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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■パウロの弁明(その一)この希望の為に / 板倉邦雄

2022年01月21日 | Weblog

2021/7/16放送送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は、「パウロの弁明(その一)この希望の為に」という題でお話ししましょう。

 私たち、苦難の人生に希望がなかったら生きていけないのです。なぜなら希望を抱いていますと喜びになり、失望に終わることはないからです。いよいよパウロのヘロデ・アグリッパ王の前での弁明が始まりました。使徒の働きの26章に入ります。

 「アグリッパ王様。ユダヤ人たちから訴えられているすべてのことに関して今日、あなたの前で弁明することになったのは私の幸せに思うところであります。あなたはユダヤ人のあらゆる慣例や問題を良く知り抜いておられる方ですから、私の申すことを寛大なお心で聞いていただきたいのです。
 さて私は若い時代には初めから自国民の中でまたエルサレムの都で過ごしてまいりました。その頃の私の生活ぶりはユダヤ人がみんなよく知っているところです。私はユダヤ教の最も厳格な分離主義パリサイ派に属し、その教えに従って生活してまいりました。今私は神が私たちの先祖に約束してくださった希望を抱いているために裁判を受けているのです。私たちイスラエルの十二部族は夜昼熱心に神に仕えてその約束を得ようと望んでいるのです。この希望のために私はユダヤ人から訴えられています。神が死人をよみがえらせるということが、あなたがたはどうして信じられないことと思うのでしょうか。」

 さてパウロの弁明の第一は何でしたか? 私はユダヤ人でユダヤの宗教を熱心に信じる者であったこと。 二、ユダヤ人の先祖の信じる神様が約束してくださった希望を抱いて生活してきたこと。第三、その希望は神が死人をよみがらせて下さるという約束でした。この希望のために私は同胞のユダヤ人から訴えられているとパウロは言っているのです。
 ところで私たちがこの困難な人生で希望をしっかりと心に抱いてまいりますと、そこに喜びが生まれてくるのです。

 聖書のことばです。
 「望みを抱いて喜び、苦難に耐え、ひたすら祈りなさい。」
         ローマ人への手紙12章12節

  (PBA制作「世の光」2021.7.16放送でのお話より )


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