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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■成就するイエスのことば / 羽鳥頼和

2017年11月11日 | Weblog
2017/10/7放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
 新約聖書ヨハネの福音書18章32節をお読みします。
これは、ご自分がどのような死に方をされるのかを示して話されたイエスのことばが成就するためであった。」(参照 ヨハネ 12章33節)

 このことばは、ある出来事によってイエスが言っておられたことが実現することになったことを教えています。イエスの言っておられることとは、自分がすべての人を救うために殺されなければならない、ということでした。

 イエスが殺されることになった状況とはこのようなことでした。ユダヤ人の指導者たちがイエスを殺そうと考えました。多くの人々がイエスの所に集まるのを見て、彼らはイエスを妬み、殺そうとしたのです。

 その当時、ユダヤはローマ帝国に支配されていて、ユダヤ人に人を死刑にする権限は与えられていませんでした。ですから彼らは自分たちの一存でイエスを殺すことはできなかったのです。そこで彼らはローマの総督ピラトにイエスを告訴しました。ピラトはイエスが無実であり死刑にあたるようなことは何もしていないと判断し、イエスを釈放しようとしました。ところがユダヤ人指導者たちはピラトの言うことを聞かず、イエスを死刑にするように強引に要求し続けます。人の思惑が交差しながらも、理不尽で邪悪な考えが実現しようとしていました。

 しかし聖書はそのような状況で、「 これは、ご自分がどのような死に方をされるのかを示して話されたイエスのことばが成就するためであった。」と教えているのです。

 人々は自分の考えで行動しました。神のことなど考えていません。そして悪意が実現して行きます。悪が勝ち誇っている状況の中で驚くべきことに、イエス・キリストの十字架による神の救いが成し遂げられる、と聖書は教えています。キリストはすべての人を救うためにすべての罪を負って身代わりとなって十字架で死なれたのです。イエス・キリストの十字架こそ私たちの救いです。

 明日は日曜日です。イエス・キリストの十字架による救いを受けるために、お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。
 
(PBA制作「世の光」 2017.10.7放送でのお話より )
 
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が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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