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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■人生の指針 / 岩井基雄

2017年11月06日 | Weblog
2017/1002放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 第一週の月曜日は詩篇から学んでいますが、今日は詩篇の104篇の後半から、人生の指針について考えてみましょう。

 あなたはどのような人生の指針また価値感を持っていらっしゃいますか? また、一つのことを神様に願うとしたら何を願われるでしょうか。今日の詩篇の作者は何を求めているのでしょうねえ。早速お読みします。

私は生きているかぎり、主に歌い、
   いのちのあるかぎり、私の神にほめ歌を歌いましょう。
  私の心の思いが神のみこころにかないますように。
   私自身は、主を喜びましょう。

          旧約聖書詩篇104篇33節、34節

 この詩篇の作者は、いのちのある限り神に向かって賛美をささげげたい、と願います。神を賛美する大切さは今までも学んできました。すべてを創造された神様を心から賛美する時、私たちは神の愛に生かされ、自分の存在の意味を知り、苦難を乗り越えていく喜びが与えられていくのです。

 この詩篇には更に深い求めが歌われています。「私の心の思いが神のみこころにかないますように。私自身は、主を喜びましょう。」というのです。私たちはともすれば自分の願いが叶えられることを求め、もし叶えられるならば喜ぶというのが私たちですが、この作者は物事ではなく神御自身の喜び、自分の心が神の御心と一つになることを求めているのです。自分中心の人生をあとにして、神を中心にし、神の真実や愛に沿うよう自分が変えられること求めているのですね。自分は変わらずに周りの人や状況を変えて欲しいと求める心とは真逆ですね。自分を後にし、神と周りの人々を優先し、真理と愛に誠実に生きる人生は他の方からも信頼され喜ばれます。自分を中心にせず神を中心にする生き方こそ本物の喜びと輝きを受けていくことができるのです。

 この詩篇の最後に、作者はこう歌っています。
 「わがたましいよ。主をほめたたえよ。ハレルヤ。

 神の御心を求める神中心の人生は、喜びと祝福に満ちた人生へと変わるのです。あなたも神の愛と真実に人生の指針を定めて歩み始めて行きませんか?

   PBA制作「世の光」2017.10.2放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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