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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神は、慰めてくださいます / 福井 誠

2018年04月11日 | Weblog
2018/3/7放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「神は、慰めてくださいます」です。コリント人への手紙第二 1章4節から読んでみましょう。

 「 神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。それで私たちも、自分たちが神から受ける慰めによって、あらゆる苦しみの中にある人たちを慰めることができます。」(新改訳2017)

パウロはこの手紙を宛てたコリントの教会に実は四つの手紙を書いていますね。今日聖書に収録されているのはその内二つにすぎません。後の二つは紛失してしまったのでしょう、聖書には収録されていません。そしてこの手紙が書かれた背景にはパウロとコリントの教会の衝突があったとされています。コリントの教会は道徳的な意味のみならず教会運営上の事柄についても様々な形で混乱しており、解決を必要としていました。そこでパウロが介入した所、パウロに反発する人々が現れ、ますます事態が難しくなったのです。そこでパウロは自ら訪問したり、同労者を派遣したり、手紙を書いたりして、教会の問題解決に努力し続けました。そしてパウロの努力は実を結び、コリントの教会は道徳的にも礼拝や教会運営上の事柄についても秩序を取り戻していくことになります。

 そしてこの手紙はパウロとコリント教会が和解ムードになった時に最後の手紙として書かれたものです。パウロがその手紙の最初に書いていることは、パウロ自身の神様に対する確信、「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。」でした。

 実際パウロはコリントの教会と破局的な状況になった時に、その時の心情が実に惨めで悲しく絶望的な思いにあったかを語っています。けれどもそんなパウロを神は慰め励まし立たせてくださったのですね。

 神は私たちの大いなる助けて導き手です。その神様の慰めの豊かさを味わい知る時に、私たちはいかなるときにも諦めずに物事に当たる大切さを覚えさせられます。そして同時にその経験をもって多くの人々を慰め励ますことができます。私たち自身が神の力に助けられてこそ、私たちは人の助けとなることができるのです。

(PBA制作「世の光」2018.3.7放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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