2019/10/25放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
イエス様がベタニヤのシモンという人の家に行った時のことでした。この村に住むマリヤが大変高価なナルドの香油の壷を割り、イエス様に注ぎ始めたんです(参照 ヨハネの福音書12章3節)。するとその香りは家中に広がり、麗しい光景となっていきました。マリヤは無駄を厭わずに、イエス様に精一杯の愛をささげました。イエス様は「世界中のどこでも福音が宣べ伝えられる所ならこの人のしたことも語られてこの人の記念となるでしょう。」と賞賛なさったんですねえ(参照 マタイの福音書26章13節、 マルコの福音書14章9 節)。
イエス様の愛は、今私たち一人一人に注がれていますが、私たちはそのイエス様の愛を受けてそして愛に生きるものとされているのです。マリヤがナルドの香油を注いだ時、イエス様は「この女は自分のできることをしたのです。」と言われました。みな同じことなどできません。皆がマリヤのまねをしてナルドの香油を注ぐ必要はありません。でも一人一人が自分のできることを通してイエス様への愛と心からの感謝と賛美を溢れさせていく、これはとても大切だと思うんですねえ。互いに競い合ったり比べ合ったりする必要などありません。自分にできないことをやろうとすると、結局できない自分に落ち込むだけです。できることはできる、できないことはできない、と言える正直さは必要です。大言壮語する必要もないし、無理に頑張る必要もありません。見栄を張ることも不要です。主の助けを得ながら、与えられたそれぞれの場所で、自分にできる方法で、心からの感謝と賛美をイエス様にささげていくのです。そこに豊かな芳しい香りが満ち溢れてきます。
結核を病み29歳の若さでこの世を去ったクリスチャンの詩人・八木重吉という人がいます。彼の詩の中で『仕事』というものがあります。紹介しましょう。
『 仕 事 』
信じること キリストの名を呼ぶこと
人を赦し、できる限り愛すること
それを私の一番良い仕事としたい。
このような詩なんですねえ。
イエス様の最後の一週間は周りの冷たく暗い陰謀と策略によって十字架への道を進んで行かれるというものでした。しかしそのような中にあって、ナルドの香油の出来事は麗しい香りを放っています。私たち皆違いますが、自分のできるナルドの香油をイエス様にささげながら歩んでいきたいですね。
(PBA制作「世の光」2019.10.25放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
イエス様がベタニヤのシモンという人の家に行った時のことでした。この村に住むマリヤが大変高価なナルドの香油の壷を割り、イエス様に注ぎ始めたんです(参照 ヨハネの福音書12章3節)。するとその香りは家中に広がり、麗しい光景となっていきました。マリヤは無駄を厭わずに、イエス様に精一杯の愛をささげました。イエス様は「世界中のどこでも福音が宣べ伝えられる所ならこの人のしたことも語られてこの人の記念となるでしょう。」と賞賛なさったんですねえ(参照 マタイの福音書26章13節、 マルコの福音書14章9 節)。
イエス様の愛は、今私たち一人一人に注がれていますが、私たちはそのイエス様の愛を受けてそして愛に生きるものとされているのです。マリヤがナルドの香油を注いだ時、イエス様は「この女は自分のできることをしたのです。」と言われました。みな同じことなどできません。皆がマリヤのまねをしてナルドの香油を注ぐ必要はありません。でも一人一人が自分のできることを通してイエス様への愛と心からの感謝と賛美を溢れさせていく、これはとても大切だと思うんですねえ。互いに競い合ったり比べ合ったりする必要などありません。自分にできないことをやろうとすると、結局できない自分に落ち込むだけです。できることはできる、できないことはできない、と言える正直さは必要です。大言壮語する必要もないし、無理に頑張る必要もありません。見栄を張ることも不要です。主の助けを得ながら、与えられたそれぞれの場所で、自分にできる方法で、心からの感謝と賛美をイエス様にささげていくのです。そこに豊かな芳しい香りが満ち溢れてきます。
結核を病み29歳の若さでこの世を去ったクリスチャンの詩人・八木重吉という人がいます。彼の詩の中で『仕事』というものがあります。紹介しましょう。
『 仕 事 』
信じること キリストの名を呼ぶこと
人を赦し、できる限り愛すること
それを私の一番良い仕事としたい。
このような詩なんですねえ。
イエス様の最後の一週間は周りの冷たく暗い陰謀と策略によって十字架への道を進んで行かれるというものでした。しかしそのような中にあって、ナルドの香油の出来事は麗しい香りを放っています。私たち皆違いますが、自分のできるナルドの香油をイエス様にささげながら歩んでいきたいですね。
(PBA制作「世の光」2019.10.25放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。