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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■日本初の女性記者であり教育者 羽仁もと子 / 岩井基雄

2019年09月30日 | Weblog
2019/8/26放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
 第四週月曜日の今日は日本初の女性記者であり教育者、羽仁もと子について学んでみましょう。

 羽仁もと子は明治6年、青森の八戸で生まれます。16歳で上京し、東京府立第一高等女学校に入学しますが、心の内に渇きを覚え、キリスト教会に通い始めます。そして聖書が語る神様の愛を知り、罪を認め、キリストを信じ、洗礼を受けるのです。教師を目指し女子高等師範を受験しますが不合格。『女学雑誌』の熱心な読者もと子はその編集長で明治女学校の校長岩本善治の計らいで明治女学校へ入学。『女学雑誌』の校正を手伝い、雑誌づくりの基礎を学びます。二度目の夏休み、八戸に帰ると彼女はそのまま教員となります。そして恋愛し、結婚へと導かれるのです。自分の生き方を求めつつもさまよう葛藤が見てとれますね。

 その結婚は半年で破綻し、もと子は本当に自分の無力を痛感した半年であったと書き残しています。再度上京して報知新聞の校正の職を得、実力が認められて記者となり、日本初の女性ジャーナリストとなります。そして自らが苦しんだ経験をもとに家庭生活の大切さを訴え、聖書が語る神様の愛を基盤とした思想家として力を発揮していきます。職場で知り合った羽仁吉一(よしかず)と28歳で再婚。30歳で雑誌『家庭之友』の創刊に関わり、その後、夫婦で出版していた雑誌(※『家庭女学講義』)を『婦人之友』へと改題し、主婦や家庭の方向性を示唆して行きました。

 48歳の時、もと子は読者の声の愛の教育を目指し、東京旧目白(※西池袋)に自由学園を創立します。その名称は新約聖書に由来するものでした(※「真理はあなたたがたを自由にします」(ヨハネによる福音書 8:32))。自由学園は神様の愛に基づき自労自治(※毎日の生活を生徒自身が責任を持って行う)の生活を通じ、少人数の教育を行なっています。彼女の墓標には「思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ」と刻まれました。

 イエス・キリストはこう語ります。
 
 あなたがたはわたしのことばにとどまるなら本当に私の弟子当たったわ信じ主に新規はあなたがたを自由にします新約聖書様の福音書30日
 「あなたがたは、わたしのことばにとどまるなら、本当にわたしの弟子です。
あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。

  新約聖書 ヨハネの福音書 8章31節、32節

(PBA制作「世の光」 2019.8.26放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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