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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■その恵みはとこしえまで / 羽鳥頼和

2017年11月04日 | Weblog
2017/9/30放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今日は旧約聖書の詩篇136篇からお話しします。

 この詩篇では、「その恵みはとこしえまで」というフレーズが26回も繰り返されています。最初の三節を呼んでみましょう。

 主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。
 神の神であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。
 主の主であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。


 この詩篇は礼拝で最初の部分と繰り返されるフレーズを別々の人々が賛美したのだと思われます。つまり誰かが「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。」と賛美すると、他の人がそれに応えて「その恵みはとこしえまで。」と賛美するのです。

 続いてこの賛美は、神の御わざつまり神のなさったことを思い出し、「その恵みはとこしえまで。」と歌います。神のなされたこととはこのようなことでした。神は全ての者をご自身の優れた知恵をもって造られた。神はイスラエルの民をエジプトから救い出された。神は荒野の四十年の旅の間、イスラエルの民を守り導かれた。神は民を約束の地に導きそこを相続地として与えてくださった。

 そして続いてこのように歌います。
 主は私たちが卑しめられたとき、私たちを御心に留められた。その恵みはとこしえまで。(23節)
 主は私たちを敵から救い出された。その恵みはとこしえまで。(24節)

 これはイスラエルの国がバビロンによって滅ぼされたことと、神によって国が復興できたことを歌っています。

 そして最後に、
 天の神に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。(26節)
 と神に感謝しています。

 この詩篇は、「その恵みはとこしえまで」と神を賛美して、天地万物を創造した神の御わざも人を救う神の御わざもとこしえであると歌います。神は私たちにも恵みを与えてくださいます。

 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」 2017.9.30放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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