goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■心配するな② / 関根弘興

2018年08月17日 | Weblog
2018/7/13放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

イエス・キリストがお語りになったことばを最初に紹介しましょう。
 新約聖書 マタイの福音書6章34節 

 「ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。
   明日のことは明日が心配します。
   苦労はその日その日に十分あります。

               (新改訳2017)
 
 イエス・キリストは、明日のことは心配するな、とお語りになりました。でも私たちはいろいろな事に心配し、たくさんの思い煩いを抱えて悩み苦しんでしまうことがよくありますね。イエス様はそんな一人ひとりに、「空の鳥をみなさい。野のゆりを見てご覧なさい。」とお語りになったんです。身の回りにある自然の一つ一つの営みを観察して、ようく考えてご覧なさい、と言われたんですねえ。

 私の友人が海外青年協力隊の隊員としてケニアに行きました。しばらくして手紙が届いたんです。そこにはこう書かれていました。「ある日、仕事中にふと空を見上げてみました。青い空そして白い月がありました。夜空の月でさえろくに見たこともなかったのに、月がこんなに美しいとは知りませんでした。イエス様は「空の鳥を見なさい。」とも、「ゆりの花のことを考えてみなさい。」ともおっしゃいました。よく見れば、なるほど花一つとってもソロモン王の栄華よりも優っていると例えられているほどの美しさです。野の花、鳥たち、そして一羽の雀さえもこれほど良くしてくださる方が、まして私たちにどれだけの思いを懸けていてくださるのかを恩知らずにも今まで気付いていなかったような気がしました。そして本当に何も恐れることや心配することなどないのだと思いました。

 こんな手紙だったんですね。私たちは自分自身や目の前の問題を見ては心配したり悩んだりすることは多いんですが、目をあげて空の鳥や野の花を見回してみませんか? 偉大な神様がおられることを思い起こすことができます。そしてこの神様が「心配するな」とおっしゃるんですから安心でありませんか。

 今日、窓上から聞こえる鳥の声に耳を傾けてみませんか? 野の花を見てその小さな花の美しさに思いを寄せてみませんか? そして神様が私の人生も大切に育んでいること信じ一日をスタートして行きましょう。

  (PBA制作「世の光」2018.7.13放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする