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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主がわたしの手を / 関根弘興

2017年11月24日 | Weblog
2017/10/20放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
  
私の大好きな讃美歌の中に「主が私の手を取ってくださいます。どうして怖がったり逃げたりするでしょう。優しい主の手にすべてを任せて旅ができるとは何たる恵みでしょう。」(聖歌651番/新聖歌474番 『主がわたしの手を』)こういう歌詞のある讃美歌があります。これからの生涯、いつも神様が私の手をしっかりと握って導いてくださるという、とてもすてきな讃美歌です。

 この讃美歌の中にとても大切なことばがあります。それは「主が私の手を取ってくださいます。」という一文です。私たちは信仰ということを考えるとき、自分が一生懸命神様の手を握らなければならないと考えているそんな時があります。でも人生にはそういう様々な出来事の中で自分の手が離れそうになってしまうこと、こういうことが何度もありますよね。でも信仰のイメージをどうぞ変えてください。それは私の手が離れそうになっても、主の手は私の腕をしっかり握っていてくださっている。そういうことです。

 イエス様はこう約束されました。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」(ヘブル 13章5節) このように約束してくださいました。「決してあなたを離れず」と約束されているんですねえ。イエス様を信じ生きることは生涯切り離されることのない永遠の御腕があなたを支えているということでもあるんです。

 新約聖書のマルコの福音書の中にエリコの町外れにバルテマイという目の不自由な人が道に座っていたことが書かれています。彼はイエス様が来られた時、「イエスさま。私をあわれんでください。救ってください。」(ルカ 18章38節)と叫び続けました。バルテマイはイエ様の愛と力を信じ、叫び求めていきました。するとイエス様はこの人を見えるようにしてくださったんです。そして道に座っていたバルテマイでしたがイエス様の行かれるところについていった。つまりイエス様と行動を共にしていったっていうんですねえ。彼はイエス様の御そばに人生の居場所を見いだすことのできた一人となっていきました。

 このバルテマイのことは新約聖書のマルコの福音書やルカの福音書に記され、世界中の多くの人々がバルテマイの「イエスさま。私をあわれんでください。」という勇気ある信仰の叫びとそれがもたらす祝福を知ることになったんです。一人の人物のイエス様への心からの正直な叫びが多くの祝福の源ともなっていくんですね。

 (PBA制作「世の光」2017.10.20放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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