♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して70年、
PBA『世の光』を文字で 

■谷間に咲く百合 / 菊地百合子

2022年01月10日 | Weblog

2021.7.5放送

 世の光の時間です。お元気でしょうか。私は夫と山形ホーリネス教会で牧師をしている菊地百合子といいます。今週一週間どうぞよろしくお願いします。

 私は大阪で生まれ育ち、赤ん坊の時から日曜日には教会に行っていました。それは、父が「世の光」のラジオ放送を聴き、聖書通信講座でイエス・キリストを信じる決心をしていたからでした。これから、父が洗礼を受けて五十年を記念して発行した「一羽のすずめ」という自伝からお話しをしていきたいと思っています。

 私が小学生の時、ある人に「百合ちゃんはブラック・リリー、今度来る嫁は同じ名前だけどホワイト・リリー」と言われました。もうすぐ白百合のような綺麗なお嫁さんが来ることが嬉しくてたまらないという様子でした。私は日焼けして色黒だったのでブラック・リリーと呼んだのでしょう。

 けれどもそのことばを聞いて、私は比べられて悲しく心が暗くなり、家に帰って父に話しました。すると父は、「百合子の百合は、谷間の百合だ」と言いました。谷間の百合は誰にも気づかれないようにそっと咲く花で、山道を歩く旅人がその香りに誘われてふと目をやると美しく咲いていて、疲れた旅人を癒やし励ます花だと答えてくれました。私はこのことばを聞いてとてもうれしくなり、父のイメージするような人になりたいと思ったのを今でも時々思い出すことがあります。

 私たちは誰のことばを聞くか、どんなことばを信じるかによって、心も生き方も大きく変わるように思います。私はこの時、父の語ってくれたことばを信じました。

 神様は私たちの外見を見て黒いとか白いとかと評価をされません。私たちの心を見てくださいます。

  聖書のことばを紹介します。
 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」イザヤ書43章4節

 神様は今日も私たちに語っておられます。「わたしはあなたを愛している。」 ラジオをお聴きの皆様の上に神様の平安がありますように。聖書に書かれていることばを信じて、今日もお元気でお過ごしください。

      (PBA制作「世の光」2021.7.5放送でのお話しより)
 ***

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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