♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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■ヨセフという議員 / 板倉邦雄

2018年04月17日 | Weblog
2018/3/13放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「ヨセフという議員」(という題で)、イエスの埋葬についてお話ししましょう。

亡くなった人の埋葬の儀式がいかに大変であるかは私たちは経験的に理解できますねえ。精神的にも経済的にも遺族の方には負担がかかります。ところで、十字架刑という極刑になった犯罪人は一般にどのように埋葬されたのかと言いますと、土に穴を掘り、その穴の中に死体を埋めて終わりです。イエス様も十字架刑でしたので、そのような運命になる予定でした。エルサレムの都に墓を所有していませんでした。しかしここにヨセフという国会議員がいました。ヨセフは善良で正しい人でした。この人はユダヤの町アリマタヤの出身で、神の国を待ち望んでいた敬虔な人でした。ですから彼はイエスを死刑にした議会の議決や行動には賛成していなかったのです。

 この人が何と総督ピラトの所へ出向いて、イエス様のご遺体の引き取り方を願いでました。国会議員ヨセフの申し出に、ピラトは許可を出しました。イエス様のご遺体を白い亜麻布に包みました。そしてまだ誰も葬られていない岩を掘って作った自分の墓に収めたのです。ヨセフの新しい墓に埋葬されることを知ったガリラヤから一緒にイエス様と来た女性たちは悲しみの中でとても喜びました。そして埋葬の墓までついて行き、そのイエス様のお墓を見届けました。そしてエルサレムへ帰って、香料と香油とを用意し、墓に再び来る準備をしました。

 勇気あるヨセフの行動に慰めと励ましを受けますね。ヨセフは自分がキリストを信じる信仰者であることを告白しました。心で信じている人はいつの日か口と行動に於いて信仰を表すのです。「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。」(ローマ10章10節 新改訳2017)と聖書にあります。もう一つは死者を丁寧に埋葬することがどんなに大事なことであるかをヨセフは私たちに示してくれています。更に、私たちの深い悲しみの中にも喜びが隠されているということではないでしょうか。

  (PBA制作「世の光」2018.3.13放送でのお話より )

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