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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■御名もただ一つになる / 福井 誠

2017年11月08日 | Weblog
2017/10/4放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「御名もただ一つになる」です。ゼカリヤ書14章9節を読んでみましょう。

 「主は地のすべての王となられる。
  その日には、主はただひとり、御名もただ一つとなる。


  ゼカリヤ書最後は、エルサレムに対する神の裁きが語られていますね。しかしどうもこの箇所を読んでいると、当時の時代には当てはまりにくい内容があるような気がします。それは当時の時代を越えた、私たちの時代にも関わるメッセージがあるからなのでしょう。つまりこの箇所は、世界の終わりという意味での終末的に、あるいは未来に起こることとして読んでいく必要もある箇所です。具体的にはエゼキエル書や黙示録など、同じように神を信じる者の未来について語っている箇所と合わせながら理解していくべきところですね。

 そこで、この箇所のメッセージを単純に要約すると、将来、神を信じる者たちは苦しめられることがあっても苦しみに捨ておかれることはない。神は常に私たちと共におられ、神の不思議な介入によりその苦難から救われる、というのです。

 世界の終わりが来る時には、いよいよ聖書の神の支配が明らかになって、神の栄光が現され、苦難の中にある信仰者に与えられる祝福は、更に地上のあらゆる人を祝福することになる、と言います。

 しばしば世界の終わりには怖いイメージがありますねえ。悲惨な破壊が起こり、すべてが無に帰すようなイメージがあります。しかし聖書はそんなイメージではなくて神の主権が認められること、ただ唯一まことの神だけが認められて、その神のもとに皆がひれ伏し、神の栄光をたたえる時が実現する。それはもはや敵も味方も無く、完全な一致と調和と平和が実現する時である、と明るい秩序あるイメージを描いています。

 大事な点ですね。世界の終わりは破壊ではなく、まことの神ただ御一人が明らかにされて、すべての民族国民が一つにされる祝福の時です。やがて人類はこの神の前に立ち、神がこの世のすべての帳尻を合わせられるその時を喜びます。その神の祝福を受ける時に向かって、ふさわしい歩みをさせていただきたいものです。
 
(PBA制作「世の光」2017.10.4放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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