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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■最後の晩餐 / 板倉邦雄

2017年11月21日 | Weblog
2017/10/17放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 今日は「最後の晩餐」という題でお話ししましょう。
 親しい人との別れの時、仲間と一緒に夕食などをしますね。イエス様もこの地上での最後の晩餐を弟子たちと共にすることを切に願ったのです。

 さてイエス様は食卓に着かれ、こう言われたのです。「わたしは苦しみを受ける前にあなたがたとこの過ぎ越しの食事をしようと切に望んでいました。あなたがたに言っておきますが、神の国で過ぎ越しが成就する時までは、わたしは二度とこの過ぎ越しの食事をすることはありません。」(参照 ルカの福音書22章15節、16節)

 「過ぎ越しの食事」とはイスラエルの民がエジプトでの奴隷から自由になった記念すべき祭の食事です。子羊が屠られてその血を玄関の鴨居に塗りました。主なる神様が血で塗られた家を過ぎ越されたからこの祭りが始まりました。

 「苦しみを受ける前に」とは、これからイエス様は苦難の十字架を背負うことになります。そして十字架の上で体は裂かれ、尊い血潮を流して死ぬことになります。「これからわたしが過ぎ越しの子羊となります。」と語っているのです。神の国に生まれ神の国に入るための条件は、神の子羊であるイエス様の血潮が必要なのです。このイエス様の十字架の血潮を信じ、イエス様の十字架の元に隠れる人・家族に神の怒りの審判は過ぎ越されるのです。「血を流すことなしに罪の赦しはありません。」「主イエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます。」と使徒の働きの16章の31節にあります。

 「神の国で過ぎ越しが成就する時まではわたしは二度とこの過ぎ越しの食事をすることはありません。」 イエス様を信じて従う人たちは神の国で、やがてイエス様と過ぎ越しの食事をする時が来るようです。

 それはいつの日、いつの時でしょうか。使徒パウロという伝道者はこのように語りました。「だから、あなたがたは、このパンを食し、この杯を飲むごとに、それによって、主がこられる時に至るまで、主の死を告げ知らせるのである。」 
               第一コリント人への手紙 11章26節 (口語訳)

 主イエス様がこの世にもう一度来られる時、私たちは神の国でイエス様と食卓につくのです。

   (PBA制作「世の光」2017.10.17放送でのお話より )

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