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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■確信を持って生きる 1 /関根弘興

2015年07月06日 | Weblog
2015/7/6放送


 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。 新約聖書
からお読みいたします。

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 さて、突然ですが、あなたに一つのお尋ねをしたいと思うんですねえ。あなたはあなたであることをほんとに喜んでいらっしゃいますか? いやー、難しい質問だなああー、そう思われるかもしれませんね。それではもう一つ。あなたはあなたであることに確信を持って生きていますか?。 うーん、これはもっと難しいなあ、そう思われるかもしれませんねえ。

 ご存知ですか? こんにゃく人生っていうのがあるんですよ。こんにゃくのように柔らかな身体を持っているという意味ではありません。これはですね、人から何かを言われると簡単にそちらになびいてしまう。何か言われとまたこちらになびいてしまう。こちらにくにゃくにゃ、あちらにくにゃくにゃって感じで芯の通っていない不安定な生き方な訳です。

 私たちが本当に人生に確信をもって生きようとするならば、どうしても必要なことがあるんです。それはどういうことかと言いますと、信をもって生きている存在との人格的な関わりということなんですね。

 例えば子どもが宿題をやっていたとしましょう。子どもは答えを書いたんですけども、どうも自信が無いのです。でも親が子どもと一緒に勉強して、「その答え合ってるよ。良くできたねえ。」と一言言ってくれたら、子どもは自分の答案に自信を持つことができますよね。しかし算数の問題であるならば公式に当てはめて答えを出すことは簡単です。正しいか間違っているかすぐに分りますよね。でも人生はなかなかそうはいきません。ですからあなたと一緒に歩み、そしてこれが人生なんだよ、これが人としてあるべき姿なんですよ、と示してくれる存在がいるなら、それは大きな人生の助けとなるはずですし、自信にもつながるはずです。

 ある時、イエス・ キリストは収税所、税金を取り立てている場所ですね、そこに座っているマタイという人を見ました。そしてこう言われたのです。「わたしについて来なさい。わたしの生活そのものをあなたに見せてあげよう。わたしの生活をよくご覧なさい。そしてわたしと行動を共にしよう。」(マタイ 9章9節参照)と告げられたのです。彼はその招きについていきました。このイエス・キリストというお方の中には今までお金や物では得ることのできなかった真実を彼は感じたのでしょう。

 聖書は私たちに、イエス・キリストこそ真の救い主であり、この方は決してあなたを裏切る方ではない、ことを記しています。「わたしは道であり真理であり、いのち」( ヨハネ 14章6節参照)と言われるイエス・キリストがあなたを招いています。確信をもって生きるために、この方との関わりはどうしても必要なんですね。

 (PBA制作「世の光」2015.7.6放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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