goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■天の御国が近づいた / 福井 誠

2017年11月22日 | Weblog
2017/10/18放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「天の御国が近づいた」です。マタイの福音書10章7節を読んでみましょう。
行って、『天の御国が近づいた。』と宣べ伝えなさい。

 今日の箇所でイエスは12弟子を呼び寄せて、神のことばを伝える宣教の働きへと遣わしていますねえ。基本的に彼らの宣教は、同胞のユダヤ人に悔い改めをもたらすことを目的としていました。つまり、神を知りながら神と無関係に歩んでいる人々に、神を認めて神の御心に生きることを勧めていく働きに遣わされているのです。

 この宣教の働きには幾つかの特徴があります。まずそれは基本的にイエスの働きを継承し拡大するものでした。クリスチャンの宣教も同じです。宣教はイエスの働きの継承・拡大であり、人々に神の存在を認めさせて神の支配に立ち帰らせていくためのものです。神様の素晴らしさ、神様のいのち、神様の力を証しする働きですね。

 また、「あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」(マタイ 10章8節)と言われるように、宣教は無償でなされるべき性質の働きです。使徒パウロも、「私が福音を宣べ伝えても、それは私の誇りにはなりません。そのことは、私がどうしても、しなければならないことだからです。もし福音を宣べ伝えなかったら、私はわざわいだ。」(1コリント 9章16節)と語りました。福音宣教の働きは何の見返りを期待することもなく、ただで与えていことを特徴とするものです。

 更に福音宣教の働きは、ただ働きではなく、主が備えてくださるものに信頼しながら進めていく働きです。「働く者が食べ物を与えられるのは当然だから」(マタイ 10章10節)とイエスは語ります。神の働きであるなら神が備えてくださらないはずが無いという訳です。

 そして最後に、宣教は父の働きの拡大ですから、主であるイエスが受けた同じ不評を受けることも覚悟しなければなりません。弟子と師の心は一体です。イエスの弟子になるというのなら、その旗印を明らかにすることもあるでしょう。神様はあなたにもこの福音宣教の働きを託されることがあります。その働きの機会が与えられたなら、そこには神様の祝福があるのですから、ぜひ喜んで受けて、その祝福を味わっていきたいものですね。

(PBA制作「世の光」2017.10.18放送でのお話より )

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする