♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■あなた方は世の光です / 福井 誠

2019年12月25日 | Weblog
2019/12/18放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。

 継続は力なり。聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われていくものがあるものです。今日も聖書を開いてまいりましょう。ピリピ人への手紙2章13節から16節 「あなた方は世の光です」と題してメッセージをお伝えいたします。
 「 神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。すべてのことを、不平を言わずに、疑わずに行いなさい。それは、あなたがたが、非難されるところのない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代のただ中にあって傷のない神の子どもとなり、いのちのことばをしっかり握り、彼らの間で世の光として輝くためです。そうすれば、私は自分の努力したことが無駄ではなく、労苦したことも無駄でなかったことを、キリストの日に誇ることができます。
 
 先週はヨハネの福音書のエピソードから、キリストが光であることを教えられましたね。世に光をもたらすために来られたキリストを仰ぐときに、人生には希望があることを教えられました。確かに世の中には希望のないことは多いものです。何が希望がないかと言えば、上に立つ人が自分のことしか考えないときですねえ。あまつさえ自分の立場を守るために人を利用し、もて遊び、平気で悪を働き、そしらぬふりをしている。そんなことがまかり通っている社会には希望はありません。このような時代に生きていると、人の顔色ばかり見て、少しでも火の粉がかからないように、そして少しでも自分にとってはいい思いができるようにと上目使いで生きるしかないように思えてきますね。そして本当に何が良いことなのかもわからないような人生を生きる羽目にもなるものです。今の時代もイエスの時代も同じようなものであっただろうと私は思います。

 しかし、聖書を開いて毎日読んでいると、そうじゃない、そのようないい加減で腐ったような人生に染まっていく必要はないのだ。たとえ真面目だ等とバカにされても誠実で直ぐな心で生きることが大事なのだなあ、と思わされるものですね。世の光であるキリストを見るときに、自らも光の子として歩む勇気をいただくことができます。

 では良き一週を祈ります。

 (PBA制作「世の光」2019.12.18放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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