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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■悔い改めにふさわしい実 / 福井 誠

2017年11月15日 | Weblog
2017/10/11放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「悔い改めにふさわしい実」です。マタイの福音書3章8節を読んでみましょう。
それなら、悔い改めにふさわしい実を結びなさい。

 ヘロデ王は一国の支配者でした。しかしその支配者の運命も神の道に握られているとされているように、全ての人は神の支配の中に生きています。しかしそんな事実を意識して生きている人は少ないものですね。「神様」と口にすることはあっても、実際の人生は神様とは全く無縁、神様とは全く関係なしに生きていることが多いのです。

 この福音書を書いたマタイはイエスのことばを引用して言いました。
 「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」(マタイ 3章2節)

 神にお会いするその時がいよいよ近づいているのだから、これまで神を認めないで生きてきた人がいるならその心を変えて神を認め、神の御心を覚えて歩むようにしなさい、と言います。悔い改めの勧めは神を覚えた生活をしていく。神を意識した考え方、行動をしていことを意味していますね。

 当時のユダヤ人は「われわれの父はアブラハムだ」(マタイ 3章9節)とアブラハムの子孫であることを誇りにして生きていました。けれどもそんな民族意識でごまかしてはいけません、と言います。今日で言えば、有名な教会のメンバーである、大きな教会に通っている、あるいはクリスチャンの家庭に生まれている、そんな考え方でごまかしてはいけませんということですね。しっかり個人的に神様の存在を認めて神様の御心に従う、神様に結びついた歩みをしなさい、という訳です。

 神を信じるというのは教会に所属する、いやキリスト信者になる以上のことです。それはまさに神のいのちと神の力に生きることです。

 これまで話してきた旧約の預言者たちも、まさに人生には神の力が働く事を語ってきていましたね。イザヤは神の霊が注がれるときに、「荒野が果樹園となり、果樹園が森とみなされる」(イザヤ書 32章15節)ようになると語っています。エゼキエルは率直に、神は「新しい心を与え、・・・新しい霊を授ける。」(エゼキエル書 36章26節) 「すべての汚れから救」(エゼキエル書 36章29節)う、と語ります。
 
 神は私たちの人生に素晴らしい力と祝福を与えてくださるお方です。しっかりと神を認め、神のいのち、そしてみ教えに従う歩みをさせていただきたいものですね。
 
(PBA制作「世の光」2017.10.11放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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