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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■教会の情熱があなたに / 大嶋重徳

2022年01月24日 | Weblog

2021.7.19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。今年(※2021年)はラジオ番組「世の光」を放送している太平洋放送協会の創立70周年となります。

 「世の光」はその翌年1952年8月、北日本放送で最初の放送がされました。当初の番組タイトルは「暗き世の光」。宣教師のメッセージを日本語に訳し、当時の学生に読んでもらったというのが最初の番組だったようです。70年近くにわたっての長寿番組はなかなかありません。NHKの紅白歌合戦のラジオ放送が同じく今年70周年だそうです。また、長寿番組として有名なテレビ番組の「徹子の部屋」でも45年です。戦後間もなくの日本で、当時最先端のメディアであったラジオを用いて聖書のことばを伝えたいという日本のキリスト教会の情熱が詰まった番組が開始したのです。

 今年はコロナ渦にあり、なかなか日本全国をお訪ねすることが叶いません。しかしそれまでは「世の光」のリスナーの方々との集まりが開催され、私も全国各地を訪問させていただきました。会場となっている教会の入り口の前で少し迷っているようなお顔で教会を覗き込んでおられる方がおられました。「どうされましたか?」とお声をかけると、「今朝、ラジオ『世の光』を聴いていると、その集まりが自分の家の近所であるとわかったのでここまできたのです。入っていいのでしょうか。」「もちろん大歓迎です!」とお迎えしました。

 岩手では電波が家の中までなかなか届かずに外に出てようやく電波を捕まえて「世の光」を聴いて下さる方や、岐阜のりんご農家の方がりんごへの手入れをしながら「世の光」を聴いて下さったり、その方は集いにたくさんのリンゴを持って訪ねてきてくださいました。

 一番驚いたのは愛知県で、同じ大学で同じ学生寮にいた近藤君が、ある教会の前に貼ってある私の顔写真入りのポスターを見て、見たことある顔だなと思って近寄ると「大嶋じゃないか」と。そして数日後の教会の集まりに後輩たちも連れて教会の集会に来てくれたことがありました。その教会の皆さんも大変喜んで彼らを迎えてくださいました。

 この放送は地域の教会の情熱で作られている番組です。ぜひぜひ皆さんもお近くのキリスト教会をお訪ねください。ラジオを聴いてクリスチャンになられた方がたくさんおられます。また今の最新メディアのSNSやインターネット配信を通じても聖書のことばをお届けしようとしています。今後ともラジオ「世の光」を皆さんお聴きいただけたらと願っています。

     ( PBA制作「世の光」2021.7.19放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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