は主を愛している。主は私の声 私の願いを聞いてくださる。」
「私は自分の誓いを主に果たします。」
愛することを「誓いを果たします」と表現しています。神を愛する人は、自分の誓いを果たすのです。
それは結婚式の時の誓いのように、神の愛に応えて神に誓うのです。
キリスト教の結婚式で神に誓います。結婚の誓いはご存知の方も多いと思います。
まず、自分たちの結婚が神の導きであると確信します。そして、自分は神の教えに従って夫または妻の分を果たし、常に伴侶を愛し、敬い、慰め、助けて、変わることなくその健康の時も、病の時も、富める時も、貧しい時も、いのちの日の限り伴侶に対して固く節操を守ることを誓います。
この結婚式の時の誓いから分かるように、神に愛された者は神の愛に応えて、神に全面的に信頼して、どんな時にも神を第一とする人生を歩むことを神に願うのです。
それでは、またお聴きください。
( PBA制作「世の光」 2022.3.31放送でのお話しより )
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